島根の名物を一挙紹介!名物料理やお菓子などおすすめグルメ29選!

島根へ観光と言えば、誰もがすぐ思い浮かべるのは出雲大社でしょうか?でも、神々がつどうご縁の国、島根の魅力は出雲大社だけに留まるものではありません。夕陽の絶景スポットとして名高い宍道湖や、世界遺産にも登録されている石見銀山と言った観光地の他に、島根にはたくさんの地産グルメ、名物料理が大変豊かに揃っています。本記事では、島根観光で味わえる島根の名物料理や、島根土産にもぴったりのお菓子など、たくさんのグルメ情報を特集しています。魅力あふれる島根の名物を一挙公開、おすすめグルメ29選をお楽しみください。

島根の名物を一挙紹介!名物料理やお菓子などおすすめグルメ29選!のイメージ

目次

  1. 1島根で名物料理も観光も楽しみたい!
  2. 2島根は名物料理が豊富?
  3. 3島根の名物グルメを紹介!
  4. 4島根の名物にお菓子が多い理由は?
  5. 5島根の名物料理を楽しもう!

島根で名物料理も観光も楽しみたい!

美味しいご当地グルメを楽しむのも旅の醍醐味だと思いませんか?全国的に有名な出雲大社や石見銀山、足立美術館など、島根まで旅行に来たらぜひ、観光地だけではなくて島根グルメも存分に楽しんで帰りましょう!実は島根県は意外に知られていませんが、魅力的な名物料理や、島根特産のお菓子がたくさん集まる街でもあります。

本記事ではそんな島根の名物料理や、島根特産お菓子、グルメ情報を紹介しています。島根旅行へ行く前の予習に「島根名物おすすめ29選」をチェックして、ぜひ人気の島根グルメ、島根土産を味わってみましょう!

島根は名物料理が豊富?

実は島根は食べ物が美味しい場所

全国的にはまだ認知度は高くはありませんが、実は島根県は食材が豊富で、食べ物がとても美味しい地方です。日本三大そばのひとつである出雲そばに、しじみ汁、薬膳料理に、どじょう料理なども、島根ご当地グルメです。また、島根は山陰地方の一県で日本海に面していますから、当然ながら新鮮な魚介類が豊富にとれ、島根の名物料理に多く採用されています。

歴史ある老舗が多いのも特徴

そして、神々が旧暦10月に集う出雲大社のある島根は、数多くの史跡がある地方でもあります。そのため、飲食店においても歴史ある老舗が多いのが島根県の特徴です。例えば、島根の名物料理、出雲そばの有名店「羽根屋」は江戸時代末期に創業された老舗のそば屋で、今もなお旅人たちに慕われています。また、島根名産のお菓子も、松江を中心に老舗和菓子店が多く集まり、古くから島根を訪れる人々に愛されてきました。

島根の名物グルメを紹介!

それでは、ここからは島根の名物グルメを一挙公開、29選を紹介していきます。現地でしか食べられない島根の名物料理や、島根の老舗和菓子店の繊細なお菓子、お土産に喜ばれる日持ちのするお菓子など多数特集しています。ぜひ島根を訪れる前に島根の名物グルメをチェックしてみてください。

外れなしのブランド牛!しまね和牛

山陰が誇る最高級の黒毛和牛が「しまね和牛」です。全国的に有名な松坂牛とも同じ但馬牛をルーツにもつ黒毛和牛ですが、しまね和牛の旨味の特徴は特に赤身にあると言われています。上質な甘みと、肉の奥深い風味は、外れなしの島根名物食材です。ぜひ現地で食べてみたい食材のひとつです。

日本三大そばを食べてみよう「出雲そば」

日本三大そばのひとつ「出雲そば」もまた、島根の名物料理では外せません。出雲大社の参道近辺には多くの老舗そば屋が軒を連ねます。出雲大社の参拝ついでに、朱色の丸い漆器を重ねていただくスタイルの出雲そばをいただけば、旅情豊かな気分になれるでしょう。

ぜんざい発祥の地「出雲ぜんざい」

島根はぜんざい発祥の地と言われています。旧暦10月の「神在祭(かみありさい)」でふるまわれた「神在餅(じんざいもち)」がその起源なのだそうです。出雲大社の近くには出雲ぜんざいを食べられる茶店が多く集まっています。ほっこり一息つきたいときに食べてみてはいかがでしょうか?

