バルサミコ酢ソースの作り方は？レストランのように美味しくなる人気レシピも紹介

よく、レストランなどで出される、バルサミコ酢ソースを使った料理はおしゃれで美味しいですよね。自分でもその味を再現してみたいけれども、バルサミコ酢ソースって作るのが難しそうな気がしてなかなか作れないと思っていませんか？実は作り方も簡単で、材料もとってもシンプルなんです。今回、簡単にバルサミコ酢ソースを作れる作り方など詳しく紹介していきます。ぜひ、家庭でもレストランの味を再現してみましょう。

バルサミコ酢とはイタリア特産の調味料で、果実酢の一種でもあります。濃縮したぶどうの果実を木の樽で長期間発酵させて作られたものです。伝統的な製法では12年以上もの間熟成させて、ゆっくりと水分を蒸発させて作られます。バルサミコ酢が黒色で濃厚なのは熟成が物語っていますね。独特の豊かな香りが特徴の酢になります。そんな酢を使ってソースにするバルサミコ酢ソースとはどんなものなのでしょうか？

バスサミコ酢ソースとは、バスサミコ酢と砂糖やはちみつ、しょう油などお好みで調味料などを組み合わせて煮詰めて作ったソースのことを言います。色々な料理に合い、イタリアンにはもちろん合うバスサミ酢ソースですが、しょう油を加えることで、和食にも合う和風バスサミコ酢ソースに、砂糖やバターなどを加えることでデザートソースのバルサミコ酢ソースにもなります。いろいろなバルサミコ酢ソースを作ってみましょう。

バスサミコ酢はワインの原料と同じくぶどうから作られます。ぶどうが持つ栄養素が凝縮されて、そこにお酢の健康作用がプラスされるのでいろいろな健康効果が期待されます。では、バスサミコ酢にはどのような効果、効能があるのでしょうか？詳しく紹介していきます。ぶどうに含まれるポリフェノールが豊富に含まれているので体を錆びさせる原因となる活性酸素を抑え、ハリのある肌を保つ効果が期待できます。

血行不良による冷えの予防ができる血行促進や血流改善効果や疲労回復効果、細胞の老化を防ぐ働きとして活性酸素を抑える抗酸化作用、発癌物質を除去しガンを予防する効果、生活習慣病などの１つ血圧が高い人には嬉しい血圧を下げる効果、脂肪燃焼効果、内臓脂肪を減らす効果、食欲促進効果、肌の弾力を保つ美肌効果などがあります。いろいろ体に良い効果効能があって、美味しくいただけて良い効果もあり素敵な調味料です。

バルサミコ酢の語源はイタリア語で芳香があると意味で、木の樽で長期間熟成され木の香りを映しながら香るのがバルサミコ酢になります。名前の通り独特の香りです。ワインビネガーの語源はワインをVin、酢をvinegire酸っぱいをaigreを組み合わせワインビネガーと呼ばれるようになりました。製造方法も異なりバルサミコ酢もワインビネガーも原料は同じくぶどうになりますが、製造方法はバルサミコ酢とワインビネガーでは異なります。

バルサミコ酢の製造方法は、ぶどうの果実を圧搾しで果汁を煮詰め気の樽に入れて熟成させます。ワインビネガーの製造方法は、搾汁したぶどうの果実にワイン酵母を加えてワインもろみを醸造します。醸造したワインもろみに酢酸菌を加えて樽の中に空気を触れさせながら発酵させます。ワインビネガーにワインを継ぎ足して熟成することを繰り返しながら長期間熟成をさせます。

使い方も異なりまして、バルサミコ酢の使い方は簡単に活用するにはサラダのドレッシングの代わりに使ったりします。またバルサミコ酢にお好みの調味料を加えバルサミコ酢ソースを作ってアレンジして活用することもできます。ワインビネガーの使い方は白ワインビネガーと赤ワインビネガーによって異なりますが、白ワインビネガーはサラダやドレッシングに、赤ワインビネガーは料理のソースに使うのがおすすめです。

スーパーなどでも見かかるバルサミコ酢ソースですが、実はとっても簡単に作ることもできます。では、バルサミコ酢ソースとはどのように作るのでしょうか？詳しい作り方のレシピとレシピに必要な材料など紹介しながら、和風のバルサミコ酢ソース、本格的なサーロインステーキや白身魚のムニエルなどのお肉料理や魚料理にあうバルサミコ酢ソースについても紹介していきます。

