築地市場内【寿司大】大行列の寿司とは?メニューや待ち時間を紹介!

築地の市場内にある、行列が名物となっている人気の寿司店「寿司大」。2時間の待ち時間は当たりまえで、営業日には必ず行列ができています。日本の美味しい寿司が、リーズナブルに食べられると、外国からの観光客にも人気があって、築地に立ち寄る多くの観光客が、寿司大の寿司も目当てにしています。その寿司大の魅力と、すすめのメニュー、行列の待ち時間が少なくなる時間帯はあるのかなどを調査しました。

築地市場内【寿司大】大行列の寿司とは?メニューや待ち時間を紹介!のイメージ

目次

  1. 1築地の寿司大に行ってみたい!
  2. 2築地の寿司大とは?
  3. 3築地の寿司大のメニューを紹介
  4. 4築地の寿司大にできる行列の待ち時間はどれくらい?
  5. 5築地の寿司大の営業時間や予約の取り方は?
  6. 6築地の寿司大に行くときに注意するポイント
  7. 7築地の寿司大に行って話題の寿司を楽しもう!

築地の寿司大に行ってみたい!

築地市場にある数多くある飲食店の中で、待ち時間2時間の行列は当たりまえになっている、人気の寿司店が「寿司大(すしだい)」です。早朝から夕方までの営業で、週末にもなると3時間の待ち時間の行列ともなることもあり、最近は外国からの観光客でもにぎわうお店でもあります。

長蛇の列ができるほどのお店「寿司大」は、築地場内の中でも風格あり、一番の人気ともいえるお店で、築地で食事をするなら一度は行きたいお店、リーズナブルに美味しい寿司を食べたいならおすすめのお店です。豊洲市場への移転も決まっていますが、そちらに移っても味わいたい寿司大の行列の待ち時間やおすすめの時間帯、メニュー、並んでまでも食べたいという特徴を調査します。

築地の寿司大とは?

行列での待ち時間が長くても、食べたい寿司店の寿司大には、常連客を作る魅力、海外からの観光客をもひきつける魅力があります。どんな魅力なのか、寿司大のお店の様子です。

築地にある寿司大は行列のできる寿司屋

東京都中央卸売市場の築地市場に、食材の仕入れにきた目利きのプロたちも立ち寄る飲食店街があります。「魚がし横丁」とよばれる通りにあって、いまでは観光客や寿司大の美味しい寿司を食べたいと常連でも行列に並ぶお店です。お店そのものは、周りのお店と同様に小さな間口で、カウンターのみ13席ほどの店内です。カウンターの中では、3人の職人が手際よく寿司を握ってくれています。

寿司大が人気で、いつも行列ができているのは、新鮮なネタをリーズナブルな価格で提供しているだけでなく、雰囲気が明るいということにもあります。カウンターの中にいる職人たちが、観光客にでも明るい声で、話しかけてくれ、リピーターの顔を覚えてくれていることも多く、居心地の良さということも、人気の理由です。初めてお店に入る人でも、1人でも安心してカウンターに座ることができます。

特に店長の漆原氏は、若い時には料亭の料亭などで修業をし、ホテルニューオータニなどでも腕を磨き、父親の後を継いで寿司職人となりました。寿司大で下積みをした後、店長として、カウンターに立っています。江戸前の寿司店ながら、カウンター越しに会話が軽やかに飛び交うのは、関西で過ごした時間と、店長自身の気質もあって、その場の雰囲気を朗らかに、そして心地よく寿司を食べられるようにしてくれます。

店長の人柄もあって、スタッフの誰もが、サービスの気持ちで接してくれるのが、人気につながっています。行列の待ち時間が長ければ、飲み物を出すサービスをしたり、狭い店内で荷物棚に荷物を上げるのに、さっと手を貸してくれたりという、心地よさを感じられるお店です。

外国人観光客にも話題!

築地の寿司大は、日本人にも人気がありますが、外国人に信頼が大きな旅行サイト「トリップアドバイザー」で、旅行者が選ぶ日本国内の人気レストランで1位を獲得したことから、海外のお客が増えています。さらに、日本国内のグルメサイトだけでなく、ミシュランガイド2017東京にも掲載されたことから、ウェブ上での情報も多くあることから、各国からの観光客がやってきています。

寿司大を訪れた外国人が、安心して食べられて、料金も手ごろ、日本の築地らしいお店という口コミをしていることで、お客が増え続けています。お店の入り口にも、簡単なメニュー説明の英文が貼りだしてあり、カウンターに入る職人も英語で、ネタの説明もしてくれるのも安心できるポイントのようです。どんなネタがあるからは、外国語で書かれたネタ表も見せてもらえるというのも、外国人でも注文しやすくなっています。

