箱根湯本のグルメでおすすめは？美味しいランチや食べ歩きを厳選紹介！

新宿の喧騒を離れロマンスカーに乗って1時間半ほど、箱根湯本は都心からもっとも行きやすい温泉地と言えるかもしれません。日帰り観光であれ泊まりであれ、温泉やおいしいグルメを求めて箱根には多くの人が観光に訪れますが、なかでも箱根湯本は箱根登山鉄道の箱根湯本駅があり、アクセスしやすい利点から箱根観光の重要な拠点になっています。

そこで、本記事では箱根観光の拠点となる箱根湯本を中心に、おすすめのグルメ情報を特集しています。老舗のお店で食べる美味しいランチや、箱根湯本の街を散策しながら楽しめる食べ歩きにぴったりのお店の情報、ディナーに使えるとっておきのおすすめのグルメスポットまで多彩に紹介しています。箱根湯本に行ったことがない人も、箱根湯本のリピーターだという人も、是非一度チェックしてみてください。

まずは箱根湯本で美味しいランチが味わえるおすすめのグルメスポットから紹介していきましょう。箱根の玄関口である箱根登山鉄道の箱根湯本駅近くのお店や、箱根湯本周辺で行けるランチのお店を調べました。箱根湯本の名物である蕎麦がおいしいお店や、インスタ映えするかわいいランチを提供しているお店など、箱根湯本にはさまざまなタイプのグルメが集まっていますので注目です。

箱根湯本へ来たからにはまずは蕎麦を食べたいという人は多いでしょう。箱根湯本には多くのお蕎麦屋さんが軒を連ねています。そのなかでも箱根湯本駅から徒歩2分の立地にある「山そば」は、大変人気のある蕎麦店です。こちらでは、地元の自然薯をつなぎに使った、独特の風味とコシの強さが特徴の美味しい蕎麦を食べられます。

自然薯たっぷりのとろろそばや、サクサクの天ぷらが手籠に盛られて出てくる天ざる蕎麦がおすすめです。席数はテーブル席、座敷席を合わせて92席、ゆったりとした空間に落ち着いた雰囲気で、家族連れのランチにも良いでしょう。ランチタイムは11時からで、19時まで営業しています。定休日は木曜日で、木曜が祝日の場合翌日が休日となります。

「神奈川県の西の果て、天下の険の麓から元気になるカレーを発信しています！！」というお店のPRがなんともユニークで可愛いお店「箱根かれ一心」は、美味しいこだわりカレーを食べられるお店です。2018年5月に箱根湯本駅徒歩4分のところに店舗を移転し営業しています。化学調味料を一切使わず、17種のスパイスをブレンドして作ったオリジナルスパイスを使ったカレーが美味しいと評判です。

箱根かれー心の自慢は熱々のカレーで、紫黒米とは別の耐熱容器に出てくるので最後までおいしくいただけます。お店一押しで一番人気の「心スペシャル」は、角煮、温泉卵、カツまでのせた、大満足のボリューミーなセットです。記念撮影サービスなどユニークな試みもあり、サービス精神旺盛なお店でたのしいランチタイムにぴったりのお店です。ランチ営業は11時から14時半まで、ラストオーダーは14時までです。

「湯葉丼直吉」は、箱根の中腹から涌き出ているきれいな清水、大平台の「姫の水」をふんだんに使って汲み上げた湯葉が自慢のお店です。小さな土鍋に一つずつ、かつおだしのスープを注ぎ湯葉を浮かべ玉子でとじた湯葉丼は、なんとも優しい味わいでお腹にも優しく、食べる人をほっこり癒してくれる一品です。ヘルシーなので女性客にも大変人気です。

店内は以前旅館を営んでいた場所とあって落ち着きと趣きがあり、窓からは川の流れと緑が目に優しく居心地の良い空間です。玄関には足湯もあるので、待ち時間に旅の疲れを癒せるひとときが過ごせます。営業時間は11時から19時までで、ラストオーダーは18時までとなっています。名物湯葉丼のほかにも、湯葉刺しや、湯葉ぜんざいなど、湯葉を贅沢につかった一品が楽しめるお店です。とろける食感がおいしい湯葉がおすすめです。

箱根富士屋ホテル1階にある中華料理店「中国料理桃花楼」では、安定感抜群の王道中華料理が楽しめます。本格的な中華料理レストランですが、ランチタイムにはお得なセットがあり好評です。「選べる点心ランチ」2,200円（税別）は、7種類の点心からお好みで3種を選び、さらにハーフサイズの麺やご飯を選んで注文することができます。麺やご飯ものには、五目入り炒飯、五目入り焼きそばなど本格的な広東料理が揃っています。

