レギュラーコーヒーとは?インスタントコーヒーとの違いや美味しい淹れ方も

レギュラーコーヒーとはどのようなコーヒーなのかをまとめました。レギュラーコーヒーの種類やインスタントコーヒーとの違い、おすすめ商品についても紹介していきます。美味しい淹れ方も手順に沿って解説するので、ぜひ参考にしてください。

レギュラーコーヒーとは?インスタントコーヒーとの違いや美味しい淹れ方ものイメージ

目次

  1. 1レギュラーコーヒーについて詳しく解説!
  2. 2レギュラーコーヒーとは?
  3. 3レギュラーコーヒーの美味しい淹れ方
  4. 4レギュラーコーヒーの保存方法
  5. 5おすすめのレギュラーコーヒー【豆タイプ】
  6. 6おすすめのレギュラーコーヒー【粉タイプ】
  7. 7おすすめのレギュラーコーヒー【ドリップタイプ】
  8. 8レギュラーコーヒーを美味しく楽しもう!

レギュラーコーヒーについて詳しく解説!

コーヒーのパッケージにレギュラーコーヒーという記載を見かけることがありますが、どのような意味なのでしょうか?本記事ではレギュラーコーヒーが何なのか詳しく解説していきます。

インスタントコーヒーとの違いやレギュラーコーヒーの種類、レギュラーコーヒーの美味しい淹れ方についても紹介します。これを機にコーヒーについての基礎知識をおさらいしましょう。

レギュラーコーヒーとは?

インスタントコーヒーとの違い

レギュラーコーヒーのレギュラーは、英語で「正式な」という意味です。つまりレギュラーコーヒーは、焙煎したコーヒー豆を100%使って粉末状にした正式なコーヒーということです。

レギュラーコーヒーと混同されがちなのが、インスタントコーヒーです。19世紀末に抽出した液体状のコーヒーを乾燥させたインスタントコーヒーが出回るようになり、インスタントコーヒーと違いがわかるようにレギュラーコーヒーという名前が使われるようになりました。

レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーの違いは、抽出が必要か、そうでないか、ということです。レギュラーコーヒーは基本的にドリップという抽出方法によってコーヒーのエキスを抽出しなくてはなりません。一方インスタントコーヒーはお湯を注ぐだけでコーヒーができあがります。

レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーの違いは、消費者庁が作る規約でも細かく定義づけられています。レギュラーコーヒーは風味豊かで美味しいですが、淹れるには手間がかかります。インスタントコーヒーは淹れたてのレギュラーコーヒーと違い風味は劣りますが、手軽に作れます。それぞれの違いを知って、お好みで飲み分けてください。

レギュラーコーヒーの種類

レギュラーコーヒーには、大きく分けて豆、粉、ドリップの3つの種類があります。レギュラーコーヒーは基本的に豆を挽いた状態を指すことが多いですが、豆の状態でも販売されています。コーヒー豆は挽いてから時間が経つほど香りや風味が飛ぶので、こだわり派の方は豆で買うのがおすすめです。

レギュラーコーヒーの2つめの種類は、粉タイプです。豆タイプとは違い、豆を挽く手間が省け、コーヒーメーカーやドリッパーを使って抽出するだけで簡単に美味しいコーヒーが淹れられます。レギュラコーヒーの3つめの種類は、ドリップタイプです。

1杯分のコーヒーの粉があらかじめフィルターに包まれており、カップにセットしてお湯を注ぐだけで淹れたての美味しいコーヒーを楽しめます。コーヒー豆とは違い1杯分の価格は高くなりますが、手軽さを優先する方はドリップタイプを選ぶのがおすすめです。

レギュラーコーヒーの美味しい淹れ方

美味しい淹れ方①器具の用意・下準備

レギュラーコーヒーの挿れ方にはさまざまな種類がありますが、ここでは比較的簡単に淹れられるペーパードリップについて説明します。必要な器具はペーパーフィルター、ドリッッパー、サーバー、ポット、メジャースプーンです。ポットは細口のものが淹れやすいので、家にある方は細口のドリップポットを用意しておきましょう。

レギュラーコーヒーはカップ1杯あたり、10g~12gが適量です。2杯分なら20g前後、3杯分なら25g~30g前後、4杯分なら35g~40g前後と淹れる杯数によって、レギュラーコーヒーの量が変わります。使用するレギュラーコーヒーの種類や焙煎具合はお好みのもので構いません。レギュラーコーヒーを豆から挽く場合は、中細挽きにしましょう。

器具の用意ができたら、下準備を始めます。まず、汲みたての水道水を沸かしてください。美味しいレギュラーコーヒーを抽出するために理想的な温度は、90度前後です。お湯の温度が高すぎると、コーヒーの苦味が強く出すぎてしまいます。お湯が沸騰したあと火を止めてしばらく温度が下がるまで待ちましょう。

