麦茶パックの保存や賞味期限は?美味しい作り方とおすすめ麦茶も紹介

皆さんは麦茶パックで麦茶を作りますか?最近はコンビニでペットボトル入りの麦茶パックが売られていたり紙パック入りの麦茶がありますが、麦茶と言えば麦茶パックをやかんで煮出して麦茶を作る光景でしょう。もはや日本の夏の風物詩になっているとも言えます。そんな麦茶パックには大手メーカーの物から地方のお茶屋さんのものまで多種多様な種類があり、使われている大麦の種類や保存期間も様々です。今回は麦茶パックの賞味期限とおすすめの保存方法をお伝えするとともに美味しい作り方とおすすめの麦茶パックも紹介していきます。

麦茶パックの保存や賞味期限は?美味しい作り方とおすすめ麦茶も紹介のイメージ

目次

  1. 1麦茶パックの賞味期限が気になる!
  2. 2麦茶パックの保存や賞味期限を解説!
  3. 3麦茶パックで美味しい麦茶を作ってみよう!
  4. 4麦茶パックおすすめの商品を紹介!
  5. 5麦茶パックで美味しいお茶を作ってみよう!

麦茶パックの賞味期限が気になる!

梅雨が明けてますます熱くなるこれからの時期、欠かせない飲み物と言ったら麦茶です。西瓜やかき氷、ラムネや花火などと一緒で冷やした麦茶を飲む光景は古き良き日本の夏の風物詩の一つにもなっています、それくらい浸透している夏の飲み物です。

近年は夏になるとコンビニでペットボトルの麦茶を売り出すこともありますが、やはり最も一般的な用意の仕方は麦茶パックを使って自分で作る方法ではないでしょうか?シーズンになるとスーパーには沢山の種類の麦茶パックが山積みになる風景がよく見られます。安売りになっていると買置き様にも余分に買ったりするものです。

そんな大量購入した麦茶パックはしっかり使いきれていますか?美味しく味わう為の賞味期限を気にしているでしょうか?大きな袋に沢山の麦茶パックが入っているものですが、袋を開けたまま放置したりしていませんか?

今回の記事では、麦茶パックの保存の仕方や賞味期限をじっくり解説していきます。麦茶パックで作った麦茶を美味しく味わう為には麦茶パックも丁寧に扱いたいもの、そうすれば長い間美味しい麦茶を楽しめるようになります。さらに麦茶パックを使って美味しい麦茶を作るための作り方も解説、おすすめの麦茶パックの情報もまとめておきますので、是非参考にしてください。

麦茶パックの保存や賞味期限を解説!

麦茶の種類について

麦茶を美味しく味わう為に麦茶の基本的な知識を学んでいきましょう。麦茶の原料である大麦には六条大麦が使用されていることが多く、福井県が国内生産量一位となっています。麦茶の名前には「茶」が付きますが、チャノキ(茶の木)という植物を使用していないため茶葉が含まれていません。従って、広義の意味での茶とされ分類上は茶外茶にあたります。

そんな麦茶の原料は、国内産の小粒小麦、大粒小麦、はだか麦が使われます。麦茶の消費が増えた近年では国内産の原料だけでは賄えない為に外国産(カナダ、オーストラリア、アメリカ)の大麦が使用されることもあります。

麦にはいくつかの種類がありますが、麦茶に使われる麦は大麦とはと麦です。大麦が一般的ですがその中でも種類があるので代表的なものをはと麦を含めて簡単に紹介していきます。

六条は麦茶に最も適した種類の麦と言われています。六条麦茶と呼ばれ耳にしたことがある人も多い事でしょう。麦茶パックにも良く使われています。デンプン質が少ない為、麦茶にした場合にも水に溶け出すデンプンの量が少なく、傷みにくく保存がきき味への影響が少ないからです。そのために、麦茶が持つ麦独特の香りや味わいと存分に楽しむことが出来ますよ。

