ほうれん草の離乳食はいつから?初期・中期・後期のレシピを紹介

赤ちゃんが生まれて、お世話も慣れ授乳ペースが安定してきた生後半年ほどで、次は離乳食にステップアップします。新米のパパママなら悩むことも多いかもしれません。赤ちゃんによっては離乳食で野菜を食べさせることが大変な場合もあります。そんな時に役立つほうれん草を使う離乳食の情報を調査しました。ほうれん草は離乳食の初期から使えて、中期、後期でも使いやすい食材です。ほうれん草を使う離乳食レシピもたくさんあります。野菜が好きな子供になるように、上手にほうれん草を離乳食に取り入れてください。

ほうれん草の離乳食はいつから?初期・中期・後期のレシピを紹介のイメージ

目次

  1. 1離乳食とは
  2. 2離乳食にほうれん草は使いやすい
  3. 3ほうれん草の栄養
  4. 4離乳食開始後ほうれん草はいつ頃から?
  5. 5離乳食の時期別ほうれん草の部位
  6. 6離乳食用のほうれん草の調理方法
  7. 7離乳食で使うほうれん草の味付け
  8. 8離乳食用のほうれん草の保存方法
  9. 9ほうれん草を使った離乳食レシピ・初期5,6か月
  10. 10ほうれん草を使った離乳食レシピ・中期7,8か月
  11. 11ほうれん草を使った離乳食レシピ・後期9~11か月
  12. 12ほうれん草を使った離乳食レシピ・完了期1歳から
  13. 13離乳食にほうれん草を使う時の注意
  14. 14ほうれん草を離乳食に使ってみよう

離乳食とは

離乳食とは、母乳やミルクなどだけで栄養を摂っていた赤ちゃんが、食べ物から栄養を摂れるように、少しずつ慣らしていくために必要なものです。最終的には、食べ物からだけで栄養を補えるようになり、母乳やミルクからの栄養がなくてもいい状態になる事なので、「離乳食」と言われます。

一般的に、ペースト状のものを口にし始める5,6か月ごろを初期の離乳食、舌でつぶせるほどの固さのものを食べるようになる7,8か月ごろが離乳食中期。一日三回のきちんとした食事のリズムで食べるようになってくると、歯茎で噛んで潰せる程のものを食べるようになります。9~11か月ごろで離乳食後期と言われます。

1歳を過ぎたら自分で楽しんで食事をするようになり、母乳やミルクは栄養の補助的なものになってきます。母乳やミルクを飲んでいる赤ちゃんも、飲む回数が減ってきているでしょう。離乳食を毎日3回食べるようになり、きちんと生活のリズムができてくると離乳食完了期、卒業期となってきます。赤ちゃんが食べるという行為にも慣れ、興味を示すので自分で食べやすい工夫をするといいでしょう。

離乳食にほうれん草は使いやすい

グリーンが色鮮やかなほうれん草は、見た目もよく栄養も豊富なので、大人から子供まで食べやすく人気の野菜です。葉の部分は柔らかいので、離乳食にも向きます。ほうれん草はアクが気になる場合もありますが、きちんと茹でて処理をするとしっかりアクも抜けるので、離乳食で赤ちゃんでも食べやすいものです。ほうれん草を使った離乳食レシピは多く、アレンジが効く食材です。

ほうれん草の栄養

緑黄色野菜のほうれん草は、栄養が高く子供の食事にもおすすめです。緑黄色野菜のほうれん草と言えば、カロテンが多いイメージです。βカロテンは体内に吸収されてビタミンAに変換されます。油性ビタミンなので、油と一緒に摂ると吸収が良くなります。しっかり食べられるようになる後期あたりからではほうれん草の炒め物など、油を使うレシピを取り入れると吸収が良くなります。

ほうれん草には鉄分や葉酸、カルシウムなどのミネラル類も多く含まれています。妊娠中に鉄分や葉酸、カルシウムなどを摂るために、積極的にほうれん草などをレシピに取り入れていたママも多いのではないでしょうか?妊婦さんにもおすすめの食材なので妊娠中によく料理に取り入れていた人は、離乳食に使う際にも取り扱いに慣れているので離乳食にも導入しやすいとも言えます。

