コラーゲンの摂取は効果ある？摂取方法・量・時間など詳しく紹介！

CMや雑誌などで、「美肌になる為にはコラーゲンを摂取しましょう！」と言っているのをよく耳にします。その為、あまりコラーゲンについてよく知らない方も「コラーゲンは肌にいいんだろうな〜」と、なんとなくイメージが植えつけられているのではないでしょうか？しかし、中には「コラーゲンの摂取は本当に効果があるの？」と疑問を抱いている方もいらっしゃるでしょう。

そこでまずは、『コラーゲン』という物質にが一体どのようなものなのかといった事や、どんな働きや特徴があるのかといったことについて学ぶ必要があります。コラーゲンが肌にどんな効果があるのか、しっかりチェックしてみましょう！

『コラーゲン』とは、主に脊椎動物の真皮・靱帯・腱・骨・軟骨などを構成するタンパク質のひとつです。体内に存在しているタンパク質は約20％ほどなのですが、コラーゲンの総量は人間の場合、これらのタンパク質のほぼ30%を占める割合となっています。そんなコラーゲンは、細胞の接着剤のような役割を果たし、若干の弾力性もあります。

皮膚真皮の繊維成分の約90％がコラーゲンにあたり、骨や軟骨・腱をはじめ、胃・腸・血管壁等もコラーゲンの摂取がなくては成り立たないようになっています。それほど私たち人間の体にとって重要と言える栄養素がコラーゲンです。コラーゲンは約30種類の異なる『ポリペプチド鎖』の組み合わせによって19種類の型が存在します。

また、コラーゲンは『可溶性コラーゲン』と『不溶性コラーゲン』に分けられ、皮膚の繊維形成細胞を刺激することによって新鮮な細胞生成の促進効果があるのが『可溶性コラーゲン』といいます。『不溶性コラーゲン』は皮膚の繊維形成が促されない為、新鮮な細胞が形成されにく位です。その結果としてハリ・弾力が無かったり、潤いがなくカサついてシワやたるみが生じる原因となります。

フカヒレや豚足・軟骨・牛スジ・うなぎなどといった食品には多くのコラーゲンが含まれています。このようなコラーゲンが多く含まれる食品を食べると、「翌日に肌がプルップルになる」なんて言われます。そんな事を言われれば、コラーゲンは口から摂取する事でも効果がしっかり実感できると思われますが、実は口からコラーゲンを摂取しても肌に届くわけではないようです。

一体どういう事かというと、コラーゲンは分子の大きいタンパク質です。分子の大きいタンパク質はそのまま体内吸収することができないないので、まずは体で吸収できるサイズに分解されます。その後、アミノ酸として小腸から吸収され、血液によって運ばれ、必要な場所で再びコラーゲンとして生まれ変わるということです。

コラーゲンを口から摂取する事が全く意味がないとは言いません。しかし、口か摂取したコラーゲンはコラーゲンそのものを摂取しているのではなく、新しいコラーゲンを作るもとになる成分を摂取している事となります。もちろん、摂取しないよりは摂取した方が肌にとっても良いので、積極的に摂取して行って良いでしょう。

コラーゲンを口から摂取する場合は、コラーゲンそのものがすぐに肌に届くのではなくコラーゲンのもととなる成分を摂取していると前述させてもらいました。一度は分解され、血液によって運ばれた後で必要な場所で再びコラーゲンとして生まれ変わるのですから、コラーゲンは即効性があるものではありません。

コラーゲンが多く含まれる食品によって、効果が現れてくる期間も異なります。その為、コラーゲンを摂取する際には即効性を期待するのではなく、継続して摂取する事によって効果が現れるようになってきます。また、即効性があると人気を集めているコラーゲンの摂取方法は、ドリンクを飲むと同時にお肌に貼るタイプとのことです。

年齢を重ねていくと、しわやたるみ・シミ・ソバカスなどといった肌トラブルが頻繁に現れるようになってきます。この様な肌トラブルの原因は様々ですが、そのうちの一つとして、コラーゲンが年齢とともに減っていく事が関係しています。年齢を重ねるにつれ、古いコラーゲンが分解されずに硬くなってしまいます。また、新しく作られるコラーゲンの量も減少してしまいます。

