築地で朝ごはん!時間や休日は?早起きしても食べたいおすすめ朝食を紹介!

築地で朝ごはんを食べるのは東京の朝活の中でも特に人気度の高いものですが、築地で食べることのできる朝ごはんの中でも特に人気度の高いおすすめのものはどのようなものでしょうか?早起きした朝にはぜひとも築地を訪れて絶品海鮮モーニングなどを楽しみたいですが、土曜日・日曜日などのおすすめ時間はどうなっているでしょうか?築地朝ごはんを攻略するための時間やおすすめ店、話題のモーニングの内容などを掘り下げます。

築地で朝ごはん!時間や休日は?早起きしても食べたいおすすめ朝食を紹介!のイメージ

目次

  1. 1築地で絶品の朝ごはんが食べたい!
  2. 2築地情報をおさえておこう
  3. 3築地の朝ごはんに寿司が食べられるお店
  4. 4築地の朝ごはんに丼が食べられるお店
  5. 5築地の朝ごはんに定食が食べられるお店
  6. 6築地の朝ごはんで食べ歩きができるお店
  7. 7築地で朝食後のコーヒーが飲める店を紹介
  8. 8早起きして築地の朝ごはんを食べに行こう!

築地で絶品の朝ごはんが食べたい!

築地といえば東京随一の海鮮グルメスポットですが、朝早くから営業しているお店が多いことでも知られています。そのために、ちょっと早起きした朝にはぜひとも築地の絶品朝ごはんを楽しみたいものですが、築地ではお寿司や海鮮丼以外にも絶品のモーニンググルメが目白押しのようです。その中でも、特におすすめのお店はどこでしょうか?

今回は、そんな気になる築地の朝ごはんグルメについて詳しくみていきます。築地では海鮮丼やお寿司の定番朝ごはんを楽しみたいのはもちろんですが、他にも食べ歩きグルメなども満載のようです。そんな築地では平日の早い時間はもちろん、土曜日の朝などの時間におすすめとなるグルメもあるので、各ジャンルの人気店を要チェックでしょう。

Thumb築地場外市場で食べ歩き!安くて美味しいグルメとお店の営業時間を紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

築地情報をおさえておこう

築地では土曜日や日曜日でも時間によっては穴場的に楽しめる人気のモーニングスポットなどもあるようですが、そんな築地の朝ごはん事情を知る前にはまず築地の概要をしっかりと頭に入れておきたいものです。築地とはどのようなエリアであり、どのようなグルメが楽しめるのかを、まずは大まかにチェックしていきましょう。

築地市場は場内と場外の二つのエリア

築地市場の特徴としてはまず、場内と場外の二つのエリアに分かれているということが挙げられます。場内というのは水揚げされた魚の競りなども行われる、プロフェショナルな一面が強いエリアとなっており、もちろん一般人も入ることはできるもののいくつかのルールがあるなど、場外に比べると「魚市場」としての機能が強いエリアなのです。

一方の場外はむしろ一般人向けに設けられたグルメエリアとなっており、観光客に人気のお店も含め、お寿司から海鮮丼のお店などを中心に築地の新鮮な食材を使った築地ならではのお店がずらりと軒を連ねています。こちらは駅からもすぐにアクセスでき、特にルールなどもないので気軽に立ち寄って好きな食事を楽しむことができます。

業者などの出入りも多くより市場感の強い場内では、自宅用の食材の調達などもできますが、築地で働く人向けの飲食店なども多いために、海鮮だけにとどまらずシンプルな定食などのお店も少なくありません。このような場内と場外の特徴もしっかりと頭に入れた上で、築地ならではの朝ごはんグルメをとことん堪能していきたいものです。

築地市場のお店は閉店時間が早い

また、築地市場のお店というのは閉店時間が他のエリアに比べてかなり早いということも覚えておきましょう。もちろん中には24時間営業のお店などもあるものですが、基本的には18時前に閉まってしまうお店が多いです。中には午前中のみ営業しているお店などもありますが、他のエリアに比べて閉店時間が早いことはあらかじめ理解しましょう。

