ガトーショコラの日持ちはどれくらい?食べ頃と消費期限をチェック

ガトーショコラがどのくらい日持ちするかについて解説します。ガトーショコラの食べ頃や正しい保存方法、消費期限切れが切れて腐るとどうなるか?についても詳しく説明します。ガトーショコラを日持ちさせるための情報が満載です。

ガトーショコラの日持ちはどれくらい?食べ頃と消費期限をチェックのイメージ

目次

  1. 1ガトーショコラの日持ちは?
  2. 2ガトーショコラの日持ち
  3. 3ガトーショコラの日持ちする保存方法
  4. 4ガトーショコラの期限切れの見分け方
  5. 5ガトーショコラは意外に日持ちしない!

ガトーショコラの日持ちは?

ガトーショコラは、しっとりとした食感と濃厚なチョコの風味が楽しめるケーキです。作り方も簡単でお菓子作り初心者も挑戦しやすいため、手作りするという方も多いのではないでしょうか?

今回はガトーショコラがどのくらい日持ちするかについてまとめました。少しでも長く日持ちさせるための保存方法や、日持ち期間が過ぎてしまった時に食べられるかどうかの見分け方も紹介します。ガトーショコラ好きはもちろん、よくケーキを作るという方は参考にしてください。

ガトーショコラの日持ち

賞味期限と消費期限の違い

日本では全ての加工食品に消費期限か賞味期限の表示が義務付けられています。賞味期限は品質が劣化しにくい缶詰やペットボトル飲料、レトルト食品などが対象で、未開封の状態で正しく保存した場合、その日まで食品の品質が保たれることを保証する期限です。おいしく食べることができる期限と覚えておけば間違いありません。

一方消費期限は腐敗しやすいお弁当やお惣菜、ケーキなどに使用されています。表示されているその日まで品質が劣化しないと保証しており、衛生上の心配なく食べることができる期限を示しています。賞味期限はその日を過ぎたからといってすぐに腐るわけではありませんが、消費期限は腐敗など劣化が進む可能性があるため注意が必要です。

手作りガトーショコラの食べ頃

ガトーショコラを手作りしたときに覚えておいて欲しいのが、作りたての状態より翌日の方がしっとりとしておいしくなるということです。これは一晩寝かせることで余分な水分が抜け、素材の水分と油分が馴染んでずっしりとした濃度の食感に変化するためです。

またガトーショコラの焼きたてはぷっくり膨らんだ状態ですが、しばらく時間をおくと生地の高さが落ち着き、見た目もきれいに仕上がります。作り立てより翌日が食べ頃になるので、バレンタインデーやおもたせにガトーショコラを作るときは前日に作っておくことをおすすめします。

手作りガトーショコラの日持ち

手作りしたガトーショコラが日持ちする消費期限は、5日程度になります。家庭で手作りすると保存料などを使用しないため、市販のものと比較するとどうしても傷みやすくなります。ショートケーキなど生クリームを使ったケーキと比べると日持ちしますが、日持ちするからといって放置しないようにしてください。

ガトーショコラの日持ちする保存方法

ガトーショコラの冷蔵保存

手作りしたガトーショコラを翌日まで寝かせておく場合、冬場などの寒い時期以外は基本的に冷蔵庫で保存してください。この時大切なことは乾燥対策です。冷蔵庫は常温で保存するよりも湿度が低いため乾燥しやすいです。乾燥を防ぐためには、焼きたてのガトーショコラの粗熱を取ったあと、しっかりとラップで包む必要があります。

カットした状態でもホールのままでもどちらでも構いませんが、空気に触れないようにガトーショコラ全体をラップで包むようにしてください。おいしくするために寝かせていたのに乾燥してパサパサしてしまった、ということがないようにしっかり対策しておきましょう。

ガトーショコラの冷凍保存

手作りしたガトーショコラをもっと日持ちさせたい場合は、冷凍保存しておくことができます。冷凍庫で保存すると最大で1ヶ月ほど日持ちさせることができるので、すぐに食べきれない時は早めに冷凍保存しておくと良いでしょう。冷凍保存する方法は、まず焼けたガトーショコラをしっかりと冷まして粗熱をとります。

粗熱が残ったままラップで包んでしまうと水滴が出て食感が悪くなったり、風味が落ちてしまうので注意してください。続いて食べやすいように1切れずつに切り分け、ラップでしっかりと包んでください。その上から冷凍可能な保存袋に入れ、冷凍庫に移したらOKです。

