2018年06月26日公開
2024年07月20日更新
リンゴ酢の飲み方9選!健康効果8選とおすすめ摂取方法/商品も
りんごは昔から、一個食べれば医者いらずと言われるほど、健康効果があるのを知られています。そんなりんごから作られたリンゴ酢なら、酢の健康効果もプラスされて更に健康になれそうです。しかし、リンゴ酢を水で薄めて毎日飲み続けるのは飽きてしまい続けられません。また間違った飲み方は逆に健康を損ないます。そこで、リンゴ酢の美味しい飲み方や、リンゴ酢の効果効能、またおすすめのリンゴ酢や、リンゴ酢を使ったレシピまで、リンゴ酢について徹底調査し紹介したいと思います
リンゴ酢の飲み方9選
基本の水割り
基本的で最もシンプルな飲み方は、リンゴ酢を水で割って飲む飲み方です。リンゴ酢の効果的な飲み方は、コップ1杯の水に小さじ1~大さじ1の間で、自分の好みに合った量を入れましょう。一日に3回食事の前後や、食間に飲むのがおすすめでしょう。リンゴ酢の飲み方で薄める方が効果的と言われているのは、リンゴ酢に糖分が含まれているからです。
薄める飲み方は、粘膜や歯のダメージを避けることもありますが、酢の胃酸の分泌を促進する効果により、胃に負担をかけてしまうこともあります。量が多すぎて便秘や下痢を引き起こすこともあるので、一日の摂取量は必ず守りましょう。また、歯のエナメル質を守るためにも原液を避け、飲んだ後は口をすすいだり、歯磨きをすることをおすすめします。
牛乳や豆乳で割る
次に、家に常備してそうな牛乳や豆乳で割った飲み方です。リンゴ酢を牛乳や豆乳で割って飲むと、リンゴ酢の酸味が非常に和らぎ飲みやすくなります。牛乳や豆乳とリンゴ酢を混ぜると、少しヨーグルトドリンクの様な味わいで美味しく飲めておすすめの飲み方です。それは牛乳や豆乳のタンパク質は、リンゴ酢に含まれる酸が混ざると固まる性質があるからです。
リンゴ酢を牛乳や豆乳で割る飲み方は、飲みやすいだけでなく、食道や胃の粘膜を酢酸から守る効果もあります。さらに、酢のカルシウムを吸収しやすくする作用により、効率的に牛乳のカルシウムを吸収することができ、骨粗鬆症の予防にもなり大変おすすめの飲み方と言えるでしょう。
ハチミツと炭酸で割る
リンゴ酢と蜂蜜を同量グラスに入れて、リンゴ酢と蜂蜜の3倍くらいの量の炭酸水で割り混ぜるだけです。とても簡単で、さっぱりと炭酸が好きな人におすすめの飲み方です。リンゴ酢と蜂蜜には多くの栄養素が含まれているので、その効果効能が多くあるのは知っておられる人も少なくないことでしょう。更に、この飲み方のメリットは炭酸水にも健康効果があることです。
炭酸水には、エネルギーの消費量を増やす作用や、胃腸の調子を整えたり、疲労回復の効果、肩こり解消の補助、ダイエット効果などの嬉しい効能があります。また、リンゴ酢と蜂蜜を1ヵ月間飲み続けたら多くの健康効果が現れるそうです。朝起きたら、コップ一杯の白湯を入れます。そこにリンゴ酢と蜂蜜を小さじ1ずつ混ぜてゆっくりと飲みます。
ゆっくりと飲むのがポイントです。飲み終わったら、30分かけて700mlの水を飲みます。これを一か月続けた結果、慢性的な胸焼けの改善・胃の炎症と下痢の改善・便秘の改善・ダイエット効果(体重が減った)・口臭が消えた・倦怠感が改善されたなどの効果があったそうです。朝、少しだけ早く起きてこの飲み方を試すのもおすすめします。
紅茶に入れる
紅茶にリンゴ酢を入れる飲み方は、リンゴ酢の酢が苦手な人にもおすすめできる飲み方です。毎日の習慣にリンゴ酢を取り入れたくても、酢が苦手だと水割りや炭酸水割りでは、なかなか続けられません。いつものコーヒーや緑茶をリンゴ酢紅茶に置き換えるだけで健康な身体が手に入る、おすすめの飲み方です。
