2021年07月05日公開
2024年11月12日更新
「上用饅頭」とは?意味や歴史・通販購入できるおすすめ商品も!
上用饅頭についてまとめました。上用饅頭の意味や歴史、薯蕷饅頭との違いなどを詳しく解説します。また、通販購入できるおすすめの上用饅頭も紹介しますので、お祝いや自分へのご褒美を選ぶ際の参考にしてください。
上用饅頭の意味や歴史などを紹介!
今回の写真は上用饅頭(織部饅頭)です‼️
— 菓匠つくも (@daiippin99) August 4, 2020
織部とは緑色の部分を言い、戦国武将で茶人の古田織部から名をとっています(織部焼)。
大和芋を使った饅頭の最高級品です。
焼印は水面です。
焼印は季節で変わります。#上用饅頭 #饅頭の王様 #菓匠つくも #つくも #和菓子 #上尾市 #上尾 #上尾駅西口徒歩3分 pic.twitter.com/PLLeSyTRzg
和菓子屋で見かける上用饅頭は、他の饅頭と何が異なるのかはっきりと知らない人も多いでしょう。そこで本記事では、上用饅頭の意味や歴史を詳しく解説します。また、薯蕷饅頭との違いについても説明します。さらに、おすすめの通販購入できる商品も紹介しますので、選ぶ際の参考にしてください。
上用饅頭とは?
贈答用として用いられる饅頭
荻窪和菓子店榛名屋 「上用饅頭」 pic.twitter.com/qWJZJISSUb
— まんじゅうドットコム@相互 (@tovamumyvev) September 13, 2020
入学や就職のお祝い、結婚式の引き出物など、贈答用として用いられる饅頭が上用饅頭(じょうようまんじゅう)です。名前からも想像できるように、昔は庶民が食べられるものではなく、高貴な位の人たちしか食べられなかったそうです。上品で伝統的なお菓子の材料は山芋と上用粉、砂糖、あんこになります。
昔は砂糖は貴重だったため、庶民には食べることができませんでした。山芋をすりおろして上用粉と砂糖で練り上げた生地で、あんこを包み、蒸しあげて作ります。シンプルな作り方だからこそ、職人の技量が顕著に表れる饅頭です。そのため職人が丁寧に作った上用饅頭は、お祝いの席にふさわしい一品になるのでしょう。
もともとは「薯蕷饅頭」と呼ばれていた
薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)は、細かく挽いた米の粉に擂りおろした薯蕷(つくねいも)と砂糖を加えた生地で小豆こし餡を包んだまんじゅうで、米といも、小豆こし餡の風味が見事に調和した伝統の品です。煎茶は勿論、珈琲や紅茶と共にお楽しみ頂くのも一興です。#和菓子 #薯蕷饅頭 pic.twitter.com/sxkBBv1ICN
— 東京和菓子協会【公式】 (@WAGASHI_TOKYO) December 13, 2019
山芋は「しょよ」と呼ばれており、ここから「じょうよ」に転じたといわれています。山芋をすりおろしたものを薯蕷(じょうよ)を呼ぶようになり、和食用語として使われるようになりました。もともとは薯蕷饅頭と呼ばれることが多かったのですが、難しい漢字のため上用饅頭とも呼ばれるようになっていきました。
そのため、上用饅頭と薯蕷饅頭は基本的には同じものになります。歴史としては、肉入りの饅頭が中国から伝わり、その後に茶菓子として使用するためにあんこ入りの薯蕷饅頭が誕生したそうです。本来は山芋入りの饅頭が上用饅頭ですが、現在は贈答用の饅頭全般を上用饅頭と呼ぶ場合もあります。
上用饅頭のおすすめ通販商品
森八 紅白薯蕷饅頭
🌸おはようございます🌸
— 加賀藩御用菓子司 森八 (@morihachi08) April 2, 2021
ご入学、ご就職おめでとうございます🎊㊗️
スーツを着た凛々しい✨
新入生、新入社員の方々が内祝いをお買い求めに御来店されております🙇♀️
森八でも紅白薯蕷饅頭のご用意しております🍡
