バターナイフのおすすめは?熱伝導など贅沢でおしゃれな人気商品を紹介

食卓のわき役であるバターナイフですが、今様々な進化を遂げているのを知っていますか?効率的にバターを薄く削り取ることのできるピーラータイプのバターナイフや、手の熱で溶かして切ることのできる熱伝導タイプのバターナイフなど、様々な工夫を凝らしたバターナイフがたくさんあります。また、国内外の有名なカトラリーメーカーも、うっとりするほど美しい、贅沢でおしゃれなバターナイフを出しています。ここではそんな奥深いバターナイフの世界について、詳しく紹介します。

バターナイフのおすすめは?熱伝導など贅沢でおしゃれな人気商品を紹介のイメージ

目次

  1. 1たかがバターナイフされどバターナイフ
  2. 2使い勝手の良いバターナイフを特徴別に紹介
  3. 3バターナイフ:シンプルタイプ
  4. 4バターナイフ:自立タイプ
  5. 5バターナイフ:ピーラータイプ
  6. 6バターナイフ:熱伝導タイプ
  7. 7国内外のおしゃれなバターナイフ
  8. 8こんなのもある!バターを塗るのに便利なグッズ
  9. 9おしゃれで便利なバターケース
  10. 10お気に入りのバターナイフで朝食を楽しく

たかがバターナイフされどバターナイフ

トーストにバターやマーガリン、ジャムを塗るときに活躍するバターナイフ。皆さんは自宅でどんなバターナイフを使っていますか?こだわって購入したお気に入りのバターナイフを使っている方から、特にこだわりなく、100均で買ったバターナイフを使っているという方、またはバターナイフがなくてスプーンで塗っているという方もいるかもしれません。

けれど、スプーンでバターを塗る場合、スプーンのくぼみにバターが残ってしまったり、スプーンの湾曲部分に力が入りすぎてパンがやぶけてしまったりして、塗りにくいと感じたことはありませんか?

バターを塗ることに特化したバターナイフは、バターをのせる面を広くして素早く塗り広げられるようにしたり、無駄な力が入らないように適度な角度をつけたりと、バターを塗りやすいようにデザインされています。たかがバターナイフですが、そこには多くの機能的なこだわりがつめこまれているのです。

使い勝手の良いバターナイフを特徴別に紹介

さらに現在では、冷蔵庫で固くなったバターを削り取って使えるバターナイフや、熱伝導を利用して手の熱でバターを早く溶かすことができるバターナイフなど、様々な特徴を持ったバターナイフが市販されています。ここではそんな使い勝手の良いおすすめのバターナイフや、写真映えもばっちりなおしゃれで人気のバターナイフまで一気に紹介します。すでにバターナイフをお持ちの方も、ぜひご一読ください。

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バターナイフ:シンプルタイプ

はじめにシンプルなバターナイフを紹介します。シンプルで華美な装飾こそありませんが、考え抜かれた機能美があります。また装飾がない分、他のカトラリーと一緒に食洗器で洗うこともできますし、マーガリンのケースに入れたまま、冷蔵庫に保管することもできます。日常遣いにぴったりな、シンプルタイプのバターナイフを紹介します。

柳宗理バターナイフ

日本を代表する工業デザイナーである柳宗理のバターナイフです。ステンレスで作られたシンプルで飽きのこないバターナイフですが、他に見ない特徴的なフォルムと美しさが目を引く、まさに機能美を体現したバターナイフです。ステンレスのカトラリーのシリーズの一つですので、おそろいのスプーンやフォークとそろえれば、さらに美しさを実感できます。引き出物などのプレゼントとしても定番で、人気があります。

燕振興工業アーバンバターナイフ

燕振興(つばめしんこう)工業は新潟県燕市に本社を持つ、カトラリーの専門メーカーです。新潟県の燕市は日本を代表する金属加工製品の一大産地で、特にカトラリーなどの金属製洋食器では、国内生産シェアの90パーセントを占めています。燕振興ではオーソドックスな形状からモダンなデザインまで、幅広い商品ラインナップがありますが、ここではアーバンシリーズのバターナイフをおすすめします。