それに、温かい紅茶に入れて飲むことで、リンゴ酢の身体を冷やす作用も和らげることができるので、女性にとっては嬉しい効果です。紅茶とリンゴ酢の組合せは、まるでアップルティーのようですから、抵抗なく飲める味わいでおすすめです。お風呂上りの血流が良いときに飲むのも効果的ですが、紅茶のカフェインが作用しますので、早めの時間帯に飲みましょう。
食前酒に入れる
食前酒としてリンゴ酢を飲む場合は、ウィスキーや焼酎などに、リンゴ酢と蜂蜜を入れ、炭酸水で割って氷を入れて飲みましょう。少量のアルコールと炭酸水は、食欲を増進する効果がありますし、リンゴ酢には血糖血を急上昇させない効果があるので、美味しく食べて健康的な身体を維持できる、嬉しい飲み方と言えます。
サワードリンク
リンゴ酢とバナナと砂糖で作り置きできる、サワードリンクの素です。飲む時に牛乳に溶かし混ぜて頂くと、美味しく栄養バランスもとれて、忙しい毎朝の健康ドリンクに最適のおすすめレシピです。まず、皮を剥いたバナナは2センチ程の輪切りにし、煮沸消毒した瓶に入れます。砂糖100gとリンゴ酢200㏄をそこに入れて、蓋をせずにレンジで30秒加熱します。
そのまま半日置けば飲めるようになります。常温で置いても大丈夫のようです。涼しい場所で保存しておけば、一年くらいは保存が可能です。
フレッシュフルーツと一緒に飲む
夏に涼やかに美味しく気分良く、ビタミンやミネラルと一緒にリンゴ酢を飲んで、夏バテを予防しましょう。グラスに冷水または良く冷やした炭酸水を入れて、お好みのフレッシュフルーツをカットして入れ、リンゴ酢を大さじ1杯入れて混ぜるだけです。フレッシュフルーツがなければ、冷凍フルーツを使えばヒンヤリ美味しいリンゴ酢ドリンクが楽しめます。
大葉と合わせたリンゴ酢ドリンク
ちょっと大人向けの大葉を使ったリンゴ酢ドリンクです。人参のβカロテンよりも多く含まれているという大葉は、ビタミンKも多く含まれています。骨粗鬆症の予防に効果的で女性に嬉しいドリンクと言えます。作り方は、千切りにした大葉を煮沸消毒した瓶に入れて、氷砂糖300gとリンゴ酢500mlを注ぎ、半日ほど置いて氷砂糖が溶けたら冷蔵庫で保存しましょう。
一日に一回かき混ぜ、一週間後に大葉だけを取り除いたら完成です。冷水や炭酸水で割って飲みましょう。
トマトジュースと合わせる
トマトはリコピンが多く含まれており、美白や美肌効果があるので飲みたい女性は多いことでしょう。しかし、トマトは食べられるけどトマトジュースが苦手という人が意外と少なくないのです。そこで、トマトジュースとリンゴ酢を混ぜてみてください。分量はリンゴ酢大さじ1にトマトジュース200mlです。驚くほど飲みやすくて毎日飲めるようになります。
リンゴ酢を飲むタイミング
目的によって飲むタイミングを知っておくのと、知らないのとでは効果の出方に雲泥の差が出てきます。できれば、自分の求めているリンゴ酢の効果効能に合わせたタイミングで飲むようにしてみましょう。例えば、睡眠の改善を目的としている場合には、食前に飲むことが効果が大きいです。これは食前にリンゴ酢を飲むと血糖値の上昇が緩やかになるのが要因です。
また、カルシウムの吸収率を高めたい時には、リンゴ酢を食事中に飲むほうが効果的です。そして、疲労回復を目的としている時は、リンゴ酢の疲労への効果は、疲労の蓄積を抑制する効果ですので、運動前に飲むのが効果的です。
リンゴ酢の効果8選!
