鶏レバーレシピで人気なのは？簡単炒め物・レバニラなど紹介！

鶏レバーはタンパク質が豊富で低脂質なためにダイエットにも役立つと言われている食材ですが、やはりレバニラなど炒めもののバリエーションが豊富であり、ビールなどにもよく合う食材だと言えます。そんな鶏レバーはコレステロールも高いので食べ過ぎには注意ですが、どうせ食べるなら色々な方法でヘルシーかつ美味しく食べていきたいものです。

今回はそんな気になる鶏レバーの人気レシピについて詳しくみていきます。鶏レバーは案外簡単な方法でさまざまな料理として楽しむことができるので、定番の炒めものから鶏レバーの苦手意識がなくなるような揚げ物レシピまで必見だと言えます。鶏レバーが好きな人も苦手な人も、目からウロコの絶品鶏レバー人気レシピを要チェックです。

鶏レバーはぜひ定番の炒めものレシピからちょっと変わり種のレシピまで色々な料理で楽しみたいものですが、加熱料理が基本となります。そんな鶏レバーの人気レシピをうまく作るためにはやはり適切な下処理方法というのをマスターしておきたいものです。鶏レバーはしっかりと下処理をしないと、臭みなどが出るので注意が必要なのです。

鶏レバーを色々なレシピで楽しむ上で欠かせない下処理ですが、その基本的な方法のひとつとしては塩水で下処理をするという方法が挙げられます。この塩水による下処理を行うかどうかだけでも鶏レバーが食べやすいかどうかという部分もかなり変わってくるので、重要です。鶏レバーはまず、レバーの部分とハツの部分に分けることから始めます。

ハツについている余分な油の塊はまず捨てますが、レバーの方はレシピによっても切り方が異なるものの一般的な炒め物などであれば、一口大にカットするのがよいでしょう。鶏レバーを一口大に切った上で切った鶏レバーをボウルに入れていきましょう。こうしてボウルに入れた鶏レバーに対して塩を振りかけていきます。

たっぷりめに塩を振りかけてやや揉み込むようにしたら、ボウル一杯に水を入れていきましょう。その上で最低でも15分程度、長ければ25〜30分程度放置して血抜きを行います。こうすることでレバーの周りに付着している余計な血の塊などが落ちて臭みがなくなっていくので、これくらいの時間は必要となるのです。

この上で鶏レバーに付着した塩や汚れなどをしっかりと落としておきます。このように適切に下処理をした鶏レバーは臭みが少なく、どのような料理にしても食べやすくなるので、苦手な人ほどこの下処理を丁寧に行うように意識してみてはいかがでしょうか？

お伝えしたように塩水でも塩レバーの下処理というのは行えますが、牛乳で臭みをとるという方法もあります。塩水ではなく牛乳で下処理を行うのはどうしても勿体無いと感じてしまう人も多いかもしれませんが、牛乳で下処理をした方が効率よく臭みをとれる上に、栄養も流出せずに済むのでおすすめだというメリットがあるのです。

牛乳を使った鶏レバーの下処理方法としては、まずハツとレバーの部分を切り分けます。その上で筋をとって血の塊をまずは除去していきます。こうして大きめの血の塊をとった上で、ボウル一杯の牛乳に漬けていきます。そしてこのように牛乳にヒタヒタにした状態で、冷蔵庫で1〜３時間程度放置しておくとよいでしょう。

あとは牛乳を捨ててレバーを一つ一つ水洗いしたら下処理は完了となります。そしてキッチンペーパーで水気をしっかりと切ったら、それぞれの料理に活用していきましょう。このように牛乳を使って下処理を使うのは、塩水によりビタミンの流出などを防ぐ意味合いでもかなりおすすめなので、余裕があればこちらの方法を実践してみましょう。

尚、最大で3時間程度漬け込むとかなりしっかりと臭みが取れるものの、1時間以内でもかなり臭みが取れることも多いようです。鶏レバーが苦手だという人は特に丁寧に下処理をした方がよいですが、調理する時間があるかどうかなどにも合わせて、ぜひ効率的な下処理方法を選んでください。