香ばしさがたまらない「焼きさば」

島根県雲南市でソウルフードとして昔から親しまれているのが、「焼きさば」です。サバを丸ごと串刺しにして焼き上げた焼きさばは、香ばしい匂いが食欲をそそる一品です。雲南市の鮮魚店で売られている焼きサバは、国内産のサバは脂少な目であっさりと、ノルウェー産のサバはジューシーな味わいで、観光ついでに購入していく人も多いそうです。

島根を代表する果物といえば「デラウェア」

ブドウは島根を代表する果物です。なかでもデラウエアという品種は、50年以上も前から出雲の砂丘地や益田の丘陵地など鳥取県内各地で栽培されており、甘みが強く外観もまた美しいことで有名です。島根県のデラウェアは粒の大きさが普通のデラウェアと比べ大き目で、瑞々しくとてもおいしいです。

和三盆のやさしい甘さ「一力堂の姫小袖」

古くは松江藩以外で売ることを禁じられていた、島根松江藩のお留め菓子が「一力堂の姫小袖」です。やさしい甘さの和三盆と上品な餡がマッチした美しい打菓子で、口に入れればほろりと崩れ、落雁の繊細な味わいが楽しめます。創業250年の松江の老舗和菓子店一力堂で購入できます。

ふっくら求肥がもっちりおいしい「彩雲堂の若草」

松江藩で主に1月から4月、春のお茶席にて特に好まれていたというお菓子が「彩雲堂の若草」です。ふっくらとした求肥に、和三盆を使った薄緑の寒梅粉のそぼろをまとい、目にも美しい和菓子です。上質のくちどけと、もっちりとした弾力を楽しめる島根松江の自慢のお菓子を食べてみませんか?

しっとり餡子がおいしい津和野銘菓「山田竹風軒本店の源氏巻」

江戸時代、島根県の津和野藩主に愛された銘菓が「源氏巻」です。しっとりした漉し餡が香ばしいカステラ生地に平たく巻かれ、しっとり一体感あるおいしさが特徴です。明治18年から創業している山田竹風軒本店では、津和野銘菓源氏巻を手焼き体験できるサービスもあります。旅の思い出に立ち寄ってはいかがですか?

刻んだ具をすくう楽しさ「うずめ飯」

うずめ飯は島根県津和野のご当地グルメのひとつで、一見するとお茶漬けのように見える料理です。ご飯の下に小さく刻んだ野菜や豆腐などの具がうずめられ、ダシをかけご飯をすくっていくと隠れていた具が次々現れるという楽しい料理です。津和野各地の料理屋では、さまざまな具のうずめ飯が注文できます。

安来節を聞きながら食べたい「安来のどじょう料理」

島根県安来市は日本屈指のどじょう養殖地としてその名を馳せています。安来市にある「安来節演芸館」では、併設された「どじょう亭」という食事処で「どじょうすくい」で有名な安来節を聞きながら、どじょうを使った安来丼や柳川鍋、どじょうのかき揚げなど、さまざまなドジョウ料理を食べることができます。

島根が誇る深海の赤い宝石「のどぐろ」

とろけるような白身と深い旨味が特徴の深海魚「ノドグロ」もまた、島根が誇る特別な食材です。近年ではマダイやヒラメなどにも引けを取らない高級魚として人気があります。島根県では浜根市を始め、新鮮なノドグロを食べられるお店が県内に多数存在していますので、造りに煮つけなどぜひいちど賞味してみてはいかがでしょうか?

こだわりの益田産「アムスメロン」

島根県益田産のアムスメロンは「1つる1果どり」という贅沢かつこだわりの栽培方法で作られており、西日本一の味が自慢です。太陽の光をたっぷりと浴びて甘みを凝縮させた果肉は、贈答用にもふさわしい品格あるお土産を探している人にはぴったりです。

飛魚の旨味が後引く「あご野焼き」

島根県の県魚、飛魚を使った名物が「あご野焼き」です。島根近海から採れた飛魚のすりみを棒に巻き付け、ちくわのように焼きあげたこちらは、飛魚の甘みと旨みがおいしい酒の肴にもぴったりの一品です。一説には食べるとアゴが落ちるほどおいしいと言われる島根の飛魚、こだわりの製法で作ったあご野焼きを食べてみませんか?

