鮭のスープ人気レシピ！和風からミルク・トマト等の洋風に北欧風も

鮭は、さまざまな調理法で多種多様な料理に変身する万能食材です。また、和定食の定番メニューとしても定着しており、日本人が食べる機会が多い魚でもあります。

本記事では、鮭を使ったスープの人気レシピを紹介します。和風、洋風、北欧風など多様なレシピが揃いました。鮭は疲労回復やアンチエイジングなどの効果を期待できる食材ですので、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。

ここでは、和風スープの人気レシピを紹介します。和食の定番おかずとして人気なように、鮭は和の料理とってもよくマッチします。味噌汁や和風スープなどの具材として、とてもおすすめです。

【材料】

• 生鮭の切り身…1切れ
• 大根…4cm程度
• 人参…1/4本
• 水…300cc
• こんにゃく…1/4個
• 液みそ 白みそ…大さじ4
• 刻みネギ…お好みで

1. 生鮭を一口大に切ります。
2. 大根はいちょう切りに、人参は半月切りにします。
3. 鍋に水、大根、人参、こんにゃくを入れて火にかけます。
4. 大根と人参が煮えたら生鮭を加えます。鮭に火が通ったら弱火にし、さらに加熱します。
5. 味噌を加え、満遍なく行き渡るように軽く混ぜます。
6. 器によそい、刻みネギを散らしたら鮭のあら汁風味噌汁の完成です。

具材がたっぷり入った和風スープです。白味噌のほのかな甘みと、鮭の旨味をじんわりと楽しみましょう。鮭のあらを使っても作ることができます。シンプルな工程で簡単に作ることができるので、夕食にさっと一品足したい時にもおすすめです。

【材料】

• 鮭…約4切れ
• 玉ねぎ…約1個
• じゃがいも…約4個
• 小麦粉…大さじ1
• バター…適量
• 酒…少々
• 水で薄めた顎だしの出し汁…約1L
• 味噌…大さじ2
• 豆乳…約おたま3

1. じゃがいも、玉ねぎの皮をむき、ちょうど良いサイズに切ります。
2. 鮭を少し大きめに切り分けます。
3. 鮭をバッドに並べ、小麦粉を軽くまぶします。
4. 熱したフライパンにバターを溶かし、鮭を皮目から入れて焼きます。途中でひっくり返し、軽く両面焼いたら鮭を取り出します。
5. 鮭を取り出したフライパンに野菜を入れ、中火で軽く炒めます。
6. 酒、だし汁を加えて沸騰するまで加熱します。出し汁は玉ねぎとじゃがいもがひたひたになるくらい入れます。
7. 沸騰したら灰汁をとり、蓋をして弱火で10分ほど煮込みます。
8. じゃがいもに火が通ったら取り出しておいた鮭を入れて一煮立ちさせます。
9. 沸騰したら味噌を溶かし、火を止めて豆乳を加えます。
10. 弱火にかけ、沸騰する直前まで温めたら鮭とじゃがいもの豆乳味噌汁の完成です。

スープと味噌汁の良いところを堪能できます。じゃがいもや玉ねぎは、好きな切り方でカットしましょう。豆乳とバターのこっくりとした味わいに味噌と鮭の出汁が絡み、旨味がギュッと詰まった一品です。スープとしてだけでなく、おかずとしても大満足間違いなしです。

たっぷりの大根おろしと共に、さっぱりと鮭を食べることができるスープです。大根のみぞれ具合によって多様な食感を楽しむことができます。インゲンや銀杏、人参など食材によって華やかな色合いになりますので、お祝いの席などにもおすすめです。作り方が簡単な割に見栄えも良い主婦の味方の一品です。

シンプルで簡単な工程でありながら、たっぷりと栄養をとることができる鮭スープです。鮭のアスタキサンチンとナスのポリフェノールを逃さず摂取することができ、美肌効果が期待できます。肉厚なナスに鮭の旨味が染み込み、とてもおいしいと人気です。もちろん健康にも良いのでとてもおすすめです。

ここでは、洋風の人気スープレシピについて紹介します。洋風のレシピは牛乳を使ったレシピが多いので、クリーミーな味わいが好きな人にとてもおすすめです。どのレシピもパンと相性抜群で、一品あるだけで毎日の朝食が贅沢なひと時に変身します。

