2018年08月30日公開
2024年07月30日更新
グラスフェッドビーフは通販だけ?人気の牧草牛が美味しい東京のお店は?
自然の環境で放牧され牧草のみで育てられた牛をグラスフェッドビーフといいます。なかなか聞き慣れない言葉ですが、グラスフェッドビーフは栄養が豊富で美味しく人の体にも優しいと今見直されています。しかし普段利用しているスーパーなどで見かけることがありません。そもそもどこで販売しているのでしょうか?それではグラスフェッドビーフの購入方法と、美味しく食べれる東京ねお店を合わせて紹介します。
グラスフェッドビーフが人気が集まっている!
皆さん、グラスフェッドビーフというお肉を聞いたことがありますか?大草原でのびのび動き、牧草のみを食べて育てられた牛のことをそう呼びます。日本では綺麗な霜降りでサシが入っている肉が人気がありますが、赤身のグラスフェッドビーフの方が栄養が豊富です。国産、輸入ともに通販や東京のスーパーで買うこともできます。それではグラスフェッドビーフについて詳しく紹介します。
グラスフェッドビーフとは?
グラスフェッドビーフとは狭い環境の牛舎ではなく、広い敷地でのびのびした環境に牧草のみを食べて育てられた牛のことをいいます。のびのび育った牛の肉は赤身で栄養価も高いといわれいます。また低脂肪、低カロリー、低コレステロールのオメガ3と呼ばれる低脂肪酸も含まれ栄養価が高いと評判です。
グラスフェッドビーフとグレインフェッドビーフの違い
グラスフェッドビーフとグレインフェッドビーフの大きな違いはエサにあります。グラスフェッドは牧草のみを食べて育った牛のことで、対しグレインフェッドの主なエサはトウモロコシや大豆などの穀物をたべて育った牛になります。またグラスフェッドビーフは牧場の広い敷地で放し飼いされており、逆にグレインフェッドは狭い牛舎で育ちます。
狭い牛舎で育てられた牛はお肉に脂身がのり、いわゆる霜降り肉に成長していきます。しかしグラスフェッドビーフはというと運動量も多い筋肉質なお肉は赤身肉になります。日本人の好みは霜降り肉が多いですが、実は赤身のお肉の方がが栄養価が高いのです。また食べた時にしっかりとした歯ごたえがあり溢れるほどの肉汁でとても柔らかいお肉になります。
日本の国産牛はというとほとんどが穀物を食べて育ちます。グラスフェッドビーフは主にオーストラリアやニュージーランド、ヨーロッパなどで育てられています。しかしグラスフェッドビーフの栄養価はグレインフェッドビーフより断然高いのです。
グラスフェッドビーフは一般的な牛肉よりも栄養が豊富
グラスフェッドビーフには日本人に不足しがちな「オメガ3」が含まれています。オメガ3とはどういうものなのでしょうか?食べるあぶらは大きく4つに分かれています。さらに「体の中で作れるあぶら」と「体の中で作れないあぶら」に分かれます。
「体の中で作れるあぶら」の一つは、飽和脂肪酸といわれるバターや牛肉など肉全般に含まれるあぶらです。二つ目が、はオメガ9といわれオリーブオイルや豚肉などのあぶらです。次に「体の中で作れないあぶらは」です。3つ目のオメガ6はトウモロコシや大豆などの植物性のあぶらです。そして4つ目がオメガ3でエゴマやアマニ油で魚に多く含まれています。
そして「体で作れないあぶら」は自ら摂取どいると、どんどん減ってしまうのです。しかし3つ目のオメガ6は日頃の料理などでよく使われています摂取できています。オメガ3は1日の摂取量の半分も足りていないのです。1日の栄養素はなるべく摂取するように心がけたいものです。
グラスフェッドビーフを食べるメリット
グラスフェッドビーフはオーガニックで、様々な栄養が含まれていて、自分自身では作り出せないオメガ3が含まれていることもわかりました。グレインフェッドビーフのエサは穀物ですが、このエサの中には牛が病気にならない様に、抗生物質が含まれています。ということは自ずと人間の体に摂取れてしまいます。
牛が食べた抗生物質が人間の体に入ると何がダメなのでしょうか?元々体にいた菌やウイルスが耐性を身につけてしまい、いざ抗生物質の力が必要の時に効果を発揮しなくなってしまいます。人間が食するものなので、良質なエサを食べて育てられた牛の方が体にも優しいものを食べていたいものです。
グラスフェッドビーフについて入手方法を解説
グラスフェッドビーフはスーパーでは入手困難
出典: http://yuboku.jp
グラスフェッドビーフがとても良い品質だということがわかりました。ただ日頃スーパーで見かけることがあまりありません。グラスフェッドビーフはどこで購入できるのか?また国産牛もグラスフェッドビーフは作られているのかなど気になるところです。実はグラスフェッドビーフは通販か東京都内のスーパーで手に入れることができます。