アーバンは和陶器を意識したデザインが特徴で、どこか茶道具を思わせるフォルムのカトラリーがそろっています。素材はステンレスでつや消しになっています。シンプルだけれど人とは違うものを持ちたい方に、特におすすめです。贈答用にも人気があります。

ナガオ ニコバターナイフ

にこっとした顔が可愛らしい、ナガオのニコシリーズ。こちらの会社も、金属製洋食器国内生産をほぼ独占する新潟県燕市に本社があります。ナガオの商品ラインナップは、ファンシーでポップなのが特徴です。にこっとした顔はくりぬかれているので、使っているうちに取れたり褪せてきたりすることもありません。また小さめなので、お子さんの手にもぴったりはまります。

東亜金属ディオ・ミーオバターナイフ

東亜金属のディオ・ミーオシリーズも、かわいい顔が特徴のカトラリーです。素材はつや消しのステンレスで、こちらもディナースプーンからヒメフォークまで同じシリーズでカトラリーをそろえることができます。シンプルでコンパクトなので、お子様でも扱いやすく、安価なのも嬉しいところです。

バターナイフ:自立タイプ

いつも塗った後のバターナイフをどうしていますか?たいていの方は手近なお皿に置くと思いますが、そうするとお皿にもバターがついてしまい、洗い物の手間が増えてしまうのが困りものです。特に家族が多いと、家族の分だけ洗い物が増えてしまうのではないでしょうか。そんな時には、自立するタイプのバターナイフがおすすめです。人気の自立するバターナイフを紹介します。

ダルトンバターナイフコロン

自立するタイプのバターナイフと言えば、こちらのダルトンのコロンが人気です。その名の通り、コロンとした形状が可愛らしく、この部分の重みで倒れることなくダイニングテーブルの上で自立してくれます。またコロンとした部分は、持ち手としても持ちやすくなっています。カラーバリエーションが豊富なので、お気に入りのカラーを見つけたり、家族で色分けしたり、バターやジャムなど塗る種類ごとで分けたりすることができます。

ナガオワイワイキッチンバターナイフ

ニコシリーズと同じ、ナガオのワイワイキッチンのバターナイフです。ワイワイキッチンシリーズは、持ち手の木の部分が自立するのが特徴です。ファンシーでポップなデザインが得意なナガオらしい、可愛らしい顔が焼き印で押されています。

ちなみにワイワイキッチンはカトラリーだけでなく、調理器具もラインナップされています。どれも木の持ち手が自立するデザインになっています。おそろいでそろえてみるのもおすすめです。

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バターナイフ:ピーラータイプ

野菜の皮をむくピーラーのように、するするとバターを削ることができるピーラータイプのバターナイフを紹介します。どれもバターを削り取る刃の部分に、各メーカーの工夫が凝らされています。冷蔵庫から出したばかりのバターを塗るのに苦労していた方は、特に必見です。

アッシュコンセプト ヌル バターナイフ

アッシュコンセプトがデザイン企画した、ヌルです。バターを塗る面に特徴があり、片側はギザギザの刃、もう一方は丸くて小さな穴があけられています。ギザギザの刃では固いバターを削り取ることができ、丸い穴の方ではバターを糸状に削り出し、ふんわり塗ることができます。

スケーター ふわふわバターナイフ

ピラータイプのバターナイフ2つ目は、スケーターのふわふわバターナイフです。その名の通り、波状のバターナイフの刃でバターを削り取り、ふわふわのバターを作ることができます。軽い力で削り取ることができ、削り取ったバターをそのまま塗るときにも便利な形をしています。

アーネストとろけるバターナイフ

次に紹介するのは、アーネストのとろけるバターナイフです。こちらはバターナイフにおろし金が付いたような形状になっていて、バターの上でスーッとなでるだけで、糸状のふわふわのバターを作ることができます。塊にならずバターを広範囲に素早く広げることができるので、バターの摂取量を抑えることもできます。またおろし金なので、チーズなどほかの食品を削り取ることもできます。

コジット バターピーラーナイフ

こちらはほかのピーラー型のバターナイフとは違い、先端に穴が開いたコジットのバターピーラーナイフです。バターをひっかくように使って、固いバターを削り取ることができます。また、バターを塗り広げる面が大きいので、トーストが冷めないうちに素早く塗ることができます。

