エッグベネディクトのソースのレシピ！簡単オランデーズソースとは？

エッグベネディクトを自宅で作りたいと考えたとき、仕上げにかける濃厚なソースのレシピに悩む人も多いのではないでしょうか？エッグベネディクトはソースとポーチドエッグが決め手です。自宅で作るのならば、自分の好みに合ったおいしいエッグベネディクトを作りたいものです。

今回は、エッグベネディクトについて詳しく解説していきます。エッグベネディクトの食べ方や、欠かすことのできないポーチドエッグの簡単な作り方、トロリと濃厚なオランデーズソースの詳しい作り方やレシピなども詳しく紹介します。

エッグベネディクトはとてもおいしい料理ですが、そもそもエッグベネディクトとは、どんな料理なのかと疑問に思う人も多いのではないでしょうか？どのような料理か漠然と知っていても、発祥の地や食べ方を詳しく知らないこともあるものです。

ここでは、エッグベネディクトについて発祥の地や食べ方、ピッタリな具材を詳しく紹介すると共に、とろとろのポーチドエッグの作り方も合わせて紹介していきます。エッグベネディクトについて詳しく知り、エッグベネディクトをより一層おいしく食べるための参考にしてください。

エッグベネディクトはアメリカのニューヨーク発祥の料理といわれています。半分に割ったイングリッシュマフィンの上に、ハムやチーズ、ベーコンやサーモンなどの具材と共に、半熟のポーチドエッグをのせ、最後にオランデーズソースをかけた料理です。サイドにベビーリーフなどのサラダを添えていることが多いものです。

海外ではエッグベネディクトは、主に朝食やランチタイムに食べられている料理で、ボリューム感もあります。また、見た目も華やかなものです。エッグベネディクトは普段の朝食やランチにもぴったりですが、休日のブランチやホームパーティーのときなどにもピッタリの料理でしょう。

エッグベネディクトはハムやベーコンなどの具材と一緒に、ポーチドエッグが乗っているのでとてもボリュームのある料理です。そのため、ちょっと食べづらいと感じた経験のある人もいるのではないでしょうか？エッグベネディクトは、食べ方のコツを覚えれば、おいしくキレイに食べることができるものです。ここでは、ポーチドエッグの食べ方を紹介します。

ポーチドエッグを食べるときは、ナイフとフォークを使って食べ進めていきます。はじめに、エッグベネディクトを半分に切りましょう。思い切ってナイフをざっくりと沈めて切ってしまうのがポイントです。ポーチドエッグの中からトロリとした黄身が溢れてきて、食欲をそそる光景が広がります。

溢れだした黄身とオランデーズソースに具材とパンを絡めながらいただきます。具材とパンはフォークで支えて一緒に切ると良いでしょう。それぞれをバラバラに切り分けてしまうと食べづらいものです。また、食べる度に一口ずつ切り分けていくのもキレイに食べ進めるポイントのひとつです。

エッグベネディクトのソースや黄身は添えてあるサラダやポテトに絡めて食べてもおいしいものです。バランスよく具材にソースと黄身を絡めて、一口ずつ食べていくと、最後までおいしく、かつ、キレイに食べ切ることができます。

エッグベネディクトに使うイングリッシュマフィンは外側はカリッとしていて、中はもっちりとした歯ごたえの食べ応えのあるマフィンです。エッグベネディクトに使用していただくときは、そのままよりも、トーストしたり、表面に焦げ目がつく程度にフライパンで焼くと香ばしさがプラスされておいしいものです。

エッグベネディクトは、半分に割ったイングリッシュマフィンにのせて食べることが多いものですが、具材を挟んでから、上にポーチドエッグをのせて、オランデーズソースをかけていただいてもおいしいものです。

挟む具材はハムやベーコンなどの定番な具材でも、もちろおいしいですが、チェダーチーズやピザ用のシュレットチーズなど、とろけるタイプのチーズを挟むことで、より一層濃厚でコクのあるエッグベネディクトを楽しむことができるのでおすすめです。

エッグベネディクトの具材といえば、ハムやベーコンが定番です。しっとりとしたハムやカリッと焼いたベーコンは、イングリッシュマフィンや半熟のポーチドエッグ、濃厚なオランデーズソースとの相性がとても良いものです。

