2020年10月22日公開
2024年11月02日更新
離乳食作りには圧力鍋がおすすめ!レシピや選び方のポイントを解説!
離乳食作りに圧力鍋がおすすめされる理由を徹底解説!圧力鍋を使うメリットや便利な使い方、人気の離乳食レシピなどをまとめました。選び方のポイントや圧力鍋を使いこなした野菜の簡単レシピも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
離乳食作りには圧力鍋がおすすめ!
今日の離乳食作り置き。
— おにぎり🍙@1y (@shiroiro_nigiri) May 10, 2020
圧力鍋の方が早いし柔らかく煮えるのに、なんで今までやらなかったんだろうか🤔 pic.twitter.com/AKUswFfqqg
圧力鍋は、短時間で柔らかい煮物が作れる人気の調理器具です。そんな圧力鍋を利用すれば、毎日大変な赤ちゃんの食事作りが楽になることを知っているでしょうか?
本記事では、離乳食作りに圧力鍋がおすすめされる理由や使い方のポイント、活用レシピなどを詳しく紹介します。ぜひ毎日の食事に圧力鍋を取り入れ、美味しい料理を手作りしてみてください。
離乳食作りに圧力鍋がおすすめな理由
野菜を柔らかく煮たりつぶしたりと、離乳食作りはなかなか手間がかかりますす。まとめて冷凍するにしても「一度にたくさんの料理を作るのは大変」という方も多いでしょう。ここでは離乳食作りになぜ圧力鍋が重宝されるのか、その理由について解説します。使い勝手の良さを知ったら、圧力鍋が手放せなくなること間違いなしです。
時短・節約
芋類や根菜類は圧力鍋でどーんと蒸しておくと便利。 あっためて潰して #離乳食 でもバターで焼いたりチーズを乗せてレンチンすれば #幼児食 でもいける👍🏻✨ pic.twitter.com/dqsAGtXk0o
— taniuchi (@tyu778) October 12, 2018
圧力鍋は、その名の通り鍋の中に圧力をかけることで食材を一気に調理する調理器具です。大根や人参、さつまいもなどの根菜を煮る時も、圧力鍋を使えば調理時間が約3分の1で済みます。時短になると、その分のガスや電気代を節約することもできます。簡単に作れてお財布にも優しいとなれば、使わない選択肢はないでしょう。
柔らかさの調節がしやすい
以前、離乳食教室に参加したときのお話。野菜は大きいまま茹でてから切る(理由は繊維が…なんだっけ?)。包丁の背でつぶせるぐらいまで煮ると、初期でもすりばち不要だし食べやすい。初期から後期までは、軟らかさは同じで大きさを変えるだけ。圧力鍋がおすすめだけど、なければ土鍋がよい。 pic.twitter.com/wyhMqq06ht
— とまるみ®@2y♀ (@kl13lgnbamosidx) May 30, 2019
“イワシを骨ごと食べられる柔らかさに調理できるお鍋”と言われている圧力鍋なら、ちょっと硬い野菜くらいはなんのその! 加圧時間を数分長くすれば、すぐトロットロの状態に。
離乳食を作る際は、大人が食べるよりもずっと食材を柔らかく煮なければなりません。そんな時にも圧力鍋が活躍します。硬い野菜の場合は加圧時間を少し長めに取ります。たったそれだけで、中までとろけるような柔らかさに仕上がります。
ただし、ほうれん草などはドロッととけてしまうことがあります。葉物野菜の調理には普通の鍋を使うことをおすすめします。圧力鍋の調理でさらに嬉しいのが、大きいままの野菜を丸ごと調理できる点です。火の通りにくい人参やじゃがいもなどは、2等分にカットするだけで十分柔らかくなります。
赤ちゃんが成長してきたら、加圧時間を調整して程よい柔らかさに加熱することも可能です。手づかみ食べにも対応できるため、成長段階に合わせて上手く使いこなすとよいでしょう。
よく食べてくれるようになる
子供の離乳食作るのがだいぶこなれてきた。
— 木星在住 (@mokuseidayo) October 5, 2020