バルサミコ酢ソースの作り方のレシピはとっても簡単で材料もシンプルです。ではバルサミコ酢ソースレシピの材料から紹介します。材料はバルサミコ酢とはちみつの2つだけです。分量はバルサミコ酢とはちみつの量を2：1にするとよいです。次にバルサミコ酢ソースの作り方のレシピを紹介します。鍋にバルサミコ酢とはちみつを入れて弱火にかけます。しっかりと混ぜ合わせながらとろみが出て来たらバルサミコ酢ソースの完成です。

実は鍋以外に電子レンジを使っても簡単にバルサミコ酢ソースを作ることができます。では電子レンジを使ったバルサミコ酢ソースの作り方のレシピを紹介します。分量は鍋で作る時と同じ分量になります。耐熱皿に材料を入れてラップはせずに電子レンジ600Wで1分間加熱します。取り出して、しっかりを混ぜ合わせとろみがついていれば完成です。加熱が足りないときはさらに1分加熱しましょう。電子レンジの機種によって異なります。

ポイントとして、鍋の中では焦がさないことが大切です。弱火で煮詰めながらヘラで鍋底を撫で、ゆっくり線が消えていく程度がとろみの付き具合が丁度良いです。お好みで、赤ワインや玉ねぎ、しょう油やにんにくなど風味があるものを加えてアレンジしてみるのも良いでしょう。食材に合わせてみてみましょう。

和食にもあう和風バルサミコ酢ソースのレシピを紹介します。では、レシピの材料からの紹介です。材料はバルサミコ酢大さじ1/2、しょう油1/2、砂糖小さじ1/2です。耐熱ボウルにバルサミコ酢としょう油、砂糖を入れて混ぜます。ふんわりとラップをして500Wの電子レンジで約30秒加熱して混ぜて冷まします。冷めることでとろみが増します。とろみがでたら完成です。コクがあり美味しい和風バルサミコ酢ソースです。

ステーキには欠かせないステーキソースをバルサミコ酢ソースを使うことで飽きずに美味しく食べられ、食欲も進み、お酒のつまみにもなり、簡単に作ることができるソースのレシピを紹介します。ステーキ2枚分のステーキソースの分量は、しょう油大さじ2、バルサミコ酢大さじ1、水大さじ5、玉ねぎ1/4個、コンスターチ適量、レモン果汁数滴です。では作り方のレシピを紹介します。

鍋にしょう油、バルサミコ酢、水、みじん切りにした玉ねぎを入れて弱火で5分から10分ほど加熱します。少量の水で溶いたコーンスターチでとろみをつけます。最後にお好みでレモン果汁を数滴入れれば完成です。しょう油、バルサミコ酢、玉ねぎの3つの材料でステーキに合う万能ソースを作ることができます。ぜひ、ステーキに合うソース作ってみましょう。

バルサミコ酢の使い勝手が分からず、購入したものの使わずに冷蔵庫に眠ってしまっていることが多い調味料の1つですが、実は他の調味料を組み合わせることで美味しいソースへと変身するのです。醤油との相性がすごくよく、しょう油だけ使った和食メニューにバルサミコ酢を加えたソースに変えるだけで、イタリアン風の一品へと変わります。バルサミコ酢としょう油やはちみつ、砂糖など組み合わせてソースを作ってみましょう。

肉や魚に温野菜や冷たいサラダにもとっても合うバルサミコ酢ソースの作り方を紹介します。材料はバルサミコ酢100cc、酒50cc、砂糖小さじ2、塩コショウ少々です。作り方はとっても簡単で、鍋に材料全部を入れて半量になるまで煮づけるだけです。茹でた野菜やソテーにした野菜にかけたり、白身魚のソースやステーキ肉のソースにしてもとっても美味しいです。お酒の代わりに白ワインや赤ワインを使っても美味しく仕上がります。

バルサミコ酢の種類によっては微妙に酸味が違うので、砂糖はお好みで調整してみましょう。肉や魚にかける場合には熱いうちにバルサミコ酢ソースをかけるようにしましょう。サラダ用なら、冷蔵庫で冷やしてからバルサミコ酢ソースを使うようにしましょう。冷蔵庫で保管するとしばらく保存することができます。

脂の美味しいサーロインステーキですが、バルサミコ酢ソースで食べることで、脂分もさっぱりと美味しく食べることができます。そんなサーロインステーキのレシピを紹介します。材料はサーロインステーキ4枚、玉ねぎ2個、バルサミコ酢70cc、赤ワイン70cc、はちみつ大さじ2、しょう油40ccから60cc、塩コショウ適量です。ではサーロインステーキの作り方です。ステーキ肉は室温に戻し脂がじんわりしてきたら塩コショウをします。