ご挨拶周りにどうぞお使いくださいませ👘🌈 pic.twitter.com/ZLvBsw2AzC
石川県金沢市に本店を構える、老舗和菓子店の森八の薯蕷饅頭を紹介します。原材料にもこだわり、国産の山芋を使用して丁寧に作られた饅頭です。紅白薯蕷饅頭の中あんは、白が黒こしあん、赤が白こしあんが入っています。公式オンラインショップで、6個入り1,458円です。
8個入りや12個入り、20個入りなども販売されているので、用途に合わせて個数を選べるのも魅力でしょう。注文をしてからの製造になりますので、発送まで4~5日かかるようです。購入する際には、余裕を持って注文してください。そして消費期限は通常は3日、夏場は2日です。
消費期限は発送日を含めた日数になりますので、注意が必要になります。日持ちはしませんが、老舗の伝統的な味を通販でも食べられるのは、貴重です。他の老舗和菓子店では、店頭販売しかしていないお店の方が多いようですので、ぜひ通販で伝統的な薯蕷饅頭を食べてください。
リブラン 千代重
リブランの千代重 pic.twitter.com/qCpuiu8zrO
— pipin69 (@pipin69peko) December 2, 2017
見た目も華やかなリブランの千代重(ちよがさね)を紹介します。リブランは富山県にあり、和菓子も洋菓子も幅広く作っているスイーツ専門店です。何層にも重ねられた、カラフルなあんと薯蕷の皮は、優雅でお祝いの席にもってこいの商品です。5重の層になっている小サイズと、7重の層になっている大サイズがあります。
リブラン楽天市場店で購入でき、小サイズ2個入りで950円、大サイズ2個入りで2,160円です。賞味期限は脱酸素対応で7日間になります。常温便での発送ですが、夏場は冷凍便での発送になりますので、注意してください。
喜久春 紅白猫まんじゅう
ホワイトデー、今年の旦那さんからのお返しは京都の喜久春さん、紅白猫まんじゅうでした。
— Sasame@更新終了(跡地) (@sasame_t) March 13, 2018
…毎回毎回、本当によく見つけてきてくれます…(有り難い)。 pic.twitter.com/KcceTq9dZ5
京都の和菓子店、喜久春の可愛らしい猫の上用饅頭です。猫好きの人や女性、子供にも喜んでもらえる商品ですので、お祝いや挨拶回りにも重宝するでしょう。白い猫はこしあんと白あん、栗が入っています。一方の赤い猫はつぶあんと白あん、栗が入っています。白い猫と赤い猫で違った味わいが楽しめる饅頭です。
公式オンラインショップで2個入りが1,080円です。日持ちは商品到着日を含めて3日間で、常温便にて発送しています。冷凍便も選ぶことができ、常温便よりも1日賞味期限が延びるそうですので、都合に合わせて選んでみてください。
上用饅頭は冠婚葬祭などの贈り物に最適!
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— 金太郎5050@フォロワー様に感謝🙇🏼♂️ (@finefine5525) May 15, 2020
🍡#花扇 さん😋
ボクの中で、BEST5に入る和菓子屋さんです🤗
和菓子によって砂糖を使い分け、さらに砂糖の使い方を分けるというクオリティの高さ🤩
そして信じられない、この薯蕷饅頭のビジュアルと味のクオリティ😳❗️
薯蕷饅頭で、ここまで出来るとは…😅
こんな職人さん見たことない🤩❗️ pic.twitter.com/2wuI7OokFQ
上用饅頭の意味や歴史、薯蕷饅頭との違いについて解説しました。上用饅頭と薯蕷饅頭は基本的には同じもので、山芋を使用した上品な饅頭です。お祝いの席に使用されることが多く、贈答用として馴染みがあります。
日持ちしないお菓子のため、店舗でしか買えない場合が多いですが、通販でも購入できるお店も紹介しました。本記事を参考に、お祝いや自分へのご褒美に上品な味わいの上用饅頭を購入してみてください。