裏難波の焼き鳥屋ランキングTOP25！お一人様にもおすすめしたい穴場も調査

大阪の繁華街といえば、キタとミナミが有名ですが、そのミナミの一画に「裏難波」と呼ばれる、いま一番に熱いエリアがあります。裏難波は、北は千日前通りから南はなんさん通り、東は黒門市場から西は高島屋あたりまでの地域を指します。世代交代が計られて、若くイキのいい店主が個性的な店を構えていて、安くて旨いが当たり前の飲み屋街を形成しています。裏難波は、いまやミナミで一番のホットスポットです。

そんな裏難波には、焼き鳥屋の数も半端ではありません。ディープな裏難波に深く潜入し、人気の店や美味しい店を探り出して、おすすめの焼き鳥屋を紹介します。また、お一人様にもおすすめできる、穴場的な焼き鳥屋も調べてみました。ぜひ裏難波の近くに来たときは立ち寄ってみてください！

ランキング25位の「八女小町なんさん通り店」です。営業時間は、月～木、日、祝日が、17:00～翌3:00で、金、土、祝前日が、17:00～翌5:00になります。八女小町のメニューは焼き鳥だけをみても、ひじょうに豊富です。鶏の刺身から串焼き、創作鶏など、バラエティーに富んでいます。残念なのは、肝心の味が、一定のレベルに達していないことですが、気軽に入れる焼き鳥屋としておすすめです。

ランキング24位の「鳥貴族ナンバ西店」です。営業時間は、日～木が、17:00～翌1:00で、金、土。祝前日が、17:00～翌2:00です。定休日は、年末年始のみです。鳥貴族は、言わずと知れたチェーン店ですが、このナンバ西店でも、メニューの豊富さと、値段の安さに驚かされます。そして、美味しければ言うことはありませんが、そこは個人の意見に左右されます。

ランキング23位の「たか鳥なんば座裏店」です。営業時間は、17:00～翌5:00で、定休日は、年中無休になります。たか鳥は、京地鶏を使用して備長炭で焼き上げた、焼き鳥屋です。焼き鳥串は、100円～170円で、低めの値段設定です。味は好みによりますが、リーズナブルな価格で焼き鳥が楽しめると、若者を中心に人気のお店です。

ランキング22位の「七輪鶏焼サン」です。営業時間は、金、土、日曜三日間のみの、17:00～翌2:30です。サンは、3坪だけの空間で週末三日間だけの営業となります。まさに、マニアックな空間、時間です。しかも、サンの驚きの形態は、注文した鶏肉を焼くのは客自身です。炭火七輪で「名物サン盛り」中が、980円、大が1,680円を、焼くのはお客さん自身です。この趣向が面白いと連日多くの人で賑わいます。

ランキング21位の「六角鶏なんば店」です。営業時間は、15:00～24:00で、定休日は、不定休になります。六角鶏は、地鶏を使用した焼き鳥屋です。「本日の地鶏のお造り盛合わせ」が、1,480円です。おすすめの「つくね卵黄」が、500円です。焼き鳥串焼きは、140円～170円で、全体的にやはり高めになります。味を含めると、コスパが若干弱いと言う声も上がっています。

裏難波で美味しい焼き鳥屋ランキング20位は、「やきとりじろー」です。営業時間は、12:00～翌0:00で、年中無休になります。一部の内臓に臭みを感じてしまいましたけれど、全体としては、新鮮な焼き鳥を満喫できました。味は許せますが、値段のほうがやや高めの設定に思います。この焼き鳥激戦区でいうなら、可もなく不可もなしというところでしょうか？

ランキング19位の「阿鳥千日前店」です。営業時間は、17:00～翌1:00で、定休日は、年末年始のみになります。阿鳥は、朝引き鶏を使用した、刺身や焼き鳥が人気の焼き鳥屋です。ただ、「地鶏たたき」が、990円と高い価格になるとか、焼き鳥は、100円で高くはないのだけれども、身が小さいなどと、コスパに優れていない面が多く見受けられます。

ランキング18位の「炭焼きっちん祐星」です。営業時間は、17:00～24:00で、定休日は、不定休になります。祐星は、魚介類が豊富な居酒屋で、純粋に焼き鳥屋とは言えないかもしれません。鶏料理に関しては、「むね肉のたたき」や焼き鳥串は一通りそろっています。けれども魚介料理なみの味のレベルが、焼き鳥には残念ながら確保しきれていません。