1件目のお店は東京都麻布十番にある「SAITO FARM」は健康食品のスーパーです。日本初の牧草牛専門精肉店で医師の観点から選りすぐり、処方する気持ちでお肉を提供しているそうです。ニュージーランド産の牛肉はたんぱく質も豊富でサプリメントのように栄養がぎっしりつまっています。SAITO Farmではスーパーと通販の両方でグラスフェッドビーフを販売しています。
2件目は東京東麻布にある「日進ワールドデリカテッセン」です。ニュージーランド産とオーストラリア産のグラスフェッドビーフがあり、各部位をブロックで購入することができます。また、100グラム400円程度で手軽に購入できるお肉も用意しています。インターナショナルなスーパーに立ち寄ってみてください。。
3件目は「ナショナル麻布」です。南麻布と世田谷区田園調布の2ヵ所にある高級スーパーです。グルテンフリーやスーパーフードなど、トレンドを素早く抑えているスーパーでも有名です。また、オーガニック商品が強いスーパーマーケットでもあります。ナショナル麻布のスーパーで好みのオーガニック食品を探してみるのも楽しめます。
グラスフェッドビーフの入手は通販が簡単で便利
通販会社「ミートガイ」は名古屋にある食肉輸入・加工製造業者です。主にレストランやホテル、インターナショナルスクールなどに卸しており、数々のTVや雑誌などのメディアにも取り上げられ話題のお店です。様々な部位を好きな量の計り売りをしてくれ、キロ単位の塊肉も購入でき、バーベキューやホームパーティーの時などにとても便利です。通販はスーパーの様に営業時間がなくで24時間買い物ができるのが便利です。
「男の台所」は料理好きなオーナーが美味しいレストランの味を自宅でも再現したい!という気持ちから初めた通販会社です。ニュージーランド産のグラスフェッドビーフを始め、ソーセージやチーズ、フォアグラなどの珍しい食材を販売していますグラスフェッドビーフと普段手に入らない食材で美味しいお料理を作ってみるのも外食にはない美味しさがあります。
海外肉の専門店「ホールミート」はオーストラリア産のグラスフェッドビーフを通販で販売しています。珍しい海外の肉が味わえることでも人気です。250g1枚からキロ単位の肉まで販売しており、人気は1ポンド(453g)の肉が評判です。
「ナトレーザ楽天市場店」はグラスフェッドビーフの通販ね専門店です。グラスフェッドビーフは、イチボやランプなどのステーキ肉や、焼くだけで簡単に調理できるハンバーグなども通販できます。また、グラスフェッドビーフ合う、塩やこしょうなどこだわりの調味料まで売っています。ナトレーザは福岡の天神でシュラスコのお店を開いており、いるいわばお肉のプロフェッショナルなのです。
赤身のお肉は何だか固いイメージがあります。どのようにして食べると美味しくなるのでしょうか?肉はたんぱく質でできていて、加熱すると細胞が壊れ、水分や旨味成分が逃げてしまいます。残ったたんぱく質はたんぱく質同士で結合されてその結果肉が縮み固くなってしまうのです。
自宅でグラスフェッドビーフを焼く時はさらに、常温に戻してから焼く方が美味しくなります。調理する前の30分から1時間位は冷蔵庫から出し室温のままの状態にしておくのが良いでしょう。中火で熱したフライパンで肉汁が出るまで焼きます。焼き上がったお肉はホイルなどに包み5分程度お肉を休ませると、肉汁がお肉に閉じ込められより美味しく食べられます。
通販だと国産のグラスフェッドビーフも購入できる
岩手県の広大な牧場で24時間365日放し飼いで育てられている「なかほら牧場」で育てられて牛は国産のグラスフェッドビーフです。しっかり運動して育った国産牛は筋肉質で歯ごたえのあるお肉です。その分噛めば噛むほどに味わいが出てきます。ステーキはもちろん、時間をかけてじっくり煮込む煮込み料理はより美味しく食べれます。安心の国産肉を是非通販で試してみてください。
「田中畜産」は国産の但馬牛が買える通販会社です。但馬牛といえば有名な国産ブランド牛です。しかもオーガニックなグラスフェッドビーフが購入できます。日本には神戸牛や近江牛など沢山の国産ブランド牛があり その中でも但馬牛は元祖と呼ばれています。田中畜産では、ステーキはもちろん、カレーやシチュー用の切り落としなど、様々な部位とカットの仕方で販売をしています。是非、通販で手軽に買える国産牛をを利用してみてください。
グラスフェッドビーフの値段は?