二乗麦は大麦の中でも主にビールに使われることが多い種類です。ビールに使われているということからも解るように、六条麦に比べてデンプンが多いのが特徴となっています。二条麦の麦茶パックは六条麦の麦茶パックと比べて安価に作ることが最大のメリットとなっています。

四条大麦という種類に分類される麦もあります。大麦の中でもデンプン質が多い種類で、そのために大麦のなかでも香りが一番良いといわれています。ただし日本国内ではあまり流通しておらず、主に中国で流通しているものです。そういう理由もあって、日本国内で飲む機会は滅多にないレア度が高めの麦茶と言えるでしょう。

大麦を使った麦茶と並んで人気なのが、はと麦を使った麦茶です。はと麦は大麦と同じイネ科の植物ですが、稲や麦とは少し違った見た目をしており、ジュズダマ属に分類される穀物です。はと麦は麦茶の他にも漢方薬として使われることもあります。はと麦も麦茶パックの麦茶としてよく流通するタイプです。

スーパー等に流通する麦茶パックには、混合茶と呼ばれるものもあります。これも麦茶パックと同様にパックで売られることが多いタイプです。麦茶にハト麦や米、胡麻などのいろいろな穀物のほか、緑茶や烏龍茶、杜仲茶などの他の茶葉や薬効の高いお茶などを混ぜたものが一般的です。麦茶の香りが強いものや薬効が高いものなどその特徴は様々なので、自分にあったものをお得に楽しむことをおすすめします。

このように麦茶と呼ばれるお茶には原料となる麦の種類の違いや使われる穀物の違い、ブレンドの仕方によって沢山の種類があります。いろいろ試して自分に合ったものを楽しみながら選ぶことをおすすめします。ただし特に混合茶を選ぶときなどはアレルギーやカフェインの有無もよく確認して選ぶのがおすすめです。

麦茶パックの特徴は?

麦の種類の違いなど多くの種類がある麦茶ですが、現代においてご家庭で麦茶を簡単にいただく場合には麦茶パックを使って煮出すか水出しにするのがほとんどだと思います。これは麦茶パックを使用すれば、手軽でなおかつ安価に美味しい麦茶をいただくことができる為です。本来は粒状の麦を使い手間をかけて煮だす訳ですが、それに比べて麦茶パックには沢山のメリットがあると言えます。

麦茶の歴史をひも解くと麦茶には長い歴史があり、麦茶が生まれたその当時には今の様に便利な麦茶パックは当然存在していませんでした。麦茶はもともと麦湯と呼ばれており古くは平安時代から貴族が飲んでいたとされています。以後、室町時代までは貴族や戦国武将にも飲まれる、庶民とは程遠い飲み物でした。

江戸時代になると屋台の「麦湯売り」なるものが流行するようになり庶民にも浸透していきました。初夏に収穫された大麦を煎り煎じて飲み物としたことが夏の飲料とされた始まりです。明治時代になると麦湯店がさらに流行すると同時に、庶民の家庭でも「煎り麦」を購入し飲用されるようになりました。ただその時代になってもやはり手間暇かけて麦茶を煮出していました。

昭和30年代に冷蔵庫が普及したことにより麦茶を冷やして飲む習慣が生まれ、麦茶という商品も売られ始め、昭和40年代には日本全国で麦茶の名称が一般的に浸透しました。1963年に常陸屋本舗が大型コーヒー焙煎機を利用し麦茶の大量生産をはじめ、同年日本初のティーバッグ麦茶の販売を開始しました。

1980年にはハウス食品が大手食品メーカーとして麦茶市場に参入しティーバッグ麦茶を売り出したことから麦茶の市場が拡大すると共に便利で安価な麦茶パックが広まっていくことになりました。

麦茶パックは製造の段階で、麦を焙煎し、そのまま丸粒の状態もしくは引き割り粉砕してティーバッグに詰めたものです。この麦茶パックを利用することで麦茶を安価に購入することができ、家庭でも簡単に麦茶を入れることが出来るようになりました。麦茶パックは香りや旨味などが粒状のものを煮出す場合よりも劣ることがありますが、それでも大きなメリットがあるためにうまく活用することをおすすめします。

麦茶パックの賞味期限はどれくらい?