母乳やミルクの回数が減ってくるとミネラル類は不足しがちなので積極的に取り入れるといいでしょう。赤ちゃんの成長とともにお母さんの身体も変化してきて、母乳の成分も変わってきます。特に母乳で育っている赤ちゃんは、カルシウムや鉄分などが不足する傾向があるので、離乳食で積極的にミネラル分を取り入れるようにしましょう。ほうれん草なら鉄分やカルシウムも多いので、ほうれん草を使った離乳食レシピはおすすめです。

シュウ酸という成分もほうれん草には多く含まれます。ほうれん草の下処理が甘いとえぐみを感じることがありますが、このシュウ酸がえぐみの素になります。体内でカルシウムと結合しカルシウムの欠乏や結石の原因となります。さらに鉄分の吸収を阻害することもあるので、やはりシュウ酸は取り除いて食べる方がいいでしょう。水に溶けやすい性質のためほうれん草をたっぷりのお湯で茹でて、水にさらすとシュウ酸は流出します。

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離乳食開始後ほうれん草はいつ頃から?

ほうれん草は離乳食初期から活躍します。茹でると柔らかくなるので離乳食にも使い勝手がよく、料理のアレンジもしやすいので便利な食材です。離乳食を始めて、最初に与える野菜類はジャガイモやサツマイモなどペースト状に滑らかになるもので、アクやくせのない食材が向きます。ほうれん草もしっかり下茹でをすれば、アクがなく葉部分はすり潰すと滑らかなペーストになります。ほうれん草は離乳食の野菜には欠かせないものです。

離乳食の時期別ほうれん草の部位

ほうれん草の葉部分は柔らかいので、初期の離乳食から使いやすいものです。離乳食を始めてすぐの頃なら、柔らかくなるまで茹でて、ほうれん草の葉っぱの先の部分だけ使えば特に柔らかいです。赤ちゃん自体が離乳食を食べることに慣れてきた中期ごろなら、葉っぱ全体を使っても大丈夫です。後期になってきたら、離乳食を咀嚼するようになっていることが多いので、ほうれん草を柔らかく茹で刻んだ茎部分も使えます。

離乳食用のほうれん草の調理方法

大人の食べるものより、離乳食用のほうれん草は長めに茹でましょう。大人が食べる分を茹でて、離乳食に使う分だけをもう一度茹でてもいいでしょう。特に離乳食初期なら、長めに茹でて流水にさらす方がアクがしっかり抜けます。離乳食後期になってくれば、別に茹でる事までしなくても大人と同じものを小さく刻み、再加熱するなどすれば簡単です。スープや煮込みなどのレシピなら、少し長めに火を入れれば柔らかくなります。

離乳食初期のほうれん草の調理方法

離乳食初期の食材はできるだけ柔らかくしましょう。大人が料理に使うほうれん草なら1分程度茹でますが、離乳食の初期に使うなら更にもう1分程度長めに茹でた方がいいでしょう。ペースト状にするのにもほうれん草が柔らかくなっていた方が簡単です。初期の頃は葉先だけを使うので、一度ほうれん草をに茹で水にさらして大人用に普通に処理し、葉先だけを離乳食用に切り取って、もう一度茹でてから使うとといいでしょう。

ほうれん草の葉先部分をすり鉢ですり潰します。ミキサーやブレンダーを使って、ペースト状にしてもいいでしょう。ほうれん草を柔らかくなるまで茹でておくとペースト状になりやすいですが、水分が少なく感じるなら少し水を足しながらトロトロになるまですり潰していきます。裏ごし器で、できたほうれん草のペーストを裏ごしすれば離乳食を始めたばかりの赤ちゃんに与えても大丈夫です。

離乳食中期のほうれん草の調理方法

離乳食も中期に入り、舌で食感を味わったり潰したりができるようになっていたら、ほうれん草の茎の上の葉っぱ部分も使えるようになります。ほうれん草の茎との境部分は葉っぱ部分でも少し繊維質が多くなるので、同じようにペーストにしても食感が少し違います。噛むようなしぐさをする赤ちゃんなら、少し粗めのペーストでもよさそうです。ほうれん草の繊維の食感を嫌がらないようなら裏ごしはしなくても大丈夫です。