黒ゴマの特製ダレがたっぷりかかった坦々麺は、坦々麺フリークをも唸らせるコクと旨味が絶品の美味しさです。箱根湯本駅から徒歩1分の抜群の立地にあるので、食べ歩きでは物足りない、しっかりとランチを食べたい人にもおすすめです。営業時間は平日11時半から14時まで、土日祝日は11時半から14時半までのランチタイムと、18時から20時半までのディナータイムがあります。店内には個室も完備しており会食にも便利です。

箱根湯本は箱根観光の入り口でもあり、またさまざまな食べ歩きを楽しむことができる街として有名です。店頭で出来立ての食べ歩きグルメを提供しているお店が多いので、箱根湯本の散策ついでに食べ歩きを堪能することができます。多くがひとつから購入できますので、試しに味わってみて気に入ったらお土産に購入することもでき便利です。では、箱根湯本おすすめのグルメ食べ歩き情報を見ていきましょう。

箱根湯本駅からすぐのおみやげ街道にある菊川商店では、箱根まんじゅうという創業から変わらない老舗の味が楽しめます。店頭にはレトロなまんじゅう焼き器がポコン、ポコンと次々に、ふわふわのカステラ焼きを焼き上げていきます。女性の手のひらに収まる小さなサイズの箱根まんじゅうは、外側の生地はさくっとしていて、なかの白あんは上品な甘さで道行く人に大人気です。

箱根湯本のおみやげ街道にある各お店では、いろいろなおまんじゅうの食べ歩きが楽しめますが、老舗菊川商店の箱根まんじゅうは1個70円とリーズナブルなのも魅力の一つです。ごはん前であまりがっつり食べ歩きができないときや、小腹を少し満たしたいなんてときに一つ購入してみるのはいかがですか？お店の前にはベンチがあるのでちょっと一休みも良いかもしれません。営業時間は平日8時から19時まで、土日祝は20時までです。

箱根湯本にある実演販売の老舗と言えば、籠屋清次郎の揚げかまぼこも有名です。箱根湯本駅から徒歩1分、みやげ物店「みつき」の入口右側にあります。こちらは、小田原に本店を構える老舗の蒲鉾店、籠清（かごせい）のテイクアウト専門店で、ショーケースに並んだ揚げたての揚げかまぼこを1本から食べ歩き用に購入することができます。

厳選された魚のすり身を使ってつくられたかまぼこは一つ一つ串にささっているので、気ままな食べ歩きにも向いています。いちばん人気は玉ねぎのザクザクとした食感と甘さが特徴の「玉ねぎ棒」だそうです。丸い手まりのような形の「籠てまりエビ」も、ふわふわとした食感にエビの風味がおいしく癖になる味わいです。籠屋清次郎の営業時間は平日9時から18時、土日祝は19時までです。

食べ歩きスポットとして名高い箱根湯本のお土産ストリートでも新名物誕生と評判なのが、鈴廣かまぼこの「半熟ばくだん」です。まるきやは箱根湯本駅前で30年以上営む老舗の土産物屋です。半熟ばくだんは、こちらを始めとして多くの土産物屋で販売されています。青海苔入りの蒲鉾のなかに、半熟のゆで卵が丸ごと一個入っており、備え付けのヒモを引っ張るとパカっと二つに割れるユニークな食べ物です。

半熟ばくだんは小田原に本店のある老舗の蒲鉾店、鈴廣かまぼこが作っています。割れた蒲鉾のなかにはトロリとした黄身がおいしそうなたまごが入っているのですが、1個ずつパックに入っているため、食べ歩きしやすいよう配慮されているのがうれしいところです。箱根湯本の複数のお店で販売されています。ちなみに、まるきやの営業時間は8時半から18時半までで、定休日は金曜です。

箱根湯本駅そばの土産物屋が並ぶ通り沿いの端にある和菓子のお店「ちもと」は創業68年の老舗店です。2018年の食べログスイーツ100店にも選ばれたこちらのお店では、名物の「湯もち」（1個220円）が旅行客にとても人気があります。手のひらにすっぽり収まるサイズのかわいい湯もちは、甘さ控えめで中にはすっきりとした味わいの餡が入っています。マシュマロのようなふわふわとした食感もおいしいです。