ランキング17位の「秀人」です。営業時間は、18:00～体力が続くまで、です。定休日は、不定休になります。秀人は、イケメンの店主が頑張る焼き鳥屋です。朝引きの鶏を使用した、鶏刺しから焼物までメニューは一通りそろっています。ただ、刺身も焼物も鶏本来の旨みに少し欠けます。焼き方ではなく、仕入れの問題ではないでしょうか？

ランキング16位の「山正」です。営業時間は、18:00～23:00で、定休日は、日、祝日になります。山正は、これぞ裏難波の焼き鳥屋といった風情の店です。店も店主も、年季が十分に入っています。お世辞にもきれいな焼き鳥屋ではありませんが、出される焼き鳥の旨さと、値段の安さだけはどこにも引けを取りません。若い人の活気に満ちた店もいいが、山正のような店も継続してもらいたいです。

ランキング15位の「八金なんば店」です。営業時間は、17:30～翌3:00で、定休日は、不定休になります。八金は、土佐の地魚もある、土佐炉ばた焼の店です。けれども、焼き鳥屋と呼んでさしつかえのないくらいに、鶏のメニューも豊富です。朝引きの鶏を使用した「朝引き鶏刺し盛り合わせ」が1,200円で、串焼きは、130円～160円で、美味しい焼き鳥が、普通の値段で供されています。

ランキング14位の「口八丁なんば店」です。営業時間は、月～木、日、祝日が、12:00～翌1:00で、金、土、祝前日が、12:00～翌3:00です。定休日は、年中無休になります。口八丁は薩摩知覧鶏を使用した焼き鳥屋です。焼き鳥串1本90円～と、リーズナブルです。おすすめは、「薩摩知覧鶏たたき」や「手羽先揚げ」になります。

ランキング13位の「金太郎難波中店」です。営業時間は、火～金が、17:00～24:00で、土、日、祝日が、11:00～24:00です。定休日は、月曜になります。金太郎は、京赤地鶏や阿波尾鶏を使用した焼き鳥屋です。串焼きが140円～320円と、少し高めの値段設定ですが、焼き鳥の焼き方や、その味は十分許せる美味しさでした。

ランキング12位の「軍鶏難波店」です。営業時間は、17:00～翌1:00で、定休日は、不定休になります。軍鶏は、宴会向きのオオバコな焼き鳥屋です。焼き鳥ばかりではなく、一品料理も鍋料理も用意できる店です。焼き鳥串もそろっていますが、やや高めな値段設定になります。今回は、焼き鳥の評価ですから、鶏刺しや、串焼きに関して言えば、ふつうに美味しいレベルです。

ランキング11位の「炭屋こばこ」です。営業時間は、17:00～翌2:00で、定休日は、水曜になります。こばこは、その名のとおりこじんまりとした焼き鳥屋です。16名も入れば満席になります。「備長炭で焼き上げる創作焼き鳥」が、店のコンセプトのようです。朝引き鶏を使用した、「鶏刺身8種盛り合わせ」1,280円や、淡白なムネ肉にイクラおろしをのせた創作焼き鳥が250円など、こばこには、美味しい焼き鳥があふれています。

こばこの店主は、まだ若くて意欲十分です。これから、人気店になっていく焼き鳥屋でしょう。お一人様も抵抗なく入れる雰囲気が、こばこには満ちていますから、安心して戸を開けてください。

ランキング10位の「権兵衛なんばパークス店」です。営業時間は、11:00～23:00で、年中無休になります。権兵衛では、宮崎県うなやま地鶏や鹿児島県薩摩地鶏を使用した、炙り焼きがおすすめです。新鮮な地鶏の刺身も、美味しいと評判です。焼き鳥も、160円～230円と少々お高い値段ですが、味はレベル以上にあります。店のこだわりは、ランチが主力のように思えます。口コミの傾向もランチを褒めるコメントが多いです。

裏難波の美味しい焼き鳥屋をめざす、この記事としては、焼き鳥串や鶏刺しなどを評価したいものです。

ランキング9位の「秋吉なんば店」です。営業時間は、17:00～24:00で、年中無休になります。秋吉の焼き鳥は、純鶏が1人前が5本で、385円です。安い！のは、まちがいありません。けれども、5本単位の注文はちょいと首をかしげます。立ち食い鮨のように、カウンターに設置されたステンレスの上に、焼き上がった焼き鳥を直置きしてくれます。卓上の「粉山椒」「ニンニク」「一味」で、自分好み味に変えられるようになってます。