その一方で朝早くから営業しているお店がほとんどであり、5〜6時にはすでにオープンしているというお店も非常に多いです。遅くとも8時開いているというお店がほとんどだとも言われているのが築地ならではの営業スタイルですが、だからこそ夜遅くに飲み歩くというよりも朝活で絶品朝ごはんを楽しむのが築地流だとも言えるわけです。

築地の朝は早いとよく言われますが、実際に水揚げや競りなどは朝早くから行われるために、朝から築地には活発な人々の往来が見受けられ、市場全体が活気に満ちています。そんな中で楽しむ新鮮な食材の朝ごはんというのはいつもとは違うエネルギーを与えてくれそうですが、朝の8時台までであれば激混みを避けることは可能でしょう。

週末は土曜日の朝ごはんで利用しよう

もちろん平日にちょっと早起きして出社前などに美味しい海鮮丼をかきこむというのもアリですが、だらだらとしがちな土曜日などこそ、築地の朝ごはんスポットでの朝活はおすすめとなります。残念ながら日曜日は市場自体が閉まっているために、それに伴い閉業しているという飲食店も多いため、日曜日よりも土曜日の方がおすすめなのです。

土曜日はほとんどのお店が営業している上に、平日に比べて観光客や一般人の数というのが増え、いつも以上にエネルギッシュな市場となるものです。しかし、朝の6〜7時台の時間であれば行列店などでもまだ行列ができていないというケースがほとんどのために、土曜日の朝こそ築地に出かけてトースト一枚とは違う朝食を楽しみたいものです。

朝からお寿司や海鮮丼などを食べるのはかなり贅沢なような気もしますが、それが許されるのが築地ならではだとも言えます。もちろん平日でもよいですが、土曜日の朝をダラダラ過ごしがちだという人こそ築地で朝活をしましょう。なお、日曜日・祝日以外では水曜定休のお店が多いので、平日に築地を訪れる際には覚えておくとよいでしょう。

築地の朝ごはんに寿司が食べられるお店

築地の朝ごはんは平日であれば水曜日、休日であれば日曜日などをのぞいて楽しめるのが基本となっており、土曜日などにもぜひ早起きして6〜8時台の空いている時間帯を狙いたいものです。そんな朝早い時間帯にやはり築地で食べたいグルメとしてはお寿司が挙げられますが、特におすすめのお店はどこでしょうか?

穴場的な名店「岩佐寿司」

築地の中でも超人気店の寿司屋というのは連日長蛇の列ができるものですが、そんな人気店に比べて穴場的な名店としておすすめなのが、岩佐寿司です。岩佐寿司は本格的な江戸前寿司をあくまでリーズナブルな価格で楽しめるというお店であり、シンプルな寿司屋らしい店内では新鮮なお寿司を堪能することができます。

築地市場駅から徒歩10分の位置にある岩佐寿司ですが、市場内にあるためにコアなファンを獲得しているお店であり、ネタの新鮮度はピカイチとなっています。そんな岩佐寿司は平日は午前6時から午後2時半まで、土曜日は午前6時から午後3時まで営業しており、水曜日と日曜祝日が定休日となっています。

そんな岩佐寿司で楽しめる絶品お寿司メニューの中でも特におすすめ度が高いのが、お任せの握り12貫のセットであり、価格は3900円となっています。新鮮なネタばかりを使用して12貫の絶品お寿司とともに巻物も一本楽しむことができ、かなりボリューミーで満足度は高いですが、とにかく美味しいために朝一でも全く苦しくないことでしょう。

また、そんな岩佐寿司では築地のお寿司屋さんの中でも特に貝好きの人にはたまらない貝づくしのセットも3600円で提供しており、貝の食べ比べを楽しむことができます。さらに、イクラ丼も1800円と安いなどお寿司以外のメニューも人気です。ぜひ、土曜日も含めて朝一の時間に美味しいお寿司で最高の一日をスタートさせましょう。

仲卸直営の寿司屋「つきじ鈴富すし富」

築地にはさまざまなタイプの寿司屋があるものですが、その中でもマグロ専門の仲卸が営んでいるお寿司屋だからこその鮮度と価格で楽しめるのが、つきじ鈴富すし富です。つきじ鈴富すし富は1階がカウンター席、2階がテーブル席となっており、アクセスは築地市場駅からも築地駅からも徒歩7分ほどの、場外の超人気店です。

