麻婆豆腐に使う豆腐の種類はどっち?崩れない下ごしらえ方法も紹介!

麻婆豆腐の豆腐は、いつも木綿と絹どっちの種類を使用していますか?普段何気なく食べている麻婆豆腐ですが、どっちの種類の豆腐を使うかによって食感が変わったり、上手な下ごしらえの方法が変わってきたりします。ここでは、美味しい麻婆豆腐を作る上で大切な湯通しの方法や、簡単で絶品なレシピを紹介していきます。ぜひ、コツを身につけて家庭でも美味しい麻婆豆腐を作ってみてはいかがでしょうか?

麻婆豆腐に使う豆腐の種類はどっち?崩れない下ごしらえ方法も紹介!のイメージ

目次

  1. 1麻婆豆腐にはどっちの豆腐を使ったら良いか教えて!
  2. 2麻婆豆腐に使う豆腐はどっちの種類が良い?
  3. 3麻婆豆腐を作るときの豆腐の下ごしらえ方法
  4. 4麻婆豆腐の本格美味しいレシピ集
  5. 5麻婆豆腐に使う豆腐は自分好みに使い分けてOK

麻婆豆腐にはどっちの豆腐を使ったら良いか教えて!

家庭でも簡単に作れて美味しい料理の1つに、麻婆豆腐があります。豆腐とひき肉、そしてとろっとした餡がかかった麻婆豆腐は、大人から子どもまで人気のメニューです。この麻婆豆腐に使う豆腐、みなさんは木綿豆腐と絹豆腐どっちの種類を使っていますか?あまり気にしたことのないという方もいるかもしれませんが、ここでは麻婆豆腐を作るときにどっちの種類の豆腐を使ったらいいのかについて紹介していきます。

麻婆豆腐に使う豆腐はどっちの種類が良い?

木綿豆腐と絹豆腐、どっちの種類が麻婆豆腐に適しているのでしょうか?木綿豆腐は包丁で切っても割としっかりしており、型崩れしにくいのが特徴です。それに対して絹豆腐は、手で触るだけでもホロッと崩れてしまう、扱いに気を遣うタイプ種類です。どっちの種類の方が、より麻婆豆腐として美味しく味わうことができるのでしょうか?

絹ごし豆腐は喉ごしつるん

絹ごし豆腐は、とてもデリケートな食材で、箸で持っただけで簡単に崩れてしまいます。しかし、小さなお子さんや歯の弱い方にもおすすめの食材で、たとえ歯がなくても口の中で噛むことができます。麻婆豆腐の餡にからめてスプーンで食べれば、安心して美味しく食べることができ、家族みんなで楽しむことができるでしょう。

その反面、箸でつかみにくいので、食べづらく苦手という方もいるかもしれません。絹ごし豆腐は、崩れてもいい料理のみに向いている食材と言えるでしょう。麻婆豆腐であれば、餡にからめて美味しく食べられるので、問題ありません。

木綿豆腐は食べ応えあり

それに比べて、木綿豆腐はしっかりとした食べ応えがあるので、「食べた!」という感覚があります。崩れにくいので、下ごしらえも簡単で扱いやすいです。汁ものから炒め物、煮物と何でも便利なので、冷蔵庫に1つ常備しておくといいでしょう。しっかり食べ応えを楽しみたい方には、迷わず木綿豆腐をおすすめします。

麻婆豆腐を作るときの豆腐の下ごしらえ方法

ここでは、麻婆豆腐を作る際の豆腐の下ごしらえについて紹介します。普段何気なく行っている下ごしらえですが、きちんと行うことで、いつもの麻婆豆腐がより美味しく味わうことができるようになるのです。ぜひこの機会に、上手な下ごしらえ方法を知って、普段のお料理に役立ててみませんか?

豆腐をカットしよう

麻婆豆腐に使う豆腐は、サイコロ状に切るといいです。大きさは、一口大が目安です。絹ごし豆腐については、包丁で切ると崩れやすいので、手で崩しながら切るのもいいでしょう。木綿豆腐については、大きさが均一になるようにカットします。

絹ごし豆腐の湯通しには塩を加えよう

絹ごし豆腐を湯通しする際には、塩を加えることをおすすめします。豆腐を料理に使う場合、「水切り」といって水気を切ってから使用する場合が多いのですが、麻婆豆腐に使う場合には湯通しをするようにするといいです。湯通しのやり方は、沸騰したお湯に塩を少し入れたところに、豆腐を入れて軽く茹でます。こうすることにより、味が決まるようになり、豆腐が崩れにくくもなる効果があります。

湯通しは、ちょっと手間がかかるものですが、きちんと行うことで、麻婆豆腐が出来上がったときに、いつもより味がしまって美味しくなります。時間に余裕がある時には、ぜひ湯通しもきちんと行うように心掛けてみてください。また、絹ごし豆腐を使う場合、調味料と合わせてとろみをつけるときは、鍋を回すようにして、混ぜないようにしましょう。豆腐自体を混ぜると、崩れてしまう可能性が高いです。