離乳食後期のほうれん草の調理方法

離乳食後期に入ってくるとほうれん草はペーストでなくても大丈夫です。柔らかく茹でたものをみじん切りにするだけで食べられるほどに成長しているはずです。茎を初めて与える時にはこれまでと食感が変わるので嫌がるようなら、茎部分も含めてすり潰すかミキサーにかけて、もう一度与えてみましょう。離乳食後期になれば、大人と同じ茹で方のものを使って、子供の分だけ小さく刻み電子レンジにかけると柔らかくなります。

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離乳食で使うほうれん草の味付け

離乳食は味付けがないものから始めるようにしましょう。離乳食初期なら、調味料は使わない状態で食べさせましょう。離乳食中期に進んできたら、少しは調味料を使うことができます。後期なら、ごく薄味にすれば調味料の味も楽しむこともできます。離乳食も後期くらいになると親の料理に近づいてくるので、一緒の食卓で食事を楽しめます。旬のほうれん草は甘いので味付けがなくても美味しい離乳食になります。

離乳食で使えるだし汁の取り方

離乳食では味付けは基本的にしないので、だし汁が大活躍です。市販の顆粒だしには添加物や塩分などが入っています。赤ちゃんの内は、離乳食用としてきちんとだしを摂って使いましょう。5cm角の昆布に何か所か切り込みを入れ400CCの水に入れ30分程度おいておきます。火にかけて沸騰し始めたら火を止めます。昆布は動物性たんぱく質を与える前から使えるので、まずは昆布のだしは覚えておいた方がいいでしょう。

干ししいたけを使って、だしをとるのもいいでしょう。干ししいたけ5~6個をボウルに入れ、ひたひたになる程の水を入れて半日程度置いておけば完成です。冷蔵庫に入れて置いておくなら1日置きましょう。干ししいたけは火が入った時からうま味が壊れていくので、だしを取る段階では加熱しないで、料理にした時に加熱するようにしましょう。

離乳食中期ごろに進み、お魚が食べられるほどになれば、鰹だしも使えるようになります。100円ショップなどにも置いてあるお茶用のパックに5gの鰹節を入れ、熱湯200ccを注ぎます。鰹節が浸かった状態で10分程度置いておくだけ鰹だしができます。鰹だしが大丈夫なら煮干しだしも使えます。はらわたと頭を取りお茶用のパックに入れます。30分ほど置いて火にかけ沸騰したら出来上がりです。

不織布などでできた、だし用やお茶のパックは離乳食のだしを作るのにとても便利です。パックに入れてそのまま取り出せるので、濾す必要がなく簡単です。離乳食が進んでくれば複数のだしを組み合わせることもできます。昆布は小さくカットし、煮干しは細かく砕いて置けば鰹節も含め、使いたいだしの材料をパックに入れて熱湯に漬けると簡単にできます。

離乳食初期のほうれん草の味付け

離乳食初期なら、基本的には素材そのままで味付けはしません。調味料はまだ使わないようにしましょう。もし素材の味だけでは食が進まないようなら、離乳食初期なら昆布やしいたけの植物性のものでだしを取ってほうれん草ペーストなどに混ぜると味のアクセントになり、食べるようになることがあります。おかゆにだし汁とほうれん草を混ぜても食べやすくなります。

離乳食中期のほうれん草の味付け

離乳食中期になれば、少しは調味料を使うことができます。無塩バターは1g程度なら使えるので風味付けに使ってみましょう。ほうれん草ペーストに少し無塩バターを加えるだけで、コクのある味になります。砂糖や塩もごく少量なら使えます。だし汁も動物性の、鰹だしや煮干しだしも使えるようになります。ほうれん草は野菜のうま味があるので、離乳食中期ならできるだけ調味料は使わないようにしましょう。

離乳食後期のほうれん草の味付け

離乳食も後期になってくると、色々なレシピを試すことができます。醤油やお味噌もごく少量なら使えます。刻んだほうれん草に少しだけ醤油を入れた、だし汁で和えればうま味の効いたお浸しができます。色々な食材や味を知ることで、赤ちゃんも離乳食を楽しむことができます。ほうれん草も色々な味付けを楽しめます。味噌を溶かして上澄みだけをとり、ほうれん草のみじん切りを入れた味噌汁もいいでしょう。

