カワハギが美味しい旬の時期はいつ?釣りの時期を産地ごとに紹介!

カワハギという魚を知っていますか?カワハギは少しおちゃめな顔をして、おちょぼ口が見た目の特徴ともいえる魚です。釣りをする人には、そのおちょぼ口で綺麗に餌を食べることから、エサ取り名人とも呼ばれています。そんなカワハギですが、美味しく食べれる旬の時期が2回ある嬉しい魚でもあります。今回はカワハギの美味しい旬の時期や、カワハギの釣れる時期、カワハギを使った美味しいレシピを紹介していきます。

カワハギが美味しい旬の時期はいつ?釣りの時期を産地ごとに紹介!のイメージ

目次

  1. 1カワハギが美味しい旬はいつ?
  2. 2カワハギ釣りの時期を産地別で紹介
  3. 3カワハギのおすすめ料理を紹介
  4. 4カワハギの旬の時期を知って堪能しよう

カワハギが美味しい旬はいつ?

カワハギという魚を知っていますか?カワハギを一度でも見たことのあるという方は多いでしょう。カハワギを見たことがないという方も、カワハギという名前は一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?今回は、カワハギの美味しく食べられる旬はいつになるのか、カワハギの釣れる時期、美味しいカハワギのレシピまで紹介していきます。

カハワギの名前の由来とは?

カワハギは、皮がとても堅くてざらっとしています。料理に使用する際には、皮を剥いでから調理します。皮を剥いで食べることから、カワハギという名前の由来になったとされています。カハワギという名前の意味はそのままということです。皮が堅いカワハギですが、皮を剥ぐ時には気持ちがいいくらいきれいに皮は剥げます。

カワハギの旬は身と肝で変わる!

カワハギは1年を通して美味しく食べることのできる魚です。そんなカワハギには美味しく食べることのできる旬の時期が2つあり、カワハギの身が美味しく食べられる旬の時期、肝が美味しく食べられる旬の時期があります。カワハギの身とカワハギの肝の旬が異なるのは、カワハギの1年を通した生態に理由があります。

カワハギの身は7月から8月が旬

カワハギの身が美味しく食べられる旬の時期は7月~8月と暑い夏の時期になります。カワハギは5月から8月にかけて産卵を行う産卵期となります。産卵期のカワハギは体力いっぱいで、カワハギの身にはいい具合に脂がのっています。さらにしっかりとした歯ごたえや弾力も楽しむことができます。

カワハギの肝は11月から2月が旬

対してカワハギの肝の美味しく食べられる旬の時期は、11月~2月という肌寒くなってくる秋から、寒い冬の時期になります。この時期のカワハギは夏の産卵時期に向けて体力をためこんでいきます。カワハギが栄養をためていくと、カワハギの肝臓がピンク色に大きく膨れてきます。この時期のカワハギの身は脂肪が少ないですが、肝からは蓄えられた濃厚な脂がたっぷりとでてきます。

このカワハギの濃厚な肝は、海のフォアグラとも呼ばれています。釣りをする方は、この肝がパンパンになった、キモパンと呼ばれるカワハギを目当てに釣りをしに行くという方も大勢いるようです。

カワハギ釣りの時期を産地別で紹介

カワハギは旬の時期でなくとも、1年を通して釣れる魚です。カワハギが良く釣れる時期としては、8月下旬~9月が最も釣れる時期となっています。カワハギは、温かい水を好みますので、冬の寒い時期になってくると釣りにくくなってしまいます。11月頃までなら釣ることはできますが、12月になると寒くなりカワハギの数自体が減っていきます。

実際には1年を通して釣れる魚になりますので、釣りの時期を明確に紹介するのは難しいのですが、実際に連れたという情報を元に産地別に紹介していきます。

広島のカワハギ釣りの時期

まずは、広島の産地で実際に連れたという情報を元に紹介すると、広島産地でカワハギが釣れた時期は3月・6月・10月・11月となります。基本的には1年を通して全国の産地で釣れる魚であり、水温が低くなるにつれて釣りにくくなってきます。

熊本カワハギ釣りの時期

熊本産地で実際にカワハギが釣れたという情報を元に紹介すると、カハワギが釣れた時期は9月・10月・11月です。本的には1年を通して釣れる魚であり、水温が低くなるにつれて釣りにくくなります。九州産地は水温が冬でもそこまで寒くないこともあるので、秋ごろまで充分に釣ることができるのではないでしょうか?

