リゾットに生米を使ったレシピは簡単?チーズやクリーム味の作り方!
お米は、日本人には欠かせない食べ物です。今回は、リゾットに生米を使ったレシピにスポットを当ててみました。生米から作るので炊飯器は必要ありません。時短で簡単。大人気のチーズ、クリーム系、トマト系などアレンジ次第でいろんなリゾットが楽しめます。生米から作るので本格的なアルデンテの食感を感じるレシピや本場に近づけるコツなど多数紹介しております。みじかにある食材で簡単でオシャレなリゾット。ぜひ参考にしてください。
目次
アレンジ自在!簡単!美味しい!生米からリゾット
忙しい毎日の中で、「お米を炊くのが面倒・・・。」そんな風に思ったことがあるのではないでしょうか?そんなとき、生米から作るリゾットは、簡単で美味しくしかもアレンジしやすいので、お助けレシピの定番になるかもしれません。一品でも十分満足出来るので基本の作り方さえ覚えれば、きっと強い味方になってくれます。
人気のクリーム系、トマト系、趣向を変えて和風など様々な味のバリエーションを楽しめるのも生米リゾットの魅力なのです。
お店で出てくるような芯の残ったアルデンテの食感が楽しめる生米から作るリゾット。お米の固さはお好みで加熱時間を調節することが出来るので、基本さえ押さえておけば簡単にみじかな材料で作ることも可能です。「生米から作るリゾットなんてなんだか難しそう。」そんな固定概念にとらわれず、気楽な気持ちで始められるレシピも今回紹介しています。参考にしていただければ幸いです。
基本の生米から作るリゾットの作り方
まずは洗わずに芯を残すために生米から?
通常ですと洗ってから炊くお米ですが、生米から作るリゾットは粘りを出さないように生米をそのまま使います。芯の残るような固めのアルデンテ状態で食感も含めて楽しむものです。熱々のスープを数回に分けて加えることによって、さらに粘り気を極力おさえて作るのがコツです。これは時短を可能にさせる方法でもありますので、是非、真似してみてください。
作り方紹介
材料・生米1合・玉ねぎ100g・ニンニク1片・塩小さじ1/2・オリーブ油大さじ1・ブイヨン600cc・粉チーズ50g・粗挽き黒こしょう適量。下ごしらえとして、玉ねぎ、ニンニクはみじん切りにしておきます。そして熱々のブイヨンを用意しておくと粘り気の少ないリゾットに仕上がりますので、ブイヨン(コンソメ+水でも可)を沸かしておきます。
作り方・鍋にオリーブ油・玉ねぎ・ニンニク・塩を入れ、玉ねぎが透き通り少し色づく位まで炒めます。次に、生米を洗わずに加え、白っぽくなるまでさらに炒めます。そこにブイヨン200㏄を加え、中火程度で時々混ぜながら様子をみます。(強い火力は焦げの原因になります)(中火8分位)。
水分がなくなってきたら、ブイヨンを200ccずつ3回に分けて加え、真の固さの残ったアルデンテに仕上げます。最後の200ccでお好みの固さに調整します。少し水分を残すくらいで火を止め、粉チーズを加えて混ぜ、粗びき黒こしょうで味を調えます。お好みでバターをプラスするとコクがアップします。
短時間で、簡単にできる魅力のリゾット。生米からという日本人にとっては斬新な方法ですが、本場の味をご家庭で作る良い機会ではないでしょうか?