人参、玉ねぎ、かぼちゃ、鶏肉を圧力鍋で溶けるぐらい煮込んで、それをベースに食材加えて
ナポリタン、オムライス、カレー、グラタン、うどん、卵スープ、かぼちゃスープ、シチューを二週間分作り置きして冷凍してる。
自分で食べても美味しい。 pic.twitter.com/LGvB7WeU8s
短時間で野菜を丸ごと調理できるということは、栄養の流出が最小限で済むということです。素材の旨みもギュッと凝縮するため、甘みが増していつもよりも美味しくなります。野菜が苦手な赤ちゃんも、加圧調理したものなら喜んで食べてくれるかもしれません。
圧力鍋は煮るだけでなく、蒸し調理にも向いています。蒸したさつまいもやじゃがいもなどは、甘くておやつにもぴったりです。蒸し板がない時は金属製のザルで代用できるので、ぜひ気軽に挑戦してみてください。
離乳食作りでの圧力鍋のポイント
続いて、圧力鍋の選び方とおすすめの活用術を紹介します。圧力鍋にあるものを組み合わせれば、より快適に離乳食作りが可能となります。購入する時におさえておきたいチェックポイントも解説しているので、買おうか迷っている方はぜひ参考にしてください。
圧力鍋の選び方
活力鍋で離乳食作りー。圧力鍋なら蒸し野菜だけど早く柔らかくなる。茹でより栄養素逃げなさそうだし?(笑)何より時間的にこれがないとやってられん。 pic.twitter.com/CqHcq5c39J
— しぶ📪👶2歳3つ子&4歳児ママ (@4bu3_mama) September 18, 2018
圧力鍋というと、大きくて場所を取るイメージがありませんか?その見た目から「重い」「使いにくい」と思われがちですが、最近はコンパクトな商品も多数登場しています。離乳食作りをメインに考えているのなら、あえて小ぶりの圧力鍋を購入するのもひとつです。
ただし、圧力鍋は見た目以上に容量が小さいです。購入する際は何リットルか、また何人用かをチェックしてから購入するようにしましょう。もうひとつ気をつけたいのが、使用時に鳴る蒸気音です。圧力鍋には「おもり式」と「スプリング式」の2種類があります。
おもり式は鍋に圧がかかった時にシュッシュッと大きな音が鳴るため、赤ちゃんがお昼寝中の時には使えないかもしれません。しかし圧がかかるタイミングがわかることから、初心者にはおもり式の方がおすすめだといわれています。赤ちゃんが寝ている時に使わないと割り切ってしまえば、おもり式の圧力鍋は非常に魅力的です。
最近は電気圧力鍋も多く出回っています。スイッチひとつで料理が完成するので、こちらをチョイスするのもよいでしょう。
便利な使い方
圧力鍋で離乳食4品。この方法を知ってから格段と離乳食作りが楽になった。圧力鍋サイズ違いでもう1台欲しいなぁ。 pic.twitter.com/yq9JVIakSo
— まき☆ (@mylife1014) April 1, 2020
野菜をまとめて調理したい時に便利な使い方が、お茶パックを利用する方法です。カットした野菜をそれぞれお茶パックに入れ、水とともに圧力鍋に入れます。あとは通常通り加圧すればできあがりです。一気に調理できて野菜を選り分ける必要もないため、さらに離乳食作りがスムーズになります。
お茶パックの代わりに小さな耐熱容器を使う方法もおすすめです。この使い方だと、だし汁や魚、肉なども一緒に調理できるのがメリットです。
圧力鍋で作る離乳食の簡単人気レシピ
取り分けポトフ
【材料】
- ソーセージ:6本
- じゃがいも:2個
- 人参:2/3本
- ブロッコリー:1/2株
- 玉ねぎ:1/2個
- キャベツ:6枚
- 水:800ml
- 塩:小さじ1
- こしょう:少々
- コンソメ:小さじ2
【作り方】
- じゃがいも、人参、キャベツは食べやすい大きさに切ります。
- じゃがいもは水にさらし、水気を切っておきます。
- ブロッコリーは小房に分けます。
- 玉ねぎはくし形に4等分します。
- 圧力鍋に材料を入れ、水を加えて蓋をし、セットします。