グラスフェッドビーフの値段は国産と輸入肉共に100グラム300円~600円が平均的な値段です。一般的なスーパーのお肉に比べると、少し高い値段でが、グラスフェッドビーフは広大な敷地で牧草のみを食べているオーガニックな牛です。広大な敷地を確保するためのコストもそれだけかかっています。精肉になるまでの工程や安全を考えると妥当な値段ではないでしょうか?オーガニックで栄養価も高いグラスフェッドビーフを是非食べてみてください。
グラスフェッドビーフが美味しい東京のお店を紹介
東京銀座にある「アロッサ銀座店」はニュージーランド料理と美味しいワインが楽しめるお店です。、銀座駅から徒歩3分ほどのベルビア館8階にあり、お店から見える景色がとても綺麗です。自慢のニュージーランド産のフィレ肉は150グラムで3,500円です。自慢のニュージーランドのオーガニックビーフを堪能してみてください。
牧場牛のフィレのグリルは、サシが全く入っていないキレイな赤身肉は、肉の旨味がギュっと詰まって噛むほどに肉汁が出てくるジューシーさは赤ワインにもぴったりです。グラスフェッドビーフ以外にもニュージーランド産のラム肉オイスター、フィッシュ&チップスなど様々なメニューを用意しています。是非自然豊かなニュージーランド料理を堪能してください。
東京都港区芝公園にある「ワカヌイグリルダイニングバー」は東京タワーの真横にあるお店です。夜はライトアップされた東京タワーを眺めながら美味しい料理が楽しめます。テラス席もあるので季節の良い時期はとても気持ちが良いです。100%ニュージーランド食肉公社出資のアンゴラフーズが経営するレストランで、品質の良さはお墨付きです。
お店に入るとすぐに熟成肉の塊が吊り下げられており、結構な迫力があります。お肉は全て炭火焼で、絶妙な火入れは職人技です。牧草牛フィレ肉は噛むと旨味が溢れ出てきます。ステーキはもちろん、値段は250gで4,100円、500gは8,100円と少し高めです。自分へのご褒美に美味しいステーキと素敵な雰囲気を味わってみてください。
東京銀座駅から5分の場所にある「スーペルバッカーナ」は、ほとんどの肉を牧草牛で提供するシュラスコ専門店です。あの有名なバッカーナが経営するお店でもあります。ディナーが12種類、ランチは9種類のお肉が食べ放題です。また焼きパイナップルにサラダ、スイーツが付いてディナー5,400円、ランチ3,000円です。グラスフェッドビーフでこの値段はとてもコスパが良いのではないでしょうか。
また150gのステーキにサラダバー、デザートバー、ドリンクバーが付いて1,500円の手軽なメニューもあります。ビュッフェのお肉は様々な部位があり、人気のサーロインや1頭から2kgしか取れない希少部位ミスジ、牛のお尻の上部の肉イチボは弾力があります。またモモ肉の中でも柔らかい部位のランプ肉など部位ごとにそれぞれに味わい深さを楽しめます。
東京恵比寿にある「CAEE・GITANE」はニューヨークから日本に初上陸したお店です。ニューヨークの中でも高級なブランド店が並ぶノリータ地区に20年以上も愛されてる老舗CAEE・GITANE(カフェジダン)はおしゃれなステーキのお店です。ニューヨークではモデルやセレブ達も通う店としても有名です。今やアメリカでも健康を意識した料理は人気が出ています。
セレブの舌も唸らせた味がニュージーランド産グラスフェッドビーフステーキです。サーロイン、フィレに珍しいビーフカツサンドがあります。グラスフェッドビーフと一緒に食べて欲しいのが人気のアボカドサンドです。パンはライ麦か米粉のどちらか選べ、トッピングにポーチドエッグやベーコンを合わせることもできます。栄養豊富な赤身肉と一緒に味わってみてください。
東京日本橋にある「ザミートロッカー」は貴重な国産のグラスフェッドビーフが味わえるお店です。コレド日本橋の中とは思えないほど落ち着いており、ゆったりとしたソファーがあるのも魅力の一つです。北海道の十勝・豊西牛を1頭買いしているので、希少部位まで味わうことができます。良質な赤身をシンプルな味わいで堪能してください。
