2020年05月13日公開
2024年10月20日更新
すりおろしても食べたい長芋レシピ!上手なすりおろしのコツも解説!
長芋のすりおろしを使った人気レシピをまとめました。基本的なすりおろし方や手がかゆくならずにすりおろしの状態にする方法も紹介しています。長芋のすりおろしを使った、ご飯や麺のトッピングにしたい簡単レシピとおかずになるレシピがたっぷりです。
すりおろした長芋を使ったレシピが知りたい!
まぐろのたたきにネギ混ぜて長いもすりおろして山かけネギトロ丼🐟✨最近コロナ疲れで簡単メニューしか作ってない…(;^∀^) pic.twitter.com/lI6hT4K4Zw
— kiyooo. 3 (@kiyooo34) April 29, 2020
長芋は、イモ類の一種ですが、すりおろしたり千切りにして生でも味わえる珍しい食材です。同じ種類の山芋よりも水分量が多めですりおろしやすく、淡泊な味わいながら粘りを持っています。ご飯にかけて味わう人気のとろろ汁などの基本レシピから、ひと手間加えた人気のおかずの作り方をみていきましょう。
長芋の上手なすりおろし方
長芋のすりおろし方
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— ばんちゃんねる (@jobbbradio) April 29, 2020
今日は長芋の洗い方・皮の剥き方・すりおろし方をご紹介します
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長芋の基本的なおろし方は、手でつかむ部分の皮を残して、断面側から皮をむきます。皮部分を握り、おろし金に垂直に当ててすりおろしましょう。ぬめりが強く握っても滑るような場合は、酢水に5分ほど漬けてからすりおろします。おろし金も滑らないように、ふきんの上に置いたりボウルの上に固定するなど注意しましょう。
手を汚さずに長芋をすりおろす方法
フードプロセッサーで簡単!山芋&長芋の「とろろご飯」レシピ - しなやかに~ポジティブに~ https://t.co/03D4msQTub pic.twitter.com/TlcEIe8Ol8
— ビヨンセの従姉妹 (@Beyoncenoitoko) February 23, 2019
長芋おろし金でおろすと、手がかゆくなる場合があります。手に長芋がつかないようにすりおろすなら、フードプロセッサーを活用しましょう。長芋の皮をピーラーでむいて適当な大きさにきったら、フードプロセッサーにいれて撹拌すれば、すりおろしが簡単に出来上がります。
粗いすりおろしでもよければ、袋に入れて叩いてつぶす方法もあります。丈夫な密閉できる袋に皮をむいて小さ目にカットした長芋をいれます。めん棒などで袋の上から叩くだけと簡単です。
長芋の変色を防ぐコツ
長芋よ頑張れ!変色する前に食せ! pic.twitter.com/QUBXrpc9al
— よろぼし (@mitsutasilky) August 25, 2014
長芋はすりおろして細胞がこわれると、赤黒く変色しやすくなります。変色を防ぐためには、食べる直前にすりおろすか、すりおろす前に酢水に漬けておきます。長芋のすりおろしを保存する場合は、酢を少し加えるか醤油などの調味料を加えておくと変色を防ぎます。長期間保存するのであれば、小分けして冷凍するのが良いでしょう。
すりおろした長芋の人気レシピ【ご飯・麺】
月見とろろ汁
【材料】
- 長芋:300g
- 水:250cc
- 液体みそ:大さじ2
- 卵黄、刻み海苔
【作り方】
- 長芋は皮をむいて、2/3をすりおろし、残りの1/3はポリ袋にいれて叩きつぶします。
- 鍋に水をいれて沸騰したところに、1を入れます。
- 2に液体みそを加えて、混ぜます。
- 器に盛り付け、卵黄と刻み海苔をのせて出来がりです。