店内は落ち着いた老舗和菓子店の雰囲気が心地よく、湯もちの他にも鈴形のかたちがかわいらしい最中「九里」など、食べ歩きやお土産にぴったりのお菓子がショーケースに並んでいます。箱根湯本駅から徒歩5分の立地でアクセスしやすいので旅の途中に訪れてはいかがでしょうか？営業時間は9時から17時までで、不定休です。店舗隣接の駐車場が5台分ありますので、車で訪れる人にもありがたいお店です。

次に紹介するのは箱根湯本おすすめのスイーツに関するグルメ情報です。温泉の街箱根湯本にピッタリの古民家で味わえる和スイーツや、モダンでおしゃれなカフェ、SNS映えまちがいなしのスイーツまで、いろいろなおすすめスイーツグルメを紹介しています。女友達との旅行や、家族旅行にもきっと役に立つ箱根湯本のスイーツ情報です。ぜひチェックしてみましょう！

箱根湯本駅から徒歩4分のアクセスしやすいところにある人気のカフェがこちら「craft＆cafe ISAMIYA」です。店内はどこかレトロな雰囲気のある落ち着いた空間で、旅の疲れをゆっくりと癒してくれる、そんなカフェです。「craft＆cafe ISAMIYA」のお店の人気は、その落ち着いた内装だけでなく、豆腐を使ったスイーツに定評があることです。

お店自慢の豆腐ワッフル（税込み980円）は、生地に豆腐を練り込んで焼き上げ、外はカリッと中はふわっとした美味しさが特徴です。ワッフルにはバニラアイスや小倉あん、フルーツなどがたっぷりと添えられ、旅人のスイーツ欲を満たしてくれること間違いありません。他にも豆腐を使った絶品スイーツとして、豆腐クリームサンデーや豆乳寒天のクリームあんみつなどもメニューに並びます。

江戸時代初期から続く名店「甘酒茶屋」は現在の店主で13代目になる老舗の甘味茶屋です。歴史を感じるかやぶき屋根の古民家に囲炉裏のある店内では、江戸時代の風情を感じながら名物の甘酒や和スイーツを堪能することができます。

和スイーツメニューのなかで一押しは、毎朝きねでついたお餅を炭火で焼き上げた「力餅」です。3種の味から選ぶことができ、とくにおすすめは黒ごまきなこ餅です。すりたての黒ゴマの香ばしさが柔らかなお餅に馴染みとてもおいしい一品です。夏場にはオリジナルのシロップがかかったかき氷が提供されます。営業時間は午前7時半から午後5時半まで、年中無休です。

ジャズやシャンソンがBGMに流れるおしゃれな甘味喫茶「茶房うちだ」では、落ち着いた空間で外国人のお客さんにも好評のふわふわ抹茶シフォンケーキが味わえます。抹茶の香り高いシフォンケーキは一日16個の数量限定品で人気のため、売り切れになることもしばしば。他にも、バナナシフォン、ゆずシフォン、桜の季節には桜シフォンなど時期によりさまざまな絶品シフォンケーキが味わえます。

茶房うちだは箱根湯本駅から418mのところに位置し、店舗近くには3台分の駐車スペースがあります。営業時間は10時から18時まで、7月から9月の夏季は19時まで営業しています。定休日は水曜日です。評判のシフォンケーキのほか、あんみつや軽食、各種ドリンクも楽しめます。テーブル席の他に座敷席もあり、子連れの家族にもおすすめです。

箱根湯本駅前にある焼き菓子のお店「さがみや」は、木の実がたっぷり入った美味しいスイーツを販売するお店です。「大人の方に喜んでいただける焼き菓子」を提案しているさがみやでは、ナッツや木の実をふんだんに使った焼き菓子「ナッツヴェセル」や、甘くてふかふかな食感がおいしい「山のブラウニー」など、大人のティータイムに合うスイーツが揃っています。

さがみやの焼き菓子は、数年前には料理記者である岸朝子さんの著書『全国五つ星の手みあげ』にも掲載され、今や箱根湯本を訪れる人の人気店となっています。店内では常に10数種類のお菓子が並び、試食もできますから自分が気に入ったスイーツを安心して購入できます。営業時間は9時から17時まで、年中無休です。じっくりと焼き上げたこだわりの焼き菓子をお土産にするのはいかがですか？

箱根湯本でのんびりしたいなら、ランチタイムだけでなく、ぜひディナータイムまでグルメを堪能してみませんか？箱根湯本には温泉旅館併設のすてきなステーキハウスや、デートにも使えるコースが自慢のフレンチを楽しめるお店など、ジャンルを問わずたくさんのレストランが集結しています。この項では、箱根湯本近辺で味わえるディナー情報を厳選して紹介しています。

