2021年01月22日公開
2024年11月05日更新
マグロを食べ過ぎると水銀による影響が?大人も子供も注意が必要
マグロを食べ過ぎるとどうなるのかを徹底解説します。マグロの食べ過ぎで起こる水銀中毒について、下痢などの症状や病気になる可能性をまとめました。妊婦や子供への影響、認知症の予防効果なども含め、詳しく紹介します。
マグロの食べ過ぎは体に悪いのか知りたい!
久々の『マグロ補給日』ですが、最近、ハズレマグロが多くて…👹💧
— 桃太郎侍 (@mizochannel) May 16, 2020
マグロの食べ過ぎかもしれませんが、当面は『お店限定』にしようかと思います🍣👹
そんなお店も、コロナ禍で来店自粛しておりますので、秋までマグロ断ちか…👋👹💦 pic.twitter.com/QnZe4bDaau
クセの少ないマグロは、子供から大人まで大好きな食材のひとつです。刺身にしたり寿司にしたりとアレンジしやすく、生のまま食べられる気軽さも魅力でしょう。しかし、マグロを食べ過ぎると水銀による影響が懸念されることを知っていますか?
本記事では、マグロの食べ過ぎで起こる体への影響を調査しました。摂取量の目安も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
マグロを食べ過ぎると病気になる?
マグロは、スズキ目サバ科に属する回遊魚です。日本をはじめ、世界のあらゆる海域で漁獲されており、和食ブームに伴って海外でも寿司ネタとして認知されるようになりました。ただし、美味しいからといって過剰に摂取すると、病気になることもあるようです。ここでは、マグロに多く含有する水銀に焦点をあて、体への影響を解説します。
水銀の悪影響
今週4回目のまぐろなんですよね( ͡ ͜ ͡ )(食べ過ぎ) pic.twitter.com/shJg1JOidL
— マコ▶合同本通販してます (@mako_mic226) June 30, 2019
海や湖には、微生物によって作られた微量の水銀が存在しています。この水銀をプランクトンが摂取し、魚が食べることで徐々に魚の体内には水銀が溜まっていきます。マグロに特に水銀が多く含まれるのは、小魚に比べて寿命が長く、水銀を持った魚を捕食するからです。これらを漁獲して食べる人間も、水銀による影響からは逃れられません。
マグロを大量に食べて体内に水銀が溜まると、下痢や悪心、神経障害などを引き起こします。腎臓や消化器官へのダメージも大きく、脱毛や皮膚障害が起こる可能性もあるようです。とはいえ、普段少量を口にする程度なら水銀の影響は心配ありません。
水俣病になる危険がある
夕食はシースー🍣💕#サミットストア
— F187🏥不良透析患者 (@no272006) August 10, 2020
3種の本鮪が入った
まぐろづくし
それぞれ味わいの違う
鮪が味わえて
美味しかったです🤤
ちょっと食べ過ぎ···🤣 pic.twitter.com/rGK2CGXGFx
水俣病は、水銀を多量に含む魚や貝を食べることで起こる公害病のひとつです。1950年代に熊本県水俣市で発生したことからその名がつきました。病気を引き起こした原因は、工場から流れ出た廃水です。水銀を含んだ廃水が海へと流れ、汚染した魚介類を食した人々にさまざまな影響が出たのです。
体の震えや手足のしびれなどを起こし、強い痛みや意識障害、これらで命を落とした人もいました。現在日本では公害が起こらないよう環境が整えられていますが、海外でも水銀による中毒障害が危惧されています。
妊婦は特に注意が必要
【危険性も】マグロの食べすぎ注意…メチル水銀が胎児に悪影響 東北大調査https://t.co/Z2LbupPnXv
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 28, 2016
体内で人間の脳に影響を与えたり、妊娠中の場合は、胎児に精神運動発達遅滞や脳性麻痺などが起こることがあるという。 pic.twitter.com/pf5vRSJAU8
マグロの食べ過ぎで特に気をつけなければならないのが妊婦です。妊婦がマグロを大量に食べると、胎盤から胎児へと水銀が流れます。胎児に移行した水銀は血液を通して脳へ到達し、脳性麻痺などの脳障害を引き起こすのです。
水銀を排出できない胎児は特に影響を受けやすく、発症した場合も重症化しやすいといわれています。キンメダイやカジキ、クジラなどにも水銀が多く含有するため、これらを食べる際にも摂取量に気をつけましょう。
マグロの食べ過ぎにならない適量
水銀中毒が心配なマグロですが、一体どれくらいの量であれば問題ないのでしょうか?最後に摂取量の目安を紹介します。期待できる栄養効果にも触れているので、ぜひ参考にしてください。
摂取量の目安
今日の朝ごはん
— QUEEN@半年で30kg減量成功! (@QUEEN50847772) January 15, 2021
まぐろの赤身200g
キムチ
オイコス
納豆2パック生卵
オイルコーヒー
昨日より-0.65でした。
しゃぶしゃぶの分リセットしましたー!
更にマイナスー。
(`・∀・)ノ#ダイエット #ダイエット垢さんと繋がりたい #ダイエット仲間募集 #ダイエット記録 #ダイエット垢と繋がりたい pic.twitter.com/aw2zH8QoR7
水銀を多く含むマグロ、クジラ類を食べる際は、1週間で合計して100~200g以内に留めるのが適量とされています。食べる回数も週2回以内にし、さまざまな魚介をまんべんなく摂るようにしましょう。妊婦や小さな子供の場合は1週間で合計50~100g以内、かつ週1回までにするのが適量です。
適量なら認知症予防に効果的
認知症予防レシピ とろろとまぐろ(予防食品4種!) https://t.co/UcDfzf3gIx
— かんたん認知症予防ブログ~食事とサプリ~ (@hideoka55) September 15, 2017
長いもとまぐろの強力コラボで認知症予防~ pic.twitter.com/tl2JTEzlLO
摂取量にさえ気をつければ、マグロにはさまざまな効果効能も期待できます。特に注目されているのが認知症の予防効果です。認知症の治療は研究が進んではいるものの、いまだに完全な治療法が確立されていません。DHAやEPA、ビタミンEなどを豊富に含むマグロを食べ、認知症の予防に努めることをおすすめします。
マグロの食べ過ぎによる水銀の害に注意!
マグロ食べ過ぎわろた pic.twitter.com/GA1Q753yMc
— ❁ごま❁ (@hal_hnt) September 29, 2014
マグロの食べ過ぎによる体への影響を解説しました。水銀を含むマグロは、過剰に摂取すると下痢や水俣病などを引き起こす恐れがあります。特に注意が必要なのは妊婦や小さな子供です。妊婦は胎児への影響も懸念されるため、他の水銀を含む魚介にも注意してください。食べる際は適量に留め、水銀中毒を未然に防ぎましょう。