無印良品のオイルを徹底比較!美容におすすめの種類・有効な使い方を紹介
ピュアオイルの保湿力がすごいと、人気の無印良品オイル!初めてオイル美容をする人にもおすすめのものが、無印良品にはあります。種類もあるので、それぞれの特徴の比較や使い方を紹介します。肌の質感に違いが現れるオイルをみつけてください。
無印良品のオイルはピュアオイル
無印良品のコスメ商品は、プチプラで優秀という人気とあわせて、美容オイルの愛用者も増えています。1本の価格は、他の無印商品と比較すると、安いアイテムとは言えないかもしれませんが、美容への効果も高く、使い方もさまざまにでき、少量で肌よくのびることを考えると、コスパもよく種類もそろっているオイルです。
無印良品のオイルのおすすめポイントは、香料や着色料を加えることなく、植物からとったオイルを化粧用に精製しているということ。化粧用なので、肌になじみがよく、オイル独特のベタつくような感じが少ないのが、他メーカーのオイルと違いが分かる点です。顔、体、髪、と全身のケアに使えて、保湿性が高く、べたつきにくいので、美容オイルとして心地よく使えるというところも人気があります。
無印良品のピュアオイルを使っている人の中では、肌質をワンランクアップさせてくれる、使う前と比較すると化粧ののりもよく、もっちりとした肌になるとリピートしている人も多くいます。無印良品のピュアオイルを、美容に活用するために、種類の紹介とそれぞれの特徴や肌への感触の違い、種類を比較してみてよりおすすめの使い方などを紹介していきます。
無印良品のオイルの種類【定番】
ホホバオイル
無印良品のピュアオイル6種類の中で比較して、一番万能なオイルといえる「ホホバオイル」。南米ペルーなどの農園で農薬を使わずに栽培されているホホバの種子から搾ったオイルを、日本国内で精製しています。ヒトの皮脂にも含まれるワックスエステルを多く含んでいるので、肌の保水機能が高くなり、乾燥を防いでくれます。皮脂量を調整もしてくれるので、ニキビの緩和にも期待できる美容オイルです。
6種類のピュアオイルの中で感触を比較すると、オイルの感触を求めながらも、さらっとした使い心地を好む方に向いています。全身に使えるので、お風呂あがりに全身にのばして肌になじませて、皮膚の乾燥を防げます。おすすめの使い方は、化粧水のあとに3滴ほどを手にとって、顔に優しく伸ばすと、乳液の代わりにもなります。化粧を落とすクレンジングとしては、顔の上で優しくマッサージするようにして使ってください。
無印良品のホホバオイルは、頭皮や髪にもつかうことができるので、頭皮のマッサージをして、その後シャンプー。シャンプーした後にも、ドライヤーの前に毛先につけてドライヤーを使うと、乾いた髪も広がりにくくなります。肌でも髪でも、かさつきやすい部分には、日常的に塗りこんでケアできます。
オリーブオイル
無印良品の「オリーブオイル」の原産地は地中海。無印良品のピュアオイルの中では、一番粘性が高く、しっとりとした感触です。料理で口にするオリーブオイルにも、抗酸化作用があるように、このオイルにも抗酸化作用があって、肌にのせてもその効果が得られるので、美容オイルとしても人気があります。
ただ無印良品のオリーブオイルは、6種類のオイルの中で比較すると、最も重めの感触なので、べたつく感じが気になる人もいるかもしれません。全身にのばして使うというよりも、ひじやひざ、かかとなど硬く乾燥しがちな部分に使うのがおすすめです。寝る前なら、ネイルケアとして爪の周りやハンドクリーム代わりにも使うこともできます。
オリーブスクワランオイル
無印良品の「オリーブオイル」と同じ地中海産のオリーブから採取した「スクワランオイル」。化粧品でみられるスクワランは動物性のものがありますが、動物性よりも純度は低くなっても、無印良品のスクワランオイルは酸化しにくい植物性スクワランで、保存にも向くオイルになっています。肌の中の成分と同じものなので、浸透性がよく、無印良品のオイルの中では一番、さらっとして、肌への浸透が早いです。
無印良品のオリーブスクワランは肌へのなじみがとてもよいので、いつでも全身に使えます。おすすめなのは、化粧水前に、少量を顔にしみこませて導入液として使うこと。肌のターンオーバーを整えてくれるので、シミやくすみが気になる部分だけ、スポット美容液として使うのもおすすめです。また乾燥が厳しいシーズンには、リキッドファンデーションに数滴混ぜて使えば、保湿力がアップして、うるおいを保ちやすくなります。
