2021年12月20日公開
2024年11月17日更新
料理酒はそのまま飲むことができる?味の口コミから酔うのかまで紹介
料理酒はそのまま飲むことができるのか解説します。調味料として売られている料理酒を飲んだときの味や口コミ、飲むと酔うのかなどを調べてまとめました。料理酒を美味しく飲む方法や日本酒との違い、未成年が買えるのかどうかについても説明します。
調理酒は飲むことができるのか調査!
和食などのメニューに欠かすことのできない料理酒ですが、日本酒の代わりに飲むことはできるのか考えたことはありませんか?
本記事では、料理酒を酒として飲むことができるのかどうか調べました。飲んだ人の口コミや少しでも美味しく飲む方法なども紹介しているので、参考にしてみてください。
料理酒は飲むものではない?
料理酒と日本酒の違い
料理酒と日本酒は、主な原材料に変わりはありません。どちらも米と水と米麹から作られていますが、日本酒には他にも塩や酢、甘味料などの調味料が入っているという違いがあります。
料理で使う前提で作られている料理酒は、日本酒よりもアルコール度数が低く揮発しやすいという特徴もあります。アルコール度数が低く塩を加えてそのまま飲めないようにしてあるため、料理酒は酒でも「酒類」には含まれていません。
飲むことができるが美味しくない
料理酒はもともと料理に使う酒ですので、そのまま少し飲んだくらいでは体に差し障りはありません。しかし、塩が含まれている分あまり美味しくはなく、飲み続けると塩分の過剰摂取で頭痛や吐き気を起こすこともあります。
ただ、月桂冠から発売されている「美味しく仕上がる料理清酒」のように、塩や糖類が含まれていない料理酒もあります。そういった料理酒は、日本酒のようにそのまま飲むことも可能です。
それでも普通の日本酒に比べれば美味しくないので、味を期待して飲むことはやめたほうが良いでしょう。料理に使うお酒には日本酒だけでなくワインもありますが、料理用のワインは比較的飲みやすいようです。
料理酒を飲んだ人の口コミ
料理酒を飲んでみたことがある人は多いようですが、たいていの人は美味しくないと感じているようです。
また、塩分が多いため、とてもしょっぱかったという口コミが多く見られました。少数派ですが、スッキリ系の日本酒のようで美味しかったという声も中にはありました。
未成年者でも購入はできるが飲むのはNG
料理酒は前述した通り酒類に含まれていないため、未成年でも購入することは可能です。そのため、未成年の子供がお使いに行って、料理酒を買っても問題はありません。
しかし、酒類に含まれないといってもアルコールが入っていることに変わりはないので、未成年がそのまま飲むことはNGです。料理に使うときも、未成年が食べるときは加熱してアルコール分を飛ばすことが大事です。
加熱しないメニューに料理酒を使いたいときは、あらかじめレンジや小鍋などで煮切りしておきましょう。ちなみに、みりんは「酒類」に含まれているため、未成年が買うことはできません。
料理酒を飲むときに美味しくする方法
料理酒を飲んで酔う?
料理酒はアルコール度数が低いですが、それなりの量を飲めば酔うことはできます。しかし、アルコールに強い人の場合は、酔うよりも先に塩分で気分が悪くなることもあるでしょう。逆にアルコールに弱い人であれば、少ない量でも簡単に酔う可能性はあります。
美味しくする方法①飲みやすい商品を選ぶ
飲料用として料理酒を選ぶのであれば、できるだけ添加物が少ない飲みやすい料理酒を選ぶようにしましょう。前述した「美味しく仕上がる料理清酒」のように、塩や酢が含まれていない商品であれば比較的美味しく飲むことができます。
食塩不使用の料理酒には、他にもタカラの「料理のための清酒」やキング醸造成田の「料理専用 米だけの酒」という商品があります。添加物の少ない料理酒は飲みやすいだけでなく、料理に深いコクを与えられるというところも大きなメリットです。
美味しくする方法②何かで割る
塩分や酢、糖類などの味が気になるときは、烏龍茶や炭酸類で割って飲むのがおすすめです。他の飲料の味が混ざることで、添加物の味が気になりにくくなります。
ただ、割ることでさらに酒の風味がなくなるとともに、アルコール度数もより低くなるというデメリットもあります。
料理酒は飲むことができるがあくまでも調味料!
料理酒は美味しさを求めなければ、酒として飲むことは可能です。しかし、多量に飲むと添加物を過剰に摂取してしまうため、体にも良くない上に体調が悪くなってしまうこともあります。
料理酒はあくまでも調味料として使い、酒として味わいたいときは飲料用に作られた日本酒を飲むのがおすすめです。