とんかつ松乃屋と松のやの違いとは?人気グループ店の店名が違う理由を調査

とんかつ松乃屋と松のやの違いを徹底解説します。有名グループである松屋フーズの中でとんかつを専門に扱う松乃屋と松のやですが、この2つにどういった違いがあるのかを調査しました。それらの調査結果とともに人気のおすすめメニューも併せて紹介します。

とんかつ松乃屋と松のやの違いとは?人気グループ店の店名が違う理由を調査のイメージ

目次

  1. 1人気グループ店とんかつ松乃屋と松のやの違いを紹介
  2. 2とんかつ松乃屋と松のやの違い
  3. 3とんかつ松乃屋と松のやの店名が違う理由
  4. 4とんかつ松乃屋と松のやのおすすめメニュー
  5. 5とんかつ松乃屋と松のやの違いは名前と開店時期

人気グループ店とんかつ松乃屋と松のやの違いを紹介

松屋フーズは人気牛丼店の松屋をはじめ、多くの人気飲食店をチェーン展開するグループ企業です。その中に「松乃屋」と「松のや」という店名の飲食店があります。この2つは店名と表記が異なりますが、どちらも平仮名だと「まつのや」であり、同じとんかつを専門としたお店なのです。では、一体この2店舗にはどの様な違いがあるのでしょうか?

本記事では松屋フーズが経営するとんかつ専門店、松乃屋と松のやの違いについて徹底調査しました。店舗数やメニューなどの違いや、店名が似ている理由などを紹介します。さらに両店舗で人気が高いおすすめのメニューについてもまとめました。

とんかつ松乃屋と松のやの違い

店舗数の比較

まずは両店の店舗数を比較していきましょう。松のやは現在全国に計192店舗構えており、駅前や繁華街などに多くの店舗を構えてます。それに対して松乃屋はというと、たったの8店舗しかありません。関東に6店舗、長野県と山口県に1店舗ずつと大変レアな店舗となっています。

もう1つの違いが24時間営業している店舗の数です。松のやは32店舗あるのに対し、松乃屋は千葉県の1店舗しかありません。どちらの店にせよ24時間営業している店舗は少ないということがわかります。

メニューの比較

続いて紹介するのは、一番気になるであろうメニューの違いについてです。端的に言うとどちらの店舗もメニューは同じで、違いはありません。どちらの店舗もオーソドックスなとんかつ定食やカツ丼から、カレーやうどんなど幅広いメニューの取り扱いがあります。

ただ地域ごとに食の好みが異なるので味付けが違ったり、メニューの構成が違うということはあるようです。その地域に合った味付けにすることでより親しまれる店を目指し、実際にそれを実現できているのでしょう。

さらに5~11時の時間帯には、朝定食という大変リーズナブルなメニューも取り扱われています。朝食の定番である鮭やハムエッグ、昼よりもお得に食べれる得朝ロースかつ定食などがあります。朝得ロースかつ定食は400円という安さでロースかつが食べられるので、機会があればぜひ食べてみてください。

クーポンの比較

メニューが同じですので、クーポンも同様にどちらの店舗でも同じものが利用できます。松屋フーズは各ブランド総合のスマートフォンアプリがあり、そこで各ブランドのクーポンが配布されています。アプリ内ではそれぞれのクーポンページが用意されているようですが、両方のロゴが書かれているのでどちらでも問題なく利用できるようです。

どれもかなりお得なクーポンになっているので松屋フーズの店舗に行く際は、アプリをダウンロードしてから行くことをおすすめします。また公式アプリ以外にも、他のアプリで配布されるクーポンや店頭で配布されるクーポンもあるので、そちらもチェックしてみてください。

店内の作りの比較

店舗数は大きく違いましたが、メニューやクーポンの違いはないことがわかりました。それでは店内の作りや雰囲気はどうなのでしょうか?基本的に店の作りは同じとのことです。自動券売機で食券を購入した後、席について食事をするスタイルとなっています。

ただ松乃屋はカウンター席と2人席がメインで、狭いとの情報がありました。松のやの方がゆったりと落ち着けるテーブル席もあるそうで、高級感や過ごしやすさは松のやかなとの声が多々見られました。

とんかつ松乃屋と松のやの店名が違う理由

開店時期が異なる

メニューも店内の作りも同じだというのに、いったい何故名前だけが異なるのでしょうか。それは開店時期の問題なのです。もともと松屋フーズが初めに展開したとんかつ専門店は松乃屋でした。ですが近年展開するとんかつ専門店は松のやとなっています。

