2020年05月02日公開
2024年10月19日更新
たらのムニエルの基本とアレンジレシピまとめ!おすすめの付け合わせも!
たらのムニエルの基本的な作り方とアレンジレシピについて解説します。たらのムニエルを美味しく作るコツを踏まえた基本レシピから、人気の簡単アレンジレシピを詳しく説明!たらのムニエルに合うおかずやスープ、サラダのレシピまで紹介します。
目次
たらのムニエルのレシピを紹介!
今日の晩ご飯は、たらのムニエルとエビともやしのカレー炒めだよ🍽💓 pic.twitter.com/lgCY2YKHdX
— あさにゃん🎀Piano♪ (@asanyan_pf) April 29, 2020
シンプルで美味しいたらのムニエルは、魚を使った洋風メニューの中でも簡単に作れて人気のある料理です。一品で193kcalと主菜としては低カロリーでヘルシーなメニューです。しかし、炒める際に水が出てきてしまったり、ひっくり返すときに崩れてしまうこともよくありがちです。
そこで今回は、たらのムニエルを美味しく作るコツをお教えしていきます。ちょっとしたコツで綺麗なたらのムニエルを作れるようになるので、ぜひ参考にしてください。また、ソースを変えればいろんなパターンのたらのムニエルを楽しめるでしょう。
たらのムニエルの基本レシピ
それではまず、たらのムニエルの基本レシピを紹介します。3つの基本的なコツを抑えて、美味しいたらのムニエルを作ってみましょう。
作り方
【材料】
- 生たら:2切れ
- 小麦粉:大さじ1
- バター:10g
- サラダ油:大さじ1
- 塩こしょう:適量
【作り方】
- たらの水分をキッチンペーパーでふき取ります。
- 両面に塩こしょうをふりかけ、小麦粉をまぶします。
- フライパンにサラダ油を熱し、たらを入れて両面をパリっと焼きます。
- 最後に火から外してバターで香り付けをして完成です。
小麦粉をつけて焼くだけで美味しいたらのムニエルを簡単に作ることができます。塩こしょうを振りかけてバターを加えたり、パリっと焼く基本的なポイントをしっかり抑えることでより美味しく仕上がります。
美味しく作るコツ①たらの水分を拭き取る
次はメインのたらのムニエル👍
— セゴスター®️次は富士ヒル 11年振り (@se5556) March 8, 2020
水分 切って、
塩、胡椒。
小麦粉まぶして焼く pic.twitter.com/RQ2SZSYSqE
たらは魚特有の臭みがあるため、火を通す前に処理をしたほうがより美味しく出来上がります。生たらに塩を振って5~10分ほど放置しておくと、水分がにじみでてきます。この水分と一緒に臭みも出てくるので、キッチンペーパーなどでしっかり拭き取りましょう。
きちんと拭き取らないとべちゃっとしたたらのムニエルになってしまったり、小麦粉を付けた際にだまになることがあります。また、塩たらを使用する場合は塩抜きしたら水で洗って塩水に30分ほど浸けます。水で洗ったらキッチンペーパーで水分をふき取りましょう。
美味しく作るコツ②蒸し焼きはNG
本日はたらのムニエル、昼間は焼きそばでした☺️#しばっちクッキング pic.twitter.com/KCU6XsFtUz
— 柴田直人 (@4batch) April 24, 2020
たらのムニエルには蒸し焼きにするレシピもありますが、基本的に蒸し焼きをしないほうがカリッと仕上がります。ムニエルを蒸してしまうとカリッと仕上がらないだけでなく、身崩れを起こす原因ともなります。多めのバターで焼き上げることで、外はカリッと中はふんわりとしたムニエルに仕上がるでしょう。
美味しく作るコツ③たらの身崩れに注意する
シャケとたらのムニエル美味しそうにできました〜🐟 pic.twitter.com/58qFlS4ZcH
— ぱんだく (@takuyao460) April 21, 2020
たらは水分が多く身崩れしやすい魚です。そのため、何度も触ったり裏返したりするとムニエルの身が割れることがあります。まず、たらの下処理をしっかりとして水分を抜きましょう。ムニエルを動かしたい時は、軽くフライパンをゆする程度にします。