強火で両面焼きます。焼けたらステーキ肉をアルミホイルで包み20分から30分休ませます。ここで肉汁を落ち着かせます。フライパンの脂は半分ぐらい拭き取ります。スライスした玉ねぎに塩コショウをして、電子レンジで500ｗで約4分かけます。バルサミコ酢ソースは、バルサミコ酢と赤ワイン、はちみつを混ぜ合わせておきます。ステーキ肉を皿に移し玉ねぎをのせ、アルミホイルに残った肉汁をフライパンに戻します。

先ほど混ぜ合わせておいたバルサミコ酢ソースの材料もフライパンに入れて強火でかけます。ぐつぐつにだってきたら、アルコールをとばして火加減を調整しながらしょう油を足しとろみがついたらソースの完成です。ステーキ肉のソースをかけたら、サーロインステーキバルサミコ酢ソースかけの出来上がりです。

白身魚のムニエルにすごく合うバルサミコ酢ソースの作り方と白身魚のムニエルの作り方の紹介です。材料は白身魚2枚、塩コショウ少々、小麦粉大さじ1、バター大さじ2、酒大さじ2、しょう油大さじ1、バルサミコ酢大さじ1です。作り方は、白身魚に塩コショウを振り、小麦粉をまぶしましょう。フライパンにバター大さじ1を溶かして小麦粉をまぶした白身魚を入れて焼きます。火が通ったらお皿に取り出しましょう。

そのフライパンにバター大さじ1を入れて、お酒、しょう油、バルサミコ酢を入れて煮詰めてバルサミコ酢ソースを作ります。最後にお皿に取った白身魚にかけて完成です。甘めのソースがお好みの方は砂糖又ははちみつを加えてソースを作っても美味しいです。

赤ワインを使うことで、一段と大人の味になるバルサミコ酢ソースの作り方です。材料は塩0.8g、無塩バター40g、バルサミコ酢200gです。作り方は、バルサミコ酢を鍋に入れて中火にかけて沸騰したところで弱火にします。焦がしやすいので、焦がさないように注意しながらヘラでとろみがつくまで混ぜましょう。とろとろして1/3ぐらいの量になったら塩とバターを加えます。完全にバターがとけたら赤ワインを入れましょう。

お好みで、すりおろしたりんごやみじん切りにしたニンニクなどを加えても美味しです。ただ入れすぎないように注意しましょう。入れすぎてしまうとバルサミコ酢の風味がなくなってしまうので、気を付けましょう。

簡単に美味しい本格的なデザートに仕上がるカラメルバルサミコ酢ソースの作り方の紹介です。材料はバルサミコ酢50cc、水50cc、砂糖50g、バター10gです。まずはじめに鍋に砂糖に分量の水を湿らせます。フツフツ沸騰とさせ少し茶色くなってきたら、バルサミコ酢とバターを入れます。とろみがつくまで煮詰めましょう。とろみがついてきたら完成です。冷まして、バニラアイスなどにかけてみましょう。

バルサミコ酢ソースはサラダにもとっても合います。フレッシュな野菜や定番のトマトやオリーブオイル、モツァレラチーズなどのイタリア料理の食材との相性がとても良いです。今回はバルサミコ酢のサラダの定番のカプレーゼとバルサミコ酢ソースと相性の良いホットサラダのレシピを紹介します。

バルサミコ酢ソースで定番のメニューのカプレーゼのレシピを紹介します。ではレシピの材料からです。材料はモッツァレラチーズ1個、トマト1個、生バジル7～8枚、バルサミコ酢ソース大さじ1、エキストラバージンオリーブオイル大さじ1、塩コショウ適量です。作り方は、モッツァレラチーズとトマトを7ｍｍの厚さに切りバジルは葉だけ摘み取りましょう。皿にトマト、モッツァレラチーズ、バジルの順に並べます。

皿に盛りつけたところで、バルサミコ酢ソースをまわしかけた後エキストラバージンオリーブオイルをまわしかけ、最後に塩コショウで味をととのえましょう。ポイントとして、最後にかける順番としてバルサミコ酢ソースの後にエキストラバージンオリーブオイルの順でかけるようにしましょう。順番通りかけないとオイルがバルサミコ酢ソースをはじいてしまい味がなじみが悪くなってしまいます。

1度作ったら癖になるほど、ハマってしまうバルサミコ酢ソースを使ったホットサラダのレシピを紹介します。まずはじめに材料の紹介です。野菜は人参1本、かぼちゃ1/4、ブロッコリー1/3株、プチトマト適量です。調味料は、バルサミコ酢大さじ3、砂糖小さじ2、しょう油小さじ2、オリーブオイル適量です。野菜は他にもカブ、玉ねぎ、ズッキーニ、アスパラ、じゃがいも、レンコン、パプリカなどお好みで入れましょう。