理由としては海外進出をした際に漢字表記のみだと、中華料理店と勘違いされることが多く支障が出るからです。国内に残る松乃屋を松のやに変更しないのは、以前から利用してくださっている地元の方がいるということが理由となっています。その方々に引き続き親しんで利用してもらえるように、変更しないでいるとのことです。

海外のことも、昔から利用してくださるお客様のことも考えた結果、2つの店名があるということがわかりました。ですがもう少し深く解説するためにも、次は松屋フーズ全体の歴史とともに詳しく見ていきましょう。

松屋フーズの歴史

松屋フーズの始まりは1966年、なんと牛丼屋ではなく中華飯店でした。その2年後に牛丼屋としての松屋を開業しました。平成元年に株式会社松屋商事から商号を株式会社松屋フーズへ変更し、2000年代には破格の値段で牛丼を提供して大変話題となりました。その後も時代の流れに合わせてメニューを開発、提供し、親しみ深い人気の飲食チェーンとなりました。

そしてその後海外へも進出し始めました。それとほぼ同時に進出したのがとんかつ事業です。それまであった高いイメージを変え、リーズナブルな価格でより気軽に食べられる業態づくりを目指しました。2005年からよりとんかつ業態店に精を出し、積極的に展開するようになりました。

ボリューム満点のとんかつをワンコインで食べれる親しみやすさがヒットし、2013年には関西進出を果たしました。それと同時に本格的な海外進出に向けて松乃屋から松のやへと店名を変更したのです。

とんかつ松乃屋と松のやのおすすめメニュー

とんかつ定食

まず紹介するおすすめメニューは、大人気で定番のとんかつ定食です。このメニューの売りはなんといってもその550円という安さでしょう。さっくりと揚がった90gもあるかつの付け合わせにはサラダ、お味噌汁(店内に限る)とご飯がついてきます。この安さだと味がいまいちなのではないか、という心配もあると思います。

ですがその心配の必要はありません。衣はパン粉が立っていて噛めばサクッという食感が愉しめます。脂っこいさやしつこさもなく、老若男女問わず美味しく味わえるかつといえるでしょう。卓上にはさまざまな種類のソースがあるので、好みの味で味わうことができます。

さらに松のやはトッピングメニューも豊富ですので、追加で注文するのもおすすめです。またご飯とお味噌汁はお替り自由ですので、おなかがいっぱいになるまで定食の形を愉しむことができます。

厚切りロースかつ定食

がっつりジューシーなお肉をたらふく食べたい方におすすめなのは、厚切りロースかつ定食です。通常ロースかつよりも分厚くなっているため、お肉のうまみも食べ応えも十分です。分厚くはなっていますが、歯切れもよく非常に食べやすくなっています。

がっつりお肉が愉しめるので、男性により人気が高いメニューです。肉が分厚くなった分ソースの味が濃くなっても負けないので、特濃ソースがよく合うとの口コミが見られました。分厚い豚肉のうまみが濃厚なソースを十分に受け止めてくれます。

こちらは残念ながら順次販売終了予定となっているので、現在は食べられない店舗もあるかもしれません。ですので気になる方はぜひお早めに足を運んでみてください。

ロースかつ丼

とんかつと言ったら、かつ丼も欠かせないでしょう。なんとこちらのロースかつ丼もロースかつ定食と同じく、550円という破格の安さで提供されています。衣全部に汁が染みているわけでなく、ところどころサクサクっとした食感が愉しめます。トップに乗せられた海苔が卵と絶妙にマッチし、進める手をさらに加速させます。

醤油が効いた甘辛のたれは、本格的なとんかつ屋にも負けない美味しさがあります。卵は半熟で、トロっとした白身が印象強く残ります。提供までの時間が早いため、とろとろの卵とサクサクのかつが共存できているのでしょう。

そのクオリティの商品が550円で食べられるのが信じられないとの評判も多く、1度は食べてみるべきおすすめメニューだとされています。

おろしロースかつ定食

少しさっぱりとしたものが食べたいときや、夏の暑い日に人気でおすすめなのが、おろしロースかつ定食です。こちらはロースかつの上にたっぷり大根おろしとネギが乗せられ、別添えでポン酢がついてきます。ポン酢は醤油が濃く酸味が薄めなのが特徴で、これがまた大根おろしの乗ったかつによく合うと大変好評です。

