厚揚げを使った離乳食レシピ！美味しいあんかけ・照り焼きメニューも

豆腐は離乳食初期から活躍する食材ですが、同じ豆腐でも油で揚げている厚揚げは離乳食に使えるのかどうか疑問に思ったことはありませんか？油が多い厚揚げですが、しっかりと油抜きをすることで離乳食に使うこともできます。

本記事では、厚揚げを使った美味しい離乳食のおすすめレシピを紹介します。厚揚げを使った離乳食の作り方がわからない人は、ぜひ参考にしてください。

豆腐自体は離乳食の初期から食べさせることができますが、厚揚げは油が多いため小さな赤ちゃんにはまだ使うことができません。離乳食に使うとしたら、1歳を過ぎた完了期から使うようにしましょう。厚揚げは多量の油が赤ちゃんの胃腸に負担がかかると同時に噛み切りにくい食材であるため、後期まではできるだけ使わないほうが安心です。

完了期を過ぎても積極的に使う必要はないので、大人用のおかずから取り分ける時などに少しだけ食べさせてあげると良いでしょう。

厚揚げは油が多くて赤ちゃんの消化器官に負担がかかってしまうので、離乳食に使う場合は油抜きが必要です。油抜きをしても消化しにくいことに変わりはないので、あまり多くあげすぎないように気を付けましょう。また、タンパク質を多く含む食材でもあるので、他の食材とのバランスを考慮する必要も出てきます。

厚揚げを使う時は他のタンパク質を少し減らすなどして、栄養が偏らないようにしてください。完了期の豆腐の目安量は50〜55gですが、豆腐の目安量よりは少なめにしておいたほうが良いでしょう。食べさせる時の大きさは1cm角程度が目安ですが、子供の成長具合によって大きさや切り方は変えましょう。

厚揚げ原材料が豆腐ですので、豆腐が食べられる場合はそこまでアレルギーの心配はありません。しかし、作る工程が違うため絶対にアレルギーが出ないというわけではないので、初めて食べさせる時は他の食材と分けて小さじ1杯程度から始めるようにしましょう。

厚揚げの下ごしらえは、お湯を回しかけるだけで簡単にすませることができます。しかし、お湯をかけるだけだと油分もだいぶ残るので、もっとしっかりと油抜きをしたい場合は一度お湯で茹でるのがおすすめです。お湯を沸かしたらそこへ厚揚げを入れて、2分ほど加熱すればOKです。

お湯から取り出したらキッチンペーパーなどで水気をしっかり拭くと、油臭さなどを軽減することができます。お湯が少ないと全体をしっかり油抜きできないので、たっぷりのお湯を使うようにしましょう。

甘めの味付けでご飯が進む、厚揚げの照り焼きのレシピです。野菜や肉もたっぷり入っているため、ボリューム満点で栄養もしっかり摂れます。離乳食の進み具合によっては、野菜を切る大きさを変えたり豚バラ肉をひき肉に変えたりして子供が食べやすいように工夫しましょう。

具材たっぷりの厚揚げ豆腐の野菜あんかけを紹介します。あんの作り方も簡単ですので、短い時間でぱぱっと作ることができます。離乳食用のメインメニューとしてだけでなく、大人用の副菜などにもおすすめです。大人用に作る場合は調味料を増やしたほうが美味しく食べられます。

サクサクの食感が美味しい厚揚げピザのレシピです。油抜きした厚揚げに具材を乗せてトースターで焼くだけですので、朝ごはんやおやつなどに手軽に利用することができます。手で持って食べられるため、手づかみ食べが好きな子供にもおすすめです。

具材をトッピングすると彩りも栄養も良くなるので、子供の好きな食材でいろいろとアレンジしてあげましょう。大人用のおつまみとして作る場合は、ブラックペッパーや岩塩を振りかけるとさらに美味しく食べられます。

厚揚げを使った離乳食のおすすめレシピをまとめました。厚揚げは完了期になれば離乳食にも使うことができ、大人も一緒に楽しめるメニューを簡単に作ることができます。本記事で紹介したレシピはどれも簡単な作り方のメニューばかりですので、ぜひ毎日の献立に取り入れてみてください。