お伝えしたような方法で血抜きなどの適切な下処理を行うことで、ぜひ鶏レバーを美味しく食べられるような状態にしておきたいものです。そして下処理をした鶏レバーは色々なタイプの料理に活用できるものですが、やはりまずおさえておきたいのは炒めものでしょう。ど定番のレバニラを含め、色々な鶏レバーの炒めものレシピをみていきましょう。

鶏レバーの人気レシピの中でも特に簡単だとして話題になっている定番料理が、鶏レバーの甘辛炒めです。初心者でも下処理さえしっかり行えば、間違いなく簡単に美味しいものが作れるとして人気になっているレシピなのです。ほどよく甘くほどよく塩辛さがあるたれを絡めるので、非常に食べやすくご飯のおかずとしてもバッチリでしょう。

そんな鶏レバーの甘辛炒めを作る際の手順としてはまず、既述の方法で下処理を行っていきます。特に臭みが気になるという人は牛乳に20分程度つけて血抜きと臭み抜きを行ってしまいましょう。その上でフライパンにごま油を入れてその上でニンニクを炒めていきます。ニンニクはみじん切りにして炒め、生姜のみじん切りをフライパンに入れます。

この部分はチューブのニンニクや生姜などを使うのもアリですが、より風味豊かにしたいのであれば生のニンニクや生姜を使用するのがおすすめとなります。よく香りが立ってきたら、下処理をした状態から取り出した鶏レバーをフライパンに加えます。そしてほどよく色が変わってくるまで炒めてから、はちみつを大さじ1杯程度加えましょう。

こうしてまずは甘さを加えた上で炒めてから、続いて塩辛さを加えるための味付けを行って炒めていきます。醤油・酒・みりんを3:2:1の割合でブレンドしたものをフライパンに入れたら、あとはこれらの汁気がなくなるまで加熱して完成となります。はちみつで自然な甘さをつけた鶏レバーの甘辛炒めは、定番かつ簡単で間違いのない味わいです。

続いて紹介する鶏レバーを使用した人気簡単レシピは、焼き鳥レバー塩です。鶏レバーは焼き鳥としても楽しむことができますが、家でも簡単にその旨味を引き出してジューシーに仕上げることも可能となっています。焼き鳥レバー塩は、栄養不足や体調が優れないときなどに鶏レバーを食べて栄養を摂取して元気を出したい場合に特におすすめです。

焼き鳥レバー塩を作るときにはまず、鶏レバーを一口大にカットしていきます。あまりにも大きいと焼き鳥にしたときに食べづらいですが、小さくても食べ応えが損なわれるので注意しましょう。それからレバーをザルの上で水で長して血の塊などを取り除きましょう。それからレバーをビニール袋やジップロックなどに入れて口をしっかり閉めます。

その状態で袋ごと沸騰させたお湯の火を止めてそのフライパンに入れておきます。その状態で大体30〜40分程度放置しておきましょう。それから袋から取り出した上で串に刺していきましょう。大体1串につき4〜5個程度の鶏レバーを刺していくとよいでしょう。こうしてできた鶏レバーの串刺しに塩胡椒をし、魚焼きグリルなどで焼いていきます。

下ゆでしているためにそこまで加熱時間を丁寧にとらなくても安全性に関する問題はさほど気にならないでしょう。一方で焼きすぎて焦がしてしまうのはもったいありません。大体片面4分程度を目安に焼くとよいです。こうして簡単に焼き鳥レバー塩は完成します。鶏レバー本来の旨味を引き出したシンプルかつ簡単なレシピとして要チェックです。

鶏レバー料理の中でも定番中の定番としてぜひ美味しいものを作りたいという料理が、鶏レバーのレバニラです。レバニラは他のレバーでも作ることの多い定番レシピのひとつであり、スタミナ料理として重宝することでしょう。レバニラが苦手だという人も、実は鶏レバーであれば他のレバーより食べやすいことも多いのでおすすめとなります。

鶏レバーはまず食べやすい大きさにカットしていきましょう。焼き鳥と同じ程度の大きさでもよいでしょう。それから血抜きをしていきます。流水によって10分程度で血抜きを行う程度でもよいですが、気になるという人は既述の下処理方法でより丁寧な血抜きを行いましょう。こうして下処理を行った上で水気をしっかり拭き取っておきます。

