加湿器の効果は?肌や喉に効果的な使い方と置き方などを解説!

加湿器の効果を知っていますか?加湿器は、健康と美容の大敵である乾燥から私たちを守ってくれる強い味方です。部屋の湿度を上げて肌や喉を潤してくれるうえ、冬場に流行するインフルエンザの活動も抑えてくれるなど、加湿器の効果は様々です。ただし、その効果は正しい使い方をした時にもたらされるものです。また、置き方によっても加湿器の効果は大きく変わるので注意が必要です。今回は、加湿器の効果や、肌や喉に効果的な使い方と置き方、加湿器を置くのに最適な場所についても紹介します。

加湿器の効果は?肌や喉に効果的な使い方と置き方などを解説!のイメージ

目次

  1. 1加湿器は乾燥した季節の必需品!
  2. 2加湿器の効果とは?
  3. 3加湿器を効果的に使うために
  4. 4加湿能力と部屋の大きさの関係
  5. 5加湿器は加湿方式により4種類に分かれる
  6. 6加湿器の効果的な使い方
  7. 7加湿器の効果的な使い方:最適湿度に調整する
  8. 8加湿器の効果的な使い方:夜間はスイッチをオフにする
  9. 9加湿器の効果的な使い方:加湿器の蒸気を肌にあてない
  10. 10加湿器の効果的な使い方:アロマオイルを使用する
  11. 11加湿器の効果的な使い方:次亜塩素酸水を使用して空間消毒する
  12. 12加湿器を効果的に使うには日々のお手入れも大切
  13. 13加湿器の効果的な置き方
  14. 14加湿器の避けるべき置き方
  15. 15加湿器の置き場所で最もおすすめなのはココ!
  16. 16加湿器の効果を最大限に発揮させて快適に暮らそう!

加湿器は乾燥した季節の必需品!

空気が乾燥して肌や喉がかさつく季節になると、加湿器の出番です。寝室やリビングなど各部屋に1台ずつ加湿器を置いている方もいるでしょう。加湿器は正しく使えてないと効果がありません。それどころか、かえって体に悪影響をもたらすこともあるので注意が必要です。今回は、加湿器がもたらす効果と、肌や喉に効果的な使い方や置き方などについて紹介します。

加湿器の効果とは?

秋から冬にかけての空気の乾いた季節になると、乾燥による肌荒れや喉の不快感、静電気の発生などで困っている方は多いと思います。また、この時期に毎年のように流行する季節性インフルエンザは、誰しも気になるところです。乾燥対策に用いられる加湿器ですが、具体的にどのような効果があるのでしょうか?

加湿器の効果:肌の保湿

乾燥すると肌の表面がひび割れたり、痒みが出て肌を掻いてしまうと粉を吹いたりと、トラブルは絶えません。特に、アトピー性皮膚炎の方にとって乾燥は症状の悪化につながるため対策が必要です。アトピー性皮膚炎では、湿度が40%を下回ると肌がかさつき痒みが出現します。加湿器で適度な湿度を保つことで、乾燥による痒みを軽減することができます。また、乾燥による過剰な皮脂の分泌を抑えるため、女性の化粧崩れも防げます。

加湿器の効果:鼻や喉の乾燥防止

喉や鼻には、花粉や雑菌などの異物が入ってきたとき体の外へ排出する働きがあります。乾燥するとその働きが弱まるため、喉のイガイガ感や鼻のムズムズ感が出現したり、さらには風邪をひきやすくなります。加湿器により喉や鼻を潤すと、不快感を予防または改善することや風邪予防にもつながります。

加湿器の効果:静電気の発生防止

冬になると静電気が発生し、ドアノブや車のドアに触れた瞬間「パチッ!」という音ともに痛みを感じることがあります。このような静電気の発生は湿度に関係しています。湿度が低いと、人や物に電気が溜まりやすく、金属に触れたときに一気に電流が流れてパチッと放電されるのです。加湿器で湿度を上げると、空気中の水分が電気の逃げ道となるため、不快な静電気の発生を防ぐことができます。