ハムやベーコンは、薄切りにスライスしたハムだとほかの具材とのバランスがちょうど良いためおすすめです。イングリッシュマフィンやオランデーズソースとの相性が良いだけでなく、ハムやベーコンのタンパク質や脂質をプラスすることで、エッグベネディクト全体の栄養バランスもとることができます。

ハムやベーコンにこだわって作るエッグベネディクトは格別においしいものです。せっかくエッグベネディクトを作るのなら、具材ひとつひとつにこだわって揃えてみることをおすすめします。ハムやベーコンは、それぞれの種類やメーカーによって味わいが違うものです。自分好みのハムやベーコンを探してみるのも良いでしょう。

エッグベネディクトを作るとき、ポーチドエッグは欠かすことのできない具材のひとつです。ポーチドエッグは中の黄身がとろりと流れ出るほど半熟な仕上がりにすると、エッグベネディクトとの相性がとても良いものです。エッグベネディクトに必要な具材のポーチドエッグですが、作るのが難しいと思う人も多いのではないでしょうか？

ポーチドエッグ作り方といえば、沸かしたお湯に酢を入れて卵を落として火を通していく作り方が一般的です。しかし、この作り方は、卵の白身が湯の中に散ってしまったり、丸くキレイに仕上がらなかったりなど、作り慣れないとなかなか難しいものです。

ポーチドエッグは電子レンジを使用すると、とても簡単に作ることができます。電子レンジで加熱することで手軽につくれるので、イングリッシュマフィンを食べたいと思ったときにぴったりのレシピです。作り方は、マグカップに卵を1個そっと割り入れます。黄身が割れないように注意して割り入れましょう。

卵を割り入れたマグカップの中に水をそっと注ぎ入れます。真ん中から注ぎ入れるのではなく、卵が崩れないように端からゆっくりと注ぎ入れましょう。卵全体が水にきちんと浸る位の量を入れるのがポイントです。水の量が少ないと黄身が爆発する恐れがあるので注意しましょう。

水を入れたら、電子レンジ500wで1分20秒程度加熱しましょう。ポーチドエッグが出来上がったらすぐに水の中から取り出しておきます。そのまま中に入れっぱなしにすると、余熱で黄身に火が通りすぎてしまいます。

加熱時間は水や卵の温度、電子レンジの機種によって若干前後する場合があります。加熱が足りないようでしたら、数秒ずつ様子をみながら時間を調整してください。加熱をしすぎてしまうと黄身が固くなってしまうので、こまめに様子を見ることが大切です。

エッグベネディクトを作りたいと考えたとき、一番悩むポイントはオランデーズソースの作り方だという人も多いのではないでしょうか？オランデーズソースは一見難しい作り方に感じるものですが、意外と簡単に作れるソースです。ここでは、エッグベネディクトを作るときに欠かせない、オランデーズソースの材料や作り方、作るときに押さえておきたいポイントを詳しく紹介します。

オランデーズソースを食べたことがある人でも、というソースの名前を知らない人も多いのではないでしょうか？オランデーズソースは海外ではメジャーなソースで、フランス料理の基本的なソースのひとつです。卵黄とバターを使用していることが特徴で、フランスのノルマンディー地方が発祥の地といわれています。

第一次世界大戦時、フランスでバターの入手が困難になり、オランダからバターを輸入するようになりました。その出来事をきっかけに、バターと卵黄を使ったソースはオランダ風のソースと呼ばれるようになり、フランス語でオランダ風のことをオランデーズと言うため、オランデーズソースと呼ばれるようになったということです。

オランデーズソースの材料は卵黄、バター、レモン汁、塩こしょう、白ワイン、砂糖が使われています。白ワインは水を代用することも可能です。卵黄とバターは特に欠かすことのできない材料ですが、卵黄やバター、レモン汁の代わりにマヨネーズを使用するレシピも多くあります。

マヨネーズには卵黄や油が入っており、酢の酸味や塩味もあるため、簡単にオランデーズソースを作る代用品としてぴったりです。即席でオランデーズソースを作りたい場合は、マヨネーズを代用してみるのもおすすめの方法です。

オランデーズソースは自宅でも簡単に作ることが可能です。オランデーズソースを作ることができれば、エッグベネディクトを作ることができるだけでなく、他の料理にも役立てることが可能です。ここでは、オランデーズソースのおいしい作り方を詳しく紹介します。