焼きは全体的に行き過ぎていると感じました。東京にあるチェーン店ですが、5本単位の注文といい、裏難波の焼き鳥店としては、少し問題があるようです。

ランキング8位の「山内農場南海なんば南口駅前店」です。営業時間は、17:00～24:00で、年中無休になります。山内農場のウリは、「地どり炭火焼～旨塩～」1,180円や「地どりユッケ～西郷梅添え～」580円です。一品料理も霧島サーモンや鹿児島ぶえん鰹など、ふんだんにあって美味しいのですが、やはり、焼き鳥串焼きがないのが寂しい感じがします。焼き鳥屋としての評価は、いまひとつです。

使い勝手の良い、居酒屋としての存在感は認めますが、焼き鳥屋として美味しいかは疑問です。

ランキング7位の「まこ家」です。営業時間は、17:00～24:00で、定休日は、不定休になります。まこ家の焼き鳥は、焼き鳥ばかりではなく刺身もそろっています。イベリコ豚をはじめ豚肉もウリのようです。1本150円～と、全体的に値段設定は高めかもしれません。卵の添えられた、つくねが美味しい人気の商品です。焼き鳥全般に言えますが、焼き加減が少しキツイですね。焼き鳥のパサつきにつながっていると思います。

まこ家は、ランチ営業もしています。「イベリコ豚ローストポークのタタキ丼」のように、夜以上に人気のようです。

ランキング6位の「えんや難波3号店」です。営業時間は、17:00～翌1:00で、定休日は、不定休になっています。難波千日前店同様、美味しい焼き鳥を安く食べることができて、裏難波では人気の焼鳥屋です。焼き鳥1本が97円からと、リーズナブルです。おすすめは97円の鶏皮です。ぼんじりの皮だけを使用している、とのことですが、まるで白コロホルモンのような焼き上がりです。これ1本みてもえんやのレベルが分かります。

えんや難波3号店も、接客態度に好感が持てました。えんやは、チェーンの焼き鳥店のようですが、接客態度や焼き鳥の焼き方にいたるまで、よくマニュアルが徹底されていて、チェーン店にありがちなバラツキを感じさせません。

ランキング5位の「難波炭焼笑店陽」です。営業時間は、11:30～翌3:00で、年中無休になっています。陽は、そのメニューをながめると、焼き鳥屋というよりは、居酒屋と言った方が似合っています。魚介類の刺身や焼魚の種類も豊富です。しかも、鮮度が良く美味しいのです。そうはいっても、肝心の焼き鳥が美味しくなければ、裏難波の人気焼き鳥屋、ランキング5位に挙げることはありません。

大和地鶏を使用した、鶏のお造りもあります。「大和肉鶏のももたたき」や「鶏の肝造り」です。紀州備長炭や長崎産光塩で焼き上げる焼き鳥串は、180円～です。やや高めの値段設定ですが、焼きの細部にまでこだわった焼き鳥を口に入れれば、後悔することはないはずです。

ランキング4位の「炭火焼き鳥鶏尽」です。営業時間は、17:00～翌2:00で、年中無休になります。鶏尽の焼き鳥の特徴は、24種類ありますが、そのすべての焼き方や味付けが異なる点にあります。そして、鶏以外の食材はないということです。鶏一本という姿勢が、また嬉しいですね。鶏のお造り盛合せも1人前580円であります。2人前からの注文になりますが、リーズナブルです。

せせりが1本220円、やげん軟骨が240円と全体的に高めの値段設定ですが、味に自信があるのでしょう。

ランキング3位の「一兆」です。営業時間は、月～金が、18:00～24:00で、土曜が、18:00～23:00、日曜が、18:00～22:00です。定休日は、祝日になります。一兆の焼き鳥は、ほとんどが1本130えんです。値段的にふつうですが、それを口にするとコスパのほどが分かります。牛ロース焼や鴨ねぎ焼もありますが、一兆のウリは鶏の刺身です。当然、新鮮でなければ目も当てられません。

鶏ササミや白レバー、砂ズリといったものが出されます。一兆の刺身を食べると、焼き鳥の美味しさを忘れてしまいます。焼き鳥もまちがいなく美味しいのですが、一兆の鶏刺しは、群を抜いています。