長芋をすりおろしたとろろ汁の基本的な作り方です。沸騰したお湯におろした山芋を加えると、ふんわりとした食感になります。味噌が加わると淡泊な味わいの長芋に簡単に味が付き、温めたとろろ汁はのど越しもやわらかく優しい味になります。味噌の量はお好みで調整してください。
明太子入りとろろ丼
【材料】
- 長芋:250g
- 明太子:1本
- ごはん:2杯分
- 卵黄:2個分
- 大葉:4枚
- めんつゆ(濃縮タイプ):大さじ1
- 白いりゴマ:小さじ2
- ごま油:大さじ1
【作り方】
- 長芋はピーラーで皮をむいてビニール袋に入れます。めん棒で袋の上からたたきつぶします。
- 1の中に、皮から中身を取り出した明太子とめんつゆをいれて、もむようにして混ぜ合わせます。
- ご飯をあたため、ごま油、千切りにした大葉、白いりゴマを混ぜて混ぜ合わせます。
- 丼に3のご飯を盛り付け、その上に2のとろろと卵黄をのせて出来上がりです。
長芋に人気の明太子を合わせるレシピです。長芋は袋に入れてたたくき、とろろ状になるまでたたいても良いですし、ぶつ切りのような状態で止めてサラダ感覚でも味わえます。味付けはめんつゆと明太子の塩気だけと簡単なので、手軽に作れるでしょう。
ねばねば丼
【材料】
- マグロ:1/2さく
- 長芋:80g
- きゅうり:1/2本
- オクラ:4本
- だし汁:大さじ1
- 醤油:大さじ1
- ご飯:2人分
- 白ごま
【作り方】
- オクラは塩で板ずりして、沸騰したお湯にいれて1分ほど茹でて水にとり、小口切りにします。
- マグロ、きゅうりは5㎜角に切り、長芋も皮をむいてすりおろします。
- ボウルに1と2、だし汁、醤油を加えて粘りがでるまでよく混ぜます。
- 丼にご飯を盛り、3をのせて白ごまをふって出来上がりです。
夏にスタミナが付くと人気のネバネバ食材を混ぜ合わせた丼です。長芋はおろしても良いですが、きゅうりやマグロと同じサイズに切って加えると、歯応えも出て食べ応えも増します。
そうめんの梅とろろダレ
【材料】
- 長芋:200g
- 梅干し:1個
- めんつゆ:大さじ2
- 細ネギ、刻み海苔
【作り方】
- 長芋の皮をむいて、おおまかに切りフードプロセッサーに入れます。
- 1に種を除いた梅干しをいれて、撹拌します。
- 2にめんつゆをいれて2をのばします。
- 器に盛り付け、細ネギと刻み海苔をトッピングして出来上がりです。
長芋がとろとろと粘りを持ち、そうめんとよく絡むつけダレです。梅干しの酸味がさっぱりとした味わいになり、そうめんを食べたくなるような暑い日でも食が進むでしょう。冷やした麺類に、直接とろろ汁をぶっかけにする食べ方もおすすめです。
明太とろろの和風パスタ
【材料】
- 長芋:100g
- 明太子:1/2腹
- 粉チーズ
- 昆布茶
- 塩、黒コショウ
- 納豆、醤油
- パスタ
【作り方】
- パスタを茹でます。
- 長芋をすりおろし、中身をほぐした明太子、粉チーズ、昆布茶、塩と黒こしょうを混ぜ合わせます。
- お皿にパスタを盛り、2をのせて納豆と醤油を混ぜたものをトッピングして出来上がりです。
パスタの簡単な和風アレンジです。長芋のすりおろしと納豆、明太子だけならご飯にのせるのもおすすめです。粉チーズと昆布茶を少し加えたレシピになるので、パスタともよく合います。
長芋のとろろカレーうどん
【材料】
- 豚バラ薄切り肉:150g
- 長芋:150g
- ねぎ:1/2本
- まいたけ:1パック
- カレー粉:大さじ1
- サラダ油:大さじ1/2
- めんつゆ(3倍濃縮):120cc
- 水:500cc
- 冷凍うどん:2玉
- 卵黄:2個
【作り方】
- ねぎは斜め薄切りにし、まいたけは食べやすい大きさにほぐします。
- 長芋は皮をむいてすりおろします。
