2021年02月24日公開
2024年11月06日更新
塩釜焼きのおすすめレシピ!魚からお肉まで美味しさを堪能しよう
塩釜焼きのおすすめ人気レシピをまとめました。定番の鯛の塩釜焼きから、さまざまな種類の肉や魚を使った塩釜焼きまで、徹底紹介します。失敗しない作り方の注意点やしょっぱくなりすぎないコツなども解説するので、ぜひ参考にしてください。
塩釜焼きのおすすめレシピを徹底紹介!
鯛の塩釜焼きたまらん pic.twitter.com/KQ6LxyEiI3
— 北条姫愛 (@kiaraaan0527) February 17, 2021
塩釜焼きのおすすめ人気レシピを、魚や肉の食材に分けて紹介しましょう。簡単に美味しくできる塩釜焼きをピックアップしています。レシピごとに使用する食材や塩釜の特長が違うので、お気に入りの塩釜焼きを見つけてみてください。
塩釜焼きの魅力と作り方のポイント
塩釜焼きとは?
初めて鯛の塩釜焼きに挑戦しました。鯛の旨味が閉じ込められてめちゃうまいんです。 pic.twitter.com/6HzqtWAEDI
— なおかずパパ (@gantetu727) February 20, 2021
塩または塩と卵白を混ぜ合わせたもので、食材を包んで焼く調理方法です。定番の鯛の塩釜焼きは有名ですが、鯛以外の魚や肉類を使っても、とても美味しく仕上がります。家庭用のオーブンレンジで焼くのが一般的ですが、キャンプで活躍するダッチオーブンやフライパンでも作れます。
塩釜焼きは戦国時代から伝えられている、調理方法だそうです。まだ冷蔵庫がない時代に、保存が効くように考え出された、知恵から生まれた調理法だといわれています。
塩釜焼きの美味しさに魅了される人が多い
メインは牛タンの塩釜焼き
— てべりん (@ump555555) February 15, 2021
に挑戦してみます(≧∇≦*)
うまくできるかなあ😅😅#キャンプ #ピザ窯 pic.twitter.com/HtdwFPdFJr
塩釜焼きは塩が釜の役割をするため、食材が蒸し焼きにされた状態になります。そのため、ふっくらしっとりした食感に仕上がり、ヤミつきになる美味しさです。また、塩が引き出す素材そのものの旨味を、堪能できることが一番の魅力でしょう。見た目もインパクトがあるので、ホームパーティーなど場が盛り上がる環境にピッタリの料理です。
塩釜焼きがしょっぱくならないためのポイント
鯛くんの塩釜焼きやった塩が少し余ってたので、豚肩ブロックで塩釜焼き🐖🥩🥩
— くるす@ぱてぃしえ肉シエ (@Noxculus_orcdex) February 16, 2021
インカのめざめ売ってたから一緒に〜
忙しいからオーブンに投げとくだけ。
ぽーい🙄 pic.twitter.com/Y7jqSFOmQg
使用する食材は必ず大きなサイズのものを選んでください。魚や鶏肉であれば丸ごと使い、牛肉や豚肉であればブロック肉が良いでしょう。特に肉類はスライスしたものを使用すると、塩が全面積に染み込むため、しょっぱい仕上がりになります。
また、調理過程で塩を食材につける時は、手早く仕上げていくのがポイントです。時間をかけ過ぎると、塩をつけている間にもじわじわと、塩が食材に染みていくからです。塩をつけ終わったら速やかに加熱して、しょっぱくなりすぎないようにしましょう。
初めて塩釜を作る人は、形成に時間がかかることもあるかもしれません。その場合は塩釜と食材の間に、しそや昆布を挟む方法があります。そうすると、しょっぱくなりすぎずに風味も増すので、失敗が気になる人は試してみてください。
塩釜焼きにおすすめの食材
本日いただいた、鶏肉の塩釜焼き。塩の塩梅が良くて柔らかくて美味かった(°▽°)オリーブオイルとバルサミコ酢のソースをつけるとまたええ感じに美味かった( ´ ▽ ` ) pic.twitter.com/8Cx1wAUw2W
