レタスは冷凍保存できる!正しい解凍方法からおすすめレシピまで!

食物繊維や栄養が含まれ、ローカロリーなレタスは、毎日の食事にぜひ取り入れたい野菜です。痛みやすく日持ちしないイメージのレタスですが、冷凍保存ができることを知っていますか?レタスが美味しく保存できる冷凍保存の方法や正しい解凍方法、長持ちする冷蔵方法などを紹介します。おすすめのレタスレシピもあるので、毎日の食事の参考にしてください。レタスを美味しく管理して、美味しく食べる情報満載です。

レタスは冷凍保存できる!正しい解凍方法からおすすめレシピまで!のイメージ

目次

  1. 1使い切らないレタスは冷凍保存がおすすめ
  2. 2日本で昔から親しまれてきたレタス
  3. 3レタスの栄養について
  4. 4レタスの旬の季節は?
  5. 5美味しいレタスの見分け方
  6. 6レタスの冷凍保存の方法
  7. 7冷凍レタスの解凍方法
  8. 8レタスを冷凍保存したら加熱して使う
  9. 9冷凍レタスの冷凍後の成分について
  10. 10冷凍レタスのおすすめレシピ
  11. 11冷凍レタスのおすすめ離乳食レシピ
  12. 12レタスを長持ちさせる冷蔵方法
  13. 13レタスの冷凍保存まとめ

使い切らないレタスは冷凍保存がおすすめ

ヘルシーなサラダなど、さっぱりした健康メニューに欠かせないのがレタスです。毎日の食卓に欠かせない野菜です。美味しそうなレタスをひと玉購入しても、全部使い切らなくてどうしよう…ということがありませんか?

八百屋や特売などで安くゲットできても、冷蔵庫ではあまり日持ちしませんし、そのまま捨ててしまうのはもったいないです。そんなときは、レタスは冷凍保存するのがおすすめです。

根菜類などは冷凍のものが販売されているのを見かけたことがあるかもしれません。実際に根菜などは自分で冷凍保存する人もいると思います。レタスの冷凍保存はあまり馴染みがなく、ピンとこないかもしれません。

上手にレタスを冷凍保存すれば、日持ちし何より便利です。レタスの栄養も逃さず摂取することができます。レタスの冷凍保存方法を紹介する前に、ますはレタスのことについて紹介していきます。

日本で昔から親しまれてきたレタス

レタスはヨーロッパが原産とされています。日本の様々な地域で栽され、食用にされてきたレタスは、1690年代の日本の農業の文献に記録が残っています。そこには栽培方法・食べる方法などが記されています。

元々は古代ギリシャで利用されていたとされ、主に生食用でした。日本で現在もっとも流通しているレタスは、クリスプヘッド型と呼ばれています。

クリスプヘッドレタスの他には、リーフレタス、ステムレタスなどたくさんの種類のレタスが存在し、レタスは世界中で食べられています。

レタスの栄養について

レタスの約95パーセントは水分でできています。そのため、多くの種類の栄養が含まれていはいますが、その効果や効能はあまり期待できないと言われている野菜です。

レタスに含まれている栄養は、食物繊維、カロテン・葉酸などのビタミン類、鉄・カリウム・カルシウムなどのミネラル分などです。含有量は決して多くはありませんが、たくさんの栄養が含まれています。また、栄養バランスに優れている点も嬉しいポイントです。

レタスのもっとも評価すべき点は、カロリーの低さです。ダイエット中の人には特におすすめしたい野菜の1つです。また、上記で紹介した栄養は、美肌や便秘解消に繋がる栄養です。美肌や便秘が気になる方には嬉しい栄養なので、意識して取り入れたい食材です。

レタスのカロリーは、生食で、ひと玉約59キロカロリーと言われています。ひと玉食べたとしても59キロカロリーなんて、ダイエット向きの食品と言わざるをえません。

Thumbレタスの栄養と効果効能とは?加熱時の栄養分の変化と栄養の種類 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

レタスの旬の季節は?

レタスの原産地であるヨーロッパでは、春〜夏が旬の季節とされています。日本では季節を問わず流通しています。収穫期は春と秋とされています。

レタスは暑さに弱い野菜なので、涼しい季節のレタスは大変みずみずしく、甘く美味しいです。

旬の美味しいレタスをゲットできたら、まずは生のままたっぷり味わい、余ったら冷凍保存の方法を活用すれば、美味しいレタスを長く楽しめること間違いなしです。

美味しいレタスの見分け方

美味しいレタスの見分け方を紹介していきます。ポイントになるのはレタスの切り口です。レタスの切り口が10円硬貨くらいの大きさで、あまり大きくないものが良いとされています。

