ハラペーニョソースとは？作り方やおすすめレシピもチェック！

ハラペーニョソースの見た目はとても辛そうに見えますが、実際はどのような味がするのか？特徴や赤いタバスコとの違いなども、解説していきましょう。また、家でも簡単に作れる基本の作り方や人気のアレンジレシピも紹介します。併せて、長く保存するための注意点やポイントなども、ぜひチェックしてみてください。

ハラペーニョはメキシコ原産の青唐辛子の一種です。このハラペーニョを使って作る調味料が、ハラペーニョソースになります。

唐辛子は赤くなるほど辛味が増すのが特徴です。ハラペーニョソースの原料になる唐辛子は、まだ未熟な緑の状態の時に使われることが多いため、マイルドな辛さになっています。辛さのレベルでいうと中程度で、辛いのが苦手な方でも、食べやすいことで人気です。魚介料理やカルパッチョ、サラダなどと相性が良いといわれています。

タバスコの正式な名称は、タバスコペッパーソースといいます。赤唐辛子、塩、酢のシンプルな原料で、発酵の力を活かして作られたソースです。揚げ物やピザなどこってりした料理と相性が良く、ハラペーニョソースよりも辛味が強いことで知られています。

ちなみにハラペーニョソースの正式な名称は、タバスコハラペーニョソースです。赤と緑で色は違いますが、同じタバスコになります。辛いのが好きな場合は、赤いタバスコの方がおすすめです。

ハラペーニョソース100g分の材料は、青唐辛子(種ごと)50g、酢50g、塩5gです。作り方は全ての材料をフードプロセッサーに入れて、ドロドロになるまで撹拌します。ホーローの鍋に入れて沸騰させてから、ふつふつと5分ほど煮たら完成です。すぐに食べるのではなく、2～3ヶ月ほど寝かせると、まろやかな辛味と酸味、塩辛さになります。

青唐辛子や酢はお好みの種類を使って、自家製のハラペーニョソースを作ることができます。フードプロセッサーがない場合は、おろし器で種ごとすりおろしてもOKです。その場合は、調理用の手袋をした方が良いでしょう。

基本のレシピで美味しく作れるようになったら、塩麹やにんにくを足すなどして、オリジナルのハラペーニョソースにアレンジしてみるのも楽しいでしょう。

良い状態で保存するために、保存容器は殺菌消毒をしておく必要があります。やり方は、保存する瓶を熱湯の中に5分ほど入れて、消毒するだけです。

消毒した容器に作りたてのハラペーニョソースを入れて、蓋を閉めます。瓶の口元から雑菌が入らないように、瓶を逆さにして冷ましましょう。できれば、調理に使用する器具も熱湯消毒しておいた方が安心です。

保存する時に菌が繁殖しやすいのは、瓶の口部分になります。使用する度に手で瓶の蓋を開閉するので、菌の侵入リスクが高くなるからです。市販の保存瓶は口元が小さくなっていますが、家で作る場合はなかなかそれに見合ったものがないでしょう。そのため、小さめの瓶に小分けにして、１瓶ずつ早めに使い切っていくやり方もおすすめです。

市販品は常温保存を推奨していますが、自家製のものであれば、冷暗所または冷蔵庫に保存するのが望ましいでしょう。

【材料】

• マグロ(赤身切り落とし)：50g
• 合挽き肉：30g
• ベーコン：20g
• 白花豆：50g
• 玉ねぎ：30g
• トマト：大1個(150g)
• バジル：大4枚
• Aバター：20g(有塩)
• A粉チーズ：20g
• Aハラペーニョソース：適量
• Aレモン果汁：適量
• A塩、黒コショウ：適量
• パスタ：70g

1. 玉ねぎはみじん切り、トマトはくし型切り、ベーコンは短冊切りします。
2. 熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、弱火でにんにくを炒めます。
3. 香りが出てきたらベーコン、挽肉を入れ炒めます。
4. 挽肉に火が通ったら、マグロ、トマト、白花豆、最後にバジルを入れ加熱します。
5. パスタが茹で上がったら、フライパンに移します。
6. 5にAを入れて混ぜ合わせます。
7. 仕上げにオリーブオイルを入れて完成です。

白花豆やマグロ、挽き肉などを具材にした、ボリューム満点の人気パスタレシピです。フレッシュトマトの爽やかさとハラペーニョソースのピリ辛が、絶妙に合います。白花豆は柔らか過ぎないように、薄目の塩茹でにしてください。白花豆がなければ、好きな豆の水煮缶詰やドライパックなど利用すると簡単です。