【材料】

• バター…10ｇ
•  鮭…1切れ
• しめじ…20g
• じゃかいも…1/2個
• 薄力粉…大さじ2
• 水…150ml
• 牛乳…200ml
• コンソメ…小さじ1
• ほうれん草…1/2束
• 塩コショウ…少々
• バケット（お好みで）…2枚

1. 鮭を一口大に切り、塩コショウを振ります。
2. ほうれん草、じゃがいもを一口大に切り、しめじをほぐします。じゃがいもは、ラップでくるんで600ｗの電子レンジで2分加熱します。
3. 鍋にバターを入れて鮭を中～弱火で両面焼き、中まで火が通ったら一度取り出します。
4. 鮭を取り出した鍋にしめじとじゃがいもを入れてさっと炒め、薄力粉を加えてさらに炒めます。
5. 鍋に水、牛乳、コンソメを加えて弱火で煮込み、じゃがいもが柔らかくなったら焼いた鮭とほうれん草を加え、塩コショウで味を調えたら、クリーミーなサーモンチャウダーの完成です。

ホワイトソースと鮭の濃厚な美味しさを楽しめるスープです。皮や骨が気になる場合は、鮭を焼いて取り出した段階で取り除くのがおすすめです。さっと簡単にできるので夜食にもぴったりです。

【材料(2人分)】

• 生鮭…2切れ
• 塩…少々
• こしょう…少々
• 小麦粉…適量
• 白菜…2枚
• しめじ…1/2パック(50g)
• 玉ねぎ…1/4個(50g)
• コンソメ…小さじ2
• 水…200cc
• 牛乳…200cc
• バター…10g
• 小麦粉…大さじ1
• 塩…少々
• 白だし…小さじ1
• みりん…大さじ1
• 黒こしょう…適量
• パセリ…適量
• 白ワイン(酒)…大さじ1

1. 白菜はざく切りに、玉ねぎは1cm幅の櫛形切りにカットします。
2. 鮭は4等分に切り、白ワインまたは酒を大さじ1杯をかけ、20分置きます。
3. 耐熱容器にみりんを入れ、ラップをせずに電子レンジ600Wで50〜60秒加熱して煮切りをします。
4. 鮭に塩こしょうを両面にふりかけ、小麦粉をまぶします。
5. 鍋にバターを入れて熱し、溶けたら小麦粉をまぶした鮭を並べ、両面に焼き色をつけたら一度取り出します。
6. 玉ねぎ、白菜、しめじを空いた鍋に入れてしんなりするまで炒めます。鍋に小麦粉を入れ、粉っぽさがなくなるまでなじませます。
7. 鍋に水を数回に分けて入れてダマにならないように混ぜ、コンソメ、鮭を加えます。
8. 牛乳、白だし、みりんを加えて弱火で温めたら鮭と白菜のミルクスープの完成です。

生クリームを使わずに濃厚なミルク感を楽しめるスープレシピです。お好みでパセリ、黒こしょうをトッピングしても美味しく食べることができます。一度鮭を焼くことで香ばしさがプラスされますので、その一手間を惜しまないようにしましょう。

鮭、きのこ、トマトと全ての旨味成分を味わうことができるスープです。トマトは魚介の臭みもとってくれるので、魚との相性も良い食材です。生のトマトを使うよりも、トマト缶を使うと簡単に調理することができます。トマトと鮭の新しい魅力を発見することができます。

森のバターと呼ばれるアボカドと鮭を使ったスープです。アボカドのまろやかなクリーミーさと牛乳のクリーミーさが合わさり、濃厚なクリーム感を楽しむことができます。緑がかったおしゃれな見た目のスープですので、おしゃれな器に盛って楽しみましょう。

ここでは、ユニークな人気スープレシピを紹介します。鮭のスープは、味付け次第でさまざまな国の料理へと様変わりします。食卓のメニューがマンネリ化した時など、少し気分を変えたい時などにとてもおすすめです。調味料などが少し個性的なレシピもありますが、基本的には簡単な工程で作ることができるものばかりです。

【材料(2人分)】

• 生鮭…2切れ
• 玉ねぎ…1/2個
• じゃがいも…1個
• にんじん…1/4本
• にんにく…1片
• バター…5g
• コンソメ…小さじ1杯
• 水…200cc
• 牛乳…100cc
• 塩…少々
• こしょう…少々
• ディル…適量
• オリーブオイル…適量