— げっつん (@462_getter35) August 1, 2020
塩釜焼きは淡白な味ほど旨みが引き立つので、白身魚は最適な食材です。他にも、脂がのった肩ロース肉やバラ肉でも、塩釜効果でジューシーさが保たれて、旨みが増します。肉を使用する時は、ローリエやローズマリーなどのハーブを間に挟むと、香りが良くなるでしょう。意外な食材では、ごぼうなど好みの根菜を使っても美味しいそうです。
塩釜焼きのおすすめレシピ【魚】
鯛の塩釜焼き
【材料】
- 鯛:1尾(内臓の処理済み)
- 玉ねぎ:15g
- 人参:15g
- ニンニク:1片
- セロリの葉:5~6枚
- ローズマリー:2本
- タイム:適量
- ディル:適量
- レモンの皮:適量
- オレンジの皮:適量
- にんにく:1片
- 粗塩:1kg
- 卵白:3個
- 薄力粉:大さじ2
- 赤玉ねぎみじん切り:20g
- オレンジの絞り汁:20cc
- 白ワインビネガー:15cc
- EXVオリーブオイル:40cc
- ディルみじん切り:少々
【作り方】
- うろこ取りで鯛のうろこを取ります。
- オレンジとレモンを輪切りにスライスし、残りの半分の皮は千切りにします。
- 鯛のお腹にスライスしたオレンジ、レモンを詰めます。
- さらに、ねぎ、人参、にんにく、ローズマリーを詰めます。
- 鯛の表面に包丁で切れ目を入れ、にんにくスライス、タイムを切れ目に挟みます。
- ディル、レモン、オレンジの皮の千切りをのせます。
- ボウルに卵白を入れ、泡立て器で軽く泡立てます。
- 7に塩と薄力粉を加え、ゴムベラで混ぜ合わせます。
- 天板に8を敷き、魚をのせ上から手で覆うように更に8をのせます。
- 表面にスプーンなどで模様を描き、200℃のオーブンで40分程焼きます。
- 別のボウルに、皮を取った残りのオレンジを絞り入れ、ソースの材料を加え混ぜます。
- 魚が焼きあがったら皿に取り、お好みでソースをかけて完成です。
鯛を丸ごと塩で包んで焼いた人気レシピです。見た目は華やかですが、意外と簡単に作れます。塩釜の効果で鯛にじんわりと火が通り、身がふっくらジューシーに焼き上がります。焼き時間は魚の大きさに合わせて、調整してください。
焼き上がってからも塩が魚に染み込んでいくので、そのままにせず早めに塩を取除き、熱いうちに食べるのがおすすめです。パーティーやお祝い事のおもてなし料理にすると、とても喜ばれるでしょう。
ブリの塩釜焼き
ブリにほんのりついた塩味が、とても美味しい人気レシピです。塩釜にレモンの果汁を少し加えて、あっさり爽やかな風味に仕上げました。作り方のポイントは、塩釜でブリを包む時は隙間がないように、しっかりブリが隠れるようにすることです。簡単にできるので、いつもと違ったブリの食べ方にチャレンジしてみてください。
スズキの塩釜焼き
スズキを塩釜焼きにしたおすすめレシピです。塩釜とスズキの間に昆布と大葉を挟んで、魚の臭みを取り風味を加えました。作り方のポイントは、塩釜を作る時に小麦粉を加えておくと、割った時に塩が飛び散らずに済みます。余った卵黄で魚模様を描くと、さらに見栄えが豪華になるでしょう。
ニジマスの塩釜焼き
卵白と塩とハーブの塩釜の中に、ニジマスを入れて焼きました。魚のお腹にもハーブを詰め込んでいるので、香り豊かに仕上がります。1人分サイズのニジマスでも簡単に美味しく塩釜焼きができる、おすすめのレシピです。
塩釜焼きのおすすめレシピ【肉】
牛肉の塩釜焼き
【材料】2人分
- アンガスビーフ(ブロック):200g程度
- こしょう:適量
- にんにく:1片
- ローズマリー:1本
- 塩:300g程度
- 卵白:2個分
【作り方】
- にんにくは薄切りにします。
- アンガスビーフの全体にこしょうをふり、にんにくとローズマリーをのせます。