加湿器の効果:ウィルスの活動を抑制してインフルエンザ感染予防

毎年冬場に流行のピークを迎えるインフルエンザは、飛沫感染します。湿度が40%を下回り乾燥状態になると、インフルエンザウィルスは浮遊しやすくなり感染リスクが高まります。1961年のG.J.ハーパー氏の研究結果から、温度が20.5~24℃のとき、湿度を50%程度に6時間保った後、ウィルス生存率を調べると大幅に減少することがわかっています。加湿器で部屋の湿度を上げることは、インフルエンザ感染予防につながります。

加湿器の効果:ハウスダストの飛散防止

ハウスダストには、ダニのフンや死骸、カビの胞子、ペットの毛、花粉など様々なものがあります。ハウスダストは、肉眼では見えにくいほど小さく軽いため空気中に舞い上がりやすく、体内に入るとアレルギー症状や喘息などを引き起こす原因となることがあります。乾燥した中で掃除をすると、かえってハウスダストを舞い上げて吸い込んでしまいかねません。加湿器で湿度を上げることで、ハウスダストの飛散を抑えることができます。

加湿器を効果的に使うために

加湿器による効果を実感したいならば、効果的な使い方をしなければなりません。そもそも加湿器は、機種によって加湿能力が異なり、加湿能力が部屋の大きさと合っていないと効果を発揮できません。また、加湿器は加湿方式の違いによって適した使い方があります。自分の部屋に合った加湿能力と加湿方式を備えた加湿器を選ぶことが、効果的に使うための第一歩といえるでしょう。

加湿能力と部屋の大きさの関係

加湿能力とは、室温20℃で湿度30%のとき、1時間あたりに放出できる水分量のことをいいます。例えば、洋室8畳の部屋を、室温20℃において、湿度60%に保つために必要な加湿能力は、300ml/hとなります。和室では湿気が逃げやすいため、加湿能力300ml/hで洋室8畳の場合と同じ条件にするには、部屋の大きさが5畳と小さくなります。

加湿能力と部屋の大きさの関係をまとめると、加湿能力400ml/hで洋室11畳、和室7畳、500ml/hで洋室14畳、和室8.5畳、600ml/hで洋室17畳、和室10畳、700ml/hで洋室18畳、和室11畳、800ml/hで洋室22畳、和室13.5畳、1000ml/hで洋室28畳、和室17畳となります。基本的に部屋の大きさに合った加湿能力を持つ加湿器を選びますが、部屋に吹き抜けがあったり、天井が高い場合は、加湿能力が少し高めのものを選びましょう。

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加湿器は加湿方式により4種類に分かれる

加湿器は加湿方式によって、スチーム式、気化式、超音波式、ハイブリッド式の4つに分類されます。種類によって、即効性があるものや電気代が節約できるものなど特徴があります。それぞれの長所と短所を知ったうえで、自分の生活スタイルに合った加湿器を選びましょう。

スチーム式

スチーム式の加湿器は、水を加熱して蒸気を作り出します。長所は即効性があることです。使用時間が短い方にもおすすめです。また、熱い蒸気により雑菌が繁殖しにくく、衛生面でも優れています。アロマオイルを使用できる機種もあり、殺菌効果や美肌効果のあるアロマオイルを使えば健康への効果を高めることができます。短所は、電力の消費が大きいため電気代がかかってしまうことです。蒸気によるやけどにも注意が必要です。

気化式

気化式の加湿器は、本体内部にあるフィルターに水を含ませ、ファンにより風をあてて気化させます。中には、電気を使わない自然気化式の紙の加湿器もあり、デザインが可愛らしく環境にも優しいと人気があります。

長所は他の方式の比べて消費電力が少なく電気代が安い点と、蒸気が熱くならないので安全性が高い点です。色々な価格帯から選べるのも嬉しいところです。短所は、加湿に時間がかかる上、湿度50%以上に上がりにくい点と、ファンによる風が冷たく室温が下がる可能性がある点、フィルターの掃除や交換など手入れが手間である点があげられます。