佃煮も汁物も「宍道湖のしじみ」

日本海から入る塩水と、湖の淡水が混じった汽水湖の宍道湖(しんじこ)で獲れる「しじみ」もまた、島根の代表的な名物です。栄養価が高く、小さな粒に旨味が凝縮されたシジミは、シジミ汁にしても良し、佃煮にしても美味しいので、お土産にもおすすめです。

ケンミンショーでも話題になった「ホテル一畑の胡麻ドレッシング」

島根発のヒット商品でもあり、有名テレビ番組でも話題になったのが「ホテル一畑の胡麻ドレッシング」です。野菜が嫌いな子供でも野菜がもりもり食べられると評判の胡麻ドレッシングは、元ホテル日航東京の総料理長が発明したもので、リピーターも多く長年島根で親しまれています。

海の幸の旨味をぎゅっと凝縮させた「日本海の一夜干し」

山陰沖でとれた近海魚の新鮮な旨みを凝縮して作った一夜干しは、鳥取土産にも人気のご当地食材です。高級魚ノドグロをはじめ、カレイやスルメイカなど、島根では多くの一夜干しがこだわりの製法で作られています。山陰の太陽と自然がはぐくんだ干物をお土産に購入してみてはいかがでしょうか?

秘伝の密に漬け込んだ大納言小豆「桂月堂の薄小倉」

島根県松江市にある老舗の和菓子店「桂月堂」の銘菓「薄小倉」は、素朴ながら素材の風味がしっかりと味わえる和菓子です。3日間秘伝の蜜に漬け込んだ、大粒の大納言小豆を炊き上げ、じっくりと窯で乾燥させ丁寧に作られた薄小倉は上品な甘さが特徴で、地元で長く愛され続ける逸品です。

光の束をイメージした新しい茶菓子「彩雲堂の彩紋」

創業明治7年の老舗和菓子店「彩雲堂」が、四季をとおして変幻自在に彩られる光の束をイメージとして創製した銘菓が「彩紋」です。華やかな紫色は白ごまの風味、明るい黄色は柚子の風味が香ります。スティックタイプの食べやすいお菓子で、日本茶だけでなく、紅茶やコーヒーにもよく合うお菓子です。

日本三大銘菓を食べよう「風流堂の山川」

鳥取で食べられる日本三大銘菓が「風流堂」の「山川」というお菓子です。山川は、紅葉の山を表した赤と、川の水を表した白、2色のしっとりとした落雁で、江戸時代から茶菓子として親しまれてきました。口にふくんだ時、さっと溶け甘味が後を引かないところが食べやすい上品なお菓子です。

武家屋敷跡で食べたい「鴨南蛮」

島根県でそばというと「出雲そば」のほうが全国的には有名ですが、「鴨南蛮」も名物のひとつです。すきとおった鴨のダシ汁とやわらか鴨肉の旨味は、そば好きならぜひ食べておいて損はありません。松江城近くにある武家屋敷跡を改築した出雲そば屋「八雲庵」では、趣きある店内で鴨南蛮を味わえ旅情も深まります。

創業120余年の伝統「皆美の鯛めし」

藩主松平不味公にも愛された伝統の味が「皆美の鯛めし」です。創業120余年の純和風旅館、皆美館ほか皆美グループの食事処で食べられる鯛めしは、芥川龍之介など多くの文人たちに愛された老舗の味です。鯛のそぼろや裏ごしした黄身と白身を合わせていただく優しい味の鯛めしを試してみませんか?