ムニエルを裏返す場合は、フライ返しで優しく裏返すようにしましょう。何度も裏返すと崩れてしまうので、1回だけ裏返すように注意します。ムニエルをカリッと焼ければ身崩れの心配もなくなるようです。カリッとさせるために火を強くすると生焼けや焦げの原因になります。ムニエルは弱~中火でじっくり火を通しましょう。
たらのムニエルの簡単人気アレンジレシピ
たらのムニエルのバター醤油仕立て
【材料】
- たら:2切れ
- 塩こしょう:少々
- 薄力粉:少々
- オリーブオイル:大さじ1
- バター:10g
- しょうゆ:小さじ1
- レモン輪切り:2枚
【作り方】
- たらの両面に塩を振って5分放置します。
- たらから出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
- 両面にこしょうと薄力粉を振ります。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、たらを両面中火で焼きます。
- バター、しょうゆを加えて味をからませて皿に盛り付けてレモンを添えたら完成です。
淡白なたらとコクのあるバターしょうゆが相性抜群な人気アレンジレシピです。家にある材料で簡単に作れておかずや酒の肴にもぴったりです。ムニエルのふんわり香るバターと焦げたしょうゆの香りが食欲をそそります。
たらのムニエル~あっさりタルタルソース添え
【材料】
- たら:1切れ
- 小麦粉:適量
- オリーブオイル:大さじ1
- 卵:1個
- 玉ねぎ:1/2個
- マヨネーズ:大さじ2
- プレーンヨーグルト:大さじ2
- レモン汁:少量
- 塩こしょう:少々
- レタス、トマト:適量
【作り方】
- 卵を茹で、玉ねぎをみじん切りにして水にさらします。
- 茹でた卵をみじん切りにしてつぶし、マヨネーズ、ヨーグルト、水気を切った玉ねぎ、レモン汁、塩こしょうを加えて和えます。
- たらに塩こしょう、小麦粉をまぶします。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、たらを両面焼きます。
- 皿に盛り付けて、レタスやトマトを添えます。タルタルソースをかけたら完成です。
たらのムニエルにあっさりめのタルタルソースを添えてアレンジした人気レシピです。簡単に作れるタルタルソースを添えることで、いつもと違ったたらのムニエルを楽しめます。こちらのムニエルはヨーグルトの代わりに牛乳を使用することも可能です。
真鱈のムニエル~レモンソース添え
【材料】
- レモン:半分
- らっきょう:2個
- たら:適量
- マヨネーズ:適量
- イタリアンパセリ:適量
- 小麦粉:適量
- 塩こしょう:少々
- バター:10g
【作り方】
- レモンを半分に切り、らっきょう2個をみじん切りにします。
- ボウルにらっきょうを入れ、たっぷりのマヨネーズ、レモン汁、削ったレモンの皮、イタリアンパセリを加えて混ぜます。
- たらに塩こしょうを振って小麦粉をまぶします。
- フライパンにバターを熱し、たらを両面焼きます。
- 皿に盛り付けてレモンソースをかけたら完成です。
さっぱりとしたたらのムニエルにレモンを加えたマヨネーズソースを加えました。濃厚な味ながらレモンでさっぱりとさせた人気の簡単アレンジレシピです。シャキシャキとしたらっきょうの味がアクセントになっており、らっきょう以外の漬物でも代用できます。
たらのカレームニエル
【材料】
- たら切り身:2切れ
- しょうゆ:大さじ1
- 酒:大さじ1
- カレー粉:大さじ1
- 小麦粉:適量
- バター:20g
【作り方】
- たらを下処理して、酒、しょうゆに15分ほど浸します。
- たらの水分をふき取ってカレー粉、小麦粉を全体にまぶします。
- フライパンにバターを熱し、皮を下にして弱めの中火で焼きます。
- 両面がこんがり焼けたら完成です。
たらのムニエルにカレー粉をまぶすことで、魚が苦手な方や子供でも食べやすく美味しい人気の簡単レシピです。カレー味のムニエルにすることで魚の臭みをまったく感じず食べやすくなるようです。また、いつもと違った味のムニエルを楽しむことができるでしょう。
たらのムニエルバターポン酢焼き
【材料】
- たら:2切れ