オープン以来30余年、箱根湯本の地元の人からも愛されているレストラン「ステーキハウス吉池」を紹介します。職人の手技を堪能できる鉄板調理は、ディナータイムを贅沢に過ごしたい人にピッタリのお店です。黒毛和牛本来の甘みと旨味を引き出す鉄板料理が一番のおすすめですが、メニューにはシーフードもあるため、お肉が苦手な人もいっしょに楽しむことができて安心です。

ステーキハウス吉池は、箱根湯本駅から徒歩7分のところにある吉家旅館に併設されているレストランです。営業時間は平日のランチタイムが11:00～15:00、ディナータイムは17:30～21:30で、土日祝日は中休みなしの11:00～21:30（ランチメニューは14時半まで）となっています。目の前で繰り広げられるシェフの手技や、炎のパフォーマンスは一見です。旅の締めくくりを飾るにふさわしいディナーが味わえるおすすめの店です。

箱根湯本の有名ホテル、湯本富士屋ホテルの味を守り、受け継ぐフレンチレストランが「フランス料理ヴァンヴェール」です。こちらでは繊細な味と嗜好をこらしたフレンチのコース料理や、豊富なアラカルトメニューを楽しむことができます。四季の素材を生かした絶品の豪華フレンチを箱根湯本で味わいませんか？

営業時間は、ランチタイムが11時半から14時まで、ディナータイムは18時から20時半までです。お店は箱根湯本駅からは約220ｍの立地です。フランス料理ヴァンヴェールでは10名まで対応可能な個室が1室用意されています。お祝い事や、大切なひととの会食に利用するのもおすすめです。お子様メニューも幼児低学年用と、高学年用のメニューがあり、家族連れにも親切なレストランです。

その日に仕入れた相模湾の活け魚を、新鮮なうちにいただける寿司店が「はこね中村家」です。箱根湯本駅から徒歩4分に立地しています。昭和24年から営業している「はこね中村家」は、地元箱根湯本の人たちからも愛され続けてきました。目の前でお寿司を握ってくれるカウンターや、気取らないテーブル席、2階には大勢の宴会まで対応できる座敷席もありどの席でもゆったりとくつろげる雰囲気があります。

店長のおすすめで人気ナンバーワンは、「あじ・あなご鮨ハーフ＆ハーフ」で、ネギと生姜の香りを効かせて食べる新鮮なアジ、こだわりのたれをまとったあなごを4貫ずついただける一皿です。その日仕入れた魚介でつくる色鮮やかな「ちらし」や、お刺身盛り合わせも人気です。営業時間は11時半から19時まで、定休日は水曜です。素泊まりで旅館に泊まり、ディナーをこちらでいただくのもおすすめの純和風寿司店です。

備長炭で焼いた焼鳥と、お店名物本格ちゃんこ鍋が味わる「歌流多」は居酒屋気分で訪れることができる居心地の良いお店です。箱根湯本駅からは車で5分、徒歩20分と駅からは少し離れる立地ですが、忙しくない時間であれば駅前や、湯本町内の旅館まで迎えに来てくれるので安心です。一番人気のちゃんこ鍋は、しょうゆ味・みそ味・しお味・キムチ味と味が選べ、量もミニサイズ、普通サイズと選べるので、好みに応じて注文しましょう。

ビールに冷酒、麦焼酎に芋焼酎、ウイスキーとお酒の種類も豊富に用意しており、料理がいっそうおいしくなる良いものをそろえているのも自慢です。「備長炭串焼き親父おまかせセット」は絶品のやきとり、やきとん5本がはいって700円と大変お得でぜひ注文したいメニューのひとつです。営業時間は18時から0時半まで、ラストオーダーは23時40分となっています。日曜営業、木曜日が定休日です。

箱根観光の玄関口である箱根湯本は、箱根登山鉄道の箱根湯本駅を中心に、さまざまな箱根グルメを堪能できる街でもあります。本記事では箱根湯本で味わえるおすすめのグルメ情報を特集しました。本記事を参考に箱根名物の美味しい蕎麦ランチを食べるもよし、箱根湯本を散策しながら食べ歩きを楽しむもよし、いろいろな楽しみ方ができるでしょう。都会の喧騒を離れ、箱根湯本でおいしいグルメと温泉に癒されにいきませんか？