大根おろしはかつとの相性もいいですが、千切りキャベツともよく合います。キャベツももりもりと、がっつりとしたかつもさっぱりと食べられるので、女性人気が高いメニューとなっています。さっぱりとしているながらもご飯もよく進むので、女性でもつい食べすぎてしまうということもあるようです。

かつの脂身も大根おろしのさっぱりさでうまく中和されるので、脂身が苦手な方でも美味しく食べられます。夏バテして食欲がないときは、このおろしロースかつ定食でスタミナをつけましょう。

ロースかつカレー

定食、丼に続いて安定の人気があるのがカレーです。こちらのロースかつカレーはミニポテトサラダとキャベツのサラダが添えられて、650円となっています。定食と丼にプラス100円払えばカレーが食べられるので、お手頃感も満載です。さらに今年の4月にリニューアルしてさらに美味しく進化を遂げました。

より豊かな香りが漂い、フルーティーな甘みがトッピングのかつと絶妙にマッチします。シャバシャバ系のルーですので、カツにかけるカレーソースのようにもとらえられます。かつとだけでなく1粒1粒立ったご飯との相性もいいので、どんどん食が進む美味しさです。

かつはご飯に乗せられているので、サクサクの状態も愉しめます。後半にはカレーに浸して味の染みこませるなど、それぞれの食べ方で美味しいカツカレーが味わえます。添えられたサラダにカレーをかけるのもおすすめです。

玉子丼(朝定食)

朝定食限定メニューながらも人気なのが、この玉子丼です。玉子丼というのは簡単に言うと、親子丼から鶏部分を抜いたようなものです。朝にがっつり食べられないという方でもあっさり食べれると人気なのです。ふわふわとろとろの卵とシンプルな味わいの虜になっている方が多くみられました。

「すぐに食べられる」「胃が痛いときでも優しい味で食が進む」との声もあります。具材は玉ねぎと青ネギのみですが、それらの甘みと特製和風だしのうまみが合わさる美味しさは想像以上です。残念ながらテイクアウトはできませんが、朝飯を外で済ませたいときはぜひ注文してみてください。

ちなみに290円にプラス100円払うと、味噌汁を豚汁に変更することが可能です。少しがっつり食べたいときにはこちらがおすすめですので利用してみてください。

わらじかつ丼

丼からはみ出るような大きさのかつ丼に憧れたことがある人もいるでしょう。そんな夢を叶えたのがわらじかつ丼です。このわらじかつ丼は2020年7月に発売されたばかりのメニューですが、そのインパクトと700円という安さが話題を呼び人気となっています。かつが巨大すぎるため、重ねられた状態で提供されます。

大きくなった分薄くなったのではないかとの疑問を持つ方も見られましたが、そんなことありません。厚さも十分にあるため、これでもかというほどボリューミーなメニューなのです。大きくて分厚いけれどしっかり柔らかいので、どんどん箸が進むでしょう。

かつには特製のたれが事前にかけられており、ご飯の上にはキャベツが敷かれています。その特製だれがご飯にも染みており、ご飯だけでも優しい味わいで愉しめます。かつが多い分野菜が足りなく感じるので、セットでサラダを注文することがおすすめされていました。

ささみカツ定食

肉類の中でも特にヘルシーなささみを使ったささみカツ定食も、大変人気でおすすめのメニューです。ささみは家で上げるとパサつきがちですが、松のやのささみカツにパサつきはありません。驚くほどふっくらジューシーに揚がっており、何個でも食べられる美味しさです。

そんなさっぱりヘルシーなささみカツ定食が人気な理由の1つは、タルタルソースが添えられている点です。さっぱりしているからこそ濃厚なタルタルソースがよく合うのです。またこの定食が人気なのは、ロースかつ定食と1、2を争うコスパの良さというのもあるでしょう。

580円という安さでささみカツが2枚付いており、ロースかつよりもボリュームがあります。ですが脂身が少ないので、胃もたれすることはありません。そのメリットから男女問わず大変人気があるのです。

とんかつ松乃屋と松のやの違いは名前と開店時期

もともとの始まりは松乃屋で事業展開のことを考えて、松のやへと名前を変更したことがわかりました。ですが以前から通われているお客様のことを考えて、松乃屋のロゴも残したまま営業しているという粋な心意気があるからこそ松屋フーズはここまで成長できたといえるのでしょう。

2店舗の違いは名前と開店時期のみとなっているので、どちらか限定で何かがあるというわけではありません。ですが実際に行ってみると店の雰囲気などは異なるかもしれませんので、ぜひ興味がある方は両方の店舗へ足を運んでみてください。

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