水気を拭き取った鶏レバーは、しょうゆと塩胡椒でしっかり下味をつけておきましょう。そして最後に片栗粉を全体にまぶしていきます。醤油は大体200g程度のレバーに対して大さじ一杯程度、塩胡椒は好みで加えます。片栗粉は大さじ3〜4杯程度を使用します。それからニラを水洗いして、4〜5cm程度の長さにカットしておきましょう。

そしていよいよ加熱調理に入っていきます。まずはフライパンにごま油をひいて、ニンニクと生姜を炒めていきます。ごま油にこれらの香りが移ってから鶏レバーを炒めていきましょう。ニンニクは一片を刻んで入れると望ましいですが、生姜はチューブでも問題ないです。鶏レバーの色が変わってきたら、レバニラの味を決める合わせ調味料を入れます。

鶏レバーのレバニラに使用する合わせ調味料のレシピは、醤油・みりん・酒を1:1:2でブレンドしたものとなります。200g程度の鶏レバーであれば酒を大さじ一杯程度の量にするとよいです。そしてニラも加えてしんなりするまで炒めていきます。これで定番の鶏レバーのレバニラが完成しますが、可能であれば最後に松の実を加えるのもおすすめです。

続いて紹介する鶏レバーとジャガイモのカレー炒めは、簡単に作れる鶏レバーの炒め物の中でもやや変わり種のレシピとしておすすめです。レバニラなどは鶏レバーを使った炒め物系の料理の定番のひとつとしてまず実践したいものですが、定番のレバニラや和風の味付けなどに飽きた場合には、ちょっとエキゾチックな炒め物を楽しんでください。

鶏レバーとジャガイモのカレー炒めを作るときにはまず、鶏レバーを下処理をした上で1〜2分程度でさっと茹でておきます。そしてジャガイモは皮がついたまま電子レンジでチンをしておき、それから1個を5〜6等分程度にカットしておきます。そしてフライパンでまずはニンニクを熱して香りを油に移したら、ジャガイモを炒めていきます。

ジャガイモはこんがりと色がつくまでまず炒めていきましょう。ジャガイモがほどよく色づいて熱が加わったら、フライパンに鶏レバーを加えて炒めていきます。ジャガイモと鶏レバーは大体同じくらいの大きさにカットするのがおすすめとなります。鶏レバーが軽く炒められてきたら、コンソメ・醤油・カレー粉などを混ぜた調味料を加えます。

醤油・カレー粉・コンソメ・みりん・酒を醤油を小さじ1杯半ほどを基本として1:1:1:2:2ほどの割合で混ぜわせてフライパンに入れましょう。好きなスパイスなどがあればさらに加えてもよいでしょう。これらを鶏レバーに絡めるように炒めたら最後に胡椒と刻み葱を加えて完成となります。いつもとは違うスパイシーな味を楽しんでみてください。

ここまで鶏レバーを使った炒めもの料理のレシピをみてきました。甘辛炒めなどは特に簡単に作れるレシピですし、やはり定番のレバニラなどは作れるようになっておきたいものです。それに加えて鶏レバーが苦手な人でも食べやすいレシピとして、ぜひ揚げ物もおさえておきましょう。食べやすい唐揚げなどのレシピは、苦手な人こそ必見です。

鶏レバーが苦手だという人にもおすすめの揚げ物料理としては、鶏レバーのからあげが挙げられます。鶏レバーは既述のようなレバニラなどの炒め物でも他のレバーに比べると食べやすいもののやはり苦手意識をもっているという人はやはり多いでしょう。そんな人にとっては、特に鶏レバーのからあげは鶏レバーの食べやすい形として人気です。

鶏レバーのからあげを作るときにはまず、鶏レバーを冒頭でお伝えしたように適切な方法で下処理をしておきます。軽めの処理でも他の料理に比べるとかなり食べやすいものの、苦手な人は血抜きなどを丁寧に行っておくとかなり食べやすい唐揚げになるのでおすすめです。こうして下処理をしておいたら、鶏レバーに塩を振っておきましょう。

そうして塩を振った状態でよく揉み込んでおき、その状態で一度水洗いをしておきます。それから水気をしっかりと切った上で、ビニール袋に入れて味をつけていきます。味付けに使用する調味料は醤油・酒・チューブニンニク・チューブ生姜・ごま油となります。醤油、酒、油は小さじ一杯ずつ、チューブ系は1cmほどを加えるとよいでしょう。