築地の寿司大のメニューを紹介

寿司大にはメニューを載せた本タイプのものは置いてありません。壁などに掲示されているメニュー表示だけで、セットメニューは2種類のみですが、それでも人気があります。セットメニューにはなっていても、苦手な食材を聞いてくれるので、安心して注文ができます。セットメニューには、あら汁もついています。

迷ったらこれ!にぎり寿司

メニューの一つが新鮮なネタを使ったにぎり寿司で2,600円です。握りが7貫と巻き物1本に、あら汁がつきます。その時におすすめのネタを握り、1貫ずつ目の前に置かれていきます。メニューにこのネタが出ます、ということが決まってはいませんが、最初に握られるのはトロがほとんどです。

一般的な寿司店では、味の薄いものから始まることが多いですが、寿司大では脂の旨味ののったトロが挨拶のような一品で、待ち時間に空腹になったお腹を納めるようになります。看板商品である握りを食べて、先ず寿司の美味しさを確認するような気持ちになります。

寿司大で定番の握りメニューというと、金目鯛もあります。皮部分も歯に残らず、絶妙な歯応えとなるように仕込みをした金目鯛は松皮造りという名前で、この技で、寿司大の寿司の技術の高さ、安定性もわかります。お酒を飲みたい、つまみでいただく人なら、こちらの握りセットでも十分に堪能できます。

奮発するなら!店長おまかせセット

来店する人の多くが注文するセットメニューが、その日におすすめのネタから9貫を握ってくれて玉子がつき、もう1貫好みのものをオーダーできるのが「店長おまかせセット」です。寿司大のファンの多くもオーダーするメニューでもあり、価格は4,000円と1貫当たりを考えても、回転寿司の高いお皿くらいの値段で、寿司大の店長がその日におすすめのものを食べられるので、人気があります。

旬なネタが入りますが、定番ともいえるものは、大トロ、漬けマグロ、煮穴子といったもので、ここに赤身、白身、ひかりものからバランスよく握っていきます。一通り新鮮なネタを食べた後に注文できる好みの握りは、9貫からもう1度食べたいものでもよいですし、自分の好みのものでもよいです。夏場ならウニ、秋冬なら生いくら、といったものが人気ということです。

もちろん単品の注文もOK

お決まりの握りセットを注文して、後は好みの握りや巻き物を追加して注文することもできます。その中でおすすめは「赤身の漬け」で、本マグロの赤身を、寿司大独自の漬けダレに漬けていて、そのまま食べる赤身とはまた違い、マグロの旨味を引き出してくれます。

江戸前寿司ならではのネタは「赤貝」です。旬の時期であれば、握りや店長おすすめメニューにも入ることがありますが、細かく包丁が淹れてあり、コリっとした食感でも、食べやすく、磯の香りのあとに貝ならでは旨みが広がります。煮切り醤油をサッと塗ってくれるので、そのまま食べられる握りです。

寿司屋の技量もわかる、鯛の昆布じめもおすすめのメニューです。その時の旬な鯛をそのまま食べるのもよいですが、昆布でしめることで、風味が加わり、生のときにはないねっとりとした食感も堪能できます。

お酒を飲みながらお好みも!

寿司大ではビール、お酒といったアルコールも注文できます。アルコールを注文すると、お通しとして、新鮮なネタの端の部分や、少し余る部分などを使ったものがでてきます。通常、行列に並んで、店前くらいになると、スタッフにあらかじめ食べたいメニューを注文しておきますが、飲みたい場合は、好みの刺身などを伝えておくと、握りではなく刺身の状態で、新鮮な魚介をいただくこともできます。

旬な魚のお刺身だけでなく、カマ焼き、ホタテなどを炙ったもの、なめろうといったものも、あれば食べることができます。お酒が進めば、食べるものもさらに食べたくなるということで、追加のオーダーにも応えてもらえることも多々あります。ただ、外では長い待ち時間を過ごしている人たちがいるので、長時間飲み続けるのはマナー違反になるので、1時間くらいで飲んで食べるのが、寿司大ならではの飲み方になります。

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築地の寿司大にできる行列の待ち時間はどれくらい?

2時間の待ち時間なら短い方ともいわれる寿司大の行列ですが、できればなるべく待ち時間を短くしたいものです。そこで待ち時間が短くなるだろうポイントを紹介します。

電車の始発では遅すぎるかも?