【材料】
(ドレッシング)

• 青唐辛子：20g
• 玉ねぎ：400g
• ピュアオイル：350g
• 塩：20g
• はちみつ：160g
• レモン果汁：70g
• ハラペーニョソース：適量

• ごぼう：中1本
• 生姜：1片
• じゃがいも：2個
• 白ごま：適量
• カシューナッツ：お好み量
• 塩：少々
• ケール：お好み量

1. 玉ねぎは粗みじん切りにします。
2. 柔らかく風味を加えるために、1は水にさらして辛味を抜きます。
3. 玉ねぎの水気をしっかり絞ります。
4. 唐辛子は薄くスライスします。
5. 材料を全てボウルに入れて、よく混ぜ合わせます。
6. 清潔な容器に入れて2～3日寝かせたら、ドレッシングの完成です。

1. ごぼうとじゃがいもは、粗みじん切りにします。
2. 1はチーズシュレッダーで削ってもOKです。
3. 1を水にさらしてアク抜きをし、ザルに上げ水気をしっかり切ります。
4. 180℃の油で3を素揚げにし、塩を振ります。
5. カシューナッツはローストして、みじん切りにします。
6. 白ごまは油をひかずに、フライパンで軽く炒ります。
7. ボウルに4、5、6を入れて、混ぜ合わせます。
8. ケールを手で食べやすい大きさにちぎり、ドレッシングと和えます。
9. お皿に8を盛って、7をトッピングしたら完成です。

ハラペーニョソースを使ったドレッシングが美味しい、人気サラダレシピです。青唐辛子の辛味に合わせて、ハラペーニョソースの量を調整してください。ドレッシングの味がぼやけてしまったり、日持ちも悪くなるので、玉ねぎの水気はしっかり絞っておくことがポイントです。2～3日寝かせた方が、唐辛子の風味が広がり、味のバランスが調います。

また、サラダの具材になるごぼうとじゃがいもは、えぐみや苦味を抑え軽い食感に仕上げるために、水にさらしてアクとデンプンを抜きましょう。揚げる時は野菜から出てくる気泡が落ち着いたら、水分が抜けた目安になります。おつまみにもピッタリ合う、おすすめのやみつきサラダです。

ハラペーニョソースとナンプラーさえあれば、家にある材料で簡単に作れます。納豆はパラパラになるまで炒めるのが、作り方のポイントです。

目玉焼きをトッピングすれば、さらにボリュームアップして見栄えも豪華になります。なくても構いませんが、青唐辛子や生の香菜などあれば、さらに本格的に仕上がるでしょう。パスタはもちろんのこと、ご飯の上にかけて丼風にしても美味しいです。

トマト缶を使ったスープパスタのおすすめ人気レシピです。ハラペーニョソースを加えて、ほど良くピリッとした辛味のアクセントをつけました。ジェノバペーストはお好みで、入れても入れなくてもOKです。

トマトには疲労回復の効果もあるので、夏バテぎみの身体にもピッタリ合います。スパイシーさを強調したい場合は、胡椒を多めにすると良いです。

千切りじゃがいもをメインにした、野菜炒めの人気レシピです。ツナとハラペーニョソースの相性が抜群で、ご飯がすすむおかずになります。お好みにもよりますが、軽く焦げ目が付く程度に炒めた方が、香ばしくて美味しいです。甘唐辛子はピーマンで代用しても良いでしょう。

材料を切って混ぜるだけで簡単に美味しく作れる、ワカモレの人気レシピです。ハラペーニョソースとにんにく、スパイス調味料で味付けして、スパイシーに仕上げています。アボカドはぐちゃぐちゃにせず、形が残る程度に混ぜた方が美味しいです。

トルティーヤチップスと一緒に食べると、お酒のおつまみにバッチリ合います。お好みでツナ缶などを加えても良いでしょう。

ハラペーニョソースの基本の作り方や保存方法、アレンジレシピなどを紹介しました。辛いイメージがありますが、実際は赤いタバスコよりも辛味が少なく、ほど良くピリッとする程度で食べやすいソースです。

調味料として味付けに使ったり、ソースとして付けて食べたり、さまざまな活用の仕方があります。簡単に作れるので、ぜひ自家製のハラペーニョソースにチャレンジしてみてください。