- 鍋にサラダ油を入れて熱し豚肉を炒め、色が変わったらねぎ、まいたけを加えて炒め合わせます。
- カレー粉を加えてさっと合わせ、めんつゆと水を加えて煮立たせます。煮立ったら弱火にして5分ほど煮ます。
- 解凍した冷凍うどんを器に盛り付け、4のカレー、2のとろろ、卵黄をのせて出来上がりです。
人気のカレーうどんに長芋のすりおろしを加えたアレンジです。味付けはめんつゆとカレー粉と簡単で、とろみがついたタレがうどんによく絡みます。
アボカドのスタミナ丼
長芋、納豆、アボカドにニンニク醤油を加えた、スタミナ食材をたっぷりと使ったレシピです。炊き立てのご飯があれば、ボウルで混ぜ合わせるだけで簡単に作れます。長芋と人気のアボカドだけの組み合わせもおすすめです。
鰻もどきな丼
鰻のかば焼き風に作る、ナスのかば焼き丼です。薄切りにしたナスを焦げ目がつくように焼くのがレシピのポイントです。長芋を加えることで、栄養面ではスタミナを補えるでしょう。
すりおろした長芋の人気レシピ【おかず】
トースターで作る長芋のチーズ焼き
【材料】
- 長芋:10cm
- 卵:1個
- ピザ用チーズ:60g
- めんつゆ(3倍濃縮):大さじ2
- 細ねぎ、焼き海苔
【作り方】
- 長芋は皮をむいてすりおろします。
- ボウルに卵を割り入れてほぐし、1とピザ用チーズの2/3、めんつゆを加えて混ぜ合わせます。
- 耐熱皿または小さなフライパンにサラダ油を薄くのばし2を入れて、上に残りのピザ用チーズをのせます。
- トースターかグリルで10~15分焼いて、焼き海苔と細ねぎをちらして出来上がりです。
おろした長芋と卵でふわふわとした食感が楽しめるおかずレシピです。ご飯のお供にもなり、とろけるチーズがワインにも合うおつまみにもなります。
きつね焼き
【材料】
- 油揚げ:3枚
- 長芋:300g
- だしの素:小さじ1
- 小麦粉:大さじ2
- 桜エビ:大さじ2
- 長ネギ(みじん切り):1/4本
- 卵:1個
- ごま油:大さじ1/2
- 白だし、お湯
【作り方】
- 油揚げは熱湯で油抜きをし、菜箸を転がして短い方の一片を切り込みを入れ袋状にします。
- ボウルに長芋のすりおろし、小麦粉、だしの素、桜エビ、長ねぎ、卵を加えてよく混ぜ合わせます。
- 1の油揚げに2を詰めて口を折り、つまようじで留めます。
- フライパンにごま油を入れ、3を入れて中火で焼きます。
- 油揚げに焼き色がついたら裏返し、蓋をして弱火で5~7分蒸し焼きにします。
- 油揚げがふっくらとして焼けたら切り分けます。
- 白出汁をお湯で溶いたタレにつけて食べます。
焼いた油揚げの香ばしさと中のふんわりとした食感を楽しめるレシピです。長芋にだしの素、桜エビ、長ねぎで味をつけているので、噛むごとに美味しさが口に広がります。白だしにつけて食べていますが、大根おろしと醤油をかける味わい方もおすすめです。
甘辛とろろ揚げ
【材料】
- 長芋:200g
- 塩:ひとつまみ
- 片栗粉:大さじ1
- サラダ油
- Aみりん、砂糖、醤油:各大さじ1
- Aおろししょうが:小さじ1/2
- A水:50cc
- A片栗粉:大さじ1/2
【作り方】
- 長芋は皮をむき、ビニール袋にいれてめん棒で叩き、すりおろし状態にします。
- 1に塩、片栗粉を加えてよくもみ、混ぜ合わせます。
- 耐熱容器にAの材料を入れて混ぜ、ラップをかけて電子レンジで40秒ほど加熱します。
- フライパンにサラダ油を2cmほど熱して中火にかけ、油が温まったら2をスプーンですくい入れます。
- 両面がこんがりときつね色になるまで揚げて取り出し器に並べます。
- 3のとろみがついた甘辛ダレを5にかけて出来上がりです。
ふんわりと揚げた長芋に甘辛ダレを絡めるレシピです。長芋をたたいてつぶした方が粒状が残り、揚げやすく食べた時の食感も楽しくなります。長芋に細ねぎや青のりを加えるアレンジもおすすめです。