そんなつきじ鈴富すし富は築地でも特に美味しいと言われている寿司屋のひとつであり、現在ではデパートや百貨店などでもその名店の味を気軽に楽しめるようになっています。しかし、やはり本店で楽しむ味はピカイチだと口コミでも話題になっているために、是非一度は早起きして築地を訪れ、つきじ鈴富すし富で寿司を楽しみたいものです。

つきじ鈴富すし富の営業時間は平日であれば朝7時からとなっており、築地のお店としては珍しく22時まで営業しているのが嬉しいものです。また、日曜日も10〜21時までで営業しています。尚、定休日は水曜日となっています。そんなつきじ鈴富すし富で朝から楽しみたいメニューとしては、1400円で楽しめる基本の7貫のセットでしょう。

ネタの数は控えめであるものの、だからこそ朝から食べるお寿司としては非常にちょうどよく、しかし一つ一つのネタの鮮度や味わいにはとことんこだわり抜いているので、1400円とは思えないような満足度を与えてくれます。また、おまかせの10貫の握りも3300円、マグロの切り落としづけ丼も600円となっているなど、メニューも豊富です。

24時間空いてるから安心「すしざんまい本店」

築地には実に色々なタイプの寿司屋があるものですが、その中でも圧倒的な知名度と人気度を誇っているのが、すしざんまい本店でしょう。すしざんまいは現在全国にその名を轟かせている寿司屋ですが、その総本山とも言える本店が築地場外にあります。そしてこのすしざんまい本店は、築地の中でも珍しい24時間営業の人気店なのです。

前代未聞とも言える24時間営業の寿司屋ながらも、クオリティにはとことんこだわり抜いており、いつ訪れても鮮度の高いお寿司を頬張ることができます。もちろん朝の時間帯も美味しいお寿司を楽しめますが、特に朝の時間帯はランチの時間やディナーの時間に比べるとかなり空いており、利用しやすいのでおすすめの時間帯だとも言えます。

また、すしざんまい本店は3階だてで席数が多いという魅力もあります。そのため、土曜日などに訪れやや出遅れて混み始めていても、すぐに食べられる確率が高いのも嬉しいものです。築地駅・築地市場駅から徒歩3分の位置にあり、場外エリアの中でもひときわ目立つお店のひとつです。また、クレジットカードが利用できる強みもあります。

そんなすしざんまい本店で楽しみたい朝ごはんメニューは、基本となる5貫握りです。安いものでは750円で、ランクが上がったものでも1000円で楽しめるこちらの5貫握りは、食べ歩きをしたい人にもおすすめです。さらにランクが上となる北海5貫にぎりは、北の海でとれた新鮮なネタにのみこだわった、極上の朝ごはんとなることでしょう。

築地の朝ごはんに丼が食べられるお店

お伝えしたように築地といえばお寿司というイメージにぴったりと当てはまる名店が築地には場外・場内ともに多く、そんなお店で朝ごはんとしてお寿司を楽しめるのは夢のようなことだとも言えます。しかし築地でぜひとも楽しみたいのはそんな寿司だけでなく、海鮮丼も忘れるわけにはいかないでしょう。

築地で海鮮丼といえばここ「仲家」

築地で海鮮丼といえばここというほど海鮮丼の美味しさが高く評価されているお店が、仲家です。仲家はハワイ雑貨などがディスプレイされた独特の雰囲気が特徴的であり、女性のファンも多いというお店です。土曜日には早朝から行列ができることもあるほどの人気ぶりですが、並んででも食べる価値のある海鮮丼は築地でも随一でしょう。

そんな仲家では、マグロを中心にした海鮮丼を楽しめますが、いくらやウニなどがあしらわれた海鮮丼の朝ごはんも非常に人気を博しています。築地の朝ごはんでも朝から寿司はちょっと違うという人でも、海鮮丼を書き込んで一日をスタートさせるのは気持ちがよいものです。仲家は、朝の5時から14時まで営業しているお店となっています。

なかなか寝付けなくて気づいたらすでに4時半頃になっていたというときには、ベッドから出て築地に向かい、仲家で美味しい海鮮丼を食べるというプランもアリでしょう。そんな仲家で特に朝ごはんでも人気となっている海鮮丼メニューとしては、マグロの中落ちといくら・ウニを組み合わせた1450円の海鮮丼などが挙げられるでしょう。