バター70gを電子レンジで加熱して、塊がなくなるまでよく溶かします。ボウルに卵黄3個、白ワイン大さじ1～2、砂糖ひとつまみ、レモン汁小さじ1を入れて湯煎にかけ、泡だて器でよく混ぜ合わせます。白っぽい色になり、とろっと泡立ってきたら溶かしバターを少しずつ入れてその都度良く混ぜ合わせます。バターが全て混ざったら塩こしょうで味を調えてできあがりです。

オランデーズソースを作るときは、ちょっとしたコツや押さえておきたいポイントがあります。そのポイントを押さえておくことで、オランデーズソースを作ることに慣れていなくとも、失敗を防ぐことが可能です。ここでは、オランデーズソースを作るときのポイントを紹介します。

オランデーズソースはバターを少しずつ混ぜていくことが最大のポイントです。一気にバターを混ぜ込もうとすると、分離してしまう場合があります。少しずつ入れて、その都度きちんと混ぜ合わせると分離を防ぐことができます。

オランデーズソースの濃さを調整したい場合は、卵黄の量を増やしてみましょう。味の調整が難しいと感じた場合は、少なめの卵黄の個数から作り始めることをおすすめします。レモン汁を加えて作ることで酸味以外にフルーティーさをプラスすることが可能ですが、お酢でも代用は可能です。

湯煎にかけるときは、高温になりすぎないようにお湯は沸騰させずにごく弱火で加熱しましょう。高温で湯煎してしまうと、黄身が固まる恐れがあります。いくつかのポイントに注意することで、オランデーズソースをおいしく簡単に作ることができるので、しっかりと覚えておきましょう。

エッグベネディクトは自宅でも簡単に作ることができます。エッグベネディクトといえば、イングリッシュマフィンを使用することが基本ですが、パンケーキや食パンを使ってもおいしく作れるものです。ここでは、エッグベネティクトのおいしい絶品レシピを紹介します。

イングリッシュマフィンがなくてもエッグベネディクトを楽しむことができます。ふわふわのパンケーキはエッグベネディクトの具材やオランデーズソースにぴったりなものです。レシピはマグカップに卵1個を割り入れて水を注ぎ電子レンジで加熱してポーチドエッグを作ります。ベーコン1枚をフライパンで焼いておきましょう。

卵黄1個とマヨネーズ大さじ1、塩ひとつまみと溶かしたバター10gを全て混ぜ合わせて、簡単なオランデーズソースを作ります。焼いたパンケーキの上にベーコン、ポーチドエッグ、オランデーズソースをかけて、最後に黒こしょうをかけたらできあがりです。

エッグベネディクトのオランデーズソースは基本的にバターを使うため、カロリーが気になる人も多いのではないでしょうか？オランデーズソースはノンオイルでも作ることが可能です。レシピは調整豆乳400cc、コーンスターチ大さじ1と2分の1、卵黄1個を混ぜ合わせます。湯煎で温めながら混ぜて、とろみがついたら塩小さじ1、こしょう少々、酢小さじ1で味を調えます。

ノンオイルで作ったオランデーズソースはスモークサーモンにぴったりです。イングリッシュマフィンの上に薄切りの紫玉ねぎと茹でて水気を切ったほうれん草、スモークサーモンをのせ、上にポーチドエッグをのせます。最後にノンオイルのオランデーズソースをかけて、お好みでパセリや黒糊料をかけてできあがりです。

スパムを使ったエッグベネディクトはボリューム満点です。贅沢な朝食をお腹いっぱい食べたいときにピッタリなものでしょう。レシピはスパム2切れを表面がカリカリになるまで焼きます。オランデーズソースは卵黄1個とマヨネーズ大さじ1を混ぜ合わせ、溶かしたバター20gを少しずつ加えて混ぜ合わせましょう。

イングリッシュマフィンを半分に切り、キャベツ2枚を適当な大きさにちぎってのせます。その上に焼いたスパムとポーチドエッグを乗せて、オランデーズソースをかけ、お好みで黒こしょうをかけてできあがりです。ハムやベーコンとは違った肉感のある食べ応えと、パリパリとしたキャベツの食感がたまらない一品です。

朝はごはん派の人も多いものです。ごはんを使ってもエッグベネディクトは作ることができます。レシピはまず和風オランデーズソースを作ります。卵黄1個にマヨネーズ20g、溶かしたバター20g、レモン汁小さじ半、めんつゆ小さじ半を混ぜ合わせます。ごはん200gにめんつゆ小さじ2を入れてよく混ぜ合わせましょう。ごはんは半分に分けて、それぞれを直径10センチ程度の円形に成形します。