血糖値をコントロールする効果
リンゴ酢に限らず、酢には血糖値をコントロールする作用があることが知られています。食事をすると、誰もが必ず血糖値があがります。白米よりもパンやじゃがいものほうが血糖値があがりやすとか、砂糖の多く含まれるケーキ類なども血糖値が上がりやすいなど、血糖値のあがりやすい食品を避けることで、血糖値の上昇を抑える傾向があります。
しかし、近年の研究により食品の組合せによって、血糖値の上昇の変化のしかたが違うということが、わかってきました。白米を食事に取り入れていても、きゅうりの酢のものを一緒に食べれば、酢の物がない時よりも、血糖値の上昇が緩やかになったり、きゅうりの酢の物でなく、きゅうりの漬物を食べ合わせると、血糖値が上がりやすくなったという結果があります。
つまり、酢が血糖値の急上昇を抑制してくれるということがわかります。市販のカップラーメンでも、そのまま食べるより、酢をかけて食べると血糖値の上昇が緩やかになったそうです。これは、酢に含まれる酢酸の働きによるもので、口の中に含まれている消化酵素の働きを酢は弱めます。そのことにより、消化が緩やかになり血糖値の上昇も緩やかになるのです。
さらに酢酸には、食べたものを胃から小腸に送る時間を遅くする作用があるのです。このことも、消化を遅くするので血糖値の上昇が抑えられる結果となります。
女性にうれしい美肌効果
リンゴ酢の抗酸化成分には、リンゴポリフェノール・レスベラトロール・ビタミンCが含まれており、肌を若々しく保つ作用があります。ビタミンCはタンパク質からコラーゲンを合成し、結合することで肌のハリと艶を与え、シミの原因になるメラニン色素の合成も抑制してくれます。
ビタミンCを破壊する酵素の働きを弱める力が、リンゴ酢の酢にあります。また、新陳代謝を促し肌の老廃物を排出するので、しわやシミを防いでくれます。こういった効果は、リンゴ酢を飲むことで得られますが、直接肌にリンゴ酢を塗ることで得られる美肌効果もあります。それは素の抗菌作用により、ニキビや吹き出物を抑制する効果があるそうです。
直接肌に塗ることで得られる効果ですが、お風呂に入れることで肌への刺激が和らぎますので、敏感肌の人は、パッチテストをしてから試すことを、おすすめします。
ダイエット効果
リンゴ酢は、りんごのリンゴポリフェノールという成分に消化吸収を抑制する働きがあり、脂肪の蓄積を抑制したり、血中中性脂肪を減らしたりする効果があります。リンゴ酢には、脂肪を貯めにくく、燃焼を促す作用という二つの症状効果により、非常に高いダイエット効果があるのです。
実際の研究結果に、毎日大さじ1杯(15ml)のリンゴ酢を12週間摂取したところ、皮下脂肪も内臓脂肪も減少したそうです。酢に含まれる酢酸からできる酵素によって、内臓脂肪を減少させるというデータも出されています。りんごのポリフェノールと、酢の酢酸の二つのダイエット効果があるリンゴ酢は、優秀なダイエット効果があるので大変おすすめです。
疲労回復にも効果的
リンゴ酢の疲労回復効果は、周期性四肢運動障害・副腎疲労・線維筋痛症と対象が限定された疲労回復効果となります。周期性四肢運動障害というのは、就寝中の足の痙攣のことです。カリウム不足により起こる症状ですので、リンゴ酢のカリウムによって改善がなされます。線維筋痛症の症状をリンゴ酢が緩和させるのには、2つの効果から考えられています。
線維筋痛症の治療の一つである有酸素運動において、組織低酸素症によって引き起こされる痛みの緩和に、リンゴ酢に含まれるリンゴ酸が作用するようです。またリンゴ酸の解毒作用により、線維筋痛症の痛みの個所が減少することも研究によってわかっています。この研究において4週間では効果が現れませんでしたが、半年になると大幅に傷みの改善がみられました。
そして、一般的に言われているリンゴ酢の疲労回復効果は、クエン酸サイクルというメカニズムに関係しており、日常食事などで摂取した栄養分の一部がこのクエン酸サイクルに取り込まれ、エネルギーとして変えられます。クエン酸が不足していると、このサイクルがスムースに行われず、乳酸が貯まり疲労感を感じることとなるのです。
リンゴ酢には、クエン酸が含まれているので、この疲労感を感じる乳酸を燃焼してくれる効果があり、疲労回復へと繋がるのです。