美味しい淹れ方②サーバー・ドリッパーをセット

お湯を冷ましている間に、サーバーにドリッパーをのせます。ペーパーフィルターの底にある接着部分を軽く外側に折り曲げ、次に側面の接着部分を内側に折り曲げます。ドリッパーとペーパーフィルターは1~2杯用、3~4杯用などの種類があるので、抽出したい杯数に合わせて適切なサイズを選びましょう。

折り曲げたペーパーフィルターをドリッパーにセットしたら、レギュラーコーヒーを入れます。ムラなくお湯を注いで美味しいコーヒーを抽出するために、両端からドリッパーを軽く揺すって粉の表面を平らにしておいてください。

美味しい淹れ方③1回目の抽出(蒸らし)

セットしたドリッパーにお湯を注いでいきますが、美味しい淹れ方に欠かせない作業が蒸らしです。レギュラーコーヒーにいきなりお湯を注いでしまうと、粉の中心までお湯が浸透せず、コーヒーエキスを出し切ることができません。

蒸らすことでコーヒーに含まれたガスが放出されてコーヒーの粉とお湯が馴染み、お湯の通り道ができます。蒸らす工程は美味しいコーヒーの成分を必要不可欠な工程です。初めにレギュラーコーヒーに少量のお湯をそっと円を描きながら入れ、粉全体に均一にお湯が含まれるまで20秒ほど待ちます。

粉全体にお湯を均等に湿らせるイメージでお湯を注いでください。注ぎ終わった時にサーバーに2~3滴抽出されたコーヒーが落ちてきたらOKです。

美味しい淹れ方④2・3回目の抽出

レギュラーコーヒーの粉の中心に、「の」の字を描くようにして少量ずつお湯を注いでいきます。水面からお湯が1/3程度減ったら、次のお湯を注ぐようにしましょう。お湯を注ぐときは、常に細くゆっくりとした一定のスピードをキープするのが美味しい挿れ方のコツです。

この時ペーパーフィルターにお湯が掛からないように注意してください。ペーパーフィルターにお湯がかかると雑味が出てしまい、美味しいコーヒーになりません。サーバーについている目盛りを見ながら、抽出したい量が溜まったらお湯を注ぐのをやめましょう。

美味しい淹れ方⑤撹拌する

抽出したレギュラーコーヒーを最後の一滴まで出し切る前に、ドリッパーを外しましょう。コーヒーの泡の表面には余分な成分が含まれているため、最後まで抽出してしまうと雑味が出てしまいます。サーバーに落ちたコーヒーは上と下で温度が異なるため、サーバーをやさしくゆすって撹拌し、カップに注げば美味しいコーヒーの出来上がりです。

レギュラーコーヒーの淹れ方にはコツがいりますが、慣れればスムーズに淹れられるようになるので、基本の淹れ方を繰り返し練習してみましょう。レギュラーコーヒーの種類だけでなく、サーバーの種類によってもコーヒーの味が変わるので、お好みのものを見つけてみてください。

レギュラーコーヒーの保存方法

常温保存

レギュラーコーヒーの風味は、空気中の酸素や湿度などによって日が経つにつれて劣化していきます。開封前であれば直射日光、高温多湿の場所を避け、常温で保存してOKです。ただし開封後は香りも風味もより損なわれやすいため、注意が必要です。

レギュラーコーヒーを数日で飲み切れる場合は常温保存でも構いませんが、しっかりと袋の口を閉じてから密閉容器ごと保存容器や缶に入れて保存してください。レギュラーコーヒーは乾燥しているため、水分を吸いやすく、湿気も味や香りに影響します。

そのため保存容器は水分を遮断できるジッパー付きの保存袋や、湿気や直射日光を防げるアルミバッグ、密閉性の高い保存瓶などが好ましいです。レギュラーコーヒーを常温保存できる期間の目安は夏で3~5日、冬で7~10日です。

冷蔵保存

レギュラーコーヒーを開封後、飲み切るのに時間かかりそうな場合は、冷蔵庫に入れて保存しましょう。ほかの生鮮食品と同じように、風味を保ちながら保存することができます。ただし冷蔵庫はドアの開閉によって温度変化を受けやすいため、扉部分よりも開け閉めによる温度変化の影響を受けにくい奥の方で保存してください。

また冷蔵庫内の匂いがレギュラーコーヒーに移らないように、しっかりと袋を密閉した上で、保存容器やジッパー付きの袋、缶などに入れましょう。レギュラーコーヒーの冷蔵保存期間の目安は2~3週間です。

冷凍保存

飲みきれないレギュラーコーヒーが大量に残っている場合は、冷凍保存がおすすめです。冷凍庫は低温が保たれ、遮光性があり、湿度も低いので保管場所として優れています。冷凍庫で保存する場合は、袋をしっかりと密閉し、ジッパー付きの保存袋に入れて保存してください。

ただし冷凍庫内の出し入れが激しい場合、温度変化や結露によって劣化が進む可能性があります。温度変化を受けにくい冷凍庫の奥側で保存するようにしてください。この時レギュラーコーヒーを小分けにして保存しておくと、出し入れによる温度変化の劣化を防ぐことができます。レギュラーコーヒーを冷凍保存できる期間の目安は約1ヶ月です。