安価で手軽というメリットがある麦茶パックは一回分ずつに分かれている為使いやすく結果として保存も簡単です。そんな麦茶パックの賞味期限はどれくらいあるかご存知ですか?夏のワンシーズンで使いきれなかった麦茶パックが長く保管されていたり、昨年購入したものが夏に出て来たことがあるという方もいるのではないでしょうか?

多くのメーカーが沢山の麦茶パックを販売している為一概には言えませんが、例えば大手飲料メーカーである伊藤園の麦茶パックであれば、賞味期限は製造から12ヵ月後とされています。ただし食品に設定されている賞味期限は基本的に未開封の状態を前提としています。一度開封したあとの麦茶パックの保存には湿気や温度変化、害虫などから守り保存することをおすすめします。

麦茶パックの賞味期限が切たらもう飲めない?

買いだめをして一年以上食品棚の奥などで眠っていた麦茶パックが見つかることもあると思います。そうすると製造から12ヶ月以上経過した麦茶パックということなりますが、賞味期限が切れた麦茶パックはもう飲むことが出来ないのでしょうか?

そもそも賞味期限とは、定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいいます。それに対して消費期限とは、定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗、その他品質の劣化に伴い安全性をかくこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日をいいます。(食品衛生法・JAS法)

つまり賞味期限は、未開封の状態で保存した商品を美味しく味わうことができる期間という意味なりますので、賞味期限が切れたとしてもすぐに衛生上の問題が起こるという訳ではありません。ただし、味や風味について期待される品質からすると徐々に劣っていくことになる為、麦茶を美味しく味わうという意味ではあまりおすすめできないません。なるだけ賞味期限内に使いきることをおすすめします。

麦茶パックの保存方法は?

麦茶パックは個別にティーバッグ包装されているとは言え、一度開封したものについてはしっかりとした保存を行う必要があります。ティーバッグは外気を完全に防ぐものではありませんし、中身はお茶とは言え食品となります。

麦茶には腐敗に繋がる湿気や酸化に繋がる空気中の酸素が大敵です。麦茶パック保存のポイントはこれら麦茶パックを守ることとなります。密閉できるガラスやプラスチックの容器、あるいはジップロックなどの気密性の高い袋などにいれて保存することをおすすめします。外気から守ることで麦茶パックの劣化を防げるほかにも風味が逃げにくくなるというメリットもありますよ。

麦茶パックで美味しい麦茶を作ってみよう!

煮出しで作る麦茶の作り方

ここからは麦茶パックを使った美味しい麦茶の作り方を見ていきましょう。麦茶パックは一回分の量の麦茶を簡単に作ることができるのでおすすめですが、より美味しく味わう為のコツをまとめていきます。

まずは麦茶パックを煮だして作る麦茶の作り方ですが、はじめにポットややかんを使って1リットルの水を沸かしてください。お湯が沸騰したら火傷に注意しつつ蓋を開けて、麦茶パックを一袋入れましょう。おおよその分量は1リットルあたり一袋と考えてください。こだわってより美味しく作りたいという方は、それぞれの麦茶パックで指定されている分量に従って作ればより美味しくなるのでおすすめです。

火をつけて沸かしたまま3~5分程度煮だしたら火を止めて5分程度おき、その後ティーバッグを取り出してください。耐熱のティーカップや湯飲み、マグカップなどに麦茶を注げば、美味しいホット麦茶の完成です。夏は食べ物も飲み物も冷たいものを選びがちでそれが胃腸に負担をかけることや夏バテに繋がることもあります。ホット麦茶はそんな夏の身体にも優しい味わい方と言えます。