また、ウニ丼単品であれば1000円で楽しめるなど、より安い海鮮丼メニューももちろん存在します。カウンター15席のお店となっている仲家は、築地市場駅から徒歩2分とアクセスも良好です。築地で朝から築地らしい海鮮丼モーニングを楽しみたいけれど、どこのお店がよいかわからない人には特におすすめ度が高いです。

まぐろ好きならここ「瀬川」

続いて紹介する築地の海鮮丼朝ごはんスポットは、瀬川です。瀬川は海鮮丼の中でもとにかくマグロを堪能したい、マグロには目がないという人にはおすすめのお店となっており、ネタはマグロだけでも史上最高峰のグルメ体験をすることができそうです。そんな瀬川は、築地場外にあり、7時半から12時半までという営業時間のお店です。

そんな瀬川では、本鮪のみを使用した漬け丼が名物となっており、一般的なものとは一味もふた味も違う奥深いマグロの味わいが特徴的です。マグロが好きだという人であれば朝からでもがっつりと食べるべきなのが瀬川のマグロ丼ですが、マグロの鮮度や質が高いだけでなく、ご飯などにもこだわっています。

築地で鮮度の高い魚を楽しめるのは当たり前ということで、そんなスタンダードと一線を画すために瀬川ではお米から醤油や海苔、野菜そしてお茶にまでとことんクオリティを追求しています。そんな瀬川は店名にまぐろどんぶりと掲げるほどマグロの美味しさには自信があり、築地でも特に人気度の高いマグロスポットなのです。

そんな瀬川で早起きして食べたい人気メニューのまぐろ丼は、通常で900円、大盛りでも1100円となっています。まぐろを専門的に丼で扱っているからこそ、築地の中でも圧倒的にクオリティの高いマグロ丼を楽しむことのできる瀬川は、築地駅・築地市場駅から徒歩3分であり、席数はカウンター6席のみとなっています。

丼は丼でもホルモン丼「きつねや」

続いて紹介する築地の朝ごはんどんぶりスポットは、きつねやです。きつねやはどんぶりと言っても、築地ながら海鮮丼のお店ではなく、なんと牛丼・ホルモン丼の名店となっています。築地でホルモン丼が美味しいと話題になっているきつねやは非常にレアな存在だと言えますが、海鮮を無視しても食べる価値のある美味しさのようです。

そんなきつねやは水曜日・日曜日以外に6時半から13時半まで営業していますが、ランチタイムにはかなり混雑するために、土曜日なども含めてぜひとも早起きして訪れたいお店だと言えるでしょう。店主の祖父が開発したホルモン煮は下町の味として築地周辺の人に長年愛されており、八丁味噌ベースの優しい味わいです。

ホルモン煮などはお酒との相性ももちろん抜群ではありますが、そんなホルモン煮をあえて豪快に丼スタイルで朝ごはんとして楽しめるのが、築地の中でも異彩を放つきつねやの特色だと言えます。もちろんホルモン丼が人気ナンバー1メニューですが、850円という圧倒的な安さなのに、満足度はかなり高い朝ごはんとなることでしょう。

さらに通常の牛丼はより安く750円で楽しめる上に、他には肉どうふとご飯の組み合わせも900円で楽しめるなど、秘伝のたれで煮込まれるからこその下町のお肉料理をとことん堪能できるディープなお店です。そんなきつねやは、築地駅から徒歩5分のアクセスであり、築地場外の目抜通りに店を構えています。

築地の朝ごはんに定食が食べられるお店

ここまで築地らしいお寿司や海鮮丼などの人気店をチェックしてきましたが、築地の朝ごはんとして楽しめるのはこれらだけではありません。本来は市場で働く人向けのお店ながらもその美味しさから観光客にも人気となった定食屋など、海鮮以外でも決して無視することのできないおすすめのお店を厳選してピックアップします。

