ししとうとベーコンの人気レシピ！辛い炒め料理や巻き物はおつまみにも

ししとうは唐辛子の甘味種です。植物学上ではピーマンと同種とされ、辛み成分はほとんどなく、辛い味が苦手な方にも食べやすい食材です。それでいてほろ苦いため、料理の味にアクセントをつけることができます。とくに、ジューシーで旨味のあるベーコンとの組み合わせは相性抜群です。塩味も強いため、おつまみやお弁当にもおすすめです。

ししとうは、唐辛子と同様にカプサイシンやβカロテン、ビタミンEが豊富で栄養価の高い食材です。ダイエット効果や美肌効果・生活習慣病予防を期待でき、油といっしょに摂ると吸収率の高まる栄養成分を含みます。本記事では、栄養バランスのとれたししとうとベーコンの人気レシピを紹介します。

【材料】2人前

• ししとう：8本
• ピザ用チーズ：20g
• ベーコン (ハーフ)：8枚
• サラダ油：小さじ1
• 水：大さじ1/2
• ガーリックパウダー：少々
• レモン：1/8個

1. ししとうはヘタを取り、頭の部分を切り離さないように包丁を入れて開きます。
2. ピザ用チーズをひとつまみ分(1)の間にはさみ込み、ベーコンで巻きます。
3. フライパンにサラダ油を温め、(2)の表面を中火で焼きます。
4. 水を加えて蓋をし、約1分蒸し焼きにします。
5. ガーリックパウダーを振り、レモンを添えて完成です。

アスパラやピーマンで作るベーコン巻きに比べて、ししとうのベーコン巻きはほどよい苦味が出ます。チーズの旨味やにんにくの風味も加わるため、より濃厚な味を楽しめます。レモンを添えて、さっぱりと味わいましょう。

シンプルなガーリック炒めは、ししとうとベーコンの相性の良さを実感できる料理です。にんにくの香りとカリカリに焼いたベーコンが食欲をそそり、ししとうを頬張ればジューシーな旨味が溢れ出ます。このレシピでは、ししとうを丸ごとのままで調理します。破裂防止のために爪楊枝で穴をあけて調理しましょう。

ししとう入りのジャーマンポテトは、ほどよい辛味と苦味がアクセントになり、甘さに流されない味に仕上がります。マヨネーズとベーコンのコクと旨味も相まって箸が止まらない美味しさです。ボリュームのあるおかずやおつまみを作りたいときに最適です。

アメリカの定番のおつまみに、ハラペーニョのクリームチーズ焼きという料理があります。ハラペーニョの代わりにししとうを使うと、辛味が苦手な方にも食べやすくなります。それでいて、ほどよい辛味、苦味を味わえるため、とくにビールのおつまみに最適です。辛さを強めたい場合は、タバスコをかけましょう。

グラタン皿にししとうとベーコンを並べて、チーズをのせてトースターで焼く方法もあります。ししとうにチーズを入れる手間が省けて、簡単に作れます。

ヘルシーな蒸し料理で、ししとうとエリンギにからむバターの旨味を味わいましょう。好みの野菜を追加すれば、さらに栄養バランスも整います。切るだけで簡単に作れるため、もう一品ほしいときに重宝します。

ベーコンの旨味が厚揚げに沁み込むエスニック風料理です。調味料はナンプラーだけでなく、オイスターソースや醤油も加えるため、エスニックがとくに好きでない方でも美味しく食べられます。低糖質・高たんぱくの厚揚げでボリュームアップしています。糖質制限メニューとしてもおすすめです。

甘辛味の炒め物は、世代を問わず人気の味です。冷めても美味しいため、お弁当におすすめです。調理時間5分という簡単調理も嬉しいポイントです。

【材料】2人分

• セロリ：１本
• 万願寺とうがらし (甘長とうがらし、ししとう、ピーマンも可）：3本
• パンチェッタ(ベーコンも可)：80g
• たまねぎ：1/4個
• マッシュルーム(缶詰)：適量
• 鷹の爪：1本
• にんにく：２個
• ホールトマト：200cc
• ケチャップ：70cc
• オリーブオイル：90〜100cc
• スパゲッティーニ：120g
• ペコリーノロマーノ(粉チーズ)：少々

1. にんにくは薄切り、パンチェッタは短冊切り、玉ねぎは薄切り、万願寺とうがらしは斜め切り、セロリは細切りにします。
2. オリーブオイルでにんにくを加熱し、香りを出して取り出します。
3. 玉ねぎを加えて香ばしく炒め、パンチェッタを加え油を出すように炒めます。
4. 万願寺とうがらしとマッシュルームを加えて炒め合わせます。
5. ホールトマトとケチャップを加えて、酸味を飛ばすように加熱を続けます。
6. パスタを別鍋で茹でます。
7. パスタが茹であがったら、ソースとあえます。
8. 仕上げにバージンオイルを振り、皿に盛り付けます。
9. セロリをトッピングし、粉チーズ、黒こしょうを振りかけて完成です。

野菜の苦味を効かせた甘さ控えめのナポリタンです。セロリの細切りをトッピングするため、しゃきしゃきの食感も楽しめます。おしゃれに盛り付けて、洗練された雰囲気に仕上げましょう。

ペペロンチーノは、にんにくとオリーブオイルで作り出すシンプルな旨味が醍醐味です。ベーコンは旨味と塩味を強め、ししとうはほどよい辛味を加えるため、味を邪魔することなく濃厚にします。すでに好みのペペロンチーノレシピがある方も多いことでしょう。そのレシピにベーコンとししとうを加えるのもおすすめです。

にんにくを使わないため、ブランチやランチにもおすすめです。ベーコンの旨味と醤油バター味が相まって、濃厚な味に仕上がります。醤油バターは人気の味ですが、彩りは茶系でまとまりがちです。ししとうの緑が映えて、きれいな彩りに仕上がります。

ししとうとベーコン、チーズが揃えば、旨味・塩味・苦味が整い、ピザのトッピングに最適です。トーストを土台にすれば、ピザトーストになります。餃子の皮やジャガイモを土台にすればおつまみにアレンジできます。好きな具材を追加して楽しみましょう。

ピザにはピーマンが欠かせないという方におすすめです。ししとうを使うとより濃い苦味を楽しめます。

ししとうは温室栽培も多いため年間を通して流通していますが、旬は7～9月です。茄子やズッキーニも加えて、夏野菜たっぷりのカレーを作って旬を味わいましょう。カレー粉を使ってルーから作る本格レシピですが、市販のカレールーを使っても美味しく仕上がります。

玉ねぎとベーコン、卵で作る定番の炒飯にししとうを加えると、ほろ苦さが効いた美味しいチャーハンができあがります。固めに炊いたご飯を使って、パラパラのチャーハンに仕上げましょう。

ししとうとベーコンは素材の味そのものが濃厚なため、シンプルな味付けで簡単に美味しい料理を作ることができます。アレンジもしやすくて、副菜・主食・おつまみ・お弁当などさまざまな食べ方にマッチします。料理のバリエーションを増やして、ししとうとベーコンを使った料理を楽しみましょう。