作り方です。人参、かぼちゃは乱切りにし根菜は下茹でします。フライパンにオイルを熱し、人参、かぼちゃ、ブロッコリーを入れてさっと炒めます。バルサミコ酢、砂糖、しょう油を合わせてバルサミコ酢ソースを作りフライパンに絡めながら炒めたら完成です。最後にトマトを添えましょう。彩も良いのでおもてなしの時やパーティーの料理等にもおすすめです。このソースで鶏肉や白身魚で作るとメインディッシュに早変わりします。

バルサミコ酢ソースを使った人気のパスタのレシピを紹介します。バルサミコ酢ソースの酸味がさっぱりとてパスタとの相性がとても良いです。今回はコクと酸味の旨味を引き立てる魚介のバルサミコパスタとサラダ感覚で食べられるバルサミコ冷製パスタの2種類のレシピを紹介します。

バルサミコ酢ソースの甘酸っぱさがシーフードたっぷりのパスタに合います。材料の紹介です。スパゲティー200ｇ、イカ1杯、エビ8尾、塩少々、水800ml、白ワイン大さじ8、アサリ1パック、小松菜2株、にんにくみじん切り1かけ分、玉ねぎ薄切り1/4、アンチョビみじん切り3枚、赤唐辛子1本、オリーブオイル大さじ3、塩コショウ少々、エキストラバージンオリーブオイル適量、バルサミコ酢大さじ3です。

作り方は、アサリ白ワイン大さじ4をフライパンに入れて蓋をし強火にかけ、アサリの殻が開いたらキッチンペーパーでこして蒸し汁を取り置きアサリは身を取り出します。小松菜はきれいに水洗いをして根元を切り落とし3cmの長さに切ります。いかは足思って胴から引き抜ききれいな水で洗いエンペラを外します。皮を剥き表面に浅く格子の切り込みを入れ食べやすい大きさに切りましょう。足は目の際から切り落とし嘴を取り除きます。

エビは背ワタを取り塩水でさっと洗い水気を切る。ゆで汁に水と白ワイン大さじ4を入れ強火にかけ煮立ったところで小松菜、イカエビをさっとゆで氷水に冷やしザルに上げます。沸騰したらスパゲティーを茹でザルに揚げ氷水で完全に冷やし水気を切る。フライパンにオリーブオイル、にんにく玉ねぎアンチョビを入れて中火で炒め赤唐辛子を入れて火を止め、冷めたらスパゲティーと合わせ、塩コショウやバルサミコ酢ソースをかける。

食欲がない時などたくさんの野菜を使ってさっぱり食べたい時などにおすすめの冷製パスタの紹介です。材料は、パスタ200g、ベーコン3枚、しめじ1/2株、バルサミコ酢大さじ1、トマト1個、レタス5枚、オリーブオイル大さじ2、バルサミコ酢大さじ2、塩適量、黒こしょう適量、パセリ適量です。作り方は、フライパンにオリーブオイルを熱しベーコンに焦げ目がつくまで炒めます。さらにしめじを加えます。
 

油がなじんだらバルサミコ酢と塩一つまみ加え軽く水気が飛ぶくらいまで炒めます。パスタを茹で、水で締めます。トマト、レタス、オリーブオイル、バルサミコ酢、塩一つまみと黒コショウで和えます。この時トマトは1cm角に切りましょう。和えたところに炒めたしめじとベーコンを加えパスタを加え冷蔵庫で冷やします塩コショウで味をととのえ盛りつけの時にパセリをのせたら出来上がりです。

今回「バルサミコ酢ソースの作り方は？レストランのように美味しくなる人気レシピも紹介」と題しまして紹介しましたが役に立てたでしょうか？家の冷蔵庫にあっても活用方法が分からずに眠っていた方もいるかと思いますが、しょう油やはちみつなどお好みの調味料をバルサミコ酢に加えて、煮詰めるだけで簡単にバルサミコ酢ソースを作ることができ、また料理のレパートリーも増えます。

いつもの料理をバルサミコ酢ソースに変えるだけで、レストランのような味も再現できます。バルサミコ酢にはポリフェノールがたくさん含まれていることから効果効能も素晴らしいので、家庭の冷蔵庫に眠らせておくのはもったいない調味料です！どんどん活用して、料理も美味しく食べて健康になりましょう。