築地の寿司大が開店するのは、早朝の5時です。5時と同時にお店に行っても、すでに行列ができていることがほとんどです。お店の前だけでなく、4時30分くらいには魚がし横丁の入り口に、行列がすでにできていることもあるので、開店と同時に入店するためには、5時に行ったのでは遅いという状況になります。一番のりの人は3時くらいに並び始めることもあります。

築地市場の最寄駅は、日比谷線築地駅か大江戸線築地市場駅で、アクセスしやすい場所ではありますが、どちらも始発は5時代なので、始発に乗っても、開店と同時に入るのは難しいです。始発で築地に向かっても、すでに50人~70人くらい並んでいる、ということも珍しくないようです。

待ち時間の最大では5~6時間ということもあり、平日でも10時くらいには、その日の受付けが終了してしまい、入ることができないこともあります。土曜日や観光客が多い時などでは朝の7時代でも、その日の受付けが終了してしまうこともあるので、朝の行列のピークが過ぎた頃に行こうと考えていても、すでにその日にはお店に入ることもできないという状況になってしまう可能性もあります。

寿司大のお店の前には、当然並びきれない行列は、魚河岸の寿司大が入る6号館に入る歩道から、5号館横にもつながります。反対側から入ってきて、寿司大の見え前の行列に入ろうとすると、寿司大のスタッフから最後尾はむこうと、案内されます。行列が長くなると、スタッフが行列の確認と、聞けばだいたい3時間待ちくらい、といったことも教えてもらえます。

1番に入りたいなら深夜から並ぶ必要がある

始発の電車では、1番に寿司大に入ることはほぼ無理です。深夜から並ぶ必要があるので、車で向かうか、タクシーを使って行くことになります。築地市場は夜明け前の早朝から動き始めますが、夜から深夜はひっそりとしています。そのひっそりとしているような深夜のころから並ぶと、開店待ちの1番に並べることになります。

寿司大だけでなく、築地市場の飲食店では、ウェイティングボードといった名前を書いておけばよい、といったシステムはないので、あくまでもお店の前に並ぶ、行列の最後尾について待ち時間を過ごす必要があります。深夜から開店を待つのなら、女性一人では、寂しく不安もあるだろうので、友だちや男性と女性で並ぶか、仲間数人と一緒に深夜から並ぶことで時間をつぶせます。

外国からの観光客の多くは、銀座辺りに泊まって、朝の4時5時に起きてから、歩いて築地まで来る人たちも多くいます。その人たちも、早朝から寿司大の前に並びますので、夜明け前にはすでにお店の前にいなければ、行列の後ろの方に並ぶこととなってしまいます。

日が昇る前に並ぼう!

電車が動き始め、市場での競りなども始まると、それらの見学のための観光客も増えてきます。特にマグロ卸売場の見学が終わる6時以降には、お客が早朝の食事をもとめて、魚がし横丁にもやってきます。その後に並ぶと、待ち時間がかなりできてしまうのえ、やはり日が昇る前、3時から4時を目指して、日が昇る前に並ぶことをおすすめします。

開店後1巡目のお客が食事を終えて出てくるまでに40分から1時間ほどかかるので、2巡目までの20~30人くらいの待ち人数に入れば、待ち時間も1時間弱になると考えられます。深夜まで都心部で時間を過ごしてから、または周辺ホテルに宿泊して、タクシーなどで移動して、1番のり、または開店してからすぐにお店に入ることを目指してください。

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築地の寿司大の営業時間や予約の取り方は?

築地市場内にある寿司大で、食事をするためには行列に並ぶしかありません。営業時間、予約の可否なども確認しておく必要があります。

14時には閉店してしまうので注意

早朝からそんなに並ぶのなら、お昼に行こうと考えても、寿司大に入ることはほぼ無理です。閉店は14時から15時くらいとなっていますが、早朝の段階で行列ができ始めて、午前中の内に、そのひの受け付け分が終了してしまうことがほとんどです。また夜食べたいから、といっても築地そのものが夜の営業をしているお店がないので、当然寿司大も閉じています。

築地の飲食店のほとんどが、築地で働く人たちのためにスタートしているので、競りが終わる7時前後の朝食から、お昼くらいまでの営業というお店が多いです。その築地の市場内にあっても、観光客にも人気の寿司大は、営業はお昼すぎまでしていても、すでに行列に並んだ人たちが入るだけなので、お昼ご飯に食べようと思っても、希望の時間通りには食べられないので、注意が必要です。