温かみのある魚定食「和食かとう」

築地で楽しむことのできる魚料理は、寿司や海鮮丼だけにとどまりません。そんなことを暖かな魚定食で証明してくれる人気のお店が、和食かとうです。和食かとうでは金目鯛の西京焼きを2200円で、銀ダラの西京焼きを2000円で楽しむことができますが、これに300円プラスで定食として食べることが可能となっています。

さらにこの煮魚・焼き魚定食にさらに300円をプラスすることで刺身の二点盛りも加えることができるなど、多様な楽しみ方ができるのが実に魅力的だと言えるでしょう。金目鯛などはその旨味をしっかりと引き出すべく優しくも奥深いたれで味付けされており、さすがは築地の名店だとグルメ通でも唸る他ないお店だと言われています。

金目鯛の西京焼きなどは特に値段が高めですが、より安いものとしては照り焼きタイプや塩焼きなども挙げられ、ぶりやたらなどの魚を最も美味しい状態で楽しめるとして話題になっています。生の魚の気分ではないときでも、築地らしい魚料理を朝ごはんでも堪能できてしまうお店であることが、和食かとうの真骨頂だと言えるでしょう。

そんな和食かとうは派手さはなくとも温かみのある家庭的な雰囲気となっており、席数は17席用意されています。営業時間は6時半から14時半までとなっており、アクセスは築地市場駅から徒歩4分ほどです。市場内の人気定食屋として、寿司や海鮮丼以外で朝ごはんを探しているときには特におすすめ度が高いと言えるお店でしょう。

フライ定食が食べたくなったら「小田保」

焼き魚定食や煮魚定食というのも非常によいものですが、土曜日の朝ごはんとしてはやはりよりがっつりとフライ定食を楽しみたいという気分のときもあるかもしれません。そんなときにおすすめのお店が、小田保です。小田保では10〜4月限定ではあるものの1540円でカキフライ定食を、大ぶりの焼き牡蠣つきで楽しむことができます。

カキフライも焼き牡蠣もそれぞれ異なる味わいを楽しむことができますが、いずれも牡蠣本来の旨味というものがしっかりと引き出されているのが魅力的です。その大ぶりな牡蠣のサイズ感を考慮すると1500円というのはかなり安く思えるかもしれません。さらに小田保では、珍しいふぐ丼定食も1200円で楽しめてしまいます。

ふぐカツというのは実に珍しいグルメではありますが、カツにしてもしっかりとフグの繊細な旨味が残っているので、そこには熟練の技が確かに生きているとも言えるでしょう。フライながも胃もたれしにくい絶品定食として、ぜひチェックしておきたい逸品です。そんな小田保はなんと、土曜日も含め朝4時から営業しているのが特徴的です。

もはや終電を逃してしまったときなどにも利用できそうなほどに朝早くから営業しているお店ではありますが、早く起き過ぎてしまった日の朝活にはもってこいなのではないでしょうか?あくまで庶民的な定食屋の趣ですが、だからこそクオリティには信頼が置けるというものです。

場内で圧倒的な人気を誇る「市場の厨房」

築地場内で圧倒的な人気度を誇る定食のお店が、市場の厨房です。市場の厨房は築地市場駅から徒歩3分という立地にあるお店であり、市場で働く人を中心に絶大な支持率を誇る超人気店です。月曜日から土曜日まで朝は6時から営業しており、休みは市場に準ずる形となっています。

そんな市場の厨房では、漬物や味噌汁付きの心温まる定食を安い価格で楽しむことができます。素朴ながらも非常に味わい深い定食の数々は、何度食べても飽きることはないという味わいです。席数は64席とかなり多めであり、一人で来ても友人や家族と来ても楽しむことができそうです。

市場の厨房は市場の中でも青果部門の一画に近いエリアにあり、一般人よりも市場関係者の方が多いというディープなお店でもあります。そんな市場の厨房では、朝限定の朝定食などを楽しむことができるほか、カツカレーや豚の生姜焼き定食などのレギュラーメニューもかなりおすすめとなっています。

朝定食はたったの600円というのが驚きですが、朝は食べることができないものの昼以降であれば海鮮丼なども楽しむことができます。市場の中にあるディープな定食屋ではあるものの、メニューはシンプルでだからこそ間違いなく美味しく、そして店内は非常に落ち着いた雰囲気となっているのも実に魅力的なポイントでしょう。

