ボラの刺身の味と美味しい食べ方を紹介!さばき方を丁寧解説!

ボラの刺身と聞くと臭みが強くてまずいのではないかと思う方は多いのではないでしょうか?ボラは泥臭くてまずいといったイメージが強い魚ですが実は水質の良い環境で育ったボラは上品で淡白なさっぱりとした味わいで、噛みごたえ抜群の高級魚に匹敵するぐらい美味しい魚なのです。刺身にしても美味しくいただける魚です。この記事では、そんな美味しい魚のボラを美味しく食べられるようにボラのさばき方とおいしい食べ方を紹介します。

ボラの刺身の味と美味しい食べ方を紹介!さばき方を丁寧解説!のイメージ

目次

  1. 1ボラってどんな魚?
  2. 2ボラのさばき方
  3. 3ボラの美味しい食べ方
  4. 4ボラのさばき方をマスターして美味しく食べよう!

ボラってどんな魚?

ボラという魚を知っていますか?ボラは出世魚であり、かつては高級魚と呼ばれるほど美味しい魚だったのですが、現在では生臭い魚としてよく知られているのではないでしょうか。ボラはどんな環境でも生息できる強い魚なので汚い水の中でも生きていくことができます。

汚い水で生息しているボラは、臭みが強く不味いです。そんな魚が多く出回ってしまっていることから生臭い魚というようなイメージがつきました。水質の良い環境で生息しているボラは油がよく乗っていて臭みも少ない美味しい魚なのです。

ボラの刺身の味

キレイな水質環境で生息しているボラは臭みが少なく、高級魚の真鯛に匹敵する味だと言われています。味の刺身やハマチと鯛を2で割って足したような味というようにいろんな表現がされています。身は引き締まっていて弾力があります。淡白な味の中にも上品な風味が感じられる食感の良い白身魚というような味です。

ボラの刺身のカロリー

ボラの刺身のカロリーは100グラムあたり約128キロカロリーです。刺身は1切れあたり10グラムが目安なのでボラは1切れあたり約13キロカロリーです。主な刺身のカロリーは、マグロの刺身のカロリーは100グラムあたり約127キロカロリー、ハマチの刺身のカロリーは100グラムあたり約257カロリー、ヒラメの刺身のカロリーは100グラムあたり約124キロカロリーです。ボラの刺身のカロリーはだいたい平均辺りのようです。

ボラの寄生虫の危険は?

全ての魚に寄生虫はいると考えて良いのですが、ボラにも寄生虫が生息していることがあります。ボラの場合、有害異型吸虫という寄生虫に注意が必要です。この寄生虫が人間の体内に入ると腸管に寄生します。ですが、通常この寄生虫は便として排出されてしまうため、特に害があるということはありません。ですが、この寄生虫を大量に摂取してしまった場合は寄生虫の影響で腹痛や下痢を引き起こします。

ひどい場合は脳や脊髄、心臓にまで影響を及ぼすため寄生虫には注意が必要です。この寄生虫は、汚染された水の中にしか生息しないため、水質の良い場所に生息しているボラはこの寄生虫を心配する必要はなさそうです。汚染された水に生息していたボラの刺身を食べる場合は寄生虫が生息している可能性が高いので注意が必要となります。

ボラのさばき方

今はスーパーであらかじめさばかれている魚が販売されているのでまるまる魚をさばく機会は少なくなってさばき方を知らない方が多いのではないでしょうか?ですが、ボラは新鮮なボラを自分でさばき方を知ってさばいた方が美味しさを最大限に味わうことができます。なのでボラのさばき方を紹介します。

ボラの3枚おろしのさばき方

3枚おろしとは魚を右側の身の部分、左側の身の部分、中骨の部分の3つにさばくさばき方のことを3枚おろしといいます。ボラの3枚おろしのさばき方を紹介します。

まずはウロコを取り除きましょう。包丁の先を使用して魚の体をこすってウロコを取り除いていきます。ボラの頭にビニール袋をかぶせて尾から頭にかけてボラのウロコを取り除いていくと良いです。初めは包丁ではうまくボラのウロコを取り除くことが難しいです。そのため、包丁よりは専用のウロコ取りを使用することでムラなくキレイに簡単にボラのウロコを取り除くことができます。

つぎに頭を取り除きます。エラのところから腹びれに沿って斜めに包丁を入れます。ひっくり返して反対側のエラのところからまた包丁を入れます。そうすることでボラの頭を取り除くことができます。ボラの場合、頭を完全に落としてしまうと珍味であるボラのへそとよばれる部分が切れてしまいます。

そのため、この時に頭を完全に切り離さないように注意します。途中まで切れたらそのまま頭を引っ張るようにして頭と内蔵を取り除きます。取り除いたらボラのへそを取り除いていきます。ボラのへその取り除き方は後に詳しく紹介します。