ランキング2位の「南蛮亭」です。営業時間は、17:00～24:00で、年中無休になります。焼き鳥は、すべて100円台前半です。南蛮亭の焼き鳥は、美味しいのはもちろんですが、柔らかくジューシーで、しかも食べ飽きが来ないところが特徴です。いかにも裏難波らしい店構えで、裏難波の臭いがプンプン漂う店です。１人前が3本ずつ供されますので、お一人様だと少し食べづらいかもしれません。

焼き加減は、塩もタレもほぼ完ぺきな美味しさです。南蛮亭も裏難波の大人気店になります。旨くて安いのだから、当然と言えば当然です。

ランキング1位の「えんや難波千日前店」です。営業時間は、17:00～翌1:00で、年中無休になります。裏難波の超人気焼き鳥屋です。予約が必須でしょう。その理由は簡単で、安くて旨いということです。えんやでは、野菜串が200円以上することがありますが、焼き鳥は、1本90円～200円と、リーズナブルになっています。えんやの新鮮な朝引き鶏が、美味しいのは言うまでもありませんが、その値段の安さと絶妙の焼きが見事です。

素材をウリにしている焼き鳥屋には、たまに焼きが甘いところも見かけます。また、えんやの店の、スタッフの明るい接客態度も好感が持てます。

お一人様におすすめの「正起屋難波店」です。営業時間は、11:00～23:00で、年中無休になります。正起屋は、ランチが評判の焼き鳥屋です。思い切りよそ行きではないけれど、老舗の焼き鳥屋でふつうに美味しい焼き鳥を、ふつうに味わう店です。お一人様も多くて、落ち着いて飲み喰いができます。

お一人様におすすめの「MASA家」は、誰も思う裏難波の隠れ家です。したがって、たどり着くのに分かりづらいのを承知してください。隠れ家とは、そういうものです。扉は頭を下げなければくぐれないほどの、茶室の出入り口のようです。けれども、たどり着いたら、そこにはお一人様でもくつろげる、狭いけれど温もりのある空間が待ち受けています。MASA家の焼き鳥は、串焼きではありません。

営業時間は、17:00～翌5:00で、定休日は、不定休になります。分かりにくい道案内なり、予約の案内なりTELにてどんどんお尋ねくださいとのことです。お一人様、ぜんぜんダイジョーブな焼き鳥屋です。

お一人様におすすめの「酒処陰」は、隠れ家的でもありますが、なんといっても6人で満席ではなく、基本的には立ち飲みですから譲り合えば9人は入ります。さほどに、手狭な店です。焼き鳥串は、150円～で、生ビールは、350円です。コスパ抜群の店です。お一人様でも、気さくなマスターにかかればフリーパスです。けれども、雰囲気ばかりではなく、焼き鳥も外はカリカリで、中はジューシーという基本は十分に守れる美味しさです。

陰の営業時間は、18:00～24:00で、定休日が、日、祝日になります。

お一人様におすすめの「炭火焼き鳥うら山」です。夫婦二人でだけで切り盛りしている、うら山はほっこりした焼き鳥屋です。「ササミのたたき」が、580円で、「幻の肝」が,350円です。焼き串は、120円～180円になります。時間は、ここでは少しだけゆっくり流れています。お一人様には、十分な雰囲気を備えたうら山です。チェーン店には、絶対にないであろう稀有な店です。裏難波で夫婦善哉を味わうことができます。

うら山の営業時間は、火～日が、17:00～23:00で、定休日が、月曜になります。

やはりというか、裏難波にはありましたね。旨い焼き鳥屋、安い焼き鳥屋、大きなチェーン焼き鳥屋、若い元気な焼き鳥屋、年季の入った焼き鳥屋、いろいろな焼き鳥屋が激戦区らしく、しのぎを削りあっていました。そんな中でも、お一人様が抵抗なく入れるような焼き鳥屋もみつけました。裏難波には、あらゆるパターンに応じられる焼き鳥屋が、勢ぞろいしているのが分かりました。

いま、大阪で一番熱いエリアである、裏難波の数多ある焼き鳥屋の中から、あなたはどの店を選びますか？ここまでの記事で、30店舗近くを厳選、紹介してきました。それらをじっくりご覧になったうえで、それぞれの焼き鳥屋の特徴を吟味して、あなたにぴったりと合う、一期一会の焼き鳥を今夜は楽しんでください。