ホットケーキの生焼けは食べても大丈夫?焼けない原因や対処法を紹介

ホットケーキの生焼けは食べても大丈夫か解説します。生焼けのホットケーキを食べたら下痢や腹痛になるのか、どうして上手に焼けないのかを詳しく説明します。レンジで再加熱する方法など、生焼けになってしまった時の対処法についても紹介します。

ホットケーキの生焼けは食べても大丈夫?焼けない原因や対処法を紹介のイメージ

目次

  1. 1ホットケーキが生焼けの時はどうしたらいい?
  2. 2ホットケーキの生焼けの原因と食べたとき
  3. 3ホットケーキの生焼けを防ぐ方法と対処法
  4. 4ホットケーキが生焼けの場合は再加熱しよう!

ホットケーキが生焼けの時はどうしたらいい?

シロップがかかったホットケーキ

手軽に作れて美味しいホットケーキは、子供から大人にまで人気がある定番スイーツです。家でもフライパンで簡単に焼くことができますが、中だけ生焼けになってしまったということはありませんか?

生焼けのホットケーキだと、お腹を壊さないか心配になることもあるでしょう。本記事では生焼けのホットケーキを食べたらどうなるか、上手に焼けない原因を交えて紹介します。生焼けを防ぐ方法もまとめてあるので、ぜひ一度試してみてください。

ホットケーキの生焼けの原因と食べたとき

生焼けになる原因①強火で焼いているため

ホットケーキを焼く女性

ホットケーキは弱めの火加減で焼くため、焼き上がるまでに意外と時間がかかります。忙しい時や面倒な時は火を強めてしまいがちですが、強火で焼くと生焼けの原因になります

強火にするとホットケーキの表面はすぐに焼けますが、中まで火が通らなくなってしまいます。ホットケーキを焼く時は、火加減に注意するようにしましょう。

生焼けになる原因②生地の量が多すぎるため

ホットケーキの生地ろ泡立て器

調理するフライパンの大きさに対して、生地の量が多すぎても生焼けになってしまいます。小さいフライパンに大量の生地を入れてしまうと、生地が広がらずに中心まで火が通りません。

生地をフライパンに流し入れた時、生地がフライパンの上下左右に届かないようにしましょう。生地の厚さが1cmくらいになる程度の量を目安とすると、生焼け防止になると同時にひっくり返すのも楽になります

腹痛や下痢になる心配はあまりない

お腹をおさえる女性

ホットケーキの材料は、小麦粉や砂糖などの粉類がメインです。そこに卵や牛乳を加えて作りますが、どれも火を通さずに食べられる食材ばかりです。

そのため、生焼けのホットケーキを食べたとしても、下痢や腹痛になる心配はあまりありません。ただ、大丈夫だといっても積極的に食べるものでもないので、できるだけ生焼けの部分は食べないようにしましょう。

乳幼児や妊娠中の人は注意が必要

口元をおさえる妊婦

生焼けのホットケーキを食べたとしてもたいていの人は大丈夫ですが、乳幼児や妊娠中の人は注意が必要となります。生卵にはサルモネラ菌が付着していることがあり、免疫の弱い乳幼児や妊婦が食べると腹痛を起こすことがあります

多量に摂取しなければ腹痛や下痢になる危険性も減りますが、子供や妊婦だけでなく免疫が下がっている人は注意しましょう。また、小麦粉は水と一緒に加熱することで糊状になり、消化も良くなります。

しっかりと加熱されていない小麦粉は消化が悪いため、消化器官が未発達な子供に食べさせると下痢や腹痛を起こす可能性があります。子供だけでなく胃腸の弱い大人でもお腹を壊すことがあるので、普段から腹痛や下痢を起こしやすい人は特に注意しましょう。

ホットケーキの生焼けを防ぐ方法と対処法

防ぐ方法①火の通りをしっかりと確認する

1/4にカットされたホットケーキ

ホットケーキの生焼けを防ぐためには、火から下ろす前に中まで火が通っているか確認しておくことが大事です。火が通っているかどうか確認したい場合は、爪楊枝や竹串などをホットケーキの真ん中に刺してみましょう