スウィートアーモンドオイル
スペインやトルコのアーモンドの種子から搾った無印良品の「スウィートアーモンドオイル」。全身に使うことができて、ビタミンEをたっぷりと含んでいるので、抗酸化力も高く、肌をやわらかくしてくれます。さらさらと肌に伸びるというよりは、すこししっとりとした粘性でなめらかさのあるがあるオイルです。
大人はもちろん、無印良品のスウィートアーモンドは、ベビーマッサージにも使うことができます。マッサージをする時には、手の平でオイルを温めてからマッサージすると、より伸びも良く、浸透しやすくなります。手荒れしやすいシーズには、水分が失われるのを防いでくれるので、ハンドクリーム代わりにもなります。
ローズヒップオイル
ビタミンCを多く含んでいるローズヒップの種子から抽出されている、無印良品の「ローズヒップオイル」。香りが少しありますが、しっとりとしていて重めの感触なので、全身に使うよりは、部分的に少量使うのがおすすめです。酸化しやすいオイルなので、早めに使いきるか、冷蔵庫での保存するとよいです。
美白効果にも期待できるので、シミやくすみ、ニキビ跡の気になる部分のナイトケアとして使ったり、しわやたるみが気になる部分にマッサージするように使って、そのまま眠ってしまうことができます。無印良品のローズヒップは、肌のphと似ているので、乾燥肌だけでなく混合肌の人にもおすすめです。
アルガンオイル
モロッコ地方に自生するアルガンとうい樹木の種子から搾った、無印良品の「アルガンオイル」。必須脂肪酸やビタミンEを含んでいて、しっとりとした感触で、全身に使うことができます。活性酸素を除いてくれるので、紫外線でダメージを受けた肌や髪に使うと効果的です。
シャンプー後、タオルドライした後に、数滴を毛先になじませてからドライヤーをすると、髪のダメージを修復してくれます。洗顔後の導入液としても、美容液としても使えるのが無印良品のアルガンオイル。原料が希少なので、無印良品の他のピュアオイル6種類の中で比較すると、一番高い価格になっています。
無印良品のピュアオイル選び迷った時には
無印良品ショップには、ピュアオイルのサンプルがおいてあるので、実際に手にとってみて、肌へのなじみ具合や香りを比較してみるのがおすすめです。それでも迷った時には、「ホホバオイル」が、全身に使える万能タイプで、価格的にもおすすめです。ホホバオイルよりも、軽くさらっとした感触を求めるなら「オリーブスクワランオイル」がよいです。
無印良品のピュアオイル6種類には特製に違いがあって、どの部分に使うのか、どんなケアをしたいのかで比較して選んでください。
硬くなりやすいかかとやひじのケアがメインなら「オリーブオイル」、ダメージのある髪のケアは「アルガンオイル」、導入液やファンデーションにプラスするなら「オリーブスクワランオイル」、疲れた肌のマッサージには「スウィートアーモンドオイル」、年齢を重ねた肌対策には「ローズヒップオイル」がおすすめです。
無印良品のオイルの種類【その他】
マッサージオイル
ピュアオイルと同様に、マッサージオイルも無印良品にはあります。「ローズ」「ラベンダー」「ネロリ」の3種類あり、どれもベースオイルには、ホホバ、オリーブ、セサミを使い、天然のエッセンシャルオイルで香りをつけています。全身に使える心地よい感触のオイルです。
始めはべたつく感触があっても、マッサージしているうちに浸透してさらりとしてくるので、無印良品のマッサージオイルは拭きとりもいらないくらいです。入浴中に顔のマッサージに使ったり、お休み前にむくみのケアとして足に使ったりもできます。入浴剤として少量を入れるとしっとりするという口コミや、香りが気に入っているというファンもいます。
マッサージオイルは、お風呂上りなど体が温まった状態で使う方が全身の美容のためには効果的です。無印良品のマッサージオイルを手のひらにだして、両手でこすり合わせるようにオイルを温めてから、手や足先から、体の中心へ向かって少し力を加えながらのばしていきます。何回か繰り返して、その部分がしっとりとして温まったら、肌触りの違いがわかります。
無印良品3種類のマッサージオイルの香りの違いを比較すると、「ローズ」は甘く深みのある香で一番女性的、「ラベンダー」はフローラルな香りでリラックスに、「ネロリ」はフレッシュでさわやかな香りでリフレッシュに向いています。男性でもネロリなら馴染みやすいです。ホホバオイルに少し、マッサージオイルの好みの香りを混ぜてボディクリームのように、全身になじませるのもおすすめです。