つぎにボラのお腹部分をさばくさばき方で、お腹を開いていきます。包丁の先を肛門付近に入れます。そこから頭のあった方向に包丁を進めていきます。包丁を深く入れてしまうと内蔵を傷つけてしまい、その影響で生臭さが発生する可能性があります。包丁はあまり深く入れすぎないように注意しながらボラのお腹を開いていくようにしましょう。

つぎに腹ワタを取り除くさばき方です。その際にエラの蓋を開けて根元を取り除きます。エラや浮き輪あたりの血合いは生臭さの原因になるのでしっかりと取り除くようにします。

ボラのはらわたと血合いを綺麗に取り除くことができたらいよいよ3枚にボラをおろしていきます。まずは背の部分を開いていきます。背びれに沿わせるように包丁を入れます。深く包丁を入れずに浅めに包丁を入れていきます。一気に中骨まで包丁を入れずに徐々に包丁の先を深く入れていきます。最後はボラの中骨まで刃先を入れましょう。

つぎはボラのお腹のところを開いていきます。ボラの肛門のところから頭の方に向けて包丁を入れていきます。中骨のギリギリに包丁を入れていきます。

ボラの背の部分と腹の部分の両方から包丁を入れられたらつぎは身をはがしていきます。背の部分から腹の部分に向けて包丁を入れていきます。片側の身を完全に切り取ることで2枚におろすことができます。2枚におろせたら反対側も同じように背を開いて、腹を開いて、ボラの背の部分から腹の部分に向けて包丁を入れて身を切り離します。そうすると右側の身と左側の身と中骨の部分の3枚におろすことができます。

ボラのへその取り出し方

ボラのへそという珍味を知っていますか?ボラのへそとは、ボラの胃の入口に、幽門といった部分があります。幽門は、胃の中に入ったものが逆流しないような役割をもっています。ボラのへそは、ほとんどニオイが気にならない部位であり、砂肝のような歯ごたえがとても美味しいと言われている珍味です。ボラのへその取り出し方を紹介します。

ボラの内蔵を頭ごと引き抜いたら胃の入口あたりに写真のようなそろばん珠の形をしたものがあります。それがボラのへそです。ほかの臓器からボラのへその部分を切り離します。つぎにボラのへそに繋がっているビラビラをちぎります。引きちぎると泥がついているのでできるだけ洗い流します。

それができたらクーラーボックスなどに保管して持ち帰りましょう。ボラのへそはそのまま刺身として食べても美味しくて、砂肝のように焼いても美味しい珍味です。

ボラの美味しい食べ方

ボラをおいしく食べられる料理はたくさんあります。ボラを美味しく食べられるレシピをいくつか紹介します。

脂がのった寒ボラは刺身がおすすめ

寒ボラは冬の季節に生息しているボラのことをいいます。冬は水が澄んでいるのでより水質環境が良く、冬に獲れるボラは脂がのっていて泥臭さもなくとても美味しいと言われています。そんな寒ボラは素材の味を活かせる刺身がおすすめです。しかし、泥臭さや生臭さは獲れた環境に左右され、完全になくなるわけではないので、臭みをできるだけ抜くことが出来る方法と臭みが気にならなくなるおすすめレシピを紹介します。

まずは臭みを抜くために「締める」という工程を行います。ボラの身に塩や塩水をまぶして冷蔵庫に1日保管するだけでボラを締めることができます。ボラを締めることによって臭みを抑えることができ、それだけではなく鮮度も保つことが出来るので食中毒予防にもおすすめです。保存も長くできるようになるため美味しい状態を長く保つことができます。

ボラを締めて臭みを抑えたら、ボラから余分な水分が出るのでそれをキッチンペーパーで拭き取ります。拭き取れたら、刺身になるように食べやすい大きさにカットしたらボラの刺身の完成です。脂がのって歯ごたえも抜群な美味しい刺身を味わうことができます。

ボラは淡白な味なのでどんな味付けでもよく合います。お好みの味付けでいただきましょう。しかし、それでも臭みが気になってしまう方には、コチュジャンやごま油の味付けがおすすめです。濃厚な味わいで臭みが気にならなくなるので是非試してみてください。

食べ応えのあるボラの唐揚げ

ボラの唐揚げです。ボラは揚げ物にしてしまうと美味しくいただくことができます。臭みが気になるようでしたら唐揚げにすることをおすすめします。食べごたえもあるので大満足の一品です。作り方は、食べやすい大きさにカットしたボラの身をジップロックなどの袋にいれ、そのなかに醤油、酒、しょうが、にんにくを入れて下味を付けます。

