電気毛布は洗濯できる?洗濯機や乾燥機は?丸洗い方法を解説!

寒い夜に欠かせない電気毛布、お手入れしていますか?実は、最近の電気毛布は自宅で洗濯できるものがほとんどです。電気毛布はシーズンのはじめや終わり、また汚れがひどいときに洗濯することが推奨されています。自宅で電気毛布を洗濯するのは大変そうと思われるかもしれませんが、方法が分かれば簡単に洗濯できます。今回は、自宅での手洗いや洗濯機での洗濯方法をお伝えします。電気毛布を洗濯する際の注意点とおすすめの洗剤、洗濯表示の種類も合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

電気毛布は洗濯できる?洗濯機や乾燥機は?丸洗い方法を解説!のイメージ

目次

  1. 1電気毛布は洗濯ができる!
  2. 2 電気毛布について
  3. 3電気毛布を洗濯してみよう!
  4. 4電気毛布は洗濯で丸洗いしよう!

電気毛布は洗濯ができる!

電気毛布が洗濯できること、知っていましたか?電気毛布は内部に電熱線が入っており、コントローラーも付いていて、洗濯したら故障してしまうのではとそのままにしていませんか?コントローラーや電源プラグは外せるようになっており、電気毛布本体は洗濯することができます。

毎日使う寝具はどうしても汗や汚れが気になります。人は寝ているときコップ1~1.5杯程の汗をかくと言われていますので、自宅で洗濯して清潔な状態にできるのは嬉しいですね。

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電気毛布について

寒い夜や、疲れて帰ってきた夜にとても便利な電気毛布。スイッチ一つで温かくなる電気毛布は、冬に手放せないアイテムの一つです。今や一家に一枚はあるのではないでしょうか。電気毛布は電気メーカー各社に加え、インテリアメーカー等からも販売されているようです。さらに、室温感知センサーやダニ退治機能搭載のもの、ひざ掛けサイズのものやUSB接続で持ち運びできるもの等様々なタイプも販売されています。

電気毛布とは?

電気毛布とは、毛布内部の電熱線によって加温する毛布のことです。布団全体を温めることができるため、湯たんぽやアンカと比べて加温効果が高い製品です。種類は大きく二種類あり、敷毛布と掛毛布があります。また、敷・掛両用の製品もあり、使用の幅が広がってきています。電気代もエアコンやヒーターと比べて低コストで済むため、家計にも優しい暖房器具といえます。

電気毛布の注意点

電気毛布は便利な一方使い方を間違えてしまうと脱水症状や低温やけどの危険がありますので、寝る前に強運転で温めて、布団に入る直前にスイッチを切るのが理想的です。

スイッチを切れない場合は弱運転にするようにします。また、電気毛布には使用する向きがありますので、タグに書かれている向きと寝る方向を合わせて使用するようにしましょう。温度を調節するコントローラーは布団から出して使用しないと、コントローラーの熱によって発火や故障の原因になります。

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電気毛布を洗濯してみよう!

電気毛布は、シーズンのはじめや終わり、汚れがひどいときなどに洗濯することが推奨されています。使ったままの状態でしまってしまうと、汗や汚れによって変色やダニの繁殖などを引き起こすことになってしまい、来年また使おうと取り出したときに不衛生なまま使用することにもなってしまいます。

自宅で電気毛布を洗濯する方法は、手洗いと洗濯機使用との二通りの方法があります。お持ちの電気毛布の種類やライフスタイルに合わせて、どちらかを選びましょう。今回は、どのような点に気を付けて選ぶかも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

その電気毛布は丸洗いできる?洗濯表示を確認しよう

電気毛布が自宅で洗濯できるかどうかを知るために、まず、電気毛布の洗濯表示をチェックすることが大切です。電気毛布の種類によって違いもありますので、必ず確認します。電気毛布には注意書きや使用する向き等が書かれたタグが付いており、それらの表示と一緒に洗濯表示も記載されています。

このような洗濯表示がある電気毛布は自宅で洗濯ができ、洗濯機でも手洗いでも洗うことができます。2016年12月1日から新しい洗濯表示に変わりましたので、お持ちの電気毛布の製造年によりますが、新旧どちらかの洗濯表示が表記されています。

従来の絵表示で「弱」と書かれている場合は弱い水流を意味しています。新しい絵表示で記されている線は2本までで、増えるほど弱く洗うことを意味しています。また、数字が記載されている場合は洗濯液の上限温度を、「中性」と書かれている場合は中性洗剤を使用することを意味しています。