お店が開いているかどうかは確認が必要

寿司大は基本的に、日曜祝日が定休日ですが、築地の市場が休みとなる水曜日も、休みのことが多いです。ただし、祝日がある場合などは、祝日を休む代わりに、水曜日が営業となることもありますので、水曜で市場が開催されている日は、ねらい目にもなります。また年末年始、夏期のお盆には市場が休みとなるのにあわせて、お店も休みになります。

手間ではありますが、並ぶ覚悟で深夜や早朝に出かけるのであれば、市場が開催しているかどうかを確認してから向かう方が確実です。ウェブ上で、築地市場の開市日は調べられますので活用してください。市場がお休みの日に加えて、日曜がお休みなので、寿司大に行くには月曜、火曜、木曜から土曜が営業となります。

ちなみに、台風や大雨など天候が悪い日なら、行列もないだろうと思っても、そこには常連のお客が並んでいることがあります。多少の悪天候であれば、築地の市場が開場されている日であれば、寿司大も営業しています。

予約は不可!

築地の寿司大は、これだけの行列ができるのは、予約も受け付けていない、ということにもあります。予約はできないからこそ、早朝から何時間も待ち時間を過ごし、ようやくお店に入れることになります。電話はありますが、営業しているかどうかの確認程度のみしかできないようになっています。

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築地の寿司大に行くときに注意するポイント

待ち時間が長くなることが当然の築地、寿司大ですが、そこに並ぶには事前の準備も必要です。長時間並んでいるうちに、断念してしまうことのないように、行列に並ぶためにもポイントをおさえます。

待ち時間が長いので防寒は必須

待ち時間が2時間をこえて4時間、5時間ともなると、軽装では、秋から冬なら体は芯まで冷えてしまいます。防寒対策は必須です。とくに築地は、新鮮な食材の卸売りをするための場所なので、車両が通りやすいようにアスファルトが整備され、水を扱うお店も多くありますので、地面からも冷えが来ます。冬であれば厚底の靴、厚手の靴下がおすすめです。

また風がふきつける場所もありますので、帽子やマフラーなどで、頭部の防寒も必須です。寒い日には、行列の後尾にも、寿司大のスタッフから、温かいお茶のサービスなどがふるまわれることもあります。こうしたサービスも人気の一因ですが、いつもあるとは限りません。自分で温かい飲み物を用意することも寒さ対策になります。

反対に夏場の猛暑にも対策が必要です。行列が混み合うので、日傘よりも帽子の方が、隣り合う人たちの迷惑になりません。また熱中症対策用に、ペットボトルや塩アメといった水分補給、塩分補給できるものも持参していくことをおすすめします。寿司大のお店からサービスとして、冷たい飲み物が提供されることもありますが、長い時間になるので、自分で準備するのが確実です。

長時間の行列に並んでいると、心配になるトイレですが、築地市場に観光客が入れるトイレもあります。場所は離れ、戸数がたくさんあるわけではありませんが、利用できます。連れの人がいれば、行列から離れても、そこへ戻ることができるのが築地ルールとなっていて、常連の人たちの中には、仲間が列に並び、もうすぐ入店できるというころに、連れの人たちが来ることもあります。店員の受付時に何名なのかを伝える必要があります。

外国人観光客に写真を撮られてしまうかも

外国からの観光客がほとんどの築地では、写真や動画を撮影している人たちも多くいます。寿司大そのものは、写真撮影も歓迎しているフレンドリーな雰囲気ですが、外国人の観光客は、行列の風景も名物として撮影をしていることが多いです。そこに並んでいたり、行き来していれば自然と写り込んでしまうこともあります。写されてしまうと困る場合は、帽子やマスク、サングラスなどで顔を隠しておくことをおすすめします。

ただ待ち時間が長いので、行列の前後の人たちとは、国籍を超えて声をかけあう様子もよく見られます。日本人同士でも、どちらから来ましたか、初めてですか、といったことから始まる会話があったり、気さくな外国人であれば、話しかけられることもあります。言葉を交わすことが苦痛でなければ、初対面の人と片言でも話してみるのも楽しい、行列の過ごし方です。少人数で待つなら、スマホや文庫本に熱中するという方法もあります。

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築地の寿司大に行って話題の寿司を楽しもう!

2時間の待ち時間でも、寒さや暑さがあっても行列に並んで入りたいのが、寿司大です。長時間を行列で過ごした人も、食べた後には、待ってよかったという感想が多くみられます。築地から豊洲への市場の移転に伴い、寿司大も移転をしますが、待ち時間が長くても味わいたい寿司大へ、足を運んでみてください。

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