冷たい麦茶にする場合には、麦茶を急速に冷やしてあげることが必要です。常温でゆっくり冷やす作り方では冷蔵庫に入れられる温度に下がるまでの間に雑菌の繁殖の適温が長く続くことになります。煮だした後には出来るだけ早く粗熱をとることが大切です。水を張ったボウルなどに保冷材や氷を入れやかんごと入れて一気に冷やします。取れたら専用のポットなどに入れて冷蔵庫で保存しましょう。

ここでの注意点は粗熱がしっかり取れていない麦茶をそのまま冷蔵庫に入れない事です。そのようなことをしてしまうと、冷蔵庫内の温度が高まりほかの食品が傷む原因になってしまいます。煮出しで冷たい麦茶を作る場合には一気に冷やして粗熱をしっかりとったらすぐに冷蔵庫に入れることを心掛けましょう。

水だしで作る麦茶の作り方

最近では麦茶パックにも水出し対応が謳われてるものも多くあり水出しでの作り方も一般的なものになってきたようです。水出しの最大のメリットはやはり手間がかからない事でしょう。麦茶パック自体が煎った麦をいれてあり簡単に麦茶を作ることが出来るようになっていますが、水出しであればお湯で煮出す必要もありません。とは言え、美味しい作り方のコツがあるのでそちらを紹介していきます。

水出し麦茶の美味しい作り方のコツはふたつ、一つは麦茶パックを蒸らすこと、もう一つの麦茶パックを入れたままにせず取り出すことです。どちらも難しい作業では無いので一つの一つ見ていきましょう。

まずは麦茶などを入れる為の耐熱容器に麦茶パックを入れます。ここまでは普通の手順です。そしてここからがポイントで、麦茶パックが十分に浸るくらいに熱湯を掛けます。およそ50cc程度の熱湯をかけ、そのまま1分程待ちましょう。そうすると麦茶パックの中の粒が膨らんできます。コーヒーを作る時と同様ですが、豆を蒸らすひと手間で麦茶が美味しくなるので絶対おすすめの作り方です。

蒸らしが終わったら普通の水出し麦茶の作り方と同じように規定量の水を注いでください。煮出しの時と同じように麦茶パック一つにつき水1リットルが基本と考えて、蒸らしに使ったお湯と合わせて1リットルになるように調整します。こちらも同じく商品によって定められた分量に調整すればより美味しく仕上げることができるでしょう。

水を注いだ後は冷蔵庫で冷やしますが、1~2時間程だったら麦茶パックを取り出しましょう、濃い目の麦茶が好きな方でも長くて3時間程で取り出すようにします。麦茶パックを入れっぱなしにすると苦みなどが出てくることがありますし、余分なデンプン質が溶けだすことで傷みやすくなるデメリットをあります。二つのポイントをしっかり守った作り方で美味しい水出し麦茶を味わってみて下さい。

麦茶を作ったらティーバックは入れっぱなしにしない!

麦茶の作り方のポイントを煮出しと水出しそれぞれに説明してきましたが、そのどちらでも説明したポイントがあります。麦茶パックはかならず取り出す必要があるという事です。麦茶パックを必要以上に入れっぱなしにしておくと苦みや渋みが出るほか、必要以上にデンプン質などが出てしまい傷みやすくなることにもつながります。麦茶を作る時には麦茶パックを取り出すことを忘れない様にしましょう!

暑い夏には塩を入れて飲んでみよう!