国産のグラスフェッドビーフのステーキに合わせて、100種類以上ものクラフトビールや40種類以上のワインも提供しています。こちらのお店はメディアにも出ている人気のステーキ店です。毎月29日はほとんどメニューが29%OFFというお得な日です。29ニクの日に話題の国産牛を食べてみてはいかがでしょうか?是非お得なキャンペーンを利用してみてください。
東京港区赤坂にある「赤坂グリル」はステーキとハンバーグの専門店です。赤坂グリルは元々Caro-Fuegoという名前のお店で、お肉の美味しさを追及するため赤坂グリルという名前に変えたそうです。シックで落ち着いた店内はゆっくり美味しいお肉料理が味わえます。またオフィスが多い赤坂という土地柄お一人様やお祝い事にも柔軟に対応してくれます。
店内も新しくなり本格的な新釜で焼いてます。カウンター席に座ると、目の前で肉を焼いているのも見られ目が釘付けになります。新釜で焼くステーキは予約が必要なので気をつけてください。ニュージーランド産のグラスフェッドビーフは、サーロインが100g1300円、フィレが100g1,800円となっています。本格的に釜焼きしたステーキを味わってみてください。
東京の下町浅草におしゃれなダイニングカフェ「スケロクダイナー」はあります。東京観光として有名な浅草はいつでも沢山の人で賑わう街です。またお店は隅田川沿いにあり東京スカイツリーが見える場所でもあります。このお店のモットーは、良いものを食べよう!と言うだけあり食へのこだわりが強いお店です。
お店3階が天然酵母のパン工房になっており、焼きたてのパンが食べられます。また看板メニューであるスケロクバーガーのパテにグラスフェッドビーフが使用。具材はトマトにレタス、オニオンでトッピングに、チーズやアボカド、自家製ベーコンなどを入れることもできます。またグラスフェッドビーフのステーキも絶品です。お肉に合わせて自家製工房で焼いたベーグルサンドや様々な具材のサンドイッチも人気です。
六本木ミッドタウンから徒歩1分の場所にある「MOZU」はカジュアルフレンチのお店です。調理に使用する水を全て水素水にしたり、一部の料理にココナッツオイルを使うなど健康を意識した料理が味わえます。グラスフェッドビーフも低温で3~12時間かけ火入れする低温真空調理で柔らかくしています。
落ち着いた雰囲気の店内でこだわって調理したグラスフェッドビーフが味わえます。低温で長時間調理しているので肉の旨味が凝縮され噛むほどに肉汁がでてきます。また人気はゴルゴンゾーラとトリュフのスフレ蜂蜜トリュフソースで、口の中ですぐに溶けてしまうくらいフワフワです。是非お肉と一緒に味わってみてください。
東京広尾にある隠れ家レストラン「ラステイクス」は大人の雰囲気のお店で、美味しいお肉をシンプルに味わえます。お店に入るとすぐ目に飛び込んでくるのが熟成庫です。こだわりの方法で熟成した肉が並んでいます。ビーフはもちろんラム肉まで牧草を食べて育てられています。焼き方も備長炭でじっくり火を入れ丁寧に焼き上げているので、お肉は申し分なしに美味しいです。
味付けも塩とこしょうのみで食べます。肉と調理、焼き方全てに自信があるからこそシンプルな味付けなのではないでしょうか?値段もステーキだけで1万円前後と高めですが、ランチだと3,000円程度で食べられるメニューも用意しています。ご褒美ごはんとして食べてみてください。
東京渋谷から徒歩5分ほどの場所にある、東急セルリアンタワーのロビーフロア「レストランかるめら」は、渋谷でひときわ目立つ高層のビルのホテルです。場所柄、外国人のお客様も多いため、多種多様な料理でおもてなししています。17時以降アラカルトで骨付き牛ロースを網焼きにしたマサカリステーキは700gとボリュームのあるグラスフェッドビーフです。2~4人でシェアしながら楽しく味わえます。
グラスフェッドビーフの味を確かめてみよう!
いかがでしたでしょうか?グラスフェッドビーフの良さがとても良くわかりました。私達が食するものはやはり安全で質の高いものを選びたいものです。そして最近では通販や東京のスーパー、レストランなど多くの場所で国産などのグラスフェッドビーフを味わうことができます。ジューシーな赤身肉の旨味を堪能してみてください。