ふんわり卵焼き
【材料】
- 卵:2個
- 長芋:100g
- 醤油:小さじ1
- 白だし:小さじ1
- 砂糖:大さじ1
- サラダ油
【作り方】
- ボウルに卵を割り入れて、よくほぐします。
- すりおろした長芋を1に加えます。
- 卵、長芋に醤油、白だし、砂糖を加えてよく混ぜ合わせます。
- フライパンに多めのサラダ油をいれて熱し、3を一気に流し入れます。
- 全体を混ぜながら火を通し、フライパンの片側に寄せるようにして焼きます。
- オムレツのように焼いて、出来上がりです。
長芋のすりおろしを加えたふんわりとした食感の人気オムレツです。マヨネーズとお好み焼きソースで食べればお好み焼き風に、大根おろしを添えれば和風のおかずとして味わえます。とろみがあり成型しにくいですが、フライパンの中で全体をまとめるように焼くのがコツです。
長芋とえのきのお焼き
【材料】
- 長芋:200g
- えのき:1/2パック
- 白だし:小さじ1
- ごま油:大さじ1
【作り方】
- 長芋をすりおろし、えのきは半分の長さに切り、ボウルに入れ、白だしを加えてよく混ぜ合わせます。
- フライパンにごま油を入れて熱し、1の半量を流し入れて焼きます。
- フライパンをゆすりながら焦げ目がつくまで焼きます。
- 焦げ目がついたら裏返し、裏面も焦げ目がつくまでゆすりながら焼いて出来上がりです。
小麦粉を使わず、長芋のすりおろしでお好み焼きのように味わえるレシピです。ふんわりと焼き上げるために、フライパンをゆすりながら焼くのがポイントになります。焼き上がったら、ポン酢やマヨネーズと醤油で味わってください。
ふわとろなはさみ揚げ
【材料】
- 長芋:150g
- オクラ:6本
- 納豆:1パック
- 塩:少々
- 小麦粉:大さじ2
- 焼き海苔:4枚
- サラダ油
【作り方】
- 長芋は皮をむいてすりおろしてボウルに入れます。
- オクラを熱湯で2分ほど茹でて冷水にとり、細かく切り1に加えます。
- 2に納豆と小麦粉、塩を加えてよく混ぜ合わせます。
- 焼き海苔に3をはさみます。
- サラダ油を170度ほどに熱して、4を入れて時々転がすようにして揚げて出来上がりです。
長芋だけを海苔で包んで揚げても美味しいですが、納豆とオクラが加わりより粘りと味わいが増します。揚げると、焼き海苔で外はサクッとして中はふわっとした食感になる人気の一品です。からし醤油やポン酢をつけて、味わってください。
しいたけのとろろ焼き
しいたけの傘部分に、すりおろしの長芋をのせて焼く簡単なレシピです。長芋だけではやわらかく、焼いているときにあふれてしまうので、マヨネーズを加えて味付けと粘りを加えています。細ネギだけでなく、桜エビやみじん切りの紅ショウガなどを加えるアレンジもおすすめです。
とろろ入り粕汁
粕汁に長芋のすりおろしで作った団子を加えています。長芋のすりおろしがやわらかく、うまく団子状にならなくても、粕汁に加えると全体にとろみがつきます。食べ応えの増す汁物になるでしょう。
すりおろした長芋のレシピまとめ
きたーとろろ
— 土屋幸太郎@土屋薬局 山形県東根市 (@tutiyak) September 7, 2019
冷え性で食が細く、下痢や軟便になりやすい人には消化機能を高める長いもなど山芋類が効果的
加熱調理がもっとお勧めで「山いも入りお好み焼き」「とろろ入り味噌汁」など温め
よく噛んで食べる、腹八分目に食べる。
早食い、食べすぎには注意です。
長いもは「山のうなぎ」です。😊 pic.twitter.com/DxuNaweKoh
長芋のすりおろし方から、人気の料理の作り方をたっぷりとみてきました。粘りの成分はご飯や麺とあわせるとのど越しも良くなり、熱を加えるとふんわりとした食感になります。レシピを参考に、長芋のおかずを作ってみてください。