この状態で袋を振って味を全体になじませていきます。味がよくなじんできたら、片栗粉を袋の中にまぶしてこれもしっかりとなじませていきます。ここまでで下味をつけるプロセスが完了となり、ここから揚げていきます。鶏レバーは揚げ焼きのような形でも十分に楽しめる上に、油の量をあまり使わないのでおすすめの調理法ともなります。

大体フライパンに1cm程度の厚さで油を入れたら、そこですべてのレバー・すべての面が均等に揚がるようにやや転がしながらら揚げ焼きにしていくとよいでしょう。からりと揚がったらバットに移して余計な油を切って完成となります。食べるときには、鶏もも肉の唐揚げと同じくレモンなどを絞って食べるとさっぱりとおいしく楽しめます。

鶏レバーの定番料理としてやはりレバニラなどは一度は食べておきたいものである上に、やはり簡単にできるのが嬉しいものですが、鶏レバーのからあげもかなり簡単で食べやすいので鶏レバーが苦手な人にもおすすめとなっています。そしてお伝えした定番の唐揚げレシピのほかには、居酒屋風鶏レバースタミナ揚げのレシピもかなりおすすめです。

居酒屋風鶏レバースタミナ揚げは居酒屋で楽しめるような美味しい揚げ物レシピとして人気であり、お酒との相性もぴったりとなっています。そんな居酒屋風鶏レバースタミナ揚げのレシピの手始めとしてはまず、鶏レバーの下処理をしっかり行いましょう。食べやすい大きさにカットした上で数カ所穴をあけ、牛乳などに漬けておくとよいでしょう。

それから卵を一個割ってといて、他の調味料を加えていきます。醤油を小さじ一杯、ニンニクと生姜のチューブを1cmずつ、そこに塩胡椒を適量振りかけます。さらに小麦粉と片栗粉をそれぞれ大さじ2杯ずつ加えてよくかき混ぜます。ここに水洗いして水気を切った状態の鶏レバーを入れて馴染ませ、さらにこれとは別に片栗粉を全体にまぶします。

それからフライパンに油を入れてカラッとするまで揚げていきます。そして揚げ終わったらすぐにたれの中に唐揚げを漬け込みます。たれは醤油・酢・砂糖を2:1:1でブレンドしたものを使用するとよいでしょう。こうして居酒屋風鶏レバースタミナ揚げも簡単に仕上がりますが、最後にねぎをトッピングしたり白ごまを振りかけたりしたら完成です。

続いて紹介する鶏レバーを使用した揚げ物けいの人気レシピは、鶏レバーの韓国風揚げです。鶏レバーは和風の唐揚げでももちろん美味しく楽しむことができますが、コチュジャンなどを使用して韓国風の味付けにしてもかなり美味しいと話題になっています。基本的な下処理や揚げ方などは他の唐揚げなどと一緒なので、かなり簡単でしょう。

まずは鶏レバーを適切な方法で下処理していきます。下処理をしてから水洗いをして水気をしっかりした上で、小麦粉をつけて揚げていきます。大体170度で5分程度揚げるだけでよいでしょう。このようにして揚げ終わったら、あとはしっかりと油を切った上でたれをかけていきます。たれはごまとコチュジャンが決め手となる味わいになります。

まずはすり鉢に白ごまを入れて擦っていき、そこに醤油と酒を大さじ一杯ずつ、酢とおろしニンニク・おろし生姜をそれぞれ小さじ一杯ずつ加えます。そしてごま油とコチュジャンを小さじ半杯ずつ加えてこれらをよく混ぜ合わせて作っていきます。ごまを擦って加えることで風味が加わり、コチュジャンで辛味を加えることができるのです。

それからもやしを電子レンジでチンして皿に盛り、その上に唐揚げをのせます。そして上からタレをかけてネギを散らしたら完成となります。このようにして作った鶏レバーの韓国風揚げは、和風の味付けとはまた違った楽しみ方ができ、ビールとの相性もよく合います。そしてこのたれは、余ったら魚料理などにも使えるので便利でしょう。

