おからは冷凍保存できる!保存期間・解凍方法も詳しく解説!

栄養豊富で食物繊維がたっぷり入ったおからは、健康食としてとても優れた食べ物です。最近では、ダイエット食としても注目されています。でも、おからは賞味期限が短いため、なかなか消費できず無駄にしてしまったことがある人も多くいるのではないでしょうか?もし冷凍することで長期保存が出来るならとても助かります。そこで今回は、おからの冷凍保存方法や、保存期間・解凍方法、そして冷凍おからを使ったレシピなど紹介します。

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目次

  1. 1おからを冷凍保存する方法や保存期限について教えて!
  2. 2おからを冷凍保存する方法を解説
  3. 3おからの冷凍した場合の保存期限と解凍方法について
  4. 4おからを冷凍保存した時に作りたいおすすめレシピ
  5. 5おからを冷凍保存して無駄なく使おう!

おからを冷凍保存する方法や保存期限について教えて!

豆腐を作る工程で、大豆を絞った時に出てくる絞りかすが「おから」です。絞りかすと表現はイマイチではありますが、この絞りかすであるおからは、とても栄養満点でヘルシーなので、健康のために、そしてダイエットのために食事に取り入れている人が多いです。

しかし、おからの賞味期限は短い上に、1パックで売られている量も多いため、食べ切ることができないという人も多くいます。でも、実はおからは冷凍保存することが出来ます。冷凍保存すれば、冷蔵保存よりも長く保存することが出来るので、安心して購入することが出来るでしょう。

今回は、おからの冷凍保存方法や、保存できる期間、そして解凍方法について紹介します。合わせて注意するポイントや、冷凍保存したおからを使ったレシピもお届けしますので、是非、参考にしてみてください。

おからを冷凍保存する方法を解説

豆腐は冷凍すると食感が変わってしまうので、おからも同じだと思っている人も多くいるのではないでしょうか?でも、おからは上手に冷凍保存すれば、美味しく食べることが出来ますので、余ったおからは無駄にしてしまう前に、どんどん冷凍保存してください。

おからの冷蔵での賞味期限は?

生おからを冷蔵庫で保存した場合の賞味期限は、2日~3日と大変短いです。あまり少量では売っていないため、家族が多い家庭なら期間内に上手く消費できますが、1人暮らしや2人暮らしの場合は、1パックを消費するのはなかなか難しいものです。

せっかく購入したおからを無駄にしてしまわないよう、買ってきたその日のうちに、消費できない分のおからはすぐに冷凍してしまいましょう。

生おからの冷凍保存の方法

生おからの冷凍保存方法は、保存したいおからの全量をジッパー式の保存袋に入れて、厚さを1㎝くらいにし、空気を抜きながら閉めます。そしてお箸や菜箸などを使って、2等分~6等分など、使いやすい量に筋目を付けて冷凍庫に入れます。次に使う時は、筋目でパキっと割って使用できるので、筋目を付けることがポイントです。

調理したおからも冷凍できる?

食べ切れると思ってたくさんおからを煮物にしたけど、食べ切れそうにないという場合も安心してください。生おからだけではなく、調理済みのおからも冷凍保存することが出来ます。1食分ずつ小分けにしてラップで包み、厚さを1cmにしてジッパー式の保存袋に入れて冷凍庫に入れます。厚さは均等にすると、上手に解凍されます。

おからの煮物をお弁当の1品として保存したい場合は、シリコンカップに入れて冷凍保存すれば、そのままお弁当箱に入れることが出来るので便利です。ただし、おからの煮物の具材にこんにゃくがよく使われますが、こんにゃくは冷凍すると食感が悪くなってしまうため、冷凍保存する時は使わないようにしましょう。

おからの冷凍した場合の保存期限と解凍方法について

おからを冷凍した場合の保存期限

生おからを冷凍保存した場合の保存期間は、1週間~2週間。そして、調理済みのおからを冷凍保存した場合の保存期間も同じく1週間~2週間です。2週間あれば、副菜やお弁当のおかずとして使い切ることが出来るでしょう。

おからを乾煎りしてから冷凍すると保存期限を長くすることできる!

もし、2週間でも短い場合は、乾煎りしてください。おからは水分を多く含んでいるため、冷凍したとしても思ったほど長く保存が出来ません。そこで、おすすめするのは、水分を抜くために乾煎りをして、おからパウダーにしてから冷凍保存をする方法です。この方法だと、保存期間は1か月に延びます。

テフロン加工されたフライパンに油をひかないで、中火でじっくりと15分~20分ほどかけて、おからを乾煎りします。水分が飛んでサラサラになれば完成です。しっかりと冷ましてから、ジッパー式の保存袋に入れて冷凍保存しましょう。水分が飛んでいるため、固まってしまうことはありませんので、生や煮物の時のように、筋目を入れる必要はありません。

乾煎りはレンジでも可能!

