2020年05月04日公開
2024年10月19日更新
カッサータの基本とアレンジレシピまとめ!イタリアアイスを自宅で作ろう!
カッサータについて解説します。イタリア生まれのアイスケーキ、カッサータの基本レシピとアレンジレシピを詳しく説明!自宅で作れる簡単レシピと美味しく作るポイントを紹介しますので、この記事を参考に作ってみてください。
カッサータのレシピを紹介!
イタリア生まれの冷たいスイーツ「カッサータ」について紹介します。日本ではローソンの期間限定商品「カッサータ風ケーキアイス」がSNSで話題となり、その名が知られるようになりました。また、カッサータは花畑牧場の通販サイトでも販売されており、手土産やおもてなしのスイーツとして人気を集めています。
この記事ではカッサータの特徴や自宅でできる簡単レシピをまとめました。美味しく作るポイントを押さえて、ぜひとも美味しいカッサータを作ってみてください。
カッサータの特徴
シチリア発祥の伝統スイーツ
カッサータは、リコッタチーズやクリームチーズにナッツ類やドライフルーツを入れ、凍らせて食べるアイスケーキ。
カッサータとは「シチリアーナ・カッサータ」とも呼ばれる、イタリアのシチリア発祥の伝統スイーツです。カッサータの歴史はとても深く、シチリアがアラビアの一部だった時代に生まれました。シチリアのリコッタチーズを、アラビア人が輸出していたアーモンドやフルーツに加え、カッサータが誕生したといわれています。
ローソンでも話題のアイスデザート
チーズアイスにナッツとドライフルーツが入った「カッサータ風ケーキアイス」です♪イタリアの伝統菓子「カッサータ」をアイスにしました(^^) #ローソン #ウチカフェ https://t.co/Rqbwxucuu6 pic.twitter.com/GYr9kmYRGN
— ローソン (@akiko_lawson) December 4, 2018
2016年から毎年冬になると、カッサータをカップアイスで再現した「カッサータ風アイス」がローソンの店頭に並びます。こちらはSNSでも話題となり、売り切れになる店舗もあるほどの大人気商品です。
クリームチーズを混ぜ込んだアイスクリームに、ナッツとドライフルーツがたっぷり入っています。濃厚なアイスクリームにアクセントとなるナッツ、そして酸味の効いたドライフルーツがマッチしたやみつきになる美味しさです。カッサータ風アイスを見つけた際は、ぜひ購入してみてください。
セミフレッドとの違い
セミフレッド初めて食べた。なんて美味しいの♡ pic.twitter.com/xd8HswzMxW
— Lyp (@arepui) July 21, 2019
カッサータとよく似たスイーツに「セミフレッド」があります。セミフレッドも、カッサータと同じイタリア生まれのスイーツです。
この2つの違いはベースのクリームにあります。カッサータはチーズと生クリームで作るのに対し、セミフレッドは生クリームにメレンゲを加えて作ります。カッサータは濃厚で食べ応えのある食感が特徴で、一方のセミフレッドはふわりと軽やかな食感が特徴です。
カッサータの基本レシピ
作り方
【材料】ミニパウンド型一台分
- クリームチーズ・・・100g
- 生クリーム・・・100ml
- グラニュー糖・・・30g
- ドライフルーツ・・・40g
- ローストナッツ(無塩のもの)・・・40g
- お好みのリキュール
【手順】
- ローストナッツを刻みます。
- ドライフルーツに熱湯かけて水分を拭き取り、リキュールを少し馴染ませます。
- 生クリームとグラニュー糖を合わせ、泡立てます。
- チーズを柔らかくなるまで練り、生クリーム、ドライフルーツ、1のナッツを混ぜ合わせます。
- 型にラップを敷いて5を敷き詰め、全体を覆います。
- 冷凍庫で冷やし、固まったら完成です。
リコッタチーズやマスカルポーネチーズを使うと、クリームチーズより少しあっさりと仕上がります。チーズの種類を変えた場合も、レシピの分量を変えずに作ることができます。リキュールは使用しなくても美味しく仕上がるため、バニラエッセンスで風味付けをしてもよいでしょう。仕上げにフルーツソースなどを添えて、華やかに仕上げましょう。
美味しく作るポイント
簡単で失敗が少ないカッサータですが、これをより美味しく作るポイントがあります。それは、チーズをクリーム状になるまでしっかり練ることです。この工程を怠ってしまうと味や形が不均一になります。また、生クリームとしっかり混ぜ合わせることも大切なポイントです。
チーズに生クリームを入れる際は、数回に分け入れるとよいでしょう。都度しっかり混ぜ合わせることで、チーズと生クリームの分離を防ぐことができます。これによって仕上がりの食感がより滑らかになります。カッサータは濃厚なチーズクリームと滑らかな食感がポイントです。仕上げのコツを覚えて美味しく仕上げましょう。