木綿豆腐は湯通したらしっかり煮込もう

木綿豆腐については、湯通ししたあと、麻婆豆腐の調味料としっかり煮込むようにします。こうすることにより、木綿豆腐の中まで味がしっかりしみ込み、噛んだ時に大豆っぽさがなくなります。この、しっかり煮込むのがポイントなので、ちょっと時間をかけて中まで味が入るようにしてみましょう。これだけでも、いつもの麻婆豆腐がぐんと美味しくなります。

ポイントとしては、通常の水分量の2倍の水を入れ、その水が半分になるまで強火で煮込むようにします。そうすることにより、味が中にしっかり入り、濃厚な麻婆豆腐を味わうことができます。

豆腐はレンジでも下ごしらえできる

麻婆豆腐を作りたいけれど、下ごしらえなんて面倒くさいという方には、電子レンジを使うのがおすすめです。豆腐の下ごしらえは、電子レンジでも可能なので、時短をしたい時などは活用してみてください。用意するものは、キッチンペーパーです。豆腐を2重にしたキッチンペーパーで包み、ラップをかけずに3分電子レンジで加熱するだけで、あっという間に下ごしらえが完成します。

この方法なら、火を使わずお鍋も必要ありません。自宅のコンロが1つしかない方や、他の料理を同時並行で使っている場合にも簡単にできて便利です。困ったときは、ぜひ電子レンジで下ごしらえを行ってみてください。忙しい主婦の方にもおすすめの方法です。

麻婆豆腐の本格美味しいレシピ集

ここでは、麻婆豆腐の美味しいレシピを紹介していきます。基本の麻婆豆腐から、ちょっとアレンジしたものまで紹介しますので、いろいろ作ってみてあなたのお気に入りのレシピを見つけてみてはいかがでしょうか?どれも簡単で本格的に作れるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

コクとうまみが絡み合う「基本の麻婆豆腐」

まずは、基本の麻婆豆腐の紹介です。湯通しした絹ごし豆腐を一口大に切ります。フライパンに油小さじ1を入れ火にかけ、すりおろした生姜少々と豆板醤大さじ1を入れてから弱火にします。ふつふつして香ばしい香りに変わってきたら、ひき肉を100g加えてさらに炒めてください。ひき肉は、ヘルシーにしたければ鶏むね肉を選び、しっかり濃厚な味を楽しみたい場合には豚ひき肉を選ぶようにしましょう。

ひき肉にしっかり火が通ったら、お酢を小さじ1加えます。こうすることにより、麻婆豆腐が出来上がった時にコクのある味わいに仕上がります。さらに、醤油大さじ1と味噌小さじ1、砂糖小さじ2ぶんの1を加えて全体になじませ、鶏がらスープの素小さじ4ぶんの1と酒大さじ1、水を2ぶんの1カップ加えて煮立てます。煮立ったら、みじん切りや小口切りにしたネギと切っておいた豆腐を加えてさらに煮込んでください。

豆腐が崩れない程度に優しく全体を混ぜ、味が均一になるようにしたら、5分ほどさらに煮込みます。最後に火をとめて、水溶き片栗粉を混ぜてとろみをつければ完成です。ひき肉のうまみが、とろっとした餡にからんでご飯が進む1品の出来上がりです。この麻婆豆腐と、ほかほかご飯があればもう何もおかずがいらないくらい、しっかりとした美味しいおかずです。

大人も子供も美味しく食べられる「四川風麻婆豆腐」

麻婆豆腐は、辛くて苦手だという方もいるでしょう。そこで、辛くない麻婆豆腐を紹介します。四川風麻婆豆腐は、小さな子どもでも美味しく食べられるレシピです。ぜひ、小さなお子さんがいる家庭では、この四川風麻婆豆腐を作って家族みんなで楽しんでみてはいかがでしょうか?

作り方を紹介します。まず、豆腐を湯通ししておきます。フライパンを熱し、そこのすりおろした生姜とニンニクを入れて香りがでるまで炒めてください。そこへひき肉100gを加え、火が通るまで熱します。さらにみじん切りにしたネギを加えて炒めます。味噌大さじ1と醤油大さじ2ぶんの1、酒大さじ1、中華スープの素大さじ2と片栗粉大さじ2、そして水300ccをよく溶いたものを加えて、味がなじむように混ぜ合わせます。

フライパンの中にとろみができてきたら、湯通ししておいた豆腐を加えて、さらに数分煮込めば、美味しい四川風麻婆豆腐の出来上がりです。出来上がった麻婆豆腐に、ごま油をたらしても美味しく食べられます。大人から子どもまで、みんなで美味しく食べられる1品です。ぜひ家族が集まる日の夕食の献立にしてみてはいかがでしょうか?

辛いのが好きな方には「究極の激辛麻婆豆腐」

麻婆豆腐をとにかく激辛で食べたい、という方にはこちらのレシピがおすすめです。赤味噌を使い、見た目もとても辛そうな麻婆豆腐は、激辛好きにはたまらないことでしょう。いつも食べる麻婆豆腐では、全然辛さが足りないと感じているあなたは、こちらのレシピを試してみてはいかがでしょうか?