- 塩こしょう:少々
- 小麦粉:適量
- 酒:大さじ1
- 油:小さじ1
- だし汁:小さじ2
- ぽん酢しょうゆ:小さじ1
- バター:小さじ1
- 乾燥海藻ミックス:4g
- 貝割れ菜:10g
【作り方】
- たらに塩こしょうを振って小麦粉をまぶします。海藻はたっぷりの水で戻し、貝割れ菜は1.5cmに切ります。
- フライパンに油を熱し、たらの両面に焼き色がついたら取り出します。
- フライパンの汚れをふき、だし汁、ぽん酢しょうゆ、バターを入れて煮詰めます。
- たらを戻し入れてからめたら器に盛ります。
- フライパンが冷めたら大さじ1の水を入れて火にかけ、煮詰めてたれを作ります。海藻と貝割れ菜を混ぜたら器に盛り付けて完成です。
たらのムニエルにぽん酢を加えることでよりさっぱりと頂くことができる人気の簡単アレンジレシピです。ムニエルに海藻と貝割れ菜を添えることでミネラルも一緒に摂れて体にも良いメニューです。
たらのムニエル~きのこクリーム添え
【材料】
- たら:2切れ
- 小麦粉:適量
- 玉ねぎ:1/3個
- ほうれん草:1/2束
- しめじ:1/2パック
- 塩こしょう:少々
- バター:20g
- 生クリーム:100cc
- コンソメ:小さじ1/2
- 水:50cc
【作り方】
- たらに塩こしょうを振って小麦粉をまぶします。
- 玉ねぎを薄くスライスし、ほうれん草を食べやすい大きさに切り、しめじをほぐしておきます。
- フライパンにバターを熱し、たらを両面焼いたら皿に取り出します。
- 再びフライパンに油を熱し、玉ねぎを炒めます。
- 玉ねぎがしんなりしたらしめじとほうれん草を炒めます。
- コンソメ、水を加えて炒め、生クリームを加えひと煮たちさせます。
- 塩こしょうを加え、ムニエルにクリームソースをかけたら完成です。
さっぱりとしたたらのムニエルにクリームソースを添えてアレンジした簡単レシピです。クリームソースをかけることでいつもと違った濃厚な味を楽しめます。ムニエルと一緒にきのこや野菜もたくさん摂れてヘルシーです。
たらのムニエルに合う料理レシピ【おかず】
ほうれん草ソテー
【材料】
- ほうれん草:1束
- バター:5~10g
- 塩こしょう:少々
- しょうゆ:少々
- サラダ油:少々
【作り方】
- フライパンにサラダ油を熱し、バターを加えて溶かします。
- ゆでたほうれん草をほぐしながら加えて、中火で炒めます。
- 塩こしょうを加えて炒め、最後にしょうゆを数滴垂らして混ぜたら完成です。
ほうれん草ソテーは、たらのムニエルの付け合わせとして定番人気を誇る簡単レシピです。ほうれん草にアクがあるので、さっと茹でてから炒めると良いです。バターにしょうゆを加えることでコクが出ておいしく頂けます。
にんじんのグラッセ
【材料】
- 人参:1本
- 砂糖:大さじ1
- バター:大さじ1
- 塩:少々
【作り方】
- 人参を5センチほどに輪切りにしたら、縦に十字に切ります。
- 角を落として面取りをします。
- フライパンに人参を入れて水を加え、火をつけます。
- 砂糖、バター、塩を加えてフタをして15分ほど煮込んで完成です。
洋風メニューの付け合わせとして人気のあるにんじんのグラッセの簡単レシピです。甘く優しい味が人気で彩りも添えるにんじんのグラッセは、ムニエルとも相性抜群です。
きのこのマリネ
【材料】
- しいたけ:4枚分
- エリンギ:2本
- まいたけ:30g
- しめじ:20g
- パセリみじん切り:大さじ2
- にんにくみじん切り:大さじ1
- 酢:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 顆粒コンソメ:小さじ1/2
- しょうゆ:大さじ1と1/2
- オリーブオイル:大さじ1
- 塩:適量
【作り方】
- きのこ類は石づきを取って食べやすい大きさに切ります。
- 酢、みりん、コンソメを混ぜてマリネ酢を作ります。
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で熱し、きのこと塩を中火で炒めます。
- 火が通ったらしょうゆを加えて炒めます。
- しんなりしたらボウルに入れてマリネ酢と和えます。