カッサータの簡単アレンジレシピ
オレンジとブルーベリーのカッサータ
【材料】パウンドケーキ型1台分
- オレンジ・・・1/2個
- ブルーベリー・・・50g
- 生クリーム・・・200ml
- 板チョコレート(粗めに刻んでおく)・・・50g
- ミックスナッツ(無塩)・・・30g
- A砂糖・・・100g
- A白ワイン・・・大さじ3
- Bクリームチーズ・・・200g
- B砂糖・・・30g
- Bはちみつ・・20g
- ミント・・・適量
- はちみつ・・・適量
【手順】
- オレンジを洗って4等分に切って鍋に入れ、2~3回ゆでこぼした後、柔らかくなるまでゆでる。
- 水気をきったらAを加え、落し蓋をして、シロップが1/3くらいになるまで煮詰めます。
- 火を止め、冷めたらシロップをきり、1㎝角にカットします。
- ボウルに生クリームを入れ、ハンドミキサーで七分立てに泡立てます。
- 別のボウルにBを入れ、よく混ぜます。
- 2を2~3回に分けて入れ、しっかり混ぜます。
- 3、ブルーベリー、粗めに刻んだチョコレート、ミックスナッツを加えて混ぜ合わせます。
- クッキングシートを敷いた型に流し入れ、冷凍庫で冷やし固めます。
- 型とクッキングシートを外し、食べやすい厚さに切り分けます。
- 皿に盛り、はちみつをかけてミントを添えたら、完成です。
濃厚なクリームチーズに、ブルーベリーとオレンジの酸味がとてもよく合います。ミックスナッツは刻まずに入れることで、ゴロゴロとした食感が楽しめます。見た目も味も爽やかなカッサータをぜひ堪能してみてください。
チョコとベリーのカッサータ
【材料】
- カッテージチーズ(裏ごしタイプ)・・・200g
- フレッシュクリーム36%・・・150cc
- グラニュー糖・・・40g
- カラメルビスケット・・・5枚
- クーベルチュールフレーク・・・50g
- オレンジピール30g
- ミックスベリー(冷凍)・・・60g
【手順】
- ボウルに生クリームと砂糖を入れ、氷水にあてながら、ハンドミキサーでゆるく泡立てます。
- 別のボウルにカッテージチーズを入れ、柔らかくなるまで練ります。
- クーベルチュールフレーク、オレンジピールを加えて混ぜ合わせ、1を加えてさらに混ぜます。
- 手で砕いたビスケットと冷凍ベリーを加え、ざっくりと混ぜ合わせます。
- クッキングペーパーを敷いた型に流し入れ、冷凍庫で冷やし固めます。
- 型から取り出し、好みの厚さにスライスして器に盛り、完成です。
酸味の効いたベリーと甘いチョコレート、少し苦みのあるカラメルビスケットがよく合い、噛む度に変化していく味を楽しめます。手で粗く砕いたカラメルビスケットが、カッサータに程良いアクセントを与えます。 ナッツやフルーツでトッピングをして仕上げましょう。
ヨーグルトカッサータ
ヨーグルトの水切りには、厚手のキッチンペーパーや綿100%のさらしを使いましょう。チーズのような重さが出るまで、しっかりと水を切るのがポイントです。水が残っていると生クリームときれいに混ざらず、味も薄くなってしまいます。疲れたときや暑い日は、すっきりとしたヨーグルトカッサータがおすすめです。
オレオで作るカッサータ
ナッツやフルーツの代わりに、オレオを混ぜ込むアイデアレシピです。このレシピはたった4つの材料で作ることができます。オレオは少し粗く砕くとザクザクとした食感が残り、程よいアクセントになります。オレオの量を調整し、自分好みに仕上げましょう。
ババロア風ヘルシーカッサータ
チーズの代わりに豆腐とヨーグルトで作るヘルシーなカッサータです。水あめや砂糖は味見をしながら足していくので、カロリーや糖質が気になる方にもおすすめです。このレシピは冷凍庫で冷やすとカッサータに、冷蔵庫で冷やすとババロアにもなります。気分や季節によって変えてみてください。
カッサータのレシピまとめ
この前の休日はカッサータを作りました。* pic.twitter.com/ZHwgI3CknL
— 春風 (@h_wnd8) September 11, 2014
カッサータの基本レシピやアレンジレシピ、美味しく作るポイントなどを紹介しました。どのレシピも材料を混ぜて冷やし固めるだけですので、自宅で簡単に作ることができます。
材料は一般的なスーパーで揃えられるものばかりです。中に混ぜ込むフルーツやナッツ、クッキーなどは、好みのものを入れてみてください。仕上げに好みのフルーツソースや具材で、華やかにトッピングしましょう。カッサータは簡単にアレンジが楽しめます。美味しく作るポイントを押さえて、ぜひオリジナルのカッサータを作ってみてください。