離乳食用のほうれん草の保存方法

離乳食用のほうれん草はレシピも多くあり、使うことも頻度も高いので、毎回すり潰したりみじん切りにするのは手間がかかります。一度に作って離乳食用に小分けにして冷凍すると便利です。製氷皿にペーストや、刻んだほうれん草を入れて凍らせるとキューブ状になるので、必要な分だけ使えます。保存する場合には水分を少なめにしておくと、炒めたりするレシピでも扱いやすいです。

ほうれん草を使った離乳食レシピ・初期5,6か月

5~6か月ごろになると、かわいい赤ちゃんの歯が生えてきます。歯が生えてきて、よだれが増え、口をもぐもぐするようになると、離乳食を始めるタイミングと言えます。このころになると、周りの事もある程度理解するようになってきているので、ママがご飯を食べているのも分かります。ご飯に興味を持ち始めるのもこのくらいの時期です。

離乳食の一番の最初は、お米はアレルギーを起こす可能性が少ないのでおかゆから始めます。10倍がゆをひとさじだけ与えて様子を見ましょう。翌日は同じ分量で何も異常がないなら、次の日は二さじに増やします。少しずつ増やしていきおかゆが大丈夫になったら、次の週あたりから野菜に進んでいくことができます。最初の野菜は、舌触りが良く甘みもあるかぼちゃ、サツマイモ辺りで、その次くらいにほうれん草へ進みましょう。

ほうれん草をおかゆに混ぜて

ほうれん草を一番最初に食べさせるなら、ほうれん草だけのペーストがいいですが、嫌がる場合もあります。そんな時にはほうれん草のペーストとおかゆを混ぜて食べさせてみましょう。舌触りはおかゆなので嫌がらなくなる場合もあります。最初はほんの少しほうれん草を混ぜて味を覚えさせましょう。味に慣れてきたら、ほうれん草だけを与えてみれば嫌がらないことも多いです。

ほうれん草のスープ

ほうれん草のペーストだけでは物足りない感じになってきたら、少しだし汁を加えてほうれん草スープがおすすめです。昆布かシイタケの植物性のだしを使いましょう。あまり水分が多いと食べにくいので、ほうれん草をすり潰す時に水分少なめにするか、濃いめのだし汁を入れてほうれん草のペーストをのばしてあげる程度でいいでしょう。離乳食初期なら、使うだし汁はどちらかだけにしましょう。

ほうれん草を使った離乳食レシピ・中期7,8か月

食べることが理解でき、口に食べ物を入れられると反射的にごくっと飲み込むようにはなっていますが、まだまだ7~8か月の頃の離乳食中期なら、食べ物をかむという行為は難しいかもしれません。離乳食初期のようにトロトロのペースト状から少し形が残るくらいの固さに移行していきましょう。離乳食中期ならほうれん草なら葉っぱ全体を使っても大丈夫です。

ほうれん草のうどん

離乳食中期頃になると、柔らかく煮込んだうどんも食べるようになります。つるっとした食感がよいので、うどん好きな赤ちゃんは多いです。うどんを小さく刻んでだしで煮込み、すり潰したほうれん草を加えると色鮮やかなうどんになります。赤ちゃんも食べやすく、親も作るのが簡単な人気のレシピです。

豆腐とほうれん草のとろとろ煮

離乳食初期から使える豆腐は、柔らかいので切るだけで中期以降も便利に使えます。豆腐を1cm程度の角切りにし、だしで煮ます。ほうれん草も加えさらに煮ていき、水溶き片栗粉を加えて煮立たせたら、豆腐とほうれん草のとろとろ煮込みになります。とろみがついていると赤ちゃんも食べやすく、ほうれん草を嫌がる子供もつるっと食べることがあります。離乳食はとろみがあると食べやすくなるので、水溶き片栗粉は便利です。