年齢を重ねるにつれ、減少していくコラーゲンですから、摂取量をしっかりとキープする事が大事です。そんな私たち人間にとって欠かせない栄養素であるコラーゲンですが、正しい摂取方法をは一体どのようなものなのでしょうか？理想的な摂取量や摂取時間などはあるのでしょうか？お次は、コラーゲンの摂取方法について学んでみましょう。

コラーゲンの正しい摂取方法を学ぶ前に知っておきたいのが、コラーゲンが含まれる食べ物についてです。一体どんな食べ物に多くのコラーゲンが含まれているか調査してみたところ、最もコラーゲンが多く含まれている食品はフカヒレでした。フカヒレの戻したもの（湿）は100gあたりに9920mgのコラーゲンが含まれています。

続いて、コラーゲンが多く含まれる食品はハモの皮です。ハモの皮のみで100gあたりに7660mgのコラーゲンが含まれています。うなぎの蒲焼100gあたりには55300mgのコラーゲン、牛スジ100gあたりに4980mgのコラーゲン、鶏軟骨（胸）100gあたりに4000mgのコラーゲン、ハモ（皮あり）100gあたりに3560mgのコラーゲン、サケ（皮あり）100gあたりに24100mgのコラーゲンが含まれています。
 

コラーゲンが多く含まれている食品がわかったところで、次に気になるのがコラーゲンの摂取量についてです。コラーゲンの摂取量は一体どれくらいが良いのかというと、コラーゲンの1日の必要量が関係してきます。例えば、コラーゲンの一日の必要量は骨や関節には1日10g（10,000mg）、肌には1日5g（5,000mg）と言われているようです。

そのため、コラーゲンの1日の目安摂取量としてよく言われているのは5,000〜10,000mgなんだとか。先ほどのコラーゲンが多く含まれる食品のご紹介から行くと、骨や関節に役立てるためのコラーゲンはフカヒレの戻したもの（湿）を100gほどの摂取量でほぼ満たされ、肌に役立てるためのコラーゲンは牛スジ100gほどの摂取量でほぼ満たされるようになります。

また、コラーゲンをより多く摂取したいからといって、過剰な摂取量を続ける方も少なくないようです。確かにコラーゲンは肌にも健康にも嬉しい効果がありますが、過剰な摂取量だと最終的に皮下脂肪に変換される可能性もある様ですから、注意が必要です。

摂取時間も、よりコラーゲンの効果を引き出すために重要なポイントの一つです。コラーゲンの摂取時間として最もお勧めされているのは、寝る前です。一体なぜ、コラーゲンの摂取時間は寝る前がいいのかというと、22時〜深夜2時は成長ホルモンが活発に分泌され、お肌のゴールデンタイムと呼ばれる時間帯です。

そんなお肌のゴールデンタイムの前にコラーゲンの摂取時間をもってくることで、よりお肌のサポートを手助けしてくれるようになります。コラーゲンの摂取時間を意識することで美肌効果に期待できますが、大切なのは摂取時間だけではなく睡眠時間もです。十分な睡眠時間が確保されていないと、どれだけコラーゲンの摂取時間や正しい摂取方法を意識しても、意味がなくなるので要注意です。

コラーゲンを摂取する際には、ビタミンCも一緒に摂取するようにしましょう。ビタミンCには体内でコラーゲン再生をサポートしてくれる働きがありますから、一緒に摂取することで、肌や骨・関節などの健康維持により効果を発揮してくれるようになります。

コラーゲンを摂取する時にはビタミンCだけではなく、『アミノ酸』も摂取することでより効果を引き出すことができます。アミノ酸はコラーゲンの構成成分です。そのため、コラーゲンを摂取してもコラーゲンとしてそのまま体内に吸収されるわけではなく、一度アミノ酸に分解されてから吸収されるようになります。だからこそ、アミノ酸の摂取量を意識する必要があります。
 

コラーゲンは食品にも多く含まれていますが、食品だとカロリーが気になってしまいます。なので、コラーゲンを摂取するには、食品とサプリメントの両方で補うようにするのがおすすめです。サプリメントだけ・食品だけというより、両方で補う方がカロリーを抑えつつ様々な栄養素を摂取できます。

コラーゲンを摂取することで期待できる効果といえば、ハリやたるみ・シミ・ソバカスなどを防ぐといった、美肌効果の印象が強いですが、実は美肌効果に限ったことではありません。コラーゲンによって、丈夫でしなやかな骨を作ることもできますし、髪や爪を健やかに保つ効果や老眼予防・心筋梗塞や脳梗塞の予防にも効果が期待できます。

