バターの代用にマーガリンはあり?お菓子作りや料理で使えるオイルとは?

お菓子作りやパン作り、料理などに欠かせないのがバター。ですが、バターは少々高いので冷蔵庫にマーガリンはあるけれど、マーガリンで代用出来ないのかな?そう考えた方もいるはずです。バターの代用としてマーガリンは使えるのか。他にバターの代用として、何か使えるオイルはないのか?また、最近身体のことを考え手作りを楽しんでおられる方も多いので、最後に手作りバターの紹介もします。

バターの代用にマーガリンはあり?お菓子作りや料理で使えるオイルとは?のイメージ

目次

  1. 1バターは何で出来てるの?
  2. 2バターとバター代用マーガリンの欠点
  3. 3バターの代用にマーガリンは可能?
  4. 4バターの代用でマーガリンを使った時のカロリーは?
  5. 5バターの保存方法とバターを使った食品
  6. 6バターの代用として使えるオイルは?
  7. 7バターの代用オイルでお菓子作り
  8. 8オイル以外のバター代用品でお菓子作り
  9. 9バター代用品を探すよりバターを手作りしましょう
  10. 10まとめ:バターかマーガリンそれとも他の代用品?

バターは何で出来てるの?

バターはミルクで出来ていて、主成分は乳脂肪です。ビタミンAを始め、ビタミンDやビタミンEが豊富に含んでいます。ビタミンAには皮膚や粘膜を健康に保つ効果があると言われていますし、ビタミンDはカルシウムの働きを促進させる効果があると言われているところから、骨粗鬆症の予防にも良さそうです。

バターとバター代用マーガリンの欠点

バターとマーガリン、見た目は似ています。ですがこの2つは、そもそもの材料が違います。バターは牛乳の動物性脂肪で出来ているのに対し、マーガリンはオリーブオイルやごま油などの植物性脂肪で出来ています。

先ほどお話ししました通り、バターは動物性脂肪で出来ています。動物性脂肪の欠点は、コレストロール値が上がりやすい事!逆にマーガリンは植物性脂肪で出来ており、その植物性脂肪はコレストロールを減らしてくれる作用があります。

ならば、どうせバターはマーガリンに比べて高いですし、バターの代用でマーガリンを使えばいいのではないの?そう思われた方もいらっしゃるでしょうが、そうでもないのです。

 

マーガリンは人口的に作られています。先にお話ししました通り、オリーブオイルやごま油などで作られています。なのに液状ではなく程よくパンなどにぬれる硬さのマーガリン。そうです、食用精製加工油脂なるものが入っており、それが程よい硬さにしてくれているのです。

そしてその食用精製加工油脂に、多くのトランス脂肪酸が含まれている事があります。そのトランス脂肪酸は悪玉コレステロールが増え、心臓病のリスクが高まると言われています。また高血圧やメタボのリスクも増えると言われています。
 

しかし農林水産省のホームページを見ると、そのトランス脂肪酸について「トランス脂肪酸をとる量の多い米人を対象とした研究結果のため、日本人の場合には健康に悪影響を及ぼすかどうか十分な証拠がない」と記されています。

バターの代用にマーガリンは可能?

バターは動物性脂肪、マーガリンは植物性脂肪。お菓子作りや料理に、バターの代用としてマーガリンを使うことは出来ますが、ですが仕上がりにやはり違いは出てしまいます。濃厚さのあるバターに比べ、マーガリンはアッサリ味。その違いを逆に利用して、バターの代用にマーガリンを使うのもいいでしょう。

では逆に、いつもマーガリンを使っている料理に、代用としてバターを使うことは可能なのか?もちろんそれも可能です。バターの特徴である濃厚さにより、いつもより出来上がりが味わい深くなりそうです。

ですがどちらも油脂です。当然、摂りすぎには注意が必要です。バターとマーガリンの特徴を理解し、お菓子作りやお料理にバターやマーガリンを上手く使い分けて、お菓子作りやお料理を楽しんで下さい。

バターの代用でマーガリンを使った時のカロリーは?