骨粗鬆症予防の効果
リンゴ酢は酸性ですが、体内に摂取されると中和され体のPH値をアルカリ性に近づける作用が働きます。普段アルカリ性の食事を中心に生活をしている人は、骨密度が高いことが分かっています。日々の生活では気付かないかもしれませんが、加齢とともに骨の密度は低くなるので、リンゴ酢を積極的に取り入れて、強い骨づくりに活用することを、おすすめします。
むくみを防ぐ効果
リンゴ酢の酢酸の効果で代表的なもののうちの一つが、血圧を下げる効果です。酢酸には、レニン・アンジオテンシン系の血圧上昇に関わるホルモンを活性化を抑制する作用があり、このホルモンの調節機構により血圧が上がることを抑え、血圧のコントロールをしてくれます。
むくみは体内の水分が排出されずに、体のあらゆる部位に貯まる状態のことです。特に血流に深く関係するため、静脈やリンパの流れが悪いと浮腫みが生じます。睡眠不足や塩分と水分の取り過ぎ、冷えなどの原因があります。女性の場合は、ホルモンバランスの変化によってむくみが生じる可能性もあります。栄養の偏りもむくみに繋がる恐れがあります。
高血圧が直接むくみを引き起こすのではなく、高血圧による心臓疾患や腎臓疾患から、むくみを引き起こすのです。ですから、むくみ対策として、リンゴ酢を飲むとリンゴ酢に含まれるカリウムにより、余分な塩分を排出する作用が働きますので、塩分濃度を下げようとして血中に増加した水分も一緒に排出され、むくみの解消へと繋がります。
出典: https://aji3.com
通常、余分に取り過ぎたカリウムはすぐに体外へと排出されますが、腎臓の疾患のある人は、カリウム過多により、カリウムをうまく体外へ排出することができない恐れがあるので、高カリウム血症に注意をしてください。逆にカリウムが不足すると、めまい・疲労・高血圧の症状を引き起こす要因となります。
夏に酢を採るように言われるのは、暑さで汗を良くかくことにより、カリウムも一緒に流れ出てしまいます。カリウム不足が夏バテの要因の一つと言えるので、夏は特にリンゴ酢を飲むのを、おすすめします。
睡眠障害を改善する効果
十分に寝たつもりなのに、朝起きた時に疲れが取れておらず、なかなか起きられないという状態が、何日もつづくと睡眠障害と言えるでしょう。これは、単に熟睡できなかったのが理由ではなく、安易に考えほっておくと、糖尿病(Ⅱ型)の危険性も高くなると言われているのです。朝起きずらい人の原因は、低血圧と体内時計の乱れによるものだと考えられています。
それとは別に、寝ている間の血糖値の変化による睡眠障害があり、通称ジェットコースター血糖と呼ばれているそうです。寝ている間に血糖値が乱高下することを、ジェットコースター血糖と言うのですが、どうして血糖値が乱高下するのでしょうか?その原因は、睡眠の前に糖質の多い食品の取り過ぎによるものだそうです。
仕事などの都合で夕飯が遅くなり、寝る前に白米の多い食事を採ったり、アルコールの取り過ぎも血糖値の乱高下を引き起こします。この様に血糖値の乱高下の状態が続くと、糖尿病(Ⅱ型)になりやすく、その他にも脳卒中や心筋梗塞のリスクも高まります。この寝ている間の血糖値の乱高下を起こしているかどうかチェックする方法があります。
沢山の寝汗をかく、怖い夢を見る、歯ぎしりなどです。この中の一つでもあてはまると、その可能性があるので、寝る前の糖質には注意が必要です。この睡眠中の血糖値の乱高下による睡眠障害を改善するのに役立つのが、リンゴ酢を夕食の前に飲むことです。元々、酢には血糖値の上昇を抑制する効果は知られていましたが、睡眠障害との関係性は近年わかったことです。
また、眠っている時に足の痙攣が起こることがありますが、これはカリウム不足が原因ですので、カリウムを多く含むリンゴ酢は睡眠時の足の痙攣も解消してくれますので、睡眠を阻害する要因も減ることになります。
長生きできる効果
昔から、医者いらずなどと呼ばれるほど、りんごは健康効果の高い食べ物だと認識されています。実際、化学の発達して今その効果がどんどんと明らかにされています。その一つにリンゴポリフェノールによる寿命の延長効果です。リンゴの皮に多く含まれるレスベラトロールが、長寿遺伝子のサーチュイン遺伝子の活性化に作用するというものです。