1. 生鮭の皮を取り、ひと口大の大きさに切ります。
2. 玉ねぎ、じゃがいもは2cm角に切り、にんじんは2cm幅の乱切りにします。
3. 鍋にバター、にんにくを入れて熱し、焦がさないように弱火で香りが立つまで炒めます。
4. 切った玉ねぎ、じゃがいも、にんじんを鍋に加えて弱中火で2分程炒めます。
5. 鍋に水、コンソメを加えて沸騰させたら鮭を加え、野菜が柔らかくなるまで弱中火で約10分程煮込みます。
6. 鍋に牛乳を加えて沸騰しないように加熱し、塩、こしょうで味を調えたら火を止めて器に盛ります。
7. オリーブオイルとディルを散らしたら北欧風サーモンスープの完成です。

バケットと相性抜群のおすすめスープです。鍋の具材を混ぜるときは鮭を崩さないように外側から大きく混ぜましょう。パンと一緒に食べてもパンを浸して食べても美味しく、寒い日の朝食にぴったりです。

【材料】

• 鮭
• ごぼう
• 大根
• 人参
• じゃがいも
• 豆腐
• こんにゃく
• 長ネギ
• 料理酒
• 塩
• 昆布
• 水
• 和風だし/味の素…お好みで

1. 鮭をちょうど良いサイズに切り、塩を揉みます。
2. 皮をむいたごぼうを切り、酢を入れた水にさらします。
3. 鍋に水、鮭のアラ、昆布、料理酒、ごぼうを入れて火にかけます。
4. じゃがいもの皮を剥いて、大きめに切って水にさらします。
5. こんにゃく、豆腐、大根、人参を切ります。
6. 鮭を煮込んでいる鍋にこんにゃく、鮭、大根、人参を加え、灰汁を取りながらさらに煮ます。
7. 煮込んでいる間に長ネギを切り、じゃがいも、豆腐、長ネギを鍋に加えます。 
8. 全ての具材に火が通ったら完成です。

北海道の先住民族、アイヌの伝統的なスープ料理です。料理酒などと一緒に和風だしや味の素などを入れても美味しいので、お好みで調整してください。素材の味をしっかりと楽しむことができる素朴なレシピです。

【材料】

• 鮭…500g
• 玉ねぎ…200g
• じゃがいも…300g
• 人参…200g
• ペッパー…適量
• ローレル…2枚
• 塩、コショウ…適量
• ドライパセリ…少々
• ドライデイル…少々
• 水…約2L

1. 鍋に鮭のあら、水を入れて火にかけます。
2. 灰汁を取りながら鮭に火が通るまで煮込んだら、玉ねぎ1つと人参少しを加えて1時間ほど煮込みます。
3. 鍋に入れていない野菜をちょうど良いサイズに切ります。
4. 魚と野菜をスープから取り出し、鍋に水を少し加えて煮立たせます。
5. 切った野菜を全て鍋に加え、塩、ペッパー、ローレルを入れて15分ほど煮込みます。
6. 先ほど茹でた鮭のあらをほぐしたものと生の鮭を鍋に加え、塩胡椒、ドライパセリ、ドライデイルを入れて味を調えたら、蓋をして5分ほど煮込みます。
7. 火を止めて10分ほど蒸らしたらロシア風サーモンスープの完成です。

家庭で簡単にロシア風のスープを作ることができるレシピです。じっくりと煮込むことによって鮭の出汁がでて、素材に染み込みます。時間はかかりますが工程はとても簡単ですので、ながら調理にもおすすめです。

具材がごろごろと入ったおかずスープです。キャベツの甘さと鮭の旨味、中華スープの味わいを楽しみましょう。このスープレシピではキャベツとじゃがいもを使用していますが、玉ねぎなど冷蔵庫に余っている野菜を加えてアレンジするのもおすすめです。

春雨や舞茸などダイエットにおすすめの食材をたっぷり使用したスープです。鮭を煮る前にトースターなどで焼くと、香ばしさが増しておすすめです。たっぷりのスープを食べて、美味しく楽しくダイエットに取り組みましょう。

鮭のスープは、調理方法次第でさまざまな味わいを楽しめるおすすめ料理です。洋風や和風、中華風など好みによって色々と楽しみましょう。スープは食卓の主役にも脇役にもなれる万能料理ですので、たくさん作っておいても飽きずに食べきることができます。おいしいスープで身体を温めながらヘルシーに過ごしましょう。