レタスの切り口の色は白っぽく、優しく押したらふわっとへこむものが良いです。レタスの葉は、全体的にみずみずしくつやつやしているものが美味しい証拠です。

どの種類のレタスにも共通することですが、傷がなく葉の大きさは大きそうなものが良いとされています。正しい方法で見分けて、美味しいレタスをゲットしましょう。

レタスの冷凍保存の方法

美味しいレタスをゲットできたら、いよいよ保存です。生のままのレタスを美味しく味わったら、日持ちさせたい場合や余ってしまった場合は冷凍保存がおすすめです。

レタスの冷凍保存に必要な道具は、ジップロックなどの保存の袋、キッチンペーパーです。保存の袋は大きめのものをおすすめします。どんな冷凍保存にも言えることですが、冷凍する際は急速冷凍させることが重要です。急速冷凍が鮮度を保つポイントなのです。

レタスの冷凍保存する手順は、まずレタスを1枚ずつはがし、水できれいに洗います。洗い終わったらキッチンペーパーで水気をしっかり取ってください。

キッチンペーパーで水気をしっかり拭いたら、手でちぎっていきます。ここで重要なのが手でちぎるということです。包丁などで切ってしまうと傷みやすくなってしまいます。必ず手で細かくちぎるようにしてください。

レタスをちぎったら、ジップロックなどの保存の袋に入れていきます。入れる際のポイントとして、レタス同士があまり重なることがないよう、かなりゆとりを持って入れましょう。レタスが重なり合っていると、急速冷凍できず新鮮な状態で保存できなくなります。

ふわっとゆとりをもっとレタスを入れたら、ただちに冷凍庫へ入れてください。上には他のものを置いたりして傷つかないよう気をつけてください。

冷凍レタスの解凍方法

冷凍レタスの解凍方法ですが、解凍はせずに冷凍された状態のまま加熱調理することをおすすめします。レタスの95パーセントは水分なので、解凍すると水分が出てきてしまいます。

レタスの水分にも栄養が含まれているので、その水分も一緒に調理するのが理想的です。解凍については、自然解凍もおすすめできません。自然解凍するとベタッとしてしまい、美味しくなくなってしまいます。

冷凍レタスは解凍せずにそのまま調理して、水分と共に摂取するようにしましょう。解凍せずに調理すると、栄養も損なわれずレタスの味も楽しめます。

レタスを冷凍保存したら加熱して使う

レタスのシャキシャキ感を楽しんだり、栄養をそのまま食べるには加熱調理をしてください。冷凍レタスはレタスの水分とともに栄養分も閉じ込めて冷凍されています。

冷凍レタスをそのまま加熱調理で使う場合は、加熱と共に水分が出てくるので、その水分量も考えて調理する必要があります。

レタスは、サラダなど生食はもちろんですが、実は加熱調理にも向いている食材です。中国やヨーロッパでは、レタスは炒め物にするのが定番のメニューです。

冷凍レタスを加熱調理することで、あのシャキシャキ感を楽しむことができます。レタストいえばあのシャキシャキの歯ごたえがたまらないです。冷凍レタスも解凍せずそのまま加熱調理して、シャキシャキ感を味わいましょう。

冷凍レタスの冷凍後の成分について

生のレタスを冷凍したからと言って、レタスの栄養素が失われてしまうわけではありません。例えば、冷凍せずにそのまま冷蔵保存したとします。時間が経つと共に、栄養素というのは失われていきます。つまり、新鮮なまま冷凍してしまった方が、栄養は損なわれずに済むのです。

ここでポイントとなるのが、前項でも紹介した、レタスの水分ごと調理し食べる方法です。レタスの栄養が水分と共に出てしまうので、水分も一緒に食べるようにしましょう。

せっかくのレタスの栄養が損なわれてしまう前に、新鮮な状態で冷凍することも忘れないようにしましょう。

冷凍レタスのおすすめレシピ

さっそく、冷凍レタスを使ったレシピを紹介していきます。加熱調理向きの冷凍レタスですが、生のまま水分と一緒に使うレシピもあります。ぜひ冷凍レタスレシピの参考にしてください。

冷凍レタスの炒め物

冷凍レタスは、炒め物にするのがおすすめの食べ方です。炒めることでシャキシャキ感を味わえます。今回はイタリアン風の冷凍レタスの炒め物です。

材料は、鶏肉・人参・アスパラ・冷凍レタス・オリーブオイル・塩こしょう・ブラックペッパーです。作り方は、鶏肉にあらかじめ塩こしょうをして下味をつけておきます。鶏肉を先に焼き、人参・アスパラ・冷凍レタスを加えオリーブオイルで炒めます。塩こしょうで味を整えて、最後にブラックペッパーをふりかけたら出来上がりです。

冷凍レタスから水分が出るので、野菜と絡めるようにして炒めると野菜に火が通りいい感じになります。冷凍レタスの水分も一緒にいただきましょう。

冷凍レタスの包み蒸し

冷凍レタスをふんだんに使ってタネを包んだ簡単ヘルシーレシピです。ダイエット中にもおすすめです。冷凍レタスから水分が出るので、スープ風にして水分もいただきましょう。