美味しいリゾットを作るコツ
お米は洗わない
おじやのようにねっとりさせないよう、水分の吸収を最小限に抑えます。粘りけを出さないようにすることでお店で出てくるようなお米の芯の残ったようなあの本格的な味を楽しめます。やはりこれもアルデンテに導くためのコツです。
生米を洗わないことに抵抗を感じる方は、1、2度お米をお水で洗って使われても良いかもしれません。リゾット米と違って日本のお米はモチモチした食感が特徴ですのでなるべく生米は洗わないで使用するのが粘り気を出さないようにするためのポイントのようです。
芯のあるアルデンテを目指すため熱々のブイヨンを使う
こちらも粘りを出さないための工夫です。冷たいままのブイヨンスープを使用するとその分煮る時間がかかってしまいます。そのため出来るだけ熱々のブイヨンを使い、お米の食感を本場の味アルデンテに近づけます。
ブイヨンは日本のお出汁にあたるものです。簡単に市販の固形のものをお湯に溶かしたコンソメ等で代用できます。出来上がった料理に味の違いを感じるかもしれませんが、その分、出汁の出る具材のチーズやバター、きのこや、ベーコンなどを使ってコクや旨味を補ってあげるという方法も可能です。
ブイヨンスープは数回に分けて加える
一気にブイヨンを注ぐと、お米同士が衝突してしまい、デンプン質が流れやすくなるようです。数回に分けることによって、お米が割れたり、粘りけを防ぐ効果があります。煮詰めて水分が少なくなったら次のブイヨンを足す。そのような方法で水分を加えていくと焦げの防止になり失敗も少なくなります。ここで、芯のある固さのアルデンテ状態を見極めるために、お米の固さを確認しながら味見するのも成功への手助けです。
あまり混ぜずに放置しておく
芯のある固めののリゾットの食感を出すためには、やはり適度に放置しておくとアルデンテ状態をキープ出来るようです。せっかく作るのですから焦げてしまっては台無しです。だからといって混ぜすぎてしまってもお米を潰してしまい食感を楽しめない原因になります。ここはなるべく火加減のポイントを発見してあげるのが得策かもしれません。
大人気!濃厚!生米から作るチーズリゾットの作り方
濃厚チーズが食欲をかきたてます!人気のチーズのリゾット!定番だけど絶対外せません。
チーズリゾットが人気なのもうなずけます。贅沢にチーズを使うことでコクも旨味も増し、何度も食べたくなるような仕上がりになっています。バターを使うのもコクを増すコツです。おもてなし料理としても使える一品ではないでしょうか?チーズのとろけるたたずまいがなんとも言えず食欲を刺激します。芯のあるアルデンテのお米にまとわりついたパルミジャーノチーズの存在感。すぐにでも試してみたいレシピです。
絶品!人気の生米から作るクリーム味のリゾット
生クリームを使ったクリーム系のリゾットです。生クリームを使うことで濃厚な味が演出されています。コク深いミルクの味が広がり、ワンランク上のリゾットを楽しめるのではないのでしょうか?
生クリームを使わず、牛乳を使ったレシピです。普段使いできる牛乳を使用していますので助かります。
こちらは豆乳を使ってヘルシーに仕上げています。
クリーム味のリゾットもとても人気があるようです。生クリーム、牛乳、豆乳などお好みで変更することができます。濃厚な味の生クリームを使ってリッチに仕上げるのも、冷蔵庫にある牛乳で普段使いに仕上げるのも、ヘルシーな豆乳で健康的に仕上げるのもどちらも捨てがたいのではないのでしょうか。いろんなバリエーションを楽しめるのが生米から作るリゾットの醍醐味ではないでしょうか?