それから、りんごの皮に含まれる成分であるウルソール酸にも、あらゆる種類の癌細胞の増殖を抑制する効果があることや、老化による筋力低下と筋委縮など筋肉の衰えを予防する効果がわかってきました。さらに、オクタコサノールという成分には、人体の能力と機能向上に役立つ効果が多くあります。
オクタコサノールの効果は、次のようなものです。筋肉痛を和らげる・持久力を高める・ストレスの緩和・生活習慣病の予防・運動機能の向上・滋養強壮・パーキンソン病の予防などと非常に多くの効果があるのです。このようにりんごの皮には、多くの効果効能があるので、できれば皮も食べるのがおすすめですので、皮も使ったリンゴ酢は大変おすすめのお酢と言えます。
リンゴ酢のおすすめの摂取方法
リンゴ酢で漬物やピクルスを作る
これから夏野菜が沢山でまわる時期になってきますので、保存が効いて栄養効果もたっぷりの、リンゴ酢と蜂蜜を使ったピクルスは、更に健康的でおすすめです。パプリカ、人参、きゅうり、セロリ、ヤングコーンなど好みの野菜を、用意した瓶の容器のサイズに合わせて、スティック状に切ります。選ぶ野菜は彩りが綺麗な方が食欲も沸きますし、飾りつけにも綺麗です。
切った野菜を熱湯でさっと湯通ししておきます。リンゴ酢400㏄に蜂蜜50㏄(甘さは好みで蜂蜜の量を加減します)を加えて混ぜます。そこにローリエと黒胡椒を入れ鍋で加熱します。沸騰させないように、鍋から離れないように見ていてください。沸騰直前で火を止め冷まします。煮沸消毒した瓶に、切った野菜を縦に綺麗に並べて入れていきます。
瓶に綺麗に野菜を詰められたら、ピクルス液を流し入れ野菜がピクルス液から出ないようになれば蓋をして完成です。冷蔵庫で保存すれば、2週間は美味しく頂けます。ピクルス液は野菜の詰め具合で余ることがありますが、量が少なくて野菜がピクルス液に完全に使っていないと、そこから腐敗してしまいますので、必ず多めの量を作っておきましょう。
マヨネーズに混ぜてサラダに活用
余ってしまったピクルス液や、野菜を食べた後のピクルス液は捨てずに他の料理に使うことができます。野菜のエキスもしみ出したピクルス液は栄養価も高いので、是非再利用しましょう。例えば、マヨネーズと混ぜるだけでサラダにかけるドレッシングとして使えます。勿論、ピクルス液にする前のリンゴ酢にマヨネーズを混ぜても美味しいドレッシングになります。
その他にも、ポテトサラダを作る時にリンゴ酢を大さじ1~2杯加えるだけで、塩分も控えめでいつもより、あっさりめのヘルシーポテトサラダが簡単に出来るので、おすすめします。
マリネの漬け汁に使う
リンゴ酢を使ってマリネ液を作れば、フルーティで爽やかな風味ですので、新鮮な野菜や魚にとても良く合います。作り方は、リンゴ酢とオリーブオイルを同量混ぜます。リンゴ酢の量の半分の砂糖と塩少量、黒胡椒も少量混ぜ合わせます。スライスした玉ねぎを水にさらしてから水気をよく切り、スモークサーモンのスライスと一緒にマリネ液に30分漬けたら完成です。
オイルはサラダ油でも出来ますが、よりヘルシーなオリーブオイルを使ったレシピを紹介しました。また、自分の好みのお酢とオイルを色々と組み合わせてマリネ液を作ってみるのもおすすめします。
酢豚などの料理に使うのもおすすめ
リンゴ酢を使った酢豚は、やはりリンゴ酢の持ち味であるフルーティで爽やかな甘さと香りが優しい味わいにしてくれるので、おすすめです。お子さんも食べやすい味の酢豚に仕上がると想いますので、是非作ってみてください。材料の分量は、豚角切り200gを使った場合、醤油大さじ1、酒大さじ1、リンゴ酢小さじ1、おろし生姜小さじ1、砂糖少量が豚肉の下味用です。
野菜の分量は、人参4分の1、玉ねぎ2分の1、ピーマン1個、パプリカ(赤・黄)各4分の1個です。甘酢の分量は、水100㏄、醤油大さじ1と2分の1、砂糖大さじ2、リンゴ酢大さじ2、鶏がスープの素小さじ2分の1です。あとは片栗粉、サラダ油を適量用意しましょう。豚肉の下味用の調味料を混ぜ合わせて、豚肉を1時間以上浸けておきます。
乱切りにした人参は少量の水と一緒にレンジで2分程加熱しておきます。パプリカ、ピーマンは乱切りし、玉ねぎはくし切りにします。甘酢の調味料は混ぜ合わせておきます。とろみをつけるための水溶き片栗粉も用意しておきましょう。1時間以上浸け込んだ豚肉に片栗粉をまぶして、中火の油でカリっとするまで揚げておきます。