貝印 四角く切れるバターナイフ

最後に紹介するピーラータイプのバターナイフは、貝印の四角く切れるバターナイフです。バターを切り分けるときは包丁で切る方が多いと思いますが、こちらのバターナイフを使えば、簡単にバターを四角く切りだすことができます。ホットケーキの上にバターをのせたいとき、お料理に少量だけほしいときなど、重宝するアイテムです。

バターナイフ:熱伝導タイプ

ここでちょっと化学のお話をしましょう。熱の伝わりやすさのことを、熱伝導率と呼びます。熱伝導率が大きいほど、熱が伝わりやすくなります。実は金属の種類によってこの熱伝導率は異なり、バターナイフに一般的に使われているステンレスよりも、銅やアルミニウムの方が熱伝導率が大きくなります。

この特性を利用して、銅やアルミニウムで作られたバターナイフがあるのをご存知ですか?このような熱伝導率が大きい金属でできたバターナイフでは、バターナイフを握った手の熱が素早く伝わることによって、冷えてカチカチのバターを溶かしながら切ることができます。冷蔵庫から出したばかりのバターをすぐに使いたいときに、とても便利なアイテムです。ここでは熱伝導タイプのバターナイフを紹介します。

スプレッド・ザット バターナイフ

熱伝導タイプのバターナイフで今人気なのが、アメリカのキッチンブランド「THAT!(ザット)」のバターナイフです。このバターナイフは熱伝導率が非常に高い、銅合金チタンでできています。そのため、手の熱が素早く伝わり、バターを溶かしながら楽に切ったり削ったりすることができます。

本当にバターを楽に切れるの?と疑問に思う方は、こちらの動画をご覧ください。普通のステンレスのバターナイフに比べて、固いバターをすっと切っていることがわかると思います。また、バターの切断面がやや溶けていることが動画から分かります。手からの体温だけでバターを溶かすことができるなんて、驚きです。お値段は販売価格3240円とお高めですが、ぜひ試してみたいバターナイフです。

貝印 手の熱で溶かして切れるバターナイフ

日本のメーカーである貝印からも、熱伝導タイプのバターナイフが販売されています。こちらの手の熱で溶かして切れるバターナイフは、ステンレスよりも高い熱伝導効率を持つアルミニウムでできています。シンプルなフォルムも美しく、洗いやすいのも利点です。

カパー・ザ・カトラリーバターナイフ

アルミニウムよりもさらに熱伝導率が大きい銅でできているのが、こちらのカパー・ザ・カトラリーのバターナイフです。カパーとは銅のことです。熱伝導でスムーズにバターが塗れるのはもちろん、色合いが上品でカトラリーのデザインとしてもとても美しいです。同じく熱伝導を利用したアイスクリームスプーンも人気があります。

国内外のおしゃれなバターナイフ

朝からお気に入りのバターナイフで朝食を取るのは、とても優雅で気持ちがいいものです。ここではそんな、使うと幸せな気分になれる、国内外のおしゃれで人気のバターナイフを紹介します。インスタ映えもばっちりなすてきなバターナイフで、一日を始めませんか?

クチポールバターナイフ

はじめに紹介するのは、ポルトガルの老舗カトラリーメーカー、クチポールのバターナイフです。ひとつずつ職人の手で手作りされており、スタイリッシュな外見と使いやすさで、高い人気を誇っています。特に黒い樹脂の柄とシルバーの組み合わせのこちらのゴアシリーズは、北欧食器や和食器との相性も良く、おすすめのデザインです。

クチポールのカトラリーはカラーが豊富なのも人気の理由のひとつです。こちらは、2018年秋から製造開始予定のローズゴールドシリーズです。淡いピンクと上品なゴールドが、とても繊細でスタイリッシュな印象です。桃の節句などのテーブルコーディネートでぜひ使ってみたい、憧れのカトラリーです。

ジャン・デュボライヨール バターナイフ

ジャン・デュボはフランスの老舗のナイフメーカーです。すべての製品には蜂(マルハナバチ)のマークがついており、このメーカーの象徴になっています。また、ナイフメーカーらしくバターナイフには刃がついており、バターを塗るだけでなく、フルーツやチーズをカットすることもできます。