オリーブオイルをフライパンに入れ、成形したごはんの表面をカリッとするまで焼きます。焼きあがったご飯の上にサーモンとポーチドエッグを乗せて、作った和風オランデーズソースをかけたらできあがりです。カリッと焼いためんつゆ風味のごはんは和風オランデーズソースや具材にぴったりです。

イングリッシュマフィンでなくとも食パンを使用すると、おいしいエッグベネディクトを簡単に作ることは可能です。レシピは、マヨネーズ大さじ2、ケチャップ大さじ半、レモン汁小さじ1、塩少々を入れて混ぜ合わせてソースを作ります。

食パンをトーストしてバターを塗り、上にこんがり焼いたベーコン1枚、レタス適量、ポーチドエッグ1個をのせて、仕上げにソースと黒こしょうをかけてできあがりです。簡単にできるため、忙しい朝でもピッタリのレシピでしょう。

オランデーズソースといえば、エッグベネディクトに使用するイメージがあるものですが、実はエッグベネディクト以外にも使える万能なソースのひとつです。ここでは、オランデーズソースをエッグベネディクト以外に使用したおいしいレシピを紹介します。

オランデーズソースは卵黄やバターを使用して作る濃厚なソースです。バターが入ることにより、よりいっそうコクのあるつややかなソースに仕上がっています。レモン汁を加えることで、さわやかな酸味がプラスされ、こってりとしながらも、さっぱりとした後味が特徴のソースです。

また、色味も鮮やかで艶のあるイエローなので、料理にかけるととても映えるため、オランデーズソースはおしゃれなソースともいえます。どの料理にかけてもおいしさをワンラックアップされてくれるソースですが、特に白身魚や、アスパラなどの野菜とも相性が良いものです。

白身魚や野菜にかけるソースなどは、いつも決まったものを使用していることもよくあるものです。普段使用しているドレッシングやソースの代わりにオランデーズソースをかければ、普段とは一味違った、たちまち素敵な見栄えの料理に仕上げることができます。

茹でたアスパラにオランデーズソースをかけるだけで、とてもおしゃれで簡単なフレンチ料理の一品になります。レシピは卵黄2個、水25cc、レモン汁大さじ1をボウルに入れてよく混ぜます。ボウルごと湯煎にかけて、ふわりとしてムース状になるまでよく泡立てます。泡立ったら溶かしたバター80gを少しずつ加えて混ぜます。混ざったら、塩こしょうで味を調整しましょう。

アスパラ12本は根元の固い下の部分の皮をピーラーなどを使ってむきます。皮をむいたら、アスパラのはかまを取り除き、半分に切ります。沸騰したお湯に塩を適量入れて柔らかくなるまで茹でます。茹であがったら水気を切り、オランデーズソースをかけてできあがりです。この料理は温かいうちに食べるのがおすすめですので、できあがったらすぐにいただきましょう。

アスパラのオランデーズソースがけは、緑色のアスパラでもおいしくいただくことができますが、ホワイトアスパラでもおいしくいただけます。白いアスパラに黄色い鮮やかなオランデーズソースがとても映えるものです。料理の組み合わせに合わせてアスパラの種類を変えてみるのも良いでしょう。

白身魚の中でもタラはたんぱくな味わいは、濃厚なオランデーズソースの味わいとの相性がよく、また、見た目もとても映える料理になります。レシピは、卵黄2個に水50ccを入れて、湯煎にかけながら泡だて器でおくまぜます。泡立ったら溶かしバター150ccを少しずつ入れてよく混ぜ合わせます。混ざったらレモン汁、塩こしょう、カイエンペッパーで味を調整しましょう。

タラは骨を抜いたあと、小麦粉を薄くまぶします。フライパンにバターを入れ溶かし、表面を強火で焼いてパリッと仕上げます。できあがったオランデーズソースとタラのソテーをバランスよく器に盛り付けてできあがりです。ソテーのそばに茹でたアスパラなどの緑の野菜を添えると良いでしょう。

エッグベネティクトに使用するオランデーズソースは意外と簡単に作れるものです。オランデーズソースはエッグベネティクトだけではなく、アスパラやブロッコリーなどの茹でた野菜や、ソテーした白身魚にも使える万能なソースです。ソースの作り方のコツやポイントを押さえて、エッグベネティクトのソースを簡単においしく作ってください！