鶏レバーというのは揚げ物のレシピを覚えておけば苦手な人でも食べやすい料理として楽しむことができるので特におすすめだと言えますが、炒めものそして揚げ物の他には鶏レバーの煮込み料理についてもチェックしていきたいものです。鶏レバーの煮込み料理は食べやすくおつまみとしてぴったりのものが多く、ホームパーティーでも活躍します。

鶏レバーを使った煮込み料理の中でも、おしゃれなのに案外簡単で初心者でも美味しく作れるものとして人気なのが、鶏レバーとキノコのコンフィです。大人気のレバニラなどに飽きた場合にはぜひ作ってみたい鶏レバーとキノコのコンフィですが、きのこの豊かな風味とともに独特のレバーの質感と濃厚さがあるので、ワインと一緒に楽しめそうです。

そんな鶏レバーとキノコのコンフィを作るときにはまず。レバーの下処理を行いましょう。酒などに浸しておいて血の塊をとるとよいでしょう。それから塩胡椒をやや強めにしておき、ジップロックに入れます。その中にローズマリーやタイムなどのハーブを加えて揉み込み、砂糖も少し入れておきます。これを、できるだけ長く冷蔵庫で寝かせます。

できれば3日間ほど寝かせておくとよいでしょう。その上でジップロックからレバーを取り出して、つかるくらいのオリーブオイルとともに鍋に入れます。そして60度程度の低温で20分程度加熱していきます。できるだけ均一に火が通るように鍋を振りながら調理して、レバーの色が大体変わってきたら一度レバーを取り出しておきましょう。

その上で残ったオイルできのこ類を炒めていきます。エリンギやマッシュルーム、しめじなど自分の好きなきのこを入れるとよいでしょう。大体エリンギであれば3本程度の量を目安に入れるとよいです。オイルではニンニクを炒めて香りをつけてからきのこ類を炒め、しんなりとしてきたら火を止めます。そして鍋から取り出して粗熱をとります。

そしてレバーと一緒の容器に入れて冷蔵庫で数時間寝かせたら完成となります。食べるときには塩胡椒を好みに合わせて振りかけて楽しんでみてください。また、一緒に貝割れ大根を添えたり茹でたアスパラガスを添えたりして楽しむのもアリでしょう。鶏レバーをニラレバなどの人気料理以上におしゃれに仕上げたい人には、おすすめです。

コンフィと同じくおしゃれな鶏レバーの煮込み料理としてぜひとも一度は作って楽しみたいのが、鶏レバーの赤ワイン煮です。赤ワインで煮込むことで芳醇な香りが移って鶏レバーの濃厚さが和らげられた状態で楽しむことができます。レバーに限らずお肉を赤ワインで食べるのが好きだという人は、ぜひ鶏レバーも赤ワインで堪能してみましょう。

鶏レバーはまず水につけて血抜きをしておきましょう。血玉などがある場合には丁寧にとっておくと、煮込みにしたときにクセなどがなく食べやすくなるのでおすすめとなります。それから一口大にカットして茹でていきます。鍋にたっぷり目にお湯を沸かした上で、鶏レバーを入れます。それから再び茹でてから1分ほど加熱し続けましょう。

こうして茹でた鶏レバーはザルに上げて水気を切っておきます。それから鍋で赤ワインを煮詰めていきます。そこに醤油とはちみつも合わせて煮詰めていきます。赤ワインを1カップほど入れると大体500〜600gほどのレバーの煮込みを作るのに適していますが、この赤ワインの量に対して醤油とはちみつはそれぞれ大さじ3杯ほど入れましょう。

それから鶏レバーも入れて、刻み生姜を散らして煮詰めていきます。煮立ってきたら火を弱めて、そこから長時間煮詰めていきます。大体20〜25分程度を目安に煮詰めて、汁気がなくなってきたら火を止めるとよいでしょう。こうして作った赤ワイン煮込みは冷蔵庫であれば大体1週間程度もつので、一度で食べ切らずちょっとずつ食べてみてください。

鶏レバーの赤ワイン煮はもちろん赤ワインとの相性も抜群ですし、プレートなどにちょっとずつ盛って家族みんなや友人を招いてのホームパーティーで楽しむというのもアリでしょう。鶏レバーは焼き鳥やレバニラなどの人気の炒め物の形で食べても美味しいのはもちろんですが、赤ワインと生姜などで煮込めば臭みもなく芳醇に楽しめそうです。