築地の朝ごはんで食べ歩きができるお店

素朴ながらも安くて美味しい定食スポットも築地にはかなり多いような印象がありますが、実は築地の朝活の魅力はそれだけにとどまりません。いい意味で築地らしくない期待をはるかに超越してくる食べ歩きスポットも多く、築地ならではの串物から築地以外でも話題となっているパンなども、注目しないわけにはいきません。

朝はパン派の人には「パン工房ル・パン」

築地で海鮮丼や寿司を食べたい気持ちは山々ではあるものの、朝はパンを食べないと始まらないという人にとって救世主とも言える存在が、パン工房ル・パンです。営業開始は9時からと他のお店に比べるとやや遅いものの、14時半には閉まってしまうのでやはり築地朝活の一環として楽しみたいお店だと言えるでしょう。

古くから営まれる町のローカルなパン屋と言った趣がたまらないというファンも多いですが、築地場外でもそのオレンジ色の見た目は一際異彩を放っているのです。そして名物があんこクロワッサンということで、いい意味で築地らしくない独自路線の魅力をもっていまうが、実はこのパンこそが築地で働く人にも大絶賛されているのです。

パン工房ル・パンは、さまざまなタイプのクロワッサンが楽しめるパン屋として知られており、特にお店の代名詞とも言えるあんこクロワッサンは、一度食べたら病みつきになって築地に来るたびにリピートしてしまうというような味わいになっています。そんな話題のあんこクロワッサンは、たったの210円となっています。

焼き立てだと特にサクサクでしっとりとしたあんこの甘さがよいとして、朝に買い求める人が多いのです。築地市場駅から徒歩4分程度の位置にあり、築地駅ではなく築地市場駅から築地場外を攻めるときには必ず立ち寄りたいスポットとなっています。その場で食べない場合でも、買わないわけにはいかないでしょう。

築地ならではの朝食スイーツ「さのきや」

朝でも夜でも食べ歩きで食べたくなるのが和スイーツですが、さのきやは築地ならではのたい焼きならぬマグロ焼きを楽しめる人気店です。さのきやのスイーツといえばさのきやのマグロ焼きだと皆が口を揃えていうように、名実ともに築地一のスイーツスポットでしょう。あんこ好きにはたまらない、素朴な味わいのスイーツです。

一般的なたい焼きとはやや形状が異なるものの、中に入っているのは馴染深い小倉あんであり、素朴だからこそ何度でもいけるというような味わいを楽しむことができます。そんなさのきやのマグロ焼きはよく見ると本当に鯛ではなくマグロの見た目なのが非常に可愛らしいですが、種類も質感や中身に合わせて2種類あります。

本マグロは一つ180円であり、外皮がパリパリ食感になっており中身は小倉あんのしっとりとした甘さを楽しめるものとなっています。最高級の小豆を使用したあんことパリパリの皮は絶妙ですが、もう一つの中トロは値段がやや上がり200円でモチモチ生地、そしてあんこだけでなくあんずも一緒に中に含まれているものです。

話題性が抜群なだけでなく実際に味もピカイチというのがさのきやのマグロ焼きですが、ロケーションは築地駅から徒歩5分、築地場外市場に晴海通り側に少し入ったところにあります。お土産としても喜ばれること間違いなしのマグロ焼きは、一人最低一つは購入したい人気商品です。

築地らしい串物「築地うなぎ食堂にっしん太郎」

築地ではぜひとも食べ歩きもとことん楽しみたいですが、その中で築地らしい串物メニューを堪能したいというときにおすすめなのが、築地うなぎ食堂にっしん太郎のうなぎ串です。築地うなぎ食堂にっしん太郎では串物を中心に色々な食べ歩きグルメを楽しめる名スポットとなっており、食べ歩きでは決して外すことができないお店です。

そんな築地うなぎ食堂にっしん太郎では、甘めのたれで味付けされた特大サイズのうなぎ串などを買い求める人が多く、ふっくらとした身のうなぎを食べ歩きスタイルで気軽に楽しめるのは実に喜ばしいことでしょう。店内でうな丼などをかきこむこともできますが、築地で色々とグルメを満喫したいときにはうなぎ串テイクアウトがおすすめです。