バターの代用でマーガリンを使ってお菓子作り。出来上がりの味に違いはありますが、バターの代用でマーガリンを使うことは可能です。ですが、やはり気になるのはカロリー。バターの代用でマーガリンを使ったことで、カロリー高くなるとせっかく作ったお菓子が食べづらくなります。

今やたくさんの種類のバターやマーガリンが販売されています。そのため、カロリーはあくまでも目安です。大さじ1杯のカロリーは、無塩バターで約92kcal、有塩バターで約89kcal、マーガリンで約91kcalと言われています。バターをマーガリンに代用しても、あまりカロリーは大差ないようです。

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バターの保存方法とバターを使った食品

海外では、バターはキッチンテーブルの上で保管されている事が多いです。つまり、常温保存。しかし日本の気候では、常温保存は難しいため、冷蔵庫保存をされる方がいいでしょう。そして使う15分から30分くらい前、冷蔵庫から出しておきましょう。

バターを使った食品も色々あります。中には自宅で作れる物もあります。ここでいくつかご紹介します。ご自身でアレンジをしながら、バターの濃厚さな美味しさと共に、お料理も楽しんで下さい。

バターを使ったバターロールです。この作り方を応用すれば、今流行りの塩バターロールも作れます。シンプルですが美味しいです。お子様と一緒に丸めれば、お子様も楽しくお手伝いしてくれます。

バターを使った加工食品、ピーナッツバターです。ピーナッツにはビタミンEが含まれており、体内の酸化や老化を防ぐ効果があるとされています。またピーナッツにはタンパク質も含まれており、ダイエット効率を上げるためにも、適度なタンパク質が必要とされています。女性にはありがたい、バターの加工食品の1つです。

生クリームとバターで作る加工食品、ホイップバター。生クリームを固くなるまで泡立て、そこへ溶かしたバターを入れて混ぜるだけ。あとは冷蔵庫で冷やせば完成。これも美味しい、バターの加工食品です。

バターや薄力粉、タマゴなどで作られたバターケーキ。ふわふわしていて、しかもしっとりな美味しいお菓子です。生クリームを添えると、見た目にも豪華になり、美味しさもUPします。

バターの代用として使えるオイルは?

バターの代用として、マーガリンを使用する事が可能なのは分かりました。でも、マーガリンのトランス脂肪酸が心配なので、お菓子作りやお料理で代用出来るオイルはないのだろうか?もちろんあります。

バターの代用として、お菓子作りやお料理に使える代用品。それはオリーブオイルです。オリーブオイルにはオレイン酸が多く含まれています。特にエキストラバージンオリーブオイルは、オレイン酸が豊富です。

オリーブオイルには、エキストラバージンオリーブオイルとピュアオリーブオイルがあります。一般的にはサラダなど、加熱しないお料理にはエキストラバージンオリーブオイルが使用され、加熱するお料理にはピュアオリーブオイルが使用されます。しかし、香りが若干薄くはなりますが、エキストラバージンオリーブオイルを加熱する料理に使っても問題はありません。

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バターの代用オイルでお菓子作り

バターを使わず、オリーブオイルでお菓子作りが出来ます。エキストラバージンオリーブオイルに含まれているオレイン酸、そのオレイン酸には便秘解消にも良いと言われています。ぜひ美味しく食べて、お腹もすっきりするお菓子作りを楽しんで下さい。

一時、ココナッツオイルもかなりのブームでした。糖尿病の予防になるとか、認知症やアルツハイマーの予防になるとか、ダイエットにも効果的とか。そんなココナッツオイルも、バターの代用として加工食品であるお菓子作りが出来ます。

オイル以外のバター代用品でお菓子作り

今すぐ作りたいのに、家にはバターもなければオリーブオイルもない。そんな時は、サラダ油でも代用出来ます。但し、バターと比べてサラダ油は水分量が多いため、レシピに書かれているバターの分量50~60%に抑え、様子を見ながら少しづつ加えていって下さい。

マヨネーズには、油とタマゴが入っています。バターとタマゴの代用として、マヨネーズを使ってお菓子作りも出来ます。マヨネーズで代用した、加工食品レシピもご紹介します。

オイルではありませんが、お菓子作りにヨーグルトでも代用出来ます。但し、バターに比べて出来上がりに酸味があります。その酸味が気にならなければ、ヨーグルトでも代用出来ます。

バター代用品を探すよりバターを手作りしましょう

健康のために、色々な調味料を手作りされておられる方も多いと思います。バターの代用を探すより、そのバターを自分で作ってみたい。そう思われた方、生クリームと塩でバターも自宅で作れます!

まとめ:バターかマーガリンそれとも他の代用品?

如何でしたでしょうか?バターが家の冷蔵庫になくても、他の物で代用してお菓子やお料理を楽しむことは出来ます。それでもバターを使ってお菓子作りをしたい時は。ぜひぜひご自身で、バターから手作りしてみて下さい。

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