フライパンに少量の油を敷いて玉ねぎとパプリカを中火でいため、人参を足します。更に炒めたらピーマンも入れて炒めます。火を強くしたら甘酢を入れて、沸騰してきたら水溶き片栗粉を入れてトロミを付け、手早く豚肉を足し絡めたら完成です。材料の野菜は、レンコンやカボチャなどを使っても、一味違った酢豚になっておすすめです。
リンゴ酢のコールスローサラダ
暑い日でもさっぱりしながら、少しコクも欲しいという時にぴったりのサラダを紹介します。キャベツ適量と人参の量もキャベツの量に合わせて好みのバランスの量を使用して、千切りにし、塩もみしておきます。スライスハムも好みの幅の千切りにします。冷凍のトウモロコシは沸騰したお湯に15秒くらい入れて、水気を切っておきます。
キャベツと人参の水分を手でぎゅっと絞り、ボウルにいれます。スライスハムもそこへ加えて、オリーブオイルとリンゴ酢を各大さじ1、マヨネーズ大さじ2、塩少々、胡椒少々を加えて、全体を混ぜ合わせたら完成です。彩りもよく各野菜の栄養素も豊富で、リンゴ酢を使うことにより甘酸っぱい爽やかなコールスローサラダに仕上がります。
リンゴ酢のおすすめ商品3選
国産有機リンゴを使用した「内堀醸造美濃有機純りんご酢」
美濃有機純リンゴ酢は、有機農法から生産されたリンゴの果汁からアップル酒(もろみ)を造って、それを酢に醸造しており、自然な美味しさのリンゴ果汁と清らかな水、澄んだ綺麗な空気のある美濃の地にて、ゆっくりと時間をかけて酢に生まれ変わった、堀内醸造のリンゴ酢です。スッキリとした甘さが特徴の美濃有機純リンゴ酢は、洋風料理によくあいます。
使用されているりんごは、有機りんごで化学農薬と化学肥料を一切使わず、りんご畑の土も3年以上、化学肥料を使用していない有機JAS認定のリンゴ酢ですから、安心して食べることができ、大変おすすめします。
白神酵母を使用して作られたカネショウのリンゴ酢
青森県と秋田県の県境にある世界最大級のブナの原生林のミズナラの樹皮から採取された、弘大白神酵母を青森県で初めて実用化に成功した、カネショウのリンゴ酢は口当たりの良いクリアな味わいです。
一般的なリンゴ酢は、輸入したリンゴジュースをアルコール発酵させて、リンゴ酒にします。それを醸造発酵(通期発酵)を10日間ほどさせたら完成します。カネショウのリンゴ酢は、製法に大変拘っており、津軽の国産りんごの完熟のみを使用します。この完熟りんごをすりおろして発酵させます。もろみとすりおろしたリンゴの果肉を一緒にアルコール発酵させます。
発酵させたりんご酒もろみを丁寧に絞って、りんご酒を完成させます。このりんご酒が、リンゴ酢の元となるのです。このりんご酒を低温で熟成させ、静置酢酸発酵させてリンゴ酢が完成するという、大変手間のかかる方法で作られます。しかも、このリンゴ酢をさらに木樽の中でじっくりと長期熟成させます。津軽の気候の中で熟成されたまろやかでコクのあるリンゴ酢です。
その後、ろ過と殺菌がされ、実に180日という長い時間を費やして丁寧に発酵熟成されたリンゴ酢は、他では味わえない美味しさです。
寿屋の本格醸造リンゴ酢
100%りんごの果汁のみをアルコール発酵させた後、酢酸発酵をしっかりと行い、食品添加物の一切入っていない、寿屋のリンゴ酢は大変おすすめです。りんごの持つ自然の力によりアルコール発酵が行われているので、力強い酢酸発酵が行われるのです。さらに、熟成には3年という歳月をかけ、愚直にりんごの力を信じて作り続けてこられた、リンゴ酢です。
そのリンゴ酢に対する熱い想いを、一般の醸造リンゴ酢と区別するために付けられた名前が、本格醸造りんご酢です。ドリンクとしても、料理に利用しても味の良さと香りの良さが発揮されるリンゴ酢で、一度味わうと忘れられなくなる1本となることでしょう。
リンゴ酢を取り入れて健康づくりに役立てよう
水で割って飲むことしか知らなかったリンゴ酢の美味しい飲み方や、料理にも使えること、またリンゴ酢の健康効果が素晴らしいことも分かりました。手軽に普段の生活で取り入れることができ、酢ですので保存も常温で可能ですから、常備していても邪魔になりません。紹介した中から、自分に合った摂取の仕方でリンゴ酢の健康法を試してみてはいかがでしょうか?