2018年09月19日公開
2024年08月05日更新
なすとひき肉にチーズをとろり!簡単チーズ焼きや絶品グラタンなど紹介!
夏から秋にかけて旬を迎える夏野菜の代表、なす。お漬物はもちろん、焼きなすにしたり、揚げ浸しにしたり、お味噌汁の具にしたりと、どんな使い方でも美味しく食べられる料理の強い味方です。そんななすを使った絶品料理のレシピはたくさんありますが、今回ピックアップするのは、なすとの相性抜群のひき肉やチーズを使った絶品レシピ。なすとひき肉にチーズの美味しいハーモニーを楽しめるレシピを紹介します。
目次
相性抜群のなすとひき肉にチーズをプラスした一品を作ろう!
夏野菜の代表、なす。強い抗酸化力があり、生活習慣病などの元になる活性化酸素を抑える力をもっています。コレステロールの吸収を抑える力もあり、積極的に食べたい食材です。また、なすにはスーパーなどで見かける長なすの他にも、色も形も様々な品種があります。大きいサイズの米なすや、緑色の青なす、京都の伝統野菜、賀茂茄子など。食感もそれぞれ違っているから、レシピに合わせて使い分けることができます。
なすと油の相性がいいことは有名です。なすを油で調理すると、なすのえぐみ成分が油に溶け出し、食べた時に甘味を感じるようになります。また高温で調理することで蒸発したなすの水分に代わって油が吸収され、淡白ななすの味を引き立てます。ひき肉に含まれた油が旨味と一緒に溶け出し、なすに吸収されて旨味を引き立てるから、なすとひき肉は相性がいいのです。それでは、なすとひき肉、チーズを使ったレシピを紹介します。
なすとひき肉の簡単チーズ焼きレシピの紹介
なすとひき肉とチーズといえば、チーズ焼き。ひき肉の旨味をたっぷり吸ったジューシーななすと、チースのコクが後を引く美味しさです。基本はなすとひき肉を重ねた上にたっぷりとチーズをのせてオーブントースターで焼く、というレシピですが、味付けに味噌を使ったり、ひき肉の種類を変えてみたりと、幅広いアレンジが可能です。家にはオーブンがないから作れない…という場合のために、フライパンを使ったレシピも紹介します。
ケチャップを使ったレシピ:簡単チーズ焼き
フライパンで作れるレシピです。ケチャップで味付けをしているのでとっても簡単に作れます。なすは長なすを使用、一本に対して50gの豚ひき肉を用意します。なすを7mmくらいの厚さに切り、水にさらします。フライパンにオリーブオイルを入れ温めます。ひき肉を炒め、ケチャップと塩胡椒とあればナツメグで味を整え、しっかり火が通りひき肉がパラパラになったら取り出します。フライパンは拭いておきます。
次に、水に晒していたなすの水気を拭き取り、油を引いて温めたフライパンに並べます。両面をこんがりと焼き目がつくくらいに焼きます。菜箸で挟んでみて柔らかければ焼き上がりです。なすが焼けたら、取り出しておいた肉を戻し、上にチーズをのせます。フタをして弱火にかけ、チーズが溶けるまで焼きます。焼きあがったらケチャップをかけて出来上がりです。
和風にアレンジのレシピ:絶品味噌チーズ焼き
ひき肉の味付けを、味噌や醤油にしてみれば、和風の味噌チーズ焼きを楽しめます。これから紹介するのは味噌味のレシピ。まず、同量の味噌、酒、みりんと、その半分の量の砂糖を混ぜておきます。なす二本を8当分に切り、水に晒した後、フライパンでこんがり焼きます。焼けたら耐熱皿に入れます。続いてひき肉70gをフライパンで炒めます。
ひき肉に火が通ったら、最初に合わせておいた調味料を入れて混ぜます。耐熱皿に並べたなすの上にのせ、その上からさらに、チーズとパン粉を順番にちらします。オーブントースタに入れ、チーズに焦げ目がつくくらいまで焼きます。焼きあがったらパセリを飾って出来上がりです。
ナスの形を活かしたレシピ:肉詰めなすのチーズ焼き
なすのコロンとした形を活かしたレシピです。見た目もオシャレなので、おもてなしにも使えます。なすを半分に切り、中身をくり抜きます。皮の部分を水にさらした後、オリーブオイルを塗り、オーブントースターで8分くらい焼きます。くり抜いた中身は食べやすい大きさに切っておきます。
フライパンにオリーブオイルを引き、合挽ひき肉40gと切っておいたなすを炒めます。ひき肉に火が通ったらカットトマトの水煮100gを加えて煮詰め、塩胡椒で味を整えます。出来上がったミートソースを焼いておいた皮煮詰めてチーズをのせたら、オーブントースターでチーズが溶けるまで焼きます。焼きあがったらパセリを散らしで出来上がりです。
なすとひき肉のチーズグラタンレシピの紹介
チーズ焼きのレシピはいかがでしたか?次は、なすとひき肉を使ったグラタンを紹介します。なすとひき肉のグラタンは、世界中で愛されているメニュー。レシピも数多くありますが、東地中海やギリシャでは「ムサカ」と呼ばれ、伝統的な野菜料理として親しまれています。オーブンがなくても作れるフライパンでできるグラタンも紹介します。