下味が付いたら袋の中に下味の付いたボラの身と小麦粉、片栗粉を入れてまぶします。あとは、170度から180度に熱した油できつねいろになるまでこんがりと揚げたらボラの唐揚げの完成です。下味をしっかり付けることで臭みを抑えることができるので誰でも食べれて満足することができるのでおすすめです。

ほっと温まるボラの味噌汁

味噌汁もボラを美味しく食べられるおすすめ料理です。作り方もいつもの味噌汁と変わらなくて良いので簡単にできます。水と出汁のなかにボラの身とお好みの具材を入れて煮たあとに味噌をときます。これでボラの味噌汁の完成です。ボラを味噌もよく合います。味噌汁にすることで献立に取り入れやすく、誰もがほっと温まることができます。ボラのおすすめ料理です。

酒のつまみにピッタリなボラのなめろう

ボラをなめろうにすることで、調味料の効果で臭みが抑えられるので美味しくボラを食べることができます。お酒のおつまみにもピッタリなのでおすすめのボラ料理です。作り方も簡単です。ボラの身をザクザクと適当に包丁でカットします。カットできたら、醤油、味噌、しょうが、にんにく、しそ、ネギを絡めながら混ぜます。これで完成です。スーパーで刺身を買って家で調理することもできるので簡単にできます。

さっぱり美味しいボラの南蛮漬け

ボラの南蛮漬けを紹介します。ボラの南蛮漬けもボラとさっぱりした南蛮漬けの味がとてもよく合うのでおすすめのボラ料理です。ボラの身を食べやすい大きさにカットし、玉ねぎとピーマンをスライスします。鍋に、砂糖、酢、水、醤油、唐辛子を入れてひと煮立ちさせてそこに玉ねぎとピーマンを入れて煮込みます。その間に食べやすい大きさにカットしたボラの身に片栗粉をまぶして180度の油で揚げます。

揚げれたら、煮た玉ねぎとピーマンをザルに移し、揚げたボラの身を漬け汁に絡めます。あとは、ボラと玉ねぎとピーマンをお皿に盛ったらボラの南蛮漬けの完成です。ボラの臭みを気にせずさっぱりと食べることが出来るのでおすすめです。

プリッと美味しいボラの押し寿司

ボラの押し寿司もおすすめのボラ料理です。作り方は、ボラの刺身を昆布と酢で締めます。締めたら酢飯を用意し、押し寿司の型にボラ、酢飯、ボラ、酢飯と重ねていきます。圧縮して型から取り出せばボラの押し寿司の完成です。酢と昆布で締めることによってボラの味がプリット引き締まり弾力のある歯ごたえを楽しむことができます。臭みも抑えられてとても美味しいのでおすすめです。

あらを活用したボラのあら煮

ボラのあら煮を紹介します。ボラをさばくと骨や頭といったあらがでます。それを煮込むとおいしい料理となります。あらも活用できるおすすめ料理です。ボラのあらとカットしたごぼうを用意し、鍋にたっぷりのお湯を入れて沸騰させ、ボウルに氷水をいれておきます。ボラのあらを沸騰させたお湯に浸して、白くなったら氷水の入ったボールに入れます。あらを全て湯通ししたらあらを丁寧に洗います。

丁寧に洗わないと臭みの原因になるので注意してください。大きくて深みのあるフライパンか鍋に醤油、みりん、砂糖、酒、水とごぼうを入れて沸騰させます。沸騰したらボラのあらを入れていきます。入れたらアルミホイルなどで落し蓋をして煮込みます。煮込んだらあとは盛りつけをして完成です。しょうがをトッピングすると味にしまりがでてからだも温まるのでおすすめです。

フグの皮にそっくり!ボラの皮のポン酢和え

ボラの皮はウロコがびっしり付いているのでしっかり取り除くようにしてください。しっかり取り除いて3枚におろしたら、ボラの身から皮を剥ぎ取ります。その皮は熱湯で3分ほど湯がきます。湯がいたら水で冷ましてください。あとは細切りにしてネギをまぶし、ポン酢をかけたら完成です。簡単なのにふぐの皮のおつまみにそっくりな味に仕上がります。ボラの皮が活かせるおすすめのボラ料理です。

Thumbボラは出世魚で食べられる魚?美味しい食べ方や刺身レシピをご紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

ボラのさばき方をマスターして美味しく食べよう!

ボラという魚は臭くて美味しくないと言われていますが、実はきれいな水質で育ったボラはとても美味しくて高級魚に匹敵するほどの味です。さっぱりして上品さを感じる淡白な味と弾力のある噛みごたえ抜群の魚です。さばき方は大変なイメージがあるかもしれませんがボラのさばき方をマスターしてより新鮮なボラを美味しく食べられる調理方法で調理してボラ料理を楽しみましょう。

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