エッセンシャルオイル
体に直接つけるものではありませんが、無印良品の「エッセンシャルオイル」も優れています。100%天然成分で、くつろぎの時間に向く香り、しゃきっとしたい時に向く柑橘の香り、すっきりと気分転換に向く香り、無印良品のオリジナルにブレンドされた香りもあって、気分にあわせてオイルで精神面のケアができます。
香りを楽しむためのアロマディフューザーも、無印良品から発売されています。水に数滴、無印良品のエッセンシャルオイルを垂らして、超音波で部屋に香りを広げてくれるので、オイルの香り本来の自然な香りを楽しめます。眠るときや、リラックスタイムに好きな香りに包まれることで、ストレスを軽減させれば、内面からの美容にも効果的です。
ディフューザーを使わずに、無印良品のエッセンシャルオイルの香りを毎日のケアにとりいれる方法もあります。美容オイルに1~2滴、好きな香りのエッセンシャルオイルまぜてマッサージしたり、肌になじませて眠れば、好きな香りがほんのりとして、さらに保湿もできます。お風呂に無印良品エッセンシャルオイルを数滴いれて、ゆっくりとつかれば、香りに全身が包まれて心身ともにほぐされます。
無印良品のオイルの使い方
フェイスケア
無印良品のピュアオイルの6種類には、特性や肌へ感触に違いがありますが、共通して美容におすすめなのは保湿力。保湿性が高いので、オイリー肌に人には不向きなようにも思いますが、皮脂調整をしてくれ、大人ニキビの予防にもなり、取り入れて欲しいアイテムです。また男性にも、日常的に洗顔後や髭剃り後に、使って欲しい無印良品のピュアオイルです。
無印良品のオイル特製の違いから、フェイスケアにおすすめの代表的な使い方を紹介します。先ずは、洗顔後の導入液、乳液として使う方法。次に、乳液の代わりにピュアオイルを肌全体にのばして使う方法。良質なオイルの成分が、肌の水分が逃げないよう皮脂の調整をして乾燥から守ってくれます。そして、美容液としてシワやくすみの気になる部分に、集中して使う方法があります。
他には、手持ちの化粧水、美容液に無印良品のピュアオイルを数滴混ぜて、保湿力を高めるという使い方ができます。天然のオイルなので、化粧を落とす時のクレンジングにも向いています。顔全体のメイク落としにも、部分的なメイクを落とすのにも、無印良品のオイルは肌への負担が少なく、化粧の油分もしっかりとなじませて浮かせてくれます。
ヘアケア
乾燥するシーズンは、髪の毛も水分が不足しがちです。ドライヤーを使う前に、両手に無印良品の「ホホバオイル」や「アルガンオイル」をなじませて、髪全体になじませるようにすると、ドライヤーの熱から髪を守りつつ、保湿性も高まって静電気対策にもなります。毛先の傷みがきになったら、オイルを毛先に集中してなじませるのもおすすめです。
普段使っているアウトバストリートメントに数滴まぜて、髪全体になじませる使い方もできます。またお風呂に入った時などは、手にオイルをとって、頭皮全体をマッサージをしてタオルで巻きます。10分ほどそのままにした後に、シャンプーでよく洗い流すと、頭皮も髪も元気になります。
ボディケア
体全体にも使える無印良品のピュアオイル。乾燥して硬くなる、ヒジ、ひざ、かかとには直接塗りこんで使えます。洋服を着る前ならさらっとした感触がよいので、ホホバオイルやオリーブスクワランを、眠る前なら重めの質感のオリーブオイルを、と感触の違いで使う時間を変える方法もあります。
他にも、外出先で手洗いした後に、ハンドクリーム代わりに全体に塗ったり、ネイルケアとして、爪部分に集中させて使うこともできます。背中全体や足の脛も乾燥しやすい部分なので、お風呂上りに、タオルでふく前に、ホホバオイルなどを塗るようにすると、乾燥しやすい肌が改善されたという口コミもあります。
無印良品のオイルでビューティー&リラックス
ピュアオイルというと高価なものが多いですが、無印良品のオイルは手をだしやすい価格で、香りの種類の違い、目的の違いで選ぶことができます。オイル美容の入門としては、とても使いやすいオイルです。洗面所に1本、コスメボックスに1本、ミニボトルサイズのものは携帯して、いつでも使えるように、乾燥が気になったら無印のオイル、というくらいに活用してください。