隠れた人気!きのこの旨味で生米リゾット
きのこの旨味を十分に引き出しているので、ブイヨンを使用しなくても美味しそうです。リゾットにきのこは相性が良く人気です。たくさんのきのこをお出汁として使う方法もとても魅力的です。これならカロリーを気にするときやヘルシーに仕上げたい時などにはピッタリのレシピです。
きのこはカロリーが低く、食物繊維などの栄養素も含んでおります。栄養素や風味をなるべく逃さないためにも短時間での調理が適しています。時短がきのこの香りや食感を残すコツでもあります。
大人気トマトリゾット
チーズ、クリーム味も良いけれどやはり真っ赤なトマトのリゾットも人気があり食欲をそそります!やはりチーズとトマトの相性は抜群です。シーフードを使ってさらに味の深みを出していますのでこれでまずいわけはありません。トマトは体にもとても良いものですので人気のトマト味のリゾットも定番に加えてみてはどうでしょう。
生米から作る和風リゾット
料理の幅が広がります。やはり和風味のリゾットも日本人としておさえておきたいレシピの一つです。貝類の旨味たっぷりに和の食材を加え、バターのコクも忘れず上品な大人のリゾットに仕上げています。さらに和風だしを使うことによりそれを際立たせています。慣れ親しんだ味がベースになっていますので、ほっとする落ち着いた味のようです。
韓国風の生米から作るリゾット
#おうちごはん #サッチイごはん #男の一人暮らしの晩ごはん #リゾット #辛いリゾット #生米 から#ベースは先日のチゲ pic.twitter.com/pXuO5xNVIP
— 練馬のサッチイ (@sacchey0218) February 5, 2018
チゲ鍋の残り汁。旨味がたっぷりなのでコクが増して辛いもの好きにはたまりません。このようにブイヨンの代わりに鍋の残り汁を使うことによってコクと旨味の強い、ブイヨンに匹敵するような深みのある味になります。辛さが苦手な人にはチーズやバター、牛乳を使ってマイルドにすることもできると思いますので、辛さが苦手な方も挑戦できます。
おうちでリゾットカルボナーラ
リゾット・カルボナーラです。
— リュウジ@第6刷決定「やみつきバズレシピ」発売中! (@ore825) March 9, 2017
寒いので家にあるものだけで作りました。
リゾット・ミラネーゼを原型に卵黄を混ぜ込んでコクを出してます。
生米から作るのでご飯のストックがなくてもパパッと作れます。
寒いからレシピはまた明日辺りに・・・さ、飲みいこかな。 pic.twitter.com/iE1LKo00vY
イタリア・ミラノの伝統料理リゾット・ミラネーゼに卵黄を混ぜさらにコクをアップさせています。サフランを入れて黄金色にするのがリゾット・ミラネーゼのようですが、簡単に出来て、こんなにオシャレ料理に仕上がっています。パスタのカルボナーラを彷彿させる味は間違いない味のようです。
オシャレなミモザリゾット
マッシュしたゆで卵と旬のアスパラをミモザの花のに見立てた綺麗なミモザリゾットです
— リュウジ@第6刷決定「やみつきバズレシピ」発売中! (@ore825) April 8, 2018
生米とお湯で作りますので味は本格的、かつ簡単です!
慣れれば生米から色々なリゾットを生み出すことが出来ます!是非やってみてください!
レシピはこちら!!https://t.co/X1PNPWk4hk pic.twitter.com/5Jbl7oOrDm
アイデア光る。見た目にも美しい。とてもアートな一品です。おもてなし料理にピッタリなのではないでしょうか?可憐で愛らしいミモザの黄色い小さな花をモチーフにしたリゾットです。やはり生米を使用すると芯の残ったアルデンテに仕上がり、本格的な食感を楽しめます。ミモザの木のように春の訪れを告げる優しい香りがしそうです。
ポルチーニを使った本格リゾット
「トリュフ」「松茸」と並ぶ世界三大きのこであるポルチーニを使った本格的な生米から作るリゾットの紹介です。乾燥ポルチーニは乾燥椎茸と同じように旨味たっぷりの戻し汁も調理に使うようです。その際、戻し汁には砂が混ざっていることもあるため、上澄み部分を使うように注意が必要です。