おすすめのレギュラーコーヒー【豆タイプ】

キーコーヒー「 PREMIUM STAGEスペシャルブレンド」

青色に鍵マークのロゴでお馴染みのキーコーヒーには、さまざまな種類のレギュラーコーヒーがありますが、中でも一番のおすすめはPREMIUM STAGEスペシャルブレンドです。選りすぐりのアラビカコーヒー豆を100%使用したレギュラーコーヒーで、酸味、苦味が調和した深い味わいが特徴です。

小川珈琲「オリジナルブレンド」

京都の老舗コーヒーメーカーから販売されている有機コーヒーシリーズのレギュラーコーヒーです。土作りからこだわり、科学的に合成された農薬や肥料を使わない有機JAS認定のコーヒー豆を使用し、ペルーやメキシコ、ブラジルなど6品種を個別に焙煎してブレンドしています。苦味と酸味のバランスがとれたまろやかな風味が楽しめます。

UCC「ゴールドスペシャルブレンド」

コーヒー鑑定士が厳しい基準で世界中から焙煎したコーヒー豆を使用し、確かな経験と技術でブレンドされたロングセラーのレギュラーコーヒーです。苦味と酸味のバランスも程よく、甘い香りと風味豊かなコクが持ち味です。価格も手頃でコスパも良いので、インスタントコーヒーに慣れた初心者の方も取り入れやすいです。

ライオンコーヒー「バニラマカデミアナッツコーヒー」

ハワイの歴史あるコーヒーメーカー、ライオンコーヒーを代表するフレーバーコーヒーです。バニラビーンズの香りと、マカデミアナッツの濃厚な味わいが楽しめます。「いつもとちょっと違うレギュラーコーヒーが飲んでみたい」という方におすすめです。

おすすめのレギュラーコーヒー【粉タイプ】

カルディ「リッチブレンド」

人気輸入食材店カルディのコーヒーの中でも、リピーターが多いブレンドコーヒーです。重圧感のある強い苦味と、充実感の高い深いコクが楽しめる大人の味わいが印象的です。牛乳で割ってカフェオレにしたり、練乳を入れてベトナムコーヒーにするなど、アレンジして楽しむのもおすすめです。

マキシム「ちょっと贅沢な珈琲店スペシャルブレンド」

深煎り、粗挽きならではのしっかりとした味わいと澄んだ味が自慢のマキシムを代表するスペシャルブレンドレギュラーコーヒーです。コーヒー店のマスターがハンドドリップで淹れたような奥深い味わいと香りが楽しめます。

山本珈琲館「ヨーロピアンブレンド」

大阪の老舗珈琲店、山本珈琲館のヨーロピアンブレンドは、深炒りした豆のコクと苦味を引き出したブレンドが特徴です。コロンビアとブラジルの豆をバランスよく配合した上質な味わいが堪能できます。インターネット通販でも購入できるほか、コストコでも販売しています。

スターバックス「デカフェハウスブレンド」

レギュラーコーヒーの風味を大切に残しながら、カフェインを取り除いた人気のカフェインレスコーヒーです。カフェインが入っていなくても普通のレギュラーコーヒーと変わらない美味しさが楽しめるので、就寝前や妊婦さんでも安心してコーヒーが飲めます。

おすすめのレギュラーコーヒー【ドリップタイプ】

AGF「ブレンディドリップパックアソート」

大手コーヒーメーカーAGFのドリップタイプのレギュラーコーヒーです。スペシャルブレンド、モカブレンド、キリマンジャロブレンドの3種類がセットになっているので、それぞれの味の違いを楽しみましょう。お手頃価格で手に入れやすいので、日常使いにおすすめです。

キーコーヒー「ドリップオンバラエティパック」

キーコーヒーで人気のスペシャルブレンド、モカブレンド、キリマンジャロブレンド、トラジャブレンドなど6種類のドリップコーヒーが2種類ずつ入ったスペシャルパックです。香り豊かなコーヒーを特別な器具を使うことなく、手軽に味わうことができます。それぞれの味の違いを比較して、お気に入りを見つけてください。

スターバックス「オリガミパーソナルドリップコーヒーパイクプレイスロースト」

シアトル発の人気コーヒーチェーン、スターバックスの味が家庭で楽しめるドリップタイプのレギュラーコーヒーです。こちらのパイクプレイスローストは、丸みを帯びた口あたりとなめらかな後味が特徴です。

レギュラーコーヒーを美味しく楽しもう!

レギュラーコーヒーとはどのようなコーヒーなのか解説しました。また、美味しい淹れ方やおすすめの商品を紹介してきました。ハンドドリップで丁寧に淹れたレギュラーコーヒーの美味しさは格別です。

普段インスタントコーヒーに慣れている方も、本記事で紹介したレギュラーコーヒの淹れ方を練習してみてください。淹れたてのコーヒーの香りとコクを堪能すれば、気持ちもリフレッシュできることでしょう。

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