超音波式

超音波式の加湿器は、超音波の振動によって蒸気を作り出します。長所は消費電力が少ない点と、本体が熱くならないので安全性が高い点です。アロマオイルを使用できるものが多く、おしゃれなデザインのものが多いのも超音波式の特徴です。短所は、本体に雑菌が繁殖しやすく、こまめな掃除が必要なところです。また、超音波による蒸気は水の粒が大きいため、床や家具が濡れやすい点も難点といえます。

ハイブリッド式

ハイブリッド式の加湿器は、スチーム式と気化式の長所を併せ持っています。加湿器の内部で加熱した水をフィルターに含ませ、ファンで蒸気を送る仕組みになっており、スチーム式の短所である熱さを抑えて、気化式よりも素早く効果的に加湿することができます。短所としては、気化式よりも本体価格が高額なうえ、電気代もかかることや、熱が抑えられる分、カビが繁殖しやすく、こまめな手入れが必要なことなどがあげられます。

加湿器の効果的な使い方

自分の部屋の大きさに合った加湿能力と、生活スタイルに合った加湿方式を備えた加湿器を用意したら、加湿器の正しい使い方を知って効果を最大限に発揮させましょう。喉や肌に潤いをもたらすといわれている加湿器ですが、誤った使い方をすれば逆効果になる危険性があります。加湿器の効果的な使い方について、基本的な正しい使い方から、より効果的に使用する方法を含めて5つ紹介します。

加湿器の効果的な使い方:最適湿度に調整する

寒い季節、暖房を使用した室内では湿度が20%程度にまで低下してしまいます。前述の通り、湿度が40%を下回るとインフルエンザウィルスなどが浮遊しやすくなります。ただし、加湿すればするほど良いというわけではなく、湿度が70%を超えると過剰な加湿となりカビや結露が増える原因になります。室内の最適湿度は50~60%です。温度を20℃以上にすることも重要です。温湿度計などで部屋の空気を上手に調整しましょう。

加湿器の効果的な使い方:夜間はスイッチをオフにする

夜になると気温が下がり、湿度は上がります。暖房器具を夜間に使用しない場合は、加湿器もスイッチをオフにするとよいでしょう。過度な加湿によりカビや細菌の繁殖が促された場合、これらの菌を含む蒸気を長時間吸い続けることで、過敏性肺臓炎というアレルギー性の病気を引き起こすことがあります。朝起きたときに壁が濡れていたら加湿しすぎの証拠です。結露ができたらすぐにふき取ってカビを防ぎましょう。

加湿器の効果的な使い方:加湿器の蒸気を肌にあてない

加湿器の誤った使い方としてよくあげられるのが、加湿器の蒸気を直接肌にあてる行為です。この行為は逆に肌の乾燥を悪化させるといわれています。顔に蒸気をあてて水分を与えると肌が潤ったように感じますが、蒸気により角質の隙間が開いてしまうためかえって肌が乾燥してしまうのです。また、部屋の湿度を70%以上の高い状態で保つと、肌の乾燥に対する耐性が下がってしまい、その部屋から出ると急速に肌が乾燥してしまいます。

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加湿器の効果的な使い方:アロマオイルを使用する

アロマオイルを使用できる加湿器であれば、加湿による効果に加えて、香りによる効果も得られます。アロマオイルが使用可能な加湿器といえば、超音波式の加湿器が有名です。最近では、超音波式以外でもアロマオイルを使用できる加湿器が増えているようですが、アロマオイルの使い方はそれぞれ加湿方式によって異なっています。

超音波式では水に精油を混ぜますが、それ以外においては専用のトレイや精油を含ませるフィルターが付いていたりするため、事前に使い方をチェックする必要があります。また、使用するアロマオイルについては、100%天然の精油のほか、精油によく似たパッケージの合成オイルや、特定の加湿器専用のアロマオイルなどがあります。香りを楽しむ分にはいいのですが健康効果が得られるアロマオイルは100%天然の精油のみです。

喉に効果的なアロマオイル

喉の調子が悪いと、咳が出たり、声がかすれてしまったり、食事を飲み込むとき喉に痛みを感じたりと生活の質が下がってしまいます。喉の痛みに乾燥は大敵なので、加湿器で喉に潤いを与えつつ、殺菌効果や炎症を抑える作用のあるアロマオイルを使って喉への効果を高めましょう。おすすめのアロマオイルは、殺菌効果の高いティートリーやユーカリです。また、フランキンセンスは喉の炎症を抑えるほか去痰作用もあります。

