ラー油の賞味期限はどれくらい？状態の見分け方と大量消費レシピ

ラー油は数滴加えるだけで料理に辛味を足せる、辛いもの好きには欠かせない人気の食品です。一度に大量に使うことがほとんどないので、つい賞味期限を過ぎてしまうことがあるかもしれません。本記事はラー油の賞味期限について詳しく解説します。賞味期限間近のラー油を消費できる、おすすめのレシピも併せて紹介しましょう。

未開封のラー油の賞味期限は、1～3年といわれています。賞味期限の範囲が広いのは、メーカーによって異なるからです。保存料などの添加物を使用していないラー油の賞味期限は、1年ほどになります。人気メーカーのS&Bのラー油の賞味期限は2年です。市販品はパッケージに賞味期限は明記されているので、確認して購入すると良いでしょう。

ラー油を開封したら、常温保存で1～2ヶ月以内に食べ切ることをおすすめします。1～2ヶ月以内に食べ切れない場合は、冷蔵庫で保存した方が劣化しにくいです。長く常温保存をすると、酸化がすすんでいまいます。また、ラー油を手作りする方も多いでしょう。使用する油の量や材料にもよりますが、賞味期限は約1ヶ月を目安にしてください。

ラー油は腐りにくい食品ですが、絶対に腐らないとは言い切れません。唐辛子入りのラー油の場合は、唐辛子にカビが生えることがあります。オイルの量が少なくなり、底にあった唐辛子が空気に触れてしまうと、カビが生えやすくなるのです。

また、手作りの食べるラー油なども同様で、材料にニンニクや生姜、長ネギなどを使用していると、空気に触れれば唐辛子よりもカビが生える確率が高くなります。カビが生えてしまったら、食べずに処分してください。

腐っているわけではありませんが、ラー油は酸化することがあります。酸化するとオイルの色が白っぽくなるのが特徴です。酸化したラー油は辛味も抜けている上に、身体に良い影響を与えないので、食べない方が良いでしょう。

ラー油に最も適しているのは、冷暗所で常温保存する方法です。冷蔵庫に入れると固まってしまうので、餃子のタレに使う時などは不便になります。ただ、開封して1~2ヶ月以内に使い切れないようだったら、酸化を防ぐためにも冷蔵庫で保存するのも良いでしょう。使用する少し前に冷蔵庫から出しておくと、固まっていても自然と液状に戻ります。

【材料】1人分

• 中華麵(太麺)：250g
• 豚の角煮(市販)：1パック
• 温泉玉子：1個
• 玉ねぎ：1/2個
• 食べるラー油：好きなだけ

• 砂糖：小さじ1
• 酢：小さじ2
• 醤油：大さじ1
• オイスターソース：小さじ2
• 鶏ガラスープの素：小さじ1
• バター：1片
• ごま油：大さじ1

1. 中華麺を規定時間どおりに茹でます｡
2. 玉ねぎはみじん切りにします。
3. 丼にAの調味料を全て入れて混ぜ合わせます。
4. 茹でた中華麺を3に加えて、よく混ぜます｡
5. 豚の角煮と温泉玉子､ 玉ねぎを4の上にのせます。
6. 仕上げに食べるラー油を好きなだけかけたら完成です。

オイスターソースやバターのコクとラー油の辛味が麺に絡んで、食べ応えのある油ねぎそばです。中華麵は太目のものを使用した方が美味しいでしょう。ラー油はお好みでたっぷりかけて食べてください。

【材料】

• 絹ごし豆腐：150g
• 白だし：大さじ1
• ご飯：200g
• 卵黄：1個
• ラー油：適量

1. ボウルに豆腐と白だしを入れて、スプーンでよく混ぜます。
2. 丼に白ご飯を盛って、その上に1をのせ真ん中部分を少しくぼませます。
3. くぼんだ部分に卵黄を落とします。
4. さらにお好みで小ネギを散らします。
5. 仕上げにラー油をまわしかけて完成です。

火を使わずに簡単にできて美味しい丼料理のレシピです。口に残る食感が好みの方は、木綿豆腐を使用しても構いません。ご飯の上にのせずに、おつまみとして楽しむのも良いでしょう。また、もやしなど茹で野菜の上にのせて食べても美味しいです。味付けがもの足りなく感じたら、塩を少し足してみてください。

ラー油の賞味期限と保存方法についてまとめました。ラー油は正しい保存方法を行えば、賞味期限が長く腐りにくい食品です。調査したところ、未開封の市販のラー油は保存状態が良ければ、賞味期限が過ぎても2～7ヶ月は食べられるそうです。さまざまな料理にラー油を使って、早めに使い切るようにしましょう。