そんな築地うなぎ食堂にっしん太郎のうなぎ串はなんと一本あたり100円という価格となっており、食べ歩きにはぴったりとなっています。さらにお得なビールとのセットなどもあるためにお酒も楽しみたい人は必見ですが、海老やげそなどの串物も余裕がある場合にはぜひとも食べたい絶品となっています。

そんな絶品串物が楽しめる築地うなぎ食堂にっしん太郎は、築地市場駅からも築地駅からもそれぞれ徒歩5分というアクセスになっています。営業時間は6〜15時までであり、朝から絶品のうな丼やうなぎ串を楽しめるのは築地うなぎ食堂にっしん太郎ならではだと言えるので、他の食べ歩きグルメと合わせてチェックリストに加えておきましょう。

築地で朝食後のコーヒーが飲める店を紹介

築地で食べ歩きグルメまで攻略した上では、ぜひ築地で朝ごはんの後に美味しいコーヒーが飲めるお店をチェックしておくとよいのではないでしょうか?築地には古くから営まれ人気のコーヒーのお店から、おしゃれなカフェラテを優雅に楽しめるカフェまで、人気店がいくつか存在しています。

豆の種類が豊富な名店「米本珈琲本店」

1960年の創業以来高品質なクオリティのコーヒーを築地で提供し続けてきたのが、米本珈琲本店です。本店が築地駅から徒歩3分、2号店が築地市場駅から徒歩4分の位置にある米本珈琲本店は、なんと本店は朝の5時から営業しているというさすが築地のコーヒー屋さんです。

夕方16時に閉まってしまうので、夜にゆったりするというよりもやはり築地での朝活の前に気合いを入れたり朝活の後にホッと一息つくためのスポットとして利用したいものです。自家焙煎の本格的なコーヒーは、濃厚ながらも香ばしさと甘さが渾然一体となった奥ゆかしい味わいとなっています。

そんな米本珈琲本店のエッセンスをまず味わいたい人には炭焼きコーヒーがおすすめですが、その値段は380円となっています。しかしブラックが苦手な人でもコーヒーを楽しめるようにミルク系のビバレッジもかなり豊富ですから、友人や家族とともに訪れてぜひ海鮮丼やお寿司の後の息抜きをしてみてください。

おしゃれ空間で飲む絶品ラテ「タレットコーヒー」

築地は老舗の喫茶店などだけでなく、最先端のコーヒーを楽しめる海外風のお店も存在します。最近ではスタバなどのチェーン店も進出し始めた築地ですが、タレットコーヒーはその中で今風ながらもしっかりと地域に根付いている人気のコーヒースポットとなっています。築地駅から徒歩1分というアクセスのよさも、実に魅力的です。

そんなタレットコーヒーは決して広くはないものの、ローカルの人々に愛される居心地のよい空間が展開されており、エスプレッソ系のドリンクを中心に色々なタイプのコーヒーを楽しめます。綺麗なラテアートには、築地で美味しい海鮮を食べた後に思わず癒されてしまうことでしょう。

そんなタレットコーヒーのおすすめ人気メニューは、通常のラテよりも濃厚でビターな味わいのタレットラテであり、こちらは通常のラテが440円なのに対して560円となっています。ガツンとくるエスプレッソの濃厚な味わいによって、築地にも新たな文化が根付き始めていることを実感することになるでしょう。

早起きして築地の朝ごはんを食べに行こう!

今回は、築地の朝ごはん事情について詳しくみてきましたが、いかがでしたでしょうか?夜の時間帯には閉まっているお店が多い築地ですが、逆に6時頃から営業しているお店がほとんどのために、土曜日なども含めて朝活を楽しみましょう。いつもより少し早起きして築地で朝ごはんを食べてスタートする一日は、かなり有意義なものとなるでしょう。

そんな築地では、築地ならではの新鮮さで楽しむことができる寿司や海鮮丼などが目白押しなのはもちろんですが、串物やパンなど食べ歩きでも楽しみたいお店がかなり多い上に、海鮮丼などに限らず定食などを楽しめるスポットも多いものです。ゴロゴロしがちな土曜日を含め、ぜひとも早起きして築地で絶品朝ごはんを堪能してみてください。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