2021年06月05日公開
2024年11月11日更新
韓国料理「テグタンスープ」とは?ユッケジャンとの違いやレシピも紹介
テグタンスープについてまとめました。韓国の人気料理であるテグタンスープの特徴や、名前の由来を紹介します。簡単なのに本格的な味に仕上がるレシピも掲載しているので、作り方をマスターして美味しいスープを作ってみてください。
テグタンスープの特徴や人気レシピを紹介!
〆のテグタンスープと石焼きビビンバ
— まさ隊長 (@masa_taicho_com) May 29, 2021
こりゃあだめだ。
苦しい笑
朝昼抜いたからちょうどいい! pic.twitter.com/ANVGGDKAF5
テグタンスープは、旨辛料理が多い韓国料理の中でも、特に韓国人に愛されている料理です。ピリ辛で旨みたっぷりの絶品メニューで、寒い冬に食べると体の中からぽかぽかに温まります。本記事では、テグタンスープの特徴をわかりやすく解説していきます。基本的な作り方と、本格的な味に仕上げるポイントも紹介するので、参考にしてみてください。
テグタンスープとはどんな料理?
テグタンスープは2種類ある
【東武東上線韓食ツアー③】板橋の由来となった橋を渡ってテグタンを食べに行きました。
— ポテサラ男爵 (@potesalamylife) November 7, 2019
ブログを更新しました。#板橋 #高麗 #テグタン #大邱湯https://t.co/txP0JN0ny0 pic.twitter.com/LjC75v2zm6
テグタンスープは、唐辛子で味付けした辛くてスタミナがつくスープ料理のひとつですが、実は2種類あります。ひとつは真鱈、セリ、豆もやし、大根、ネギなどの野菜を真っ赤な辛いスープで煮込んだ鍋料理です。韓国ではテグタンスープと言えば、この鱈のスープが一般的で、鱈が旬を迎える冬の時期に親しまれています。
もうひとつは、韓国の慶山北道という地方都市である大邱発祥の料理です。牛テール肉を長時間煮込み、白菜やほうれん草、もやしなどの野菜を入れ、唐辛子や味噌で味付けしたスープです。大邱出身の人にとってスープと言えば、こちらのテグタンスープを指すことが多いですが、間違えやすいので現在ではタロクッパプという名前に改名されています。
名前の由来
仙台市若林区「明月苑」のテグタン定食 pic.twitter.com/S5UQKvnVvK
— まさまし (@DHuEtkJnLCFuuQF) May 8, 2020
2種類あるテグタンスープですが、それぞれ名前の由来も異なります。まず鱈を使ったスープの名前の由来を紹介します。韓国語でテグは真鱈、タンはスープで、名前の通り真鱈のスープという意味です。一方牛テール肉を煮込んだスープの方ですが、こちらは作られた都市の名前に由来しています。大邱市のテグと鍋を意味するタンを組み合わせて、名づけられました。
どちらも韓国料理らしく、辛くて旨みがたっぷり詰まったスープです。現地ではご飯と一緒に食べたり、最後に麵を入れて食べるのも人気です。
ユッケジャンとの違い
続いて焼きは左から、
— 氣良(きら) (@Ryuya33476553) March 2, 2021
カシラ、ドーナツ、ツラミです😄
アーーンド、〆はテグタン(辛い魚スープご飯)ハーフ頂きました♪
正直コスパ、味ともにいつもの、まんてんさんには届きません👎
☆1.5ですね😅
ゴッちゃんでした🙏 pic.twitter.com/hDNC0YDjxZ
よく似た料理に、ユッケジャンがあります。ユッケジャンは、牛肉の細切りにたっぷりの野菜を合わせ、醤油、ニンニク、コチュジャンなどで辛く味付けしたスープです。コチュジャンのコクのある辛みが特徴ですが、最後に溶き卵を加えるためマイルドな味わいに仕上がっています。
日本では大邱名物のスープと混同されがちですが、使用する牛肉の部位が違うだけで、味に大きな違いはありません。店によっては牛テール肉を使っていても、ユッケジャンスープと呼んでいることもあります。
テグタンスープの人気レシピ
鱈と白子のコク旨テグタン鍋
鱈を使った本格的なレシピを紹介します。ふんわりとした鱈ととろーり白子に、だしが効いたピリ辛スープがよく合います。作り方はひと口大に切った鱈と、さっと茹でた白子、ねぎ、にら、大根などの野菜をコチュジャンベースのスープで煮込むだけです。
白子の臭みが残らないよう、事前に熱湯で茹でるのがポイントです。シメには、ご飯を入れて雑炊にしましょう。海鮮だしが染み出た絶品スープがたまらない美味しさです。
圧力鍋で作る絶品テグタン鍋
こちらは大邱名物のテグタンスープの人気レシピです。短時間ながら、圧力鍋を使うことで本格的な味に仕上げます。作り方は、圧力鍋に牛肉の塊肉と水を入れ、10分加圧します。にんにく、しょうが、ネギのみじん切り、人参、大根と粉唐辛子と砂糖を入れさらに加圧します。圧が抜けたら酒、味噌、しょうゆで味付けして完成です。
テグタンうどん
鱈入りのスープにうどんを加えた人気のアレンジレシピです。鱈は熱湯をかけた後、キムチのタレにしばらく漬け込んでください。淡白な鱈に味が染み込み、美味しくなります。味付けは韓国のだし、アサリダシダを使うと、本格的な味に仕上がります。
テグタンスープはやみつきになる美味しさ!
ここは「テグタン」も鬼ウメェから。27年前から行ってる俺が言うんだから間違いねぇから。てか昨日も食ったから。#新昌苑 #高田馬場 #編集部の近く https://t.co/bnjkZ2xtRR pic.twitter.com/DJ6FxDsLo0
— ガル憎 (@garuzow) October 5, 2020
韓国料理と言えばチヂミやビビンバがお馴染みですが、ピリ辛で旨みたっぷりのテグタンスープは、ひと味違ったメニューが食べたい方におすすめです。作り方も簡単で、材料さえ揃えればすぐに作れます。本記事を参考にして、絶品スープ作りにチャレンジしてみてください。