ライヨールバターナイフはカラーも豊富で、お好みに合わせたカラーを選ぶことができます。クラシックなフォルムですが、ポップなカラーならカジュアルにも使えます。食卓に一本あると重宝するバターナイフです。

東屋バターナイフ

次は日本の製品を紹介しましょう。こちらは東屋のバターナイフです。東屋は平成9年の創業から、全国の手工業者と協働し、優れたデザインの製品を生み出しています。どれもシンプルでスタイリッシュなデザインで、高い人気を得ています。

東屋のバターナイフは、ステンレスと真鍮で作られており、見た目にも高級感がある贅沢な一品です。木製のバターケースも合わせて使えば、優雅な朝食になること間違いありません。

柳宗理バターナイフ 黒柄カトラリー

先ほど紹介した柳宗理の、黒柄カトラリーシリーズです。黒い持ち手がスタイリッシュで、とても人気があるおすすめシリーズです。持ち手部分は木製ですが、合成樹脂を使って加熱圧縮しており、大変丈夫に作られています。そのため木製のカトラリーにありがちな、経年とともに劣化して表面が毛羽立ってくるということがありません。バターナイフの刃は面積が広く、手早くバターを塗り広げられるようになっています。

シンプルだけれども存在感のある柳宗理のデザインは、同じく存在感のある北欧食器にも引けをとりません。食器好きの方にはぜひおすすめしたいカトラリーです。

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こんなのもある!バターを塗るのに便利なグッズ

メテックスイージーバター

バターナイフではありませんが、ふわふわバターができる面白いグッズがありましたので、合わせて紹介します。こちらは一時期話題になったのでご存知の方もいるかもしれません。メテックスのイージーバターです。丸い容器の中に塊のバターをセットし、くるくる回すと細い糸状のバターが出てくる便利グッズです。気になっていた方、どんな風に使うのか興味があるという方は、次の動画をご覧ください。

動画で見てみると、とても簡単にふわふわバターができています。しかしこちらの商品にはデメリットもあります。まず、市販されているバターのサイズと容器のサイズが合わず、1cmほどカットしてからセットする必要があります。また、バターを必要量出した後、最後にナイフなどで切り落とす必要がありますが、このときせっかくふわふわになったバターがまた固まってしまうという課題もあるようです。

おしゃれで便利なバターケース

お気に入りのバターナイフが見つかったら、すてきなバターケースもそろえたいものです。ここでは保存に便利で見栄えもよい人気のバターケースから、カッター付きの便利なバターケースまでを紹介します。

野田琺瑯バターケース

はじめにおすすめするのは、ホーローメーカーの野田琺瑯のバターケースです。こちらは容器がホーローでできていて、清潔に使うことができます。見た目もレトロで可愛らしい、おすすめ商品です。

東屋バターケース

こちらはバターナイフでも紹介した東屋のバターケースです。無垢の木材をくりぬいて作った、とても贅沢な一品です。

東屋のバターケースは、ふたを開けると底板にバターがのっている仕組みになっており、この底板はそのままバターを切るカッティングボードとして使えます。美しさだけでなく、機能も重視したバターケースです。

白山陶器バターケースブルーム

こちらはシンプルでおしゃれな陶器で有名な、白山陶器のバターケースです。白山陶器の特徴である美しい白のバターケースもありますが、今回おすすめするのは、こちらのブルームシリーズです。大胆な花柄がどこか懐かしい、北欧食器のようなデザインのバターケースです。

スケーターステンレスカッター式バターケース

最後にカッター付きのバターケースを紹介します。こちらのスケーターのステンレスカッター式バターケースは、その名の通り、カッターがついているバターケースです。使い方は簡単でバターをセットし、上からカッターをのせてゆっくり押して、バターをカットします。カットできたら蓋をしてそのまま冷蔵庫に保存できます。料理などでさっと使いたいときにとても便利なバターケースです。

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お気に入りのバターナイフで朝食を楽しく

様々な機能と美しさを備えたバターナイフを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。一言でバターナイフと言ってもそれぞれ特徴があり、魅力的な商品がたくさんあったと思います。ぜひお気に入りのバターナイフを見つけて、朝食を楽しく、食卓を快適に演出してください。

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