肌に効果的なアロマオイル

加湿器で肌の乾燥を防ぎつつ、美肌効果の高いアロマオイルを使用すれば肌への効果を高めることができます。おすすめのアロマオイルには、ローズ・オットーやネロリがあります。ローズ・オットーはすべての肌質のきめを整え、ハリをもたせて美肌に導きます。ネロリには皮膚細胞の活性を助ける作用があります。また、皮膚細胞の再生を促進するフランキンセンスも肌の衰えやしわを改善し、加齢肌のケアに絶大な効果を持っています。

花粉症に効くアロマオイル

花粉症を引き起こす花粉の飛散を加湿器によって抑えつつ、アロマオイルで症状を緩和することができます。花粉症の症状に効くアロマオイルには、ペパーミントやサイプレスなどがあります。ペパーミントは鼻通りをよくするほか、鼻や目の粘膜の腫れを鎮める作用があります。サイプレスには体内の余分な水分を排泄する作用に加えて、鼻や目の毛細血管を引き締める作用があるので、目の充血や鼻の粘膜のただれなどを癒してくれます。

加湿器の効果的な使い方:次亜塩素酸水を使用して空間消毒する

殺菌効果の強い次亜塩素酸水を噴霧することのできる加湿器を使用すると、部屋の湿度を上げながら、空気を消毒・除菌することが可能です。次亜塩素酸水は、サルモネラ菌や腸管出血性大腸菌(O-157)、黄色ブドウ球菌といった幅広い種類の病原菌に対して強力な殺菌効果をもっています。

また、次亜塩素酸水はウィルスにも効果があり、インフルエンザウィルスに加えて、ノロウィルスやロタウィルスといった冬場に流行する急性胃腸炎の原因ウィルスに対しても効果を発揮します。消毒・除菌効果だけでなく、次亜塩素酸水には有機物と反応することによる消臭効果もあるため、加湿器と一緒に使えば部屋を清潔に保つことができます。

次亜塩素酸水の安全性について

次亜塩素酸水と聞いて人体への影響はないのか気になる方も多いでしょう。特に小さな子供のいる家庭では、子供が加湿器の噴霧口付近に顔を近づけることもあるので、なおさら心配してしまうと思います。結論から言うと、次亜塩素酸水は人体に対して無害で、口の中に入ったりしても安全です。平成14年に厚生労働省から食品添加物として認可されており、赤ちゃんが使用する哺乳瓶の消毒などにも用いられています。

次亜塩素酸水の希釈濃度に注意する

加湿器を使って次亜塩素酸水を噴霧する場合、適切な濃度に希釈する必要があります。通常店頭で販売されている次亜塩素酸水は、有効塩素濃度500ppm程度のものが多く、中にはもともと適切な濃度に調整されたものもあるようです。空間に噴霧する場合、適切な有効塩素濃度は20~50ppmとされています。濃度が高いと、塩素の鼻につく臭いが部屋中に広がってしまうので気を付けましょう。

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加湿器を効果的に使うには日々のお手入れも大切

加湿器を効果的に使用するためのポイントについて述べてきましたが、加湿器のお手入れをこまめに行うことも効果的に使用するための重要なポイントといえます。加湿器の本体内部やフィルターなどに雑菌が繁殖してしまった場合、部屋全体を汚染してしまう可能性があります。加湿器は取扱説明書に従って清掃し、使用する際はタンク内の水を入れ替えるなどして、毎回清潔な状態にして加湿するようにしましょう。

加湿器の清掃すべきところ

加湿器の清掃すべきところは、フィルター、水を入れるタンク、噴霧口、吸気口、トレイなどです。最も雑菌が繁殖しやすいフィルターは、こまめに掃除する必要があります。また、タンク内には水のカルキが固まり白くなったものが付着します。これはクエン酸を使用すればきれいに溶け落ちるので、月に一回程度清掃しましょう。噴霧口や吸気口にたまったほこりは、こびりつく前に掃除機などを使用して清潔にしましょう。