こちらの手洗い表示がある場合も、自宅で手洗いすることができます。洗濯機の使用も可能で、手洗い(ドライ)コースであれば洗うことができます。弱い水流にして、生地を傷めないようにして洗います。

電気毛布についているタグが見つからなかったり、よく分からなかったりするときには、取扱説明書や各メーカーのホームページ等も参考にしましょう。今は洗濯できるタイプのものがほとんどですが、古い電気毛布の場合は洗えないものもありますので、確認が必要です。

もし、このような表示がある場合は、自宅で洗濯することはできません。間違って洗濯すると、ヒーターや生地を傷め、故障の原因になってしまいます。まずは電気毛布のタグをよく確認してから洗うようにしましょう。洗濯できない電気毛布の場合は、カバーを付けるなどして汚れを防止するのも一つの方法です。

電気毛布の洗濯におすすめの洗剤

電気毛布の洗濯には中性洗剤が推奨されています。中性洗剤はph6~8と中間に位置している洗剤で、汚れは落としながら衣類や生地を傷める心配なく洗うことができます。洗濯洗剤の裏の表示をチェックして、中性洗剤であるか確認してからみ使用しましょう。注意点として漂白剤は使用できませんので、うっかり使用しないようにします。また、お風呂の残り湯を使用することもできますが、その場合入浴剤の入ったお湯は避けましょう。

電気毛布の洗濯に柔軟剤は使用可能?

電気毛布の洗濯には、柔軟剤を使用することができます。柔軟剤を使用することの利点として特に挙げられるのは、静電気の発生を抑える効果があることです。これは、生地の表面が滑らかになって摩擦が減ることと、柔軟剤の成分が電気を外に逃がす層をつくることによります。最近は良い香りの柔軟剤が多いので、ぜひお気に入りの柔軟剤を使ってみましょう。

電気毛布の洗濯方法:手洗い

それでは、電気毛布を手洗いする方法からお伝えします。準備するものは、たらいと、中性洗剤、柔軟剤です。たらいがなければ、浴槽を利用して洗濯することもできます。30℃以下のぬるま湯を張り、洗剤を入れます。冷水や熱いお湯は生地を傷めるおそれがあるため、できるだけ避けましょう。

コネクターは、忘れずに電気毛布から外しておきます。電気毛布本体にコネクター受けが取り付けてあり、そこに差し込んで使用するようになっています。誤って洗濯してしまうと故障の原因になってしまうので、必ず外しましょう。もし汚れが気になる場合は、薄めた台所洗剤を含ませた柔らかい布で拭き、最後に洗剤分が残らないようかたく絞った布などで水拭きしてください。

電気毛布は屏風(びょうぶ)たたみにします。聞き慣れないたたみ方ですが、屏風を折りたたむように、折り返しながら重ねていくたたみ方のことを言います。電気毛布の短いほうを4つ程に屏風たたみにし、細長い状態にしたら、長いほうも同様に折りたたみます。もし汚れがある場合は、外側になるようにして折りたたむと、汚れが落ちやすくなります。

電気毛布の手洗いには、押し洗いが適しています。押し洗いとは、手洗いの方法の一つで、ウール素材やセーター、カーディガンなどのニットやカットソー、パンツなどかさのあるものを洗う際に適した方法です。中性洗剤を溶かした水またはぬるま湯の中に浸けて、20~30回押したり、浮かせたりを繰り返します。汚れがひどい場合は、二度洗いをしましょう。

中性洗剤で洗ったあとは、すすぎの工程に入ります。水に泡が見えなくなるまで、2~3回水を変えながらよくすすぎます。十分にすすいだ後、柔軟剤を溶かして電気毛布を浸し、数分間軽く押します。洗剤が残っていると柔軟剤の効果が薄れてしまうため、すすぎの水がきれいになってから柔軟剤を入れるようにします。軽くすすいだら、水を捨てます。

洗濯した電気毛布を干す前には水を切りましょう。浴槽のふちや竿に数時間かけておくことで、徐々に水気を切ることができます。早く水を切ろうとしてねじって絞ってしまうと電気毛布の内部の電熱線を傷めるおそれがありますので、気を付けましょう。水を含んだ電気毛布は重くなっていますので、足元にも配慮して行うようにします。