絶品!なすと牛ひき肉のトマトグラタン
ひき肉の間にチーズを挟んだ、コクのある一品です。準備するのは、なすと牛ひき肉、今回は玉ねぎとトマトも使います。まず最初になすのヘタをとり、5mm程度の薄切りにして水にさらします。玉ねぎはみじん切り、トマトも5mm程度に切ってタネを取っておきます。油を敷いたフライパンを温め、玉ねぎを炒め、しんなりしたら牛ひき肉を加えます。塩胡椒、ナツメグで味を整えたら取り出し、バットなどに入れておきます。
さっと拭いたフライパンを温め、水気を切ったなすを炒めます。両面に焼き目がつき、程良く焼けたら取り出し、続いてトマトを焼きます。なす、トマトともに味付けは塩胡椒です。次に耐熱皿に薄くバターを塗り、半量の牛ひき肉を入れチーズ、残りのひき肉の順に重ねます。その上になすとトマトを並べチーズをのせます。200度に温めておいたオーブンに入れ、チーズに焼き色がつくまで30分ほど焼きます。パセリを散らして完成です。
なすとひき肉のフライパングラタン
フライパンでできるグラタンのレシピです。なす以外にもジャガイモやトマトを使うので、しっかりボリューミーな一品です。まず、なすは5mm、じゃがいもは3mmの厚さに切って水に晒します。トマトは5mm程度の輪切りにしておきます。
フライパンに油を敷き、水気を切ったジャガイモを少しづつ重ねながら敷き、塩胡椒します。その上に水気を切ったなすを、ジャガイモと同じように重ねながら敷きます。なす上にひき肉を平に伸ばし、塩胡椒したら、上にトマトを並べます。蓋をして10分ほと蒸し焼きにして火を止めます。チーズとパセリを散らし、サイド蓋をします。チーズが溶けたら完成です。
米なすとひき肉の絶品グラタン
クリームにマスカルポーネチーズ入れた、コクのある一品です。米なすは縦半分に切り、中身をくり抜き、食べやすい大きさに切っておきます。フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ香りがたったら、ひき肉を炒めます。ひき肉がポロポロになったら、切っておいたなす、白ワイン60mmを入れ、煮ます。
次に生クリーム50mm、マスカルポーネチーズ50gを加え、クリームが半分の量になるまで煮詰めます。中身をくり抜いた米なすの皮に煮詰めた具を入れ、パルメザンチーズを振りかけます。オーブントースターに入れ、焼き色がつくまで焼いたら、できあがりです。
なすとひき肉とチーズを使ったおかずレシピの紹介
相性抜群のなすとひき肉、チーズ。チーズやグラタンの他にも、なすとひき肉、チーズを使ったレシピはたくさんあります。次は、食卓に加えたくなるなすとひき肉、チーズを使ったおかずレシピを紹介します。
絶品!なすと豚ひき肉とトマトの重ね焼き
なすは1cm程度に切り水にさらしておきます。トマトも半分にきってから8mm程の厚さに切ります。豚ひき肉に塩胡椒をして捏ね、たねを作ります。なすの両面にオリーブオイルを塗り、豚ひき肉のたねを小さじ1程度乗せて伸ばし、トマトを重ねます。なす、ひき肉、トマトの順にならべ、耐熱皿に敷き詰めます。
なす、ひき肉、トマトを敷き詰めた上にオリーブオイルを大2程度回しかけ、塩胡椒をしたらラップをかけ、レンジで加熱します。豚ひき肉に火が通ったらラップをはずし、パン粉、パセリ、パルメザンチーズを全体振りかけ、300度に温めたオーブンに入れます。約15分程焼き、パン粉が香ばしく色づいたら完成です。
絶品おつまみ!なすと鶏挽肉のはさみ揚げ
ひき肉は鶏ひき肉、チーズはカマンベールチーズを使った、和風でオシャレな一品です。なすはヘタを取って、縦に切り込みを入れ、水に晒しておきます。鳥ひき肉にみじん切りにした玉ねぎ、塩胡椒、砂糖、醤油を入れ粘りが出るまで混ぜます。カマンベールチーズは3mm程度に切ります。
水に晒しておいたなすの水気を、キッチンペーパーなどでよく拭き取り、切り目に小麦粉をまぶします。鳥ひき肉のたねとカマンベールチーズをなすの切り目に挟み、全体に薄く小麦粉をつけます。小麦粉に冷水を入れ軽く混ぜ衣を作ります。ひき肉とチーズを挟んだなすに衣をつけ、170度に温めた油で揚げます。好みで天つゆにつけても美味しいです。
溶けたチーズが絶品!なすとひき肉のウスターソース炒め
最後はなすとひき肉とチーズを使ったウスターソース炒めのレシピを動画で紹介します。ウスターソースに絡んだチーズが絶品で、いつもとは一味違った野菜炒めを味わえます。チーズとウスターソースのコクが、お酒にもご飯にもピッタリな一品です。
なすとひき肉とチーズを使った絶品料理で食卓を盛り上げよう!
なすとひき肉、チーズを使ったチーズ焼きやグラタン、おかずなどを紹介してきました。いかがでしたか?比較的リーズナブルで気軽に使える食材の、なすとひき肉チーズ。相性バッチリなので、紹介したレシピばかりでなく工夫次第で絶品料理を作ることもできるので、日頃のメニューの定番にして、食卓を盛り上げましょう!