フライパンで20分かけて乾煎りするのが面倒な場合は、電子レンジでも可能です。少し大きめの耐熱容器におからを入れて、ラップをしないで500Wのレンジで5分加熱します。

そして、全体をよくかき混ぜます。再度、ラップ無しで500Wのレンジで3分加熱します。同じ手順を4回ほど繰り返して、サラサラになれば完成です。

冷凍したおからは冷蔵庫でゆっくりと解凍がベスト!

冷凍したおからを解凍する時は、自然解凍させてください。時間をかけてゆっくり解凍すると、味の劣化も少なく、上手に解凍することが出来ます。使うことが分かっている場合は、前日に冷蔵庫におからを移動させておくと翌日に使えます。

前日は難しい場合は、半日くらい冷蔵庫に移動させておき、その後、冷蔵庫から室内に移動させて完全に解凍させてください。時間をかけて少しずつ温度に馴染ませて、解凍させることがポイントです。

電子レンジを使用すると痛む原因になることもある

電子レンジを使って素早く解凍させたいという人も多くいると思いますが、おからは急激な温度変化に弱く、痛んでしまう場合があります。コンロやストーブの近く、日の当たる場所などもおすすめしません。味の劣化や食中毒を防ぐためにも、時間はかかってしまいますが、自然解凍しましょう。

冷凍したおからのおすすめの調理方法は?

冷凍したおからは、冷蔵保存したおからと比べると、どうしても味が落ちてしまいます。冷凍したおからは、ハンバーグや、餃子、お好み焼きやクッキーなど、しっかりした味付けの料理やお菓子に使うと、冷蔵保存したおからとの差をあまり感じず、美味しく食べることが出来ます。

おからを冷凍保存した時に作りたいおすすめレシピ

ここからは、冷凍保存したおからを使った料理や、お菓子のおすすめレシピを紹介します。バリエーションが少なく、おから料理は煮物ばかりになってしまうという方も、是非、参考にしてみてください。

青臭さがない!一味違った「卯の花煮」

材料は、おから300g、牛蒡1/4本、人参1/4本、干椎茸(戻し汁も使う)1個、玉ねぎ1/4個、こんにゃく1/4個、油揚げ1/2枚、角天1袋、三温糖・みりん・醤油を各大さじ3、酒・オイスターソースを各大さじ1、干椎茸の戻し汁と水を合わせて500cc、顆粒だし小さじ1~2、チューブの生姜少々です。調味料は予め全てを混ぜ合わせておきます。

牛蒡をささがきにして、その他の具材は全て細切りにします。鍋にごま油をひいて、おから以外の具材を炒めます。そこへ、おからを入れて炒めながら、合わせておいた調味料も入れて炒めます。水気がなくなったら完成です。冷凍保存して青臭さが増してしまったおからでも、オイスターソースと生姜で気にならず、一味違った美味しい卯の花煮になります。

おからでかさ増ししてヘルシーに!「おから入りドライカレー」

材料は、冷凍おから100g、豚ひき肉200g、サラダ油大さじ1、玉ねぎ1個、人参1本、コーン100g、ケチャップ大さじ5、カレー粉・ウスターソース各大さじ3、塩コショウ少々です。まず、玉ねぎと人参を粗みじん切りにします。熱したフライパンにサラダ油をひいて、中火で豚ひき肉・玉ねぎ・人参を炒めます。

ひき肉がぽろぽろになったら、おから・コーンを加えてさらに炒めます。調味料を全て加えて味付けして完成です。冷凍して風味が落ちたおからも、味の濃いドライカレーにすれば、美味しいく食べられカロリーダウンも出来て、一石二鳥です。

ココナッツのいい香り!「おから焼きドーナツ」

材料は、おから150g、薄力粉150g、ベーキングパウダー小さじ1、塩小さじ1/2、ココナッツオイル40g、卵1個、三温糖50g、蜂蜜大さじ1、トッピング用にあられ砂糖大さじ3(無い場合は、グラニュー糖や粉砂糖でも可)です。冷凍おからを凍ったまま耐熱ボールに入れて、ラップなしでレンジで2分加熱する。ほぐして、ココナッツオイル・三温糖・蜂蜜を加えてよく混ぜます。

卵も加えてしっかり混ぜ合わせます。そこに、ふるった薄力粉・ベーキングパウダー・塩を加えてまとめます。生地を棒状にして10等分に切り分けます。手に水をつけて、細長く生地を伸ばして端をくっつけリング状にします。

オーブンシートを敷いた天板に生地を並べ、表面にあられ砂糖をまぶし、180℃のオーブンで20~30分焼きます。綺麗な焼き色がつけば完成です。おからを使うことで、あっさりしたドーナツになります。バターの代わりにココナッツオイルを使用しているので、ココナッツのいい香りがして、おからの青臭さも気になりません。

おからを冷凍保存して無駄なく使おう!

今回は、おからの冷凍保存方法と解凍方法、そして冷凍おからを使ったレシピを紹介しました。おからは売られている量が多く、賞味期限の期間内に食べ切ることが出来ないからと、購入を躊躇していた方も、今回紹介した方法を参考に、どんどん冷凍保存をして最後まで美味しく食べてください。栄養たっぷりでヘルシーなおからをたくさん食べましょう! 

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