- ボウルに塩と卵白を入れ、ふんわりするまで混ぜます。
- 天板にクッキングシートを敷き、肉を乗せて上から3を覆うようにのせます。
- 180℃のオーブンで30分焼きます。
- 焼けたらオーブンから出して、20分ほど放置します。
- 外側の塩釜を落として、肉をスライスしたら完成です。
牛肉肩ロースブロックをじっくりと焼き上げた絶品レシピです。カットすると肉汁がジュワーと出てきて、肉の旨味を楽しめます。作り方のポイントは、オーブンを必ず余熱してから焼くようにしすることです。
また、加熱不足は食中毒の原因になる場合もあるため、牛肉の表面から1~2cm色が変わっていることを確認して、食べるようにしましょう。牛肉の赤みが気になる場合は、加熱時間を延長してください。
豚肉の塩釜焼き
【材料】4人分
- 豚肉ロースブロック:450~500g
- 粗挽き黒こしょう:小さじ1/4
- ローズマリー:小さじ1/2
- 卵白:1個分
- 塩:500g
【作り方】
- 豚肩ロースブロックは、3時間ほど常温に戻しておきます。
- 包丁で肉の筋を切るように、30ヶ所ほど刺しておきます。
- オーブンを210℃に温めておきます。
- ボウルにAと塩と卵白を入れて、しっとりするまで手でよく混ぜます。
- クッキングシートの上に、肉よりやや大きめに4の塩釜を1/5量ほどのせて広げます。
- 5に肉をおき、その上から残りの4を被せて、肉が見えないように覆います。
- 6を手でぎゅっと握って固めます。
- オーブンに7を入れて、30分ほど焼きます。
- 焼き上がったら粗熱がとれるまで、1時間ほど放置します。
- めん棒などで叩き割り、肉を取り出します。
- 肉についてる塩をさっと洗い流し、お好みの厚さに切り、盛り付けて感性です。
塩釜で肉を覆うことで、蒸し焼き状態になり、お肉がしっとり焼き上がります。作り方のポイントは、調理前の豚肉を3時間常温でおくことによって、肉の生焼けを防げることです。また、包丁を刺して肉の筋を切っておくと、焼き縮みを防ぎ柔らかく焼き上がるでしょう。
肉の下ごしらえの時に、ローズマリーで肉の臭みを取って、黒こしょうで風味を良くします。ローズマリーは入れ過ぎるとクセが強くなるので、少量で良いです。余った塩はフライパンに入れて、完全に水分が飛ぶまで弱火で10分ほど炒り続けると、料理に再利用できます。塩が肉の旨味を吸収して美味しいので、ぜひ活用してください。
レモン香る鶏の塩釜焼き
レモンとバジルの爽やかな風味が特徴の、鶏肉の塩釜焼きです。鶏肉をふんわりとジューシーに食べることができます。作り方のポイントは、レモンでしっかり鶏肉に下味をつけておくことです。下味をつけたら、すぐに塩釜に入れずに冷蔵庫で1時間ほど寝かせておきましょう。
牛タンの塩釜焼き
ダッチオーブンで作る牛タンの塩釜焼きのレシピです。下ごしらえの時に、牛タンの白い筋は取り除いておきましょう。筋を残しておくと、焼き上がった時にカットしにくく、身が崩れやすくなります。また、牛タンは少し冷ましてからカットした方が、肉汁が流れなくて美味しいでしょう。キャンプなどのアウトドアメニューに、おすすめの一品です。
塩釜焼きで食材の旨みを引き立てよう!
伊勢海老の塩釜焼き半端ないって。伊勢海老をまるごと塩で包んで蒸し焼きにすることで、殻の旨みが身に移っていくんだもん。そんな贅沢出来ひんやん、普通。 pic.twitter.com/f4p18cxfoY
— ryo.sakuma (@1999ryo0411skm) August 14, 2018
塩釜焼きのおすすめ人気レシピを紹介しました。塩釜焼きは食材そのものの旨みが引き立つ、最高の調理法です。見栄えも良く簡単に作ることができるので、普段の食事はもちろんのこと、特別な日にもぜひ作ってみてください。作り方に慣れてきたら、さまざなな食材でアレンジして楽しむのも良いでしょう。