ここまで麦茶パックの保存の仕方とおすすめの作り方を説明してきましたが、それ以外にもおすすめの味わい方があります。夏に向けてますます熱くなるこれからの時期におすすめなのですが、麦茶に塩を一つまみ入れる事です。塩分追加のメリットは夏の熱中症対策になります。熱中症対策に水分は欠かせませんが、それ以外にも塩分も必要なのです。汗には水分以外にも塩分を始めとするミネラルが含まれているからです。

熱中症では発汗によって水分と塩分が失われた生体機能が正常に働かず、発熱やめまい、筋肉の痙攣などの症状がでることを言います。そこでスポーツドリンクや熱中症対策としても有名な塩飴などと同じように塩分補給を助けてあげることで熱中症対策の効果が期待できるようになります。

塩の量は極少量で問題ありません、麦茶1リットルであれば、食塩をおよそ1g入れましょう。0.1%の濃度になるようにすれば体内の塩分濃度にも近く無理なく吸収され、味わいにも影響がない為おすすめです。先ほどまでに説明した作り方で作った麦茶を保存する際には、軽く一つまみの塩を容器に入れてあげると熱中症対策にも期待できるスペシャルな麦茶が作れるのでおすすめです。

麦茶パックおすすめの商品を紹介!

コクがありしっかりとした味わい「はくばく 丸粒麦茶」

麦茶パックを販売するブランドは数あれど、伊藤園と並んだ大手メーカーがはくばくです。はくばくは麦、米をはじめとした穀物販売を事業主体にしているメーカーです。その歴史は古く、はくばくは美味しく食べやすい麦ごはんの開発と普及の歴史を歩んできました。そんな麦を取り扱う事にかけてはプロフェッショナルと言えるはくばくの麦茶パックがこちらの「はくばく丸粒麦茶」です。

香りと甘味を特徴とする2種類の六条大麦に最適な焙煎条件を設定し、それぞれの六条大麦の特徴を最大限に引き出しています。この2つを独自の配合でブレンドし深みとコクを際立たせています。ティーバッグには三角テトラ型を採用し、急須でも簡単に麦茶を楽しめるようになっているのも特徴です。こちらの麦茶パックは煮出し専用となっているのでポットや急須を使って麦茶を煮出して楽しみましょう。

レギュラータイプの内容量は360g(麦茶パック30g×12袋)となっています。賞味期限は長めの540日で一年半が設定されているのも嬉しいところです。市場価格はおおよそ300円程度で比較的手頃です。大容量タイプや通販でのまとめ買い商品であればさらにお買い得な価格が設定されているのでそちらも検討してください。ただし未開封状態で長期間保存するよりはワンシーズンで飲み切れる量を購入することを心掛けましょう。

10種類の原料をブレンドした健康茶「山本漢方製薬 黒豆麦茶」

麦茶には沢山の種類があると説明してましたが、複数の穀物やお茶をブレンドした混合茶、その中でも特に薬効に注目してブレンドする素材を選んでいるのがこちらの「山本漢方製薬 黒豆麦茶」です。漢方薬の製薬会社が作った黒豆麦茶は美味しさ以外の薬効に期待が持てるというものです。こちらの麦茶パックは通販の他ドラッグストアなどで購入できるものですが、商品情報を見ていきましょう。

まずはこちらの黒豆麦茶にブレンドしている素材から、商品名となっている大麦と黒豆、それに続いてハブ茶、烏龍茶、はと麦、どくだみとどれも煎じて飲めば薬効が期待できるお茶の材料が続きます。さらには明日葉、ゴーヤにカンゾウと良薬は口に苦しな素材が含まれているのです。そんな黒豆麦茶ですが、分類上は食品にあたりますので飲みたい時に飲んでもいい商品、いつもの麦茶の代わりに出来る黒豆麦茶です。

この麦茶パックはドラッグストアの他、山本漢方製薬会社のオンラインショップでも購入することができます。一箱麦茶パック10gが26包入りで580円となっています。毎日の麦茶にすればおおよそ一ヶ月でなくなる寮で一日あたり約23円、これだけの素材がブレンドされていてこの価格はとてもお買い得と言えるでしょう。普通の麦茶には飽きた方や健康を気にしている方におすすめしたい麦茶です。