- 粗熱を取ってパセリを加え、冷蔵庫で冷やして器に盛ったら完成です。
きのこのマリネはムニエルの箸休めにもぴったりな人気の簡単付け合わせです。炒めて漬け込むだけなので簡単に作れます。冷蔵庫で4~5日保存できるので作り置きにも適して便利です。
たらのムニエルに合う料理レシピ【スープ・サラダ】
野菜のマリネ
【材料】
- ズッキーニ:1本
- なす:1本
- 人参:1本
- パプリカ:1個
- にんにく、しょうが:各1かけ
- 粉コンソメ:4.5g
- 酢:50cc
- 白ワイン:50cc
- 砂糖:大さじ2
- 塩:小さじ1/2
- 乾燥バジル:小さじ1
- 水:1/2カップ
- オリーブオイル:大さじ1
【作り方】
- 野菜を食べやすい大きさに切り、にんにく、しょうがを薄切りにします。
- 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて炒め、なすを加えて炒めます。
- 人参、ズッキーニ、パプリカの順で加えて炒めます。
- しょうが、白ワイン、酢、砂糖、塩、バジル、コンソメ、水を加えて炒めます。
- 落としぶたをして10分煮込んだら火を止めます。
- 保存瓶に入れて熱いうちにフタをします。
- 冷めたら冷蔵庫で保存します。
- しょうがを抜いて器に盛り付けて完成です。
さっぱりとした夏野菜を使用したマリネはムニエルとも良く合う人気レシピです。食欲が落ちがちな夏にも食べやすく、保存が効くので常備菜としても人気があります。
トマトとなすの甘酢サラダ
【材料】
- トマト:中2個
- なす:中2本
- 大葉:4枚
- しょうゆ:大さじ1
- 酢:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
【作り方】
- なすは斜めに切り込みを入れて一口大に、トマトも一口大、大葉は千切りにします。
- ボウルにすべての調味料を入れて混ぜておきます。
- フライパンに油を熱してなすを揚げ焼きにします。
- なすをボウルに入れて味を染み込ませます。
- トマトと大葉を入れて混ぜたら冷蔵庫に入れて冷やし、盛り付けたら完成です。
トマトとなすを甘酢に漬け込んでさっぱりとしたサラダは、ムニエルの付け合わせにぴったりな人気レシピです。甘酢はさっぱりと口当たりが良いのにしっかり味がついているので、つい食べ過ぎてしまうほど美味しいムニエルに仕上がるでしょう。
オニオングラタンスープ
【材料】
- 玉ねぎ:3個
- にんにく:1/2個
- バター:15g
- 小麦粉:小さじ2
- チキンブイヨン:500ml
- ローリエ:1/2枚
- 塩:少々
- フランスパンの薄切り:4枚
- グリエールチーズ、ミックスチーズなど:適量
【作り方】
- 玉ねぎとにんにくを薄切りにします。
- 鍋にバターを熱し、玉ねぎとにんにくを飴色になるまで20分ほど炒めます。
- 小麦粉を混ぜ合わせたら、チキンブイヨン、ローリエを加えて弱火で10分煮込みます。
- ローリエを取り出したらスープを耐熱容器に入れ、フランスパンを浮かべます。
- チーズをのせたらトースターまたはオーブンでこんがり焼いて完成です。
玉ねぎの甘みと濃厚なチーズが相性抜群なオニオングラタンスープはムニエルとも良く合います。飴色の玉ねぎさえ作れば、固形スープの素などで簡単に美味しくオニオングラタンスープを作ることができるレシピです。
たらのムニエルのレシピまとめ
たらのムニエル
— ちょび (@suikinnkutu_) April 30, 2020
あまりもの炊き込みご飯
アスパラのポタージュ pic.twitter.com/aWxlp6Z5N7
たらのムニエルを美味しく作る基本レシピやコツを紹介しました。ムニエルは身が崩れやすい点に注意が必要ですが、ちょっとしたコツを抑えれば簡単にプロ並みの出来栄えになるでしょう。
たらのムニエルはバター醤油やクリームソースなどでアレンジすれば料理の幅も広がります。ほうれん草のソテーや野菜のマリネなど栄養豊富で箸休めにもなるおかずをプラスするのも良いでしょう。ぜひたらのムニエルとそのアレンジレシピを毎日の献立に生かしてみてください。