材料は、海老・枝豆・冷凍レタス・片栗粉・ポン酢・顆粒だしです。作り方は、海老と枝豆と片栗粉でタネを作ります。タネを冷凍レタスをたくさん使って包むようにします。フライパンに顆粒だしとポン酢を入れ、冷凍レタスで包んだタネを入れます。ふたをして海老に火を通したら出来上がりです。

冷凍レタスをたくさん使うことで、程よく水分が出てきます。ヘルシーなタネとレタスでお腹いっぱいになれる1品です。

冷凍レタスのスムージー

冷凍レタスを加熱するレシピを紹介してきましたが、冷凍レタスを加熱せずに、水分ごと美味しく食べれるレシピがあります。冷凍レタスをそのまま食べるには、スムージーにするのがおすすめです。

材料は、お好きな野菜・フルーツ・ヨーグルト・豆乳・はちみつ・冷凍レタスです。作り方は、材料をミキサーで混ぜてスムージーにするだけです。簡単で、栄養もとれるメニューです。

レタスは生のままでミキサーすると、レタス独特のエグみが出るときがあります。香りや味の強いフルーツや、はちみつを多めに入れるのもおすすめです。味見をして味を調整してください。

また、冷凍レタスから水分がでるので、水分多めのサラサラしたスムージになってしまうこともあります。一緒に入れる野菜やフルーツは、水分が少なめのものにするとバランスが良くなります。例えば、バナナや小松菜などがおすすめです。

冷凍レタスのおすすめ離乳食レシピ

離乳食を手作りされる方は、冷凍レタスを活用することをおすすめします。離乳食を作る際は冷凍おかゆや冷凍野菜が大活躍します。お子さんの月齢や離乳食の進み具合に合わせて、離乳食にも冷凍レタスを活用してみてください。

冷凍レタスのすりおろしスープ

冷凍レタスをすりおろして繊維をつぶし、食べやすくしてスープにした離乳食レシピです。離乳食は優しい味付けが決め手です。お好みでだしの風味をきかせて味付けしてください。

材料は、すりおろした冷凍レタス・かつおぶしです。かつおぶしを使ってスープを作ります。だしが出すぎる場合があるので、味見するようにしてください。冷凍レタスはすり鉢などですりつぶし、食べやすくします。スープにすりおろしたレタスを加え、充分火を通したら出来上がりです。

離乳食を食べるお子さんに合わせて、必要があれば調味料を足して仕上げてください。離乳食なのでレタスをすりつぶしていますが、冷凍レタスをそのまま使用したら、大人向けのスープにもなります。

冷凍レタスの中華炒め

大人向けにも活用できる離乳食レシピです。中華料理っぽくとろみを出して、離乳食らしく食べやすく仕上げましょう。材料は、卵・人参・冷凍レタス・片栗粉・鶏がらスープの素です。作り方は、具材は細かく刻み、冷凍レタスは細かくちぎっておきます。卵はゆで卵を刻むか、炒り卵にしたものなどお子さんに合わせて使用してください。具材を鶏がらスープで煮て火を通したら、片栗粉でとろみをつけて出来上がりです。

具材を大きくして炒め、ウスターソースなどで味付けすると大人向けのレシピになります。冷凍レタスを色々なレシピに活用してみてください。

レタスを長持ちさせる冷蔵方法

レタスを冷凍する方法を紹介してきましたが、レタスを冷蔵のまま長持ちさせる方法はないでしょうか?冷凍するのが手間だったり、すぐ食べる予定がある場合は冷蔵のまま長持ちさせたいものです。

レタスを冷蔵で長持ちさせるコツは、ジップロックなどの保存袋を使い、空気を抜いて保存することです。

レタスが空気に触れると大事な水分が抜けてしまいます。出来る限り密閉して水分が抜けるのを防ぐと、傷みにくくなり長持ちします。

さらに、レタスを食べる直前には水洗いすると思いますが、洗う際はお湯で洗うことをおすすめします。高温の水で洗うことで、新鮮なレタスのシャッキリ感がよみがえります。レタスを2分ほど、50度くらいのお湯につけておくと、理想的なシャキシャキ感になります。ぜひ試してみてください。

レタスの冷凍保存まとめ

いかがでしたか?レタスは新鮮なうちに冷凍保存することで、栄養を逃がさず鮮度を保ち、冷蔵より長持ちする利点があります。

新鮮なレタスを手に入れたら冷凍レタスにして、冷凍レタスレシピを試してみませんか?離乳食に活用すると便利で美味しいメニューができます。

野菜の価格が高騰している場合も、冷凍保存できると安心できます。冷凍レタスにして活用することで、栄養もそのまま摂取できるのも嬉しいポイントです。皆さんのライフスタイルに合わせて冷凍レタスを取り入れてみてください。

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