引き抜いた時に爪楊枝や竹串に生地がついてこなければ、火が中まで通っている証拠です。すでにフライパンから取り出してしまった時は、爪楊枝などで刺すよりも半分に切ってしまったほうが手っ取り早いでしょう。

ホットケーキを半分に切っておくと、生焼けだった時に再加熱もしやすくなります。他にも、生地の膨らみで生焼けかどうかの判断をすることも可能です。

ホットケーキは火が通ると、生地がだんだん膨らんできます。この膨らみがない場合は、中まで火が通っていないという証拠になります。ホットケーキを作る時は、膨らみ具合を確認しながら焼くようにしましょう。

防ぐ方法②蓋をして弱火でじっくり焼く

蓋付きのフライパン

ホットケーキは強火で焼いてしまうと、中まで火が通る前に焦げてしまう可能性が高くなります。焦げたり生焼けを防ぐためにも、蓋をして弱火でじっくりと焼くのがおすすめです

ただ、あまりに弱火すぎてもいつまでも焼けなくなるので、中火よりの弱火で焼くと良いでしょう。また、生地を入れる前に一度フライパンを温めておくのも、生焼けを防ぐための大事なポイントです。

予熱の段階では強火にして、フライパン全体をしっかりと温めましょう。完全に温まったら、熱いフライパンを濡れ布巾に乗せて一度冷まします。こうすることでフライパンの温度が均一になり、焼きムラがなくなると同時に生焼け防止にもなります。

フライパンの予熱が終わったら、生地を流し入れて弱めの火加減で焼きます。プツプツと気泡が出てきたら片面が焼けた合図ですので、フライ返しで一気にひっくり返しましょう。ひっくり返した後はホットケーキに触らず、蓋をして3分ほど焼きます。

蓋をすることで蒸し焼き状態になり、中までしっかりと火を通すことができます。途中で蓋を開けてしまうと温度が下がって生焼けの原因にもなるので、焼き上がるまでは気長にじっと待つようにしましょう。

防ぐ方法③炊飯器で作る場合は状態をこまめにチェック

炊飯器

ホットケーキは炊飯器でも焼くことができますが、一度に大量の生地を入れるため生焼けになりやすくなります。そのため、爪楊枝や竹串を刺して、こまめに中の状態をチェックすることが大事です

通常の炊飯コースでも焼けますが、できればお菓子やケーキコースがある炊飯器で焼いたほうが良いでしょう。炊飯器で焼いたホットケーキが生焼けだった場合は再加熱するか、保温にしてしばらく放置しておくのがおすすめです。

対処法①電子レンジで再加熱する

扉の開いた電子レンジ

生焼けになってしまったホットケーキは、電子レンジで加熱することで食べられるようになります。レンジで再加熱する時はラップをかけ、皿に乗せて20秒程度を目安に温めましょう

加熱しすぎるとホットケーキが乾燥し、パサパサとした食感になってしまいます。一度に長時間加熱せず、様子を見ながら短時間ずつ加熱するのが上手に温めるポイントです。

対処法②フライパンに蓋をして蒸し焼きにする

蓋が乗ったフライパン

生焼けのホットケーキは、フライパンで再加熱することも可能です。火加減が強いと外側が焦げてしまうので、弱火でじっくりと加熱するようにしてください。

加熱する際は、蓋をするのを忘れないようにしましょう。蓋をすることでフライパン内部の温度が上がり、しっかりと中まで火を通すことができます

ホットケーキが生焼けの場合は再加熱しよう!

バターが乗ったホットケーキ

生焼けのホットケーキは食べても大丈夫なことが多いですが、人によっては注意が必要となります。ホットケーキを生焼けにしないための方法はとても簡単ですので、しっかりとポイントをおさえながら調理することが大事です。

もしも生焼けになってしまっても、レンジなどで再加熱することができます。上手に焼けなくても慌てることなく、レンジやフライパンで再加熱して最後まで美味しく食べましょう。

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