生のポルチーニは手に入りにくいもののようですが、ドライポルチーニは比較的通販やコストコなどで入手出来ます。高級なだけにパスタやリゾットには抜群に本領発揮するようです。
スープジャーで生米リゾット
材料を入れ放置するだけで出来る、生米からリゾットのズボラ飯の決定版!!これならランチのお弁当にピッタリ!夜、準備しておいて、朝食でもOK!です。保温調理可能なスープジャーは生米と材料をを入れて置くだけで簡単にリゾットが出来ます。具材はアレンジがきくので飽きることもなく、温かいものをいつでも食べることが出来ます。
レンジで簡単!テキトー生米からリゾット
【レンジで生米からリゾット】④レンジで5分チン。⑤取り出して混ぜる。⑥レンジで2分半チン。⑦取り出して5分位蒸らす。⑧ケチャップを大さじ3位入れてかき混ぜ、レンジで2分半チン。⑨取り出してかき混ぜ、チーズを振りかけ、レンジで40秒位チン。完成!材料とか分量とか時間とか超適当。
— ヒヨリ (@ninico0) September 19, 2012
レンチンで適当な時間と分量でできる簡単レシピです。本格的ではないかもしれませんが、コンロも使わないので洗い物も少なく気軽に作れます。材料も冷蔵庫にあるもので良さそうですし、生米とケチャップ、チーズさえあればあとは適当に材料と組み合わせて食べることが出来ます。冷蔵庫の残り物を使いきることも可能なようです。
レンジやスープジャー で、驚くほど簡単にできる生米から作るリゾットでしたが、材料、分量など細かいことは記載されていません。しかしそれほどまでに身近で手軽に作れる料理なのではないでしょうか。
生米に使う専用リゾット米
みなさんはリゾット専用の生米があるのをご存知でしょうか?芯の部分を残すアルデンテに仕上げる生米なのですが、粘り気が少ないのでリゾットには最適のようです。リゾットには輸入米のイタリア原産の大粒品種カルナローリが有名なのですが、国内でも平成25年に「和みリゾット」が誕生し販売されているようです。
見た目、歯応、そして粘りがなく、べたつかず、煮崩れしにくいという評価でカレーや炒飯とも相性が良いそうです。取り扱っているお店は少ないようですが、安心して食べられると思いますので是非試してみたいものです。
生米を玄米でリゾット
リゾット専用米も試してみたいけれど、もっとみじかなもので。と言う方には、玄米などいかがでしょうか?玄米は炊き方によっては芯の残りやすいお米です。最近は健康志向の方に好まれ、玄米食を実践されている方も多いようです。白米とは違うこの芯の残りやすい玄米の特徴を生かして、リゾットにしてしまう。そんな玄米で作るリゾットレシピをご紹介します。
玄米はどうしても好みが別れがちですが、栄養素、健康成分は申し分なく、白米に比べると圧倒的な健康力です。食感や手間を考えるとハードルが高い玄米ですがリゾットにすると食べやすいようです。
炊いた玄米を使用した豪華な玄米リゾットです。もちろん生米から玄米リゾットを作る方法も紹介されています。玄米を生で使用すると調理に時間がかかりすぎてしまいますので、やはり数時間から半日は浸水させて使用される方がほとんどでした。しかし玄米のあのプチプチした食感はハマってしまうと手間をかけても食べたくなるものです。そんな玄米をリゾットの生米候補にあげても良いのではないでしょうか。
リゾットに生米を使ってみよう
生米から作るリゾット。いかがでしたでしょうか?一度試してみると生米から作る気軽さに驚かれるのではないでしょうか?一度炊いたお米にお出汁や具を入れて煮込んだ雑炊と同じように見えますが、生米を炒めてから炊くという違いがみられます。生米をそのまま使うという、日本食にはない食べ方を受け入れやすくしたリゾット。意外と簡単に作ることが出来ますし、幅広いアレンジも可能です。
今回ご紹介した人気のチーズやクリーム味、トマト系、和風、韓国風など、その日の気分でお好みで選んでみてはどうでしょうか?おもてなしや定番の食事として楽しめますし、簡単でお洒落な主食としてきっと良い役目を果たしてくれます。是非作ってみて下さい。