コラーゲンには肌や健康に嬉しい効果があることがわかりました。しかし、即効性があるわけではないので継続的に摂取することが大切です。とはいえ、食品でコラーゲンを日々摂取するのは少し大変です。そこでお勧めなのが、サプリやドリンクです。サプリやドリンクなら手軽にコラーゲンを摂取することができます。最後に、コラーゲンたっぷりのサプリ・ドリンクをご紹介します！

まずご紹介したいコラーゲンドリンクは、飲みやすいピーチ味でジュース感覚な『森永おいしいコラーゲンドリンク』です。コラーゲンには独特の臭みやとろみがあるのですが、こちらのコラーゲンドリンクでは臭みやとろみを抑えており、口コミでも「ジュース感覚で飲める」「甘くておいしい」と人気のおすすめ商品です。

森永おいしいコラーゲンドリンクは、森永製菓オンラインショップで24本セット・4860円（税込）、12本セット・2500円（税込）で販売されています。また、甘さ控えめなレモン味もありますので、2種類購入して交互に飲むと飽きにくいでしょう。

継続的な摂取によって効果が実感されるコラーゲンは、続けることが大事です。そこで重要なのが価格です。高い商品だと費用がかかるのでできるだけ手頃な価格で続けやすい商品であることが大切です。そこでおすすめしたいのが、『DHCコラーゲン』です。こちらはサプリメントなのでいつでもどこでも手軽にサッと飲むことができます。

DHCコラーゲンでは1日あたり6粒で2,050mgのコラーゲンを摂取することができます。口コミでは「食品からコラーゲンを摂取するとカロリーが高くなってしまいがちだがこれならカロリーを気にしなくていいのがお嬉しい」といわれています。年齢を重ねても美肌だと賞賛されている、叶美香さんもDHCコラーゲンを摂取しているようです。30日分で1000円しないプチプラさが嬉しいです。

せっかくコラーゲンドリンクを飲むのなら、その他にも様々な美容成分が配合されているとより嬉しいものです。そこでおすすめなのが、サントリーの『リフタージュ』です。こちらのコラーゲンドリンクには、ヒアルロン酸を越える保水力で、コラーゲンとヒアルロン酸をサポートしてくれる『プロテオグリカン』が配合されています。

その他にも、桜の花エキスやハスカップ・ビタミンC・セラミド・亜麻リグナン・ヒハツなどといった様々な美容成分が配合されています。口コミでも「ハリが出た」「肌が生き生きしてきた」という声が多く上がっています。リフタージュは10本入りで4320円（税込）です。

化粧品などでも有名な資生堂。そんな資生堂のコラーゲン商品の中でも特に人気なのが、『ザ・コラーゲン リッチリッチ』です。こちらのコラーゲンドリンクは、コラーゲンの他にスーパー果実由来の成分であるコケモモやアムラ果実・スターフルーツ葉エキス・クチナシなどが含まれており、美容へのサポートが充実しています。

さらに、ヒアルロン酸やセラミド・オルニチン・モイスチャーペプチド・ビタミンCなどといった成分も含まれており、健康面へのサポートも充実しています。口コミでも「飲みやすい」「アクティブに過ごせるようになった」などといった意見が多いです。『ザ・コラーゲン リッチリッチ』は10本で約4000円程度となっています。

コラーゲン商品は非常に多くのメーカーが販売していますが、中でもFUJIFILMの『アスタリフト ドリンク ピュアコラーゲン10000』は販売以来多くの人に愛され続けている商品です。こちらの商品は、オルチニンがたっぷりと配合されており、その量はしじみ約1100個相当にも値するほどです。オルチニンによってコラーゲンの効果がより活きてきます。

アンケートでは89,5％の方が効果を実感したといい、口コミでは「10日ほどで効果が現れてきた」「他のメーカーのコラーゲンドリンクより量が少ないので飲みやすい」などといった声が多く挙げられていました。『アスタリフト ドリンク ピュアコラーゲン10000』は、10本で3610円（税抜）となっています。

コラーゲンの効果・摂取方法についてのご紹介まとめはどうでしたか？コラーゲンには、美肌効果や健康効果など、私たちのからだに嬉しい効果が盛り沢山な栄養素です。いつまでも美しく健康で居続けるためにも、コラーゲンの正しい摂取方法を行い、健康・美肌を長く保ちましょう！