ほうれん草を使った離乳食レシピ・後期9~11か月

9~11か月の離乳食中期ごろになれば、離乳食でもだいぶ固まりがあり、食材のもつ素材の感触が味わえるようになってきます。歯茎でつぶせるくらいの柔らかさなので、少し柔らかめに炊いたご飯なども食べるようになります。ほうれん草も柔らかく茹でれば茎も使うことができるようになりす。包丁で刻むだけでよくなってくるので離乳食作りも少し、大人の料理に近づいてきます。

ほうれん草とコーンの炒め物

離乳食後期になると、少しであれば油を使えます。ほうれん草はカロテンが豊富なので油と一緒に摂取すると吸収が良くなります。コーン赤ちゃんも好きな食材ですので、ほうれん草とコーンを炒めると美味しい一品になります。炒めるなら柔らかくなるので、親と同じ茹で加減のものを使えるので助かります。ほうれん草を親の分は一口大に切り、離乳食分はみじん切りにして少し長めに炒めれば、親子で見た目も似た料理になります。

ほうれん草入りスープパスタ

離乳食も後期になってくるとパスタが便利です。乾麺なので小さく砕いてから茹でると、わざわざ切る必要がなく簡単です。スープに砕いたパスタを入れるととろみも付き、味も染みるので食べやすく作りやすいメニューの一つです。コンソメスープは手作りがいいですが他のだしより手間がかかるの、で赤ちゃん用の市販品を使ってもいいでしょう。ひき肉などをスープに加えると旨味があり、コンソメを使わなくても大丈夫です。
 

ほうれん草を使った離乳食レシピ・完了期1歳から

1歳を過ぎる頃には子供の離乳食の進み具合や興味は個人差が出てきます。まだまだ、トロトロなものでないと嫌がる子や、しっかり噛んで何でも食べてしまう子と様々です。様子を見ながらスライドしていけば大丈夫です。大人と同じものも食べられるようになりますが、小さいうちはできるだけ薄味のものを食べさせた方がいいでしょう。最初に薄味にして子供の分を取り分け、あとで大人用に味付けすれば手間も少なくて済みます。

ほうれん草入りスティックハンバーグ

1歳も過ぎると離乳食というよりは、自分で食べやすい食事にスライドすることになってきます。つかみ食べができるようになると、食への興味も増え楽しく食事ができます。ハンバーグに刻んだほうれん草を混ぜ、ラップでスティック状に形成し、フライパンでころころと焼くとスティックタイプのハンバーグになります。ハンバーグに入っていると、普段は野菜を嫌がる子供も美味しく食べてくれることが多いので役立つレシピです。

ほうれん草・卵・鶏ひき肉で三色丼

離乳食完了期なら、ご飯は普通の固さで大丈夫なので、丼レシピは便利です。ほうれん草を1~2cm程度に刻み、醤油とだしで味付けしておきます。卵と鶏ひき肉は別々に炒っておき、丼の上に乗せると華やかな三色丼になります。見た目もいいので、子供には人気のメニューです。ほうれん草を小さく切ることぐらいが離乳食の名残で、ほぼ大人と変わらないものなので喜びます。味付けは大人より薄味に仕上げてください。

離乳食にほうれん草を使う時の注意

離乳食で初めての食材を与えるときはほうれん草に限らずですが、体調などの様子を見ながら与えてください。初めての食材は、身体にアレルギー反応が出た場合でも病院に行くことが容易なので、できれば平日の午前中に与えるといいでしょう。赤ちゃんは味覚が敏感なので、大人では気にならないアクも嫌がる可能性があります。ほうれん草を最初に与えるときは特に、しっかりアク抜きをしておいた方がいいでしょう。

離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは、消化する能力がまだほどんどないので、食べたものはそのまま排出されます。ほうれん草は色が鮮やかなので、食べた後のおむつの中がびっくりすることになるかもしれません。

ほうれん草を離乳食に使ってみよう

ほうれん草は栄養価も高く、食べやすい食材なので離乳食にぴったりです。一年中店頭にあり入手しやすいのでぜひ離乳食レシピに取り入れてください。初期のうちなど茎部分が食べられない時期なら、親が茎部分を多めでも美味しい炒め物などにして食べてください。ほうれん草は色が鮮やかで親と同じ食材を食べているのが分かりやすく、赤ちゃんの食育にもぴったりです。ほうれん草を取り入れた離乳食を楽しんでください。

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