電気毛布の水気が切れたら干しますが、干し方は洗濯表示や取り扱い説明書を確認しましょう。日光に当てて干す場合と、陰干しがすすめられている場合とがありますので、お持ちの電気毛布の洗濯表示に従ってください。陰干しは、直射日光を避け風通しの良い日陰で干すことを言い、紫外線による色あせや、変色を防ぐ等の理由がありますので、お持ちの電気毛布にあった方法を選びましょう。

コネクター受けに水分が残っていないか確認することも、安全に使用するために大切です。できるだけ短時間で乾かしたいものですが、早く乾かすコツは干し方を工夫することです。物干し竿を2本使ってM字状に干すと、空気が通りやすくなります。また、途中で表裏をひっくり返すことで、効率よく乾燥させることもできますので、ぜひ試してみてください。

よく乾いたら、電気毛布内部の電熱線のよじれや重なりがないか光に透かしたり、手で触ったりして点検してから使用します。シーズン後にしまう場合は、圧縮袋に入れて圧縮したり、ナフタリン等の防虫剤を入れたりしないようにします。圧縮するとヒーターが断線するおそれがありますし、ナフタリン等の防虫剤はヒーターやコントローラーを傷め、発煙、発火の原因になります。

電気毛布は折りたたみ、電源プラグとコントローラーを離してしまいましょう。以上が、電気毛布を手洗いする方法です。洗濯する場所や干す場所を確保してから行うようにしましょう。続いて、洗濯機を使用して洗濯する方法をご紹介します。

電気毛布の洗濯方法:洗濯機

洗濯機で洗う場合、まずは、お使いの洗濯機の種類を確認することが必要です。毛布を洗うことのできる洗濯機であれば、電気毛布を洗濯することができます。また、全自動洗濯機や二層式洗濯機であることも確認してください。

最近はドラム式洗濯機をお持ちの方が多いですが、その場合、電気毛布を洗うことはできません。ドラム式洗濯機で洗ってしまうと、生地やヒーターを傷めるおそれがあります。ドラム式洗濯機をお持ちの方は、手洗いをおすすめします。

洗濯機で電気毛布を洗う際に準備するものは、電気毛布と中性洗剤、柔軟剤、洗濯ネットです。電気毛布はコネクターを外してから、コネクター受けの部分を内側に折り込むようにたたみ、洗濯ネットに入れファスナー部分が上になるようにして洗濯機に入れます。洗濯ネットを使用しないと、電気毛布だけでなく洗濯機の故障の原因にもなってしまいますので、必ず準備しましょう。

洗濯機に電気毛布を入れたら、洗い方を選びます。毛布洗いコースや、手洗い(ドライ)コースなどを選択します。強い力で洗ってしまうと、電気毛布の故障の原因になってしまいますので、弱水流で洗う方法にします。また、脱水時間も短くすることも大切ですので、確認してからスタートボタンを押しましょう。まれに色移りすることもありますので、他の洗濯物と一緒に洗うことも避けるようにします。

洗濯時間を指定する場合は、12分間以内に設定するようにしましょう。水の量も、電気毛布がかぶるくらいの量になるよう確認します。脱水時間を指定する際は、30~60秒以内に設定します。早く水を切ろうとして長く脱水してしまうことのないように気を付けましょう。脱水が終わったら、手洗いの方法で紹介したのと同様で、お持ちの電気毛布の洗濯表示に従って干します。

電気毛布の種類によって日光に当てるか陰干しにするか違いがありますので、よく確認してください。効率よく乾かす干し方や使用する前の点検、しまう際の注意点については、手洗いの場合で紹介した点を参考にしてくだい。以上が、洗濯機で洗う場合の方法です。自宅で洗濯することができれば、清潔な電気毛布を使用することができます。

電気毛布は乾燥機の使用は不可!

乾燥機を使えば早く乾くと思われるかもしれませんが、乾燥機の使用は危険です。熱でヒーターを傷める原因になるため、禁止されています。また、アイロンや布団乾燥機の使用も同様ですので、使わないようにしましょう。自宅で洗濯をする際は、まず干す場所を考えてから行うと乾かす段階になって慌てることがなくなります。

電気毛布は洗濯で丸洗いしよう!

いかがでしたか?電気毛布の洗濯について、気になっていた点は解消されたでしょうか?大変そうとなかなかできずにいた自宅での電気毛布の洗濯も、チェックする点が分かれば思ったより簡単にできると感じられたのではないでしょうか。この冬は、ぜひお気に入りの香りで電気毛布を洗濯して、清潔な布団で冷えた体を温めましょう。

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