ラップをした後に保存袋に入れるのは、冷凍焼けや乾燥を防ぎ、におい移りを防ぐためです。保存袋の中には冷凍不可のものもあるので、適切なものを使用するようにしましょう。

冷凍したガトーショコラの解凍方法

冷凍したガトーショコラを食べたくなったら、冷凍庫に移して低温解凍してください。常温で解凍すると温度差でガトーショコラの水分が出て風味が落ちたり、水っぽくなってしまうので避けてください。冷蔵庫でゆっくり解凍すると5~6時間以上かかるため、食べたい日の前日に冷凍庫から冷蔵庫に移しておくと良いでしょう。

急いでいる場合でも電子レンジで解凍すると加熱ムラができたり、味が劣化してしまうのでおすすめしません。時間に余裕を持って解凍するようにしてください。解凍後はオーブントースターで軽く焼くと焼き立ての食感を再現することができます。温かいガトーショコラにアイスクリームなどをトッピングしてもおいしいので、試してみてください。

ガトーショコラを日持ちさせる便利グッズ

せっかく作ったガトーショコラを少しでも日持ちさせるためのお役立ちグッズを2つ紹介します。最初におすすめするのは、焼き上げたケーキを冷ますために重宝するケーキクーラーです。ガトーショコラを冷蔵、または冷凍保存する時は必ず粗熱を取る必要がありますが、お皿など平らなものに乗せてしまうと密着した部分が蒸気で湿ってしまいます。

湿った部分は味が劣化したり、痛みの原因になることがあるので、しっかり蒸気をとばして粗熱を取ることが大切です。ケーキクーラーは網状になっているため、下から風を通して蒸気がこもることなく素早くガトーショコラを冷ますことができます。クッキーやパンなどにも活躍するのでひとつ持っておいて損はありません。

ケーキクーラーはホームセンターや大手スーパーなどで手に入れることができます。近くにケーキクーラーを売っていないという場合は、通販などで郵送してもらうのも手です。もうひとつの便利グッズは、冷凍可能な保存袋です。

一般的には使い捨てできる保存袋を使うことが多いですが、あまり経済的ではありません。そこでおすすめしたいのが、密閉容器です。家庭用冷凍庫の温度は-18℃前後であるため、耐冷温度が-18℃を下回るものであれば使用できます。

密閉容器であれば洗って繰り返し利用できるため、経済的でエコです。透明タイプを選べば中身がひと目でわかって食べ忘れを防ぐことができるので、いくつか大きさが違うものを揃えておくと良いでしょう。

ガトーショコラの期限切れの見分け方

見た目

ほかのケーキよりも日持ちするガトーショコラですが、万が一消費期限が過ぎてしまった時の見分け方を紹介します。消費期限が切れてしまった後に起こる変化を知っておくことで、無駄に処分することがないようにしてください。

まずチェックして欲しいポイントは見た目の変化です。消費期限を大きく過ぎてしまったガトーショコラにはカビが生えることがあります。ガトーショコラは黒っぽいためわかりにくいですが、しっかりと表面を見て異変がないかどうかチェックしましょう。

またガトーショコラのトッピングに粉糖をかけることがありますが、カビと見分けがつきにくいため粉糖をかけて保存するのは避けましょう。粉糖は水分を吸いやすくカビが発生しやすいとう性質があります。粉糖を使いたい方は、食べる直前にかけるようにしてください。

におい

次にチェックして欲しいポイントが、においです。消費期限を過ぎてガトーショコラの傷みが進むと、酸っぱいような嫌なにおいがします。生クリームやチョコレートの油分が酸化して油っぽいにおいがすることもあります。ガトーショコラをよく嗅いでみて、焼いた時と違いがないか確認してください。

見た目やにおいに変化を感じられない場合、少量食べてみて味を確認してください。ガトーショコラは本来濃厚なチョコレートの風味がするものですが、消費期限を過ぎて傷んだものは酢っぱい味がします。またバターやチョコレートの油脂が変質し、古い揚げ油のような重苦しい味になることもあります。

消費期限を過ぎだガトーショコラを食べると胸焼けを起こしたり、最悪の場合は食中毒になることもあります。少しでも異変を感じたら、潔く処分するようしましょう。

ガトーショコラは意外に日持ちしない!

手作りのガトーショコラは美味しいですが、日持ちする期間は5日程度になります。ワンホール丸ごと食べきることが難しい場合は、冷凍すると長く日持ちするだけでなく美味しさをキープすることができます。

賞味期限が切れる前に早い段階で食べきれない分は冷凍しておくと無駄にすることがありません。せっかく作ったガトーショコラを最後までおいしく食べきってください。

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