まずはじめに、ニンニクと生姜を1片ずつ用意し、それぞれみじん切りにして用意しておきます。そして、豆腐はあらかじめ湯通ししておきましょう。フライパンにごま油を入れ、ニンニクと生姜を炒め、香りが出てきたら豚ひき肉200gを加えしっかりと炒めます。このレシピは、豚肉をとにかくしっかり炒めるのがコツです。

そこへ、紹興酒50ccと水200cc、醤油小さじ2とオイスターソース大さじ2、みりん大さじ1と1/2と砂糖小さじ2そしてウェイパーを小さじ1/4加え、強火でぐつぐつと3分ほど煮込みます。火を弱めて、水で溶いた片栗粉を入れダマにならないように全体を混ぜ合わせます。そうしたら、湯通ししておいた豆腐2丁を加えて大きく混ぜ合わせるように味を絡ませ、最後にごま油をぐるっと回しかけたら完成です。

とても辛い麻婆豆腐は、ご飯の上にのせても食欲が進む味です。夏の暑い日にも、あえて食べたい麻婆豆腐でしょう。激辛大好きだという方にぜひ試していただきたい麻婆豆腐のレシピです。

時間がなくてもパパっと作れる「お手軽簡単麻婆豆腐」

忙しくて時間がないけれど、家できちんと食事を作りたい!と考えている方におすすめなのが、このお手軽簡単麻婆豆腐です。とにかくパパっと作れるので、急いで夕飯を作らなければならないときにとても便利です。いつも冷蔵庫には食材を用意しておけば、帰りが遅くなってしまった時でも安心のレシピになります。いつも忙しい主婦の方、一度作ってみてはいかがでしょうか?

まずフライパンにごま油を多めに入れ、熱します。その中にみじん切りにしたニンニクと生姜をそれぞれ2片ずつ加え、豚ひき肉を加えてお肉にしっかり火が通るまで加熱します。次に、具材に水をかぶる程度に入れ、オイスターソース大さじ1と鶏がらスープの素大さじ2を加えて煮込みます。豆腐を1丁用意し、一口大に切ってフライパンに入れて数分ぐつぐつと煮込んでから、水溶き片栗粉でとろみをつければ完成です。

お手軽レシピなので、湯通しはしなくても大丈夫ですが、もし時間があれば豆腐の湯通しもするとよりいいでしょう。材料も少なく、そしてパッと作れる麻婆豆腐ですので、忙しいときに重宝しそうです。ぜひこちらのレシピも試してみてはいかがでしょうか?

ニラが絶品!な「ニラたっぷりやみつき麻婆豆腐」

麻婆豆腐に加える野菜として、ニラをつかったレシピがあります。あまりニラを使って作ったことがない方も多いと思いますが、実は麻婆豆腐とニラの相性はとてもいいのです。健康食材、ニラをつかっていつもの麻婆豆腐をより栄養価アップさせてみませんか?

まず最初に、豆腐を水切りしておきましょう。次にごま油をひいたフライパンに、みじん切りにしたニンニクと生姜1片ずつ加え、小口切りにしたネギを入れ熱します。ネギが好きな方はいっぱい入れると美味しいでしょう。ニンニクが香ばしくなったら豆板醤小さじ1を加え、鶏ひき肉100gも加えてしっかり炒めます。

一度火を止めてから、オイスターソース大さじ1と豆鼓醤大さじ1、鶏ガラスープ小さじ1と醤油小さじ1、そしてお好みでナンプラーを少し加えて良く混ぜてください。しっかり混ぜ合わさったら、水200mlを加えて再び火にかけ、あらかじめ水切りしておいた豆腐を食べやすい大きさに切って加えます。ぐつぐつと煮立ってきたら、小口切りにしたニラ1束を加えて豆腐が崩れないように優しく混ぜます。

最後火を止めて、水溶き片栗粉でとろみをつければ完成です。ニラを1束たっぷり使った麻婆豆腐は、ヘルシーで栄養も高い1品です。ニラが安いときに作ってみるのもいいでしょう。ニラには疲労回復効果があり、免疫力向上にも一役買ってくれる頼もしい食材です。最近疲れやすいなという時や、風邪をひきたくない冬におすすめなので、麻婆豆腐に加えて美味しく食べてみてください。

ニラには独特の風味があり、苦手だと感じている方もいるかもしれません。しかし、麻婆豆腐に加えることで食べやすくなり、ニラ嫌いなお子さんも食べてくれるようになるかもしれません。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

Thumb麻婆豆腐レシピの中から本格的料理を解説!山椒を使った四川風も紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

麻婆豆腐に使う豆腐は自分好みに使い分けてOK

絹ごし豆腐はつるんとした食感、木綿豆腐は食べごたえのある食感の豆腐です。どっちの種類の豆腐もそれぞれ美味しいので、使う時はお好みのものをチョイスしてください。どっちの種類を使うにしても、ちょっとした下ごしらえで味が染みやすく、決まるようになるので、面倒だと思わずぜひやってみましょう。どっちの種類の豆腐を使っても、麻婆豆腐は美味しくできます。ぜひ、美味しい麻婆豆腐を作ってみてください。

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