愛知のカワハギ釣りの時期

愛知の産地でカワハギ釣りの時期は、8月・9月・10月・11月に釣れたとの情報がありました。8月はやや少なめではありますが、9月・10月は多くの場所え釣れたとの情報があります。11月も8月よりは釣ったという方が多いようです。

カワハギは主に瀬戸内海で獲れる

一般的に市場に出ているカワハギは、瀬戸内海で獲れたものになります。瀬戸内海は温暖な水温となっており、太平洋岸にある高知県で獲れるものが多いようです。カワハギの生息地は、北海道以南より東シナ海にかけてです。しかし、カワハギは全国的にどこでも釣ることはできます。

Thumbカワハギのさばき方は簡単?薄皮・肝の湯引きについても解説! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

カワハギのおすすめ料理を紹介

カワハギには様々な調理方法があります。焼きものにしてもいいですし、刺身や煮物にしても美味しいです。美味しい肝を肝和えや肝虫にしたりしてもいいでしょう。その他にもホイル焼き、唐揚げやあんかけ、南蛮漬け、マリネ、一夜干しなど多くの調理美味し調理法があります。

上品な味わいカワハギの肝和え

美味しい旬の時期の肝は、肝和えにして食べるのが美味しくおすすめです。カワハギの肝和えの材料は、新鮮なカワハギ1匹・小口切りにしたネギ・ポン酢または醤油・日本酒です。カワハギは事前に捌いておきましょう。捌き方が分からない場合には調べてみてください。

カワハギの肝は、日本酒に浸しておきます。その後は熱湯を使い肝が白っぽくなるまで茹でていきます。茹でたあとはキッチンペーパーでしっかりと水気を取ってください。こうすることで臭みを取ることができます。その後は肝が冷めたらスプーンの裏側などを使って肝を細かくしていきましょう。

冷めた肝にネギとポン酢を混ぜたら完成です。ポン酢などは味を見ながらお好みで調整しましょう。さらにお好みで生姜やワサビを入れても美味しいです。旬の肝は是非とも肝和えで食べてみてはいかがでしょうか?

カワハギの煮つけ

ご飯が進むカワハギの煮つけも簡単に作れますのでおすすめです。カワハギの煮つけの材料は、2人分でカワハギが2匹・酒、みりん、しょうゆが50~75cc・水50cc・砂糖大さじ2です。

作り方は、先に煮汁を作っていきますので、フライパンに酒・みりん・醤油・水・砂糖を入れ煮立たせていきます。酒・みりん・醤油の分量はこれ!と決まっている量はありませんが、全て1:1:1で作るようにしましょう。煮汁が煮立ったらカワハギを入れていきます。カワハギを入れたあとは落とし蓋をしてください。

その後は弱火~中火で10分、15分程煮ていきましょう。味をしみこませるために、途中で煮汁をかけたり、崩れないようであれば裏返して味をしみこませてください。煮汁を作る際に濃い味付けが苦手という方は水の量を増やすといいでしょう。煮汁に野菜やキノコを一緒に煮ても美味しいです。

カワハギの南蛮漬け

カワハギの南蛮漬けの材料は4人分で、カワハギ8匹・玉ねぎはお好みで2/4~1/4個・醤油、みりん・酢・水が50ml・一味唐辛子・片栗粉・揚げようの油です。

カワハギは頭やはらわたを取り除きましょう。捌いてあるものを使ってもいいです。ピーマンは千切り、玉ねぎは薄切りにカットしておきましょう。野菜を醤油・みりん・酢・水・一味唐辛子をタレに漬け込んでいきます。一味唐辛子はお好みの辛さでいれるといいでしょう。カワハギには片栗粉をまぶして、余分な粉ははたいておきましょう。

その後はカワハギを揚げていきます。揚げたカワハギは、野菜と同じくたれに漬け込んでいきます。漬けている途中で上下を返しつつ20分~30分程度漬け込んでいきます。完了したら、全てをお皿に盛れば完成です。野菜がカワハギの上に盛られた形に盛り付けると、美味しそうな盛り付けになります。

カワハギのソテー

バジルのいい香りのするカワハギのソテーの材料は、2人分でカワハギ2切れ・バジルソース大さじ3・白ワイン大さじ2・オリーブオイル大さじ2・ニンニクがひとかけ・黒コショウと塩です。

作り方は簡単で、フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたニンニクを入れてから温める程度に焼いていきます。火加減は弱火でやっていきましょう。その後は中火にしてカワハギの両面を5分ほど焼いていきます。カワハギに少し焦げ目がついたら弱火に戻し、バジルソースと白ワインを入れ、さらに5分程焼いていきます。焼き終わったらソースも含めてお皿に盛り、黒コショウと塩を少しふれば完成です。

カワハギの旬の時期を知って堪能しよう

いかがだったでしょうか?今回はカワハギの旬の時期や釣れる時期、美味しいカワハギを使ったレシピを紹介していきました。カワハギは身と肝によって旬の時期が異なってきます。美味しい旬の時期を2回も楽しめるところも嬉しいポイントです。カワハギは1年を通して全国で釣ることのできる魚で、カワハギを使った料理も多くあります。旬の美味しいカワハギを使って美味しい料理を作ってみてはいかがでしょうか?

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