- 強めの中火で加熱し、蒸気が白い柱のように出たら弱火にします。
- 3~5分ほど加熱し、火を止めて圧力が下がるまで自然放置します。
- 安全ロックピンが下がったら離乳食分を取り出し、ペースト状にします。
- 大人用に、鍋にソーセージ、塩、こしょう、コンソメを入れ、煮ます。
- 器に盛り付けたら完成です。
離乳食と大人用のポトフが一度に作れる人気レシピの紹介です。ソーセージは後入れし、赤ちゃん用のスープに塩分が入らないように気をつけましょう。ペースト状にした野菜は離乳食初期から与えられます。甘みの増した人参やじゃがいもは、大人もうなるほどの美味しさです。
野菜ピューレ
【材料】
- 人参:適量
- 水:適量
【作り方】
- 人参は適当な大きさに切り、圧力鍋の中かごに入れます。
- 圧力鍋に水を入れ、中かごを入れて蓋をし、セットします。
- 火にかけ、圧力がかかってから5分加熱し、火を止めます。
- 蒸し上がった人参をマッシャーなどでつぶしたら完成です。
人参を柔らかく蒸し、ピューレ状にした人気レシピです。中かごがない場合は金属製のザルを大小重ね、水に触れないようにしてセットしましょう。ザルが1個しかなければ、逆さにして上に人参を乗せても構いません。とろとろに柔らかくなった人参を使えば、裏ごしも楽チンです。
キャベツと人参の煮物
【材料】
- キャベツ:50g
- 人参:75g
- だし昆布:1枚
- 水:1カップ
【作り方】
- 圧力鍋にだし昆布と水を入れ、浸します。
- 人参は皮をむき、輪切りにします。
- キャベツは芯を取り、ざく切りにします。
- 切った人参、キャベツを1に入れて蓋をし、10分加熱します。
- できあがったら皿に入れ、大きめのスプーンでつぶしたら完成です。
キャベツと人参の煮物を圧力鍋で作りました。生後7カ月の赤ちゃんに使える人気レシピです。10分加熱すると、人参もスプーンでつぶせるくらいに柔らかくなります。他の野菜で簡単にアレンジできるので、ぜひいろいろな野菜で作ってみてください。
ボーンブロス
【材料】
- 鶏ガラ:適量
- 人参のヘタや皮:適量
- 玉ねぎの皮:適量
- ブロッコリーの茎:適量
- ねぎ(青い部分):適量
- きのこの石づき:適量
- 酢:大さじ1
- ミネラルウォーター:適量
【作り方】
- 食材を圧力鍋に入れ、酢、かぶるくらいの水を入れます。
- 蓋をして鍋をセットし、火にかけます。
- 加圧がかかり始めたら、最低30分以上煮ます。
- できあがったスープをザルで濾したら完成です。
鶏ガラと野菜くずでボーンブロスを作ってみませんか?手間のかかるブロス作りも、圧力鍋なら短時間で簡単に作れます。ただし、ひとつ気をつけたいのがオーガニック食材を使うということです。
鍋で煮込むと、旨みとともに残留農薬や抗生物質などもスープに溶け出します。赤ちゃんにも大人にも体に良くないため、できるだけ安心安全な食材を使うようにしてください。
野菜たっぷりスープ
大根や人参、玉ねぎなどを使った野菜スープの作り方です。離乳食初期から完了期まで使えるので、成長期に合わせて加圧時間を調整してください。野菜をペーストにするか刻むかして冷凍しておけば、忙しい時にも重宝します。
圧力鍋で離乳食を作ろう!
今日は家族がみんな風邪ぎみなので晩ごはんは卵がゆです。圧力鍋でつくるととても美味しいのでおためしあれ〜!!
— 有栖川@白鳥エステ事務員 (@HS_aliceriver) December 3, 2016
炊飯器で作るより柔らかくできるので、離乳食作りにも圧力鍋オススメです☺️#HSただの主婦 pic.twitter.com/uBsahCWFQv
圧力鍋の魅力や選び方、人気レシピなどを紹介しました。圧力鍋は、簡単に使えて時短になる便利な調理器具です。まさに、毎日の食事作りに励むパパ、ママの味方といえるでしょう。片づけるスペースが広く取れないという家庭には、コンパクトな圧力鍋がうってつけです。ぜひ圧力鍋を使いこなして、日々の離乳食作りを快適に行いましょう。