島根県民のソウルフード「赤天」

島根県民のソウルフード「赤天」を紹介します。魚介のすり身に赤唐辛子を練り込んで揚げたさつまあげが赤天です。魚の旨味にほどよい辛さがビールやお酒のつまみに、ご飯のお共にぴったりの一品です。そのままで食べても良し、マヨネーズに七味をふったものを付けて食べても良いカジュアルグルメです。

日本酒発祥の地のこだわり「日本酒」

日本最古の歴史書「古事記」の出雲神話にも登場する日本酒。島根は日本酒発祥の土地でもあります。県内では多くの名酒が造られていますので、お酒好きなら是非味比べ、堪能してみたいところでしょう。旨味が強く重みのある味わい「 王祿(おうろく)」や、シンプルにうまい辛口の「丈径」などの地酒が人気です。 

お茶どころ松江の香り高い「出雲銘茶」

藩主であり茶人でもあった松平不味公の影響もあり、古くからお茶処として栄えた島根県は、銘茶の産地としても有名です。松江には厳選された上質な茶葉を使った煎茶、抹茶等の銘茶を販売する老舗も数多く存在しています。松江銘菓といっしょに美味しいお茶で一服するのも旅の大きな癒しになるでしょう。

山陰のふるさとの味「錦味噌」

ペリーの黒船が来航した年、城下町松江では錦味噌が誕生しました。以来150余年、山陰のふるさとを代表する味として錦味噌は現代に受け継がれています。島根の味噌と言えば「錦味噌」、もちろん宍道湖で獲れるシジミとも相性抜群のお味噌です。お土産にひとつ買ってみてはいかがですか?

辛いだけじゃない「島根わさび」

山陰の気候風土に育てられた島根わさびは、みずみずしい香りと爽やかな辛みと、その奥に感じるほのかな甘みが特徴のわさびです。島根県津和野町を中心に栽培されたわさびは、優れた水質と気候に恵まれ薬味のほか、おひたしなどにしてもとても美味しい食材です。

あご出汁で絶品「松江おでん」

江戸の街並みの風情を残す松江城下町で食べられる島根名物が「松江おでん」です。あごで丁寧にとった深みのある出汁のコクがしみる絶品おでんは、思わず箸もお酒も進むおいしさです。同じく島根名物の練り物とおいしい島根の地酒と共に味わってみてはいかがですか?

おとりよせランキング1位「松葉屋のどら焼き」

奥出雲の和菓子店「松葉屋」がつくる生どら焼きは、某おとりよせランキング1位を獲得するほどの人気どら焼きです。ふわふわの生地に特製クリームとのバランスが抜群で、和洋折衷のおいしいお菓子です。甘さは控えめなのでぺろりと一つ食べられてしまいます。

ひょっとこ顔がキュート「どじょう掬い饅頭」

ひょうきんなひょっとこ顏がキュートな「どじょう掬い饅頭」は、島根で大人気のお土産です。現在では定番の白あんの他、津和野栗あんがはいったどじょう掬い饅頭も登場しました。島根土産に持ち帰れば、盛り上がること間違いなしです。

島根の名物にお菓子が多い理由は?

寺院が多くお茶請けがよく出されていた

島根の名物にお菓子が多い理由はなぜでしょうか?その答えの一つ目には、島根県には古くから寺院が多くお茶請けがよく出されていたということにあります。全国の寺院数ランキングでは、島根県は福井県に次ぐ全国2位にランクインされています。ちなみに神社だけに絞れば島根県は断トツ一位の神社数を誇ります。このため、寺院を訪れる人々が口にするためのお茶請けやお菓子が重宝される環境であったと考えられています。

伝統ある茶の湯文化も支えに

そして、島根の名物にお菓子が多い理由の二つ目は、松江藩7代藩主「松平治郷(はるさと)」の存在があります。松平治郷は島根松江藩の藩主であると同時に、江戸時代を代表する大名茶人でもありました。号は「不味(ふまい)」で、その茶風は「不味流」として現代まで続いています。そんな歴史的経緯もあり、島根では茶の湯文化が盛んとなり、同時に茶の湯を支える和菓子の伝統もまた今に繋がっているというわけなのです。

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島根の名物料理を楽しもう!

島根には日本三大そばの一つ出雲そばや、しじみ汁、どじょう料理といった特徴ある名物料理や、伝統的な茶の湯文化から発展した老舗和菓子店の繊細な和菓子、島根土産に便利な可愛いお菓子まで、様々な名物が存在しています。本記事ではおすすめの島根グルメ、島根の名物料理とお菓子の情報を29選紹介してきました。島根観光に訪れたら、美味しい名物料理を心ゆくまで堪能しましょう!

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