入手しやしくコスパも良い「伊藤園 香り薫るむぎ茶」

全国各地のスーパーなどで入手しやすくコスパも抜群なのが大手メーカー伊藤園の麦茶です。「伊藤園 香り香るむぎ茶」の水色のパッケージは誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?そんな超有名商品である伊藤園の麦茶パックの特徴を説明していきます。

こちらの商品の特徴は、独自の「極蒸し2段・エコ焙煎(従来よりも二酸化炭素排出量を抑えた環境にもやさしエコロジー焙煎だそうです)」を行い、大麦の芯まで焦がすことが無く、さらに強い香ばしさを引き出しています。また、すっきり広がる香ばしさが特徴の六条大麦に加えて、ビールの原料としても使われる甘味豊かな二条大麦をブレンドしていて、さらに甘く、香ばしい味わいに仕上がっています。

一袋54包の麦茶パックが入っていて、メーカーの希望小売価格は400円が設定されています。スーパーなどではもう少しお手頃価格が設定されていることが多いでしょう。賞味期限は12ヶ月が設定されているので製造からはちょうど1年保存ができるということになります。ただし、賞味期限は未開封の状態を前提にしているものなので長く保存するのではなく、ワンシーズンで使い切ることをおすすめします。

まろやかで香ばしい「中村茶舗 島根県産 はと麦茶 おろえ」

ここまで大麦を使った麦茶パックのおすすめ商品を紹介してきましたが、ここではと麦を使った麦茶パックのおすすめを紹介させていただきます。創業は明治十七年、島根県のお茶屋さん中村茶舗の「島根県産 はと麦茶 おろえ」です。日本三大茶処の一つ松江で、心の底から美味しいと感動するお茶、日本の伝統文化を継承するお茶、お客様の健康を守るお茶を作りたいと謡う中村茶舗こだわりのはと麦茶がおろえです。

香りも美味しい島根県産のはと麦茶で、「おろえ」というのは出雲弁で「うるおい」という意味を持つ方言です。はと麦茶は昔から肌に良いと言われていて、こだわって作られたはと麦茶で肌の健康を守って欲しいという想いが込められているのでしょう。香りも美味しいというこちらのはと麦茶は、煮出しでも水出し美味しくいただくことが出来るそうなので、両方で楽しんで違いを感じてみるのもおすすめです。

一般的なスーパーなどでは中々見かけることが少ないこちらの麦茶パックは通販で買う事をおすすめします。中村茶舗のオンラインショップもありそちらでもこのはと麦茶を購入することができます。麦茶6gが18包入って500円とかなり高級な部類に入りますが、それだけ素材や作り方にもこだわっているのではと麦茶の香りや旨味を味わえると思います。違いの分かる大人におすすめしたい麦茶パックです。

有機栽培の大粒大麦を使用「金沢大地 国産有機六条大麦茶」

自社栽培のオーガニック大麦を使用して、有機大麦の香ばしさと旨みを楽しめるのが「金沢大地 国産有機六条大麦茶」です。麦茶のように煮出したり、長時間水出しするものは農薬や化学肥料を使用しない有機栽培のものがいい、子供から大人まで安心して飲みたい、香ばしさと麦の旨味を毎日美味しく楽しみたいからこそ生まれたのがこちらの有機六条大麦茶です。

有機栽培の麦茶はどれも柔らかな味わいです。慣行栽培の麦を使った麦茶のようなはっきりとした濃く強い味に比べるとふんわり優しい味わいに感じます。それでも穀物本来の香ばしい香りと旨味を感じられるのです。外見も異なっていて、金沢大地の大麦は粒が大きくしまっていてなおかつ緻密です。大粒で緻密、粒ぞろいだからこそムラなく均一に焙煎でき、ふくよかな味わいが生まれます。

ティーバッグタイプは煮出しも水出しにも対応していて好きな味わい方で楽しめます。直販サイトだと一袋10g×16包で453円でやはり有機栽培大麦を使用している分割高にはなっています。現在販売されている商品の賞味期限は2020年5月までになっていますので、しばらくは保存ができそうです。直販サイトでも案内されていますが開封後は別の密閉容器に入れて保存することをおすすめします。