赤ワイン煮込みと同様にお酒を使った煮込み料理の中でも、和風のものとして楽しめるのが鶏レバーの梅酒生姜煮です。鶏レバーの梅酒生姜煮は、文字通り梅酒と生姜を使用した煮込み料理であり、さっぱりとした味わいながらも煮込むことで梅や生姜などの香りと風味をしっかりと鶏レバーにつけて楽しめるので、赤ワイン煮とも食べ比べてみてください。

赤ワイン煮とはまた違った味わいを楽しめるとして話題になっている鶏レバーの梅酒生姜煮は、ほのかな甘さと酸味も加わって鶏レバーの臭みなどが苦手だという人でもかなり食べやすい煮込み料理になっています。その作り方の手順としてはまず鶏レバーの下処理をします。水や牛乳などで血合いをしっかりと取り除いて綺麗にしておきましょう。

それから生姜を千切りにしておきます。そして鍋にお湯を沸かして下処理を終えたレバーの水気をとって鍋に入れましょう。色が変わってきたらすぐに取り出して水で流します。こうすることでとれていなかった血合いなども綺麗にとれるでしょう。それから別の鍋でお湯を沸かして生姜を煮立たせます。そこに梅酒なども加えていきます。

梅酒100mlに対して醤油・みりん・はちみつなどをそれぞれ大さじ1杯程度ずつ入れていくとよいでしょう。そしてそこに鶏レバーも加えてアクを取りながら汁気がなくなるまで煮詰めていきます。汁気がなくなってきたら火を止めて完成となります。甘さが足りないときには最後にはちみつをもう少し加えてよく混ぜて食べてみてください。

ひじきと大豆と鶏レバーの煮物は、鶏レバーの煮込料理の中でも特に和風のものとして食べやすく人気のあるものです。ひじきと大豆の煮物は、人参やこんにゃくなども混ぜる定番の煮物として食卓にあると嬉しい存在だと思います。そんな和食の定番のおかずに鶏レバーを加えた料理が、ひじきと大豆と鶏レバーの煮物でありこちらも美味しいのです。

ひじきと大豆と鶏レバーの煮物を作る際には鶏レバーは一口大にカットします。それから人参や千切りにしておきましょう。鍋にお湯を沸かしてそこに鶏レバーとひじきを入れます。3分程度を茹でた上でざるにあけましょう。それから再び茹でたひじきと鶏レバーを戻し、缶詰や袋詰めの大豆と人参も一緒に入れて調味料で味付けをしていきます。

味付けは鶏ガラスープ・醤油・ケチャップ・砂糖などをブレンドするとよいでしょう。大体鶏がらスープ200mlに対して醤油を大さじ2杯としてケチャップを大さじ一杯、砂糖を小さじ一杯程度加えましょう。あとはこれらの混合物も鍋に加えた上で汁気がなくなるまで煮詰めたら完成となります。下ゆでいているレバーは、臭みが少ないでしょう。

このようにして作ったひじきと大豆と鶏レバーの煮物は、いつもレバニラなどで食べているレバーに比べるとかなり食べやすく、いつもひじきの煮物を食べているような感覚で楽しむことができます。あとおかずが何か一品欲しいというときには特に重宝することになる一品料理として、ぜひひじきと大豆と鶏レバーの煮物を作り堪能してみてください。

今回は鶏レバーの人気レシピについて具体的にチェックしてきましたが、いかがでしたでしょうか？鶏レバーは人気レシピを作る上でまず適切な方法で下処理を行うということが重要ですが、鶏レバーが好きだという人はぜひ定番の簡単レバニラなどを作りたいものです。一方で苦手な人には、鶏レバーを使った唐揚げなどの料理がおすすめです。

さらにおつまみとしてぴったりの煮込み料理などは、ちょっとお酒を飲みたいというときに重宝するレシピとなるでしょう。鶏レバーは下処理さえしっかり行えば案外簡単に作れるレシピも多い食材であり、ご飯との相性もよい上にお酒との相性も抜群です。ぜひ、鶏レバーを使ったさまざまな人気レシピに幅広くチャレンジしてみてください。