加湿器の効果的な置き方

加湿器の効果は、置き方によっても大きく変わります。正しい使い方をしていても、置き方一つで効果が得られなくなってしまうこともあります。ここでは、加湿器の効果的な置き方と絶対に避けるべき置き方、さらには最もおすすめな置き場所についても紹介します。

加湿器の効果的な置き方:部屋の中央あたりに置く

加湿器の効果的な置き方のポイントとして押さえておきたいのは「空気の流れ」です。部屋の中央あたりは、暖房器具から出てくる暖かい空気が流れている場所であり、加湿器の蒸気を空気の流れにのせて部屋全体に拡散することができます。

加湿器の効果的な置き方:床から約70~100cmの高さに置く

冷たい空気や湿気は下へたまる性質があります。加湿器を直接床に置くと、過剰な加湿により結露しやすくなります。また、温度感知センサーの付いている加湿器では、冷えた温度を感知して湿度が高いと認識し、加湿を抑えてしまいます。これでは部屋に加湿器を置く意味がありません。加湿器を床から70~100cm程度離れた高さに置くことで、部屋全体を十分に加湿することができ、加湿器の温度感知センサーの誤作動も防げます。

加湿器の効果的な置き方:換気扇やドアから遠い所に置く

せっかく湿度を上げるために加湿器を使用しても、換気扇が近くにあった場合、加湿器の蒸気が室外へと排出されてしまうため効果を発揮できません。また、よく開け閉めするドアの横に置いても同様のことがいえます。換気扇やドアから離れた場所に加湿器を置くと、効果的に加湿することができます。

加湿器の避けるべき置き方

加湿器の避けるべき置き方:エアコンの風が当たるところに置く

エアコンの風が当たる場所に加湿器を置くことは、加湿器の置き方のポイントである「空気の流れ」に合うため、効果的であると誤解されがちです。エアコンから出てくる空気は、室内の空気よりも乾燥しています。エアコンの風が当たるところに加湿器を置くと、部屋の湿度を低いものと認識してしまい、適切な加湿を行えなくなる可能性があるので避けた方がよいでしょう。

加湿器の避けるべき置き方:暖房器具のそばに置く

温度感知センサーが付いている加湿器を暖房器具のそばに置くと、暖房器具の高い温度を加湿器の温度感知センサーが室温だと誤って認識してしまい、誤作動を招く恐れがあります。また、加湿器本体への負担が大きくなることもあるため注意が必要です。

加湿器の避けるべき置き方:窓際や壁際に置く

窓際や壁際は空気が循環しにくい場所です。このような場所に加湿器を置くと、部屋全体が加湿されないばかりか、窓際や壁際の一部分だけ湿度が高くなってしまいます。結果として、結露が発生して壁紙やカーテンなどが濡れてしまいカビが発生する原因となるため注意が必要です。

加湿器の避けるべき置き方:電子機器のそばに置く

電子機器の中でも特にパソコンは蒸気に弱いことで知られています。加湿器の噴出し口から30cm以上は離すようにしましょう。また、家電製品や木製の家具についても、加湿器の蒸気が直接当たることで故障や劣化を引き起こすことがあります。加湿器を置くときは、周りに蒸気に弱いものがないか確認しましょう。

加湿器の置き場所で最もおすすめなのはココ!

加湿器を置く場所として最もおすすめなのは「エアコンの真下の位置」です。真下といっても床に直接置くわけではなく、床から70~100cmの高さに置きます。エアコンの真下に加湿器を置くと、蒸気をエアコンから出てくる空気の流れにのせて部屋全体に拡散させることができます。ただし、この場所はエアコンが作動しているときのみ有効で、停止している時はエアコン内部に蒸気が入り故障の原因になるため注意しましょう。

加湿器の効果を最大限に発揮させて快適に暮らそう!

加湿器の効果と、効果的な使い方や置き方などについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?部屋の大きさと生活スタイルに合った加湿器を選び、正しい使い方と適切な置き方をすることで、加湿器の効果を最大限に発揮させることができます。加湿器を上手に使って、清潔で潤いのある部屋で快適に暮らしましょう。

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