味も香りも自然派「茶三代一 出雲産 むぎ茶」

出雲の四季おりおりの自然の恵みでお茶を製造し、お茶を通して皆様方に「心のゆとり」をお届けします。というのが創業明治44年の茶三代一で、その会社が作っている麦茶が写真の出雲産むぎ茶となります。お茶屋としての良き伝統を守りつつ積極的に新しいことへもチャレンジしていて、市場変化や要望をキャッチしながら「求められるパッケージづくり」にも日々取り組んでいる会社です。

パッケージデザインにもこだわりが感じられるこの麦茶は、出雲の大河である斐伊川の清流で育てられた良質の大麦を使用した麦茶です。荒めに粉砕することにより雑味を少なくしていて、自然の甘味と香りが生きています。煮出しと水出しのどちらもでも美味しく召し上がることができますよ。出雲市が認定する「出雲ブランド商品」にも選ばれた銘品となります。

10gの麦茶パックが30包入りで650円程で販売されています。大手量販店や地域のスーパーなどでは中々見つけられないかもしれませんが、ショッピングサイトを利用するか島根の物産品を取り扱っているようなお店あるいは地元の販売店であれば購入することが出来ると思います。パッケージデザインからして美味しいそうな見た目の麦茶パック、是非茶三代一こだわrの麦茶パックをたのしんでみてください。

熱中症ゼロへプロジェクト公式麦茶「石垣食品 フジミネラル麦茶」

石垣食品のフジミネラル麦茶は麦茶好きには外せない麦茶パックになっています。1965年、麦茶はやかんで煮出して冷蔵庫で冷やす時代に、「水にポンと入れるだけでOK」のキャッチフレーズで水出し麦茶パックを世界で初めて開発、販売したのがこちらの会社で、それが今回紹介する麦茶パック「石垣食品 フジミネラル麦茶」です。水出し麦茶の元祖であるこの麦茶パックを試さずに麦茶パックを語ることはできません。

独自の焙煎方法で仕上げた大麦をたっぷりと贅沢に使用していて、もちろんノンカフェイン、味と香りが自慢の美味しい水出し麦茶です。もちろん麦茶パックを煮出して使うこともできます。通常の麦茶パックでは焙煎した大麦を粉砕した際にたくさんの皮や粉が含まれますが、この麦茶パックでは独自技術で皮と粉を丁寧に取り除くことで香りと旨味が良い麦茶を作り出しています。

熱中症ゼロへプロジェクト公式麦茶でもあるこちらの麦茶パックは環境省が開催するエコライフフェアで配布されるなど官民一体での熱中症対策にも一役買っています。Sサイズのフジミネラル麦茶は、12gの麦茶パック×15袋でおおよそ270円程度で販売されています。賞味期限は一年が設定されているので未開封の状態であればしばらく保存できます。この麦茶パックで元祖水出し麦茶を味わってみて下さい。

麦茶パックで美味しいお茶を作ってみよう!

ここまで沢山のおすすめ麦茶パックを紹介してきましたがお好みの商品は見つかりましたか?麦茶パックの賞味期限から保存方法を学んだ貴方な好きな麦茶パックを美味しく長く保存できるようになっているはずです。また煮出しでも美味しい作り方と水出しでの美味しい作り方も学びました。これでお好みの麦茶パックを美味しく味わえる作り方で麦茶を作ることが出来るはずです。

これから梅雨が明けると一気に夏が加速します。そうすればスーパーには沢山の麦茶パックが並びます、今回紹介した麦茶パック以外にも沢山の麦茶パックがあるので、お好みの麦茶パックを見つけてください。できれば最初は少ない量で購入し、長く保存しなくても使い切れる量にしましょう。そうして沢山の麦茶パックから自分好みの麦茶パックを見つけ出して、美味しい麦茶を作ってみましょう!

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