魚卵の人気レシピ！煮付けやパスタ・フライにも！魚卵の種類も紹介

魚卵を使った人気料理のレシピをまとめました。煮付けやパスタ、フライなどのさまざまな料理の中から、簡単で人気の高い料理のレシピをPICKUP！【主食】【おかず】【おつまみ】の3つのジャンルに分けて紹介します。また、これに併せて、主な魚卵の種類についてもまとめてみました。

【材料】《レシピ：2人分》

• スパゲッティ…200g
• たらこ…60g
• 無塩バター…40g
• めんつゆ（3倍濃縮）…小さじ1/2
• 昆布茶…小さじ1
• オリーブオイル…大さじ1
• コショウ…少々
• 大葉…6〜10枚
• 刻み海苔…適量

1. スパゲッティを表示時間通りに茹でる。
2. たらこの先端を包丁で切り、皮からしごき出す。
3. 無塩バターは常温に戻しておく。
4. ３、めんつゆ、昆布茶、オリーブオイル、コショウを混ぜ合わせる。
5. 茹で上がったスパゲティを加えて手早く和える。
6. たらこを加えて混ぜ合わせ、器に盛り付ける。
7. 千切りにした大葉と刻み海苔を乗せたら出来上がり。

今や魚卵を使った料理の定番となったたらこパスタ。魚卵好きなら真っ先に思い浮かべるだろう人気料理です。茹で汁やオイルを加えることでパサつきを防ぎ、さらにまろやかな味わいに仕上げました。辛味をプラスしたい場合は一味唐辛子や豆板醤を入れましょう。

【材料】《レシピ：2人分》

• 明太子…1本(70g)
• かいわれ大根…1/2パック
• 冷凍うどん…2袋

• バター…10g
• 薄力粉…大さじ2
• 牛乳…200cc
• コンソメ…小さじ1/3
• 塩…小さじ1/3
• こしょう…少々

1. 明太子の真ん中に切れ目を入れて、中身を取り出す。
2. かいわれ大根の根元を切り落とす。
3. 耐熱容器に冷凍うどんを入れる。
4. ラップをしてレンジで3分加熱する（600W）
5. 耐熱容器にバターを入れて、レンジで10秒加熱する。
6. 薄力粉を加えて混ぜ合わせる。
7. 牛乳を少しずつ加えながら混ぜる。
8. ラップをしてレンジで1分加熱し、再び混ぜる。
9. コンソメ、塩、こしょうを加えて混ぜ合わせる。
10. 明太子の半量を加えてさらに混ぜる。
11. 器にうどんを盛り、ホワイトソースをかける。
12. 残りの明太子とかいわれ大根を乗せたら出来上がり。

続いては、明太ソースがたっぷりと麺に絡み合う「明太クリームうどん」です。魚卵好きならずともヤミツキになってしまう、奥深い旨味が特徴の一品です。男女年齢問わず幅広い層から人気があります。

【材料】《レシピ：2人分》

• いくら…400g
• 鮭の切り身…2切れ
• ズワイガニ（ほぐし身）…50g
• 椎茸…4個
• 舞茸…100g
• バター…10g
• 三つ葉…適量

• 米…2合分
• 水…360ml
• 油…大さじ1
• 塩…小さじ1
• 顆粒和風だし…5g

1. 熱したフライパンにバターを入れて溶かす。
2. 太めに切った椎茸と舞茸を手でほぐし入れる。
3. サッと炒めたら一旦取り出す。
4. 同じフライパンにAを入れて、木べらでよく混ぜる。
5. 3と鮭、ズワイガニを乗せて蓋を閉じ、強火で沸騰するまで加熱する。
6. 弱火に落としてから12分間加熱する。
7. 蓋を閉めたまま15分保温する。
8. 鮭を取り出して木べらで混ぜる。
9. ご飯を盛りつけ、鮭、いくら、三つ葉を乗せたら出来上がり。

魚卵の中でも絶対的ファンの多いいくらを使用して、豪華な丼に仕上げました。定番のいくら丼も良いですが、たまにはこうしたアレンジレシピを楽しんでみるのもアリでしょう。海の味覚をたっぷりと味わいたい方におすすめです。

【材料】《レシピ：2人分》

• ごはん…どんぶり2杯(400g)
• 鶏むね肉…200g（皮なし）
• 卵…1個
• 明太子…1本(50g)
• にんにく…1片
• 細ねぎ…3本
• 塩麹…小さじ1
• サラダ油…大さじ1
• 有塩バター…10g
• しょうゆ…大さじ1/2

1. 細ねぎの根元を切り落とし、小口切りにする。
2. にんにくを薄切りにする。
3. 明太子に切り込みを入れて中身を取り出す。
4. 鶏肉を斜め1cm幅で削ぎ切りにする。
5. ポリ袋に塩麹と共に入れて揉み込み、10分程休ませる。
6. ボウルにごはんと卵を入れて、切るように混ぜ合わせる。
7. 弱火で熱したフライパンにサラダ油を入れる。
8. にんにくを色づくまで炒めて取り出す。
9. 鶏肉を入れて焼き色がつくまで焼く。
10. 裏返して蓋をし、3分ほど蒸し焼きにしてから取り出す。
11. キッチンペーパーで一度拭き取ってからバターを入れて中火で熱する。
12. 6を入れてパラパラになるまで炒める。
13. 鍋肌からしょうゆをまわし入れ、全体を炒め合わせる。
14. 明太子と細ねぎを加えてさっと炒める。
15. 器に盛り、鶏肉とにんにくチップを乗せて出来上がり。

続いては、明太子と相性の良いガーリックバターをプラスした「明太ガリバタチャーハン」です。特に男性からの人気が高い一品で、魚卵の香ばしい香りと濃厚な味わいが楽しめます。色良く仕上げるためにも、明太子は最後に加えて手早く炒めましょう。

【材料】《レシピ：2〜3人分》

• 味付け数の子…2本
• クリームチーズ…20g
• 小麦粉…適量
• パン粉…30g
• 溶き卵…1/2個分
• 豚ロース肉薄切り…80g

1. 豚肉に塩こしょうで下味を付ける。
2. 味付け数の子にクリームチーズを塗る。
3. 1を豚ロース肉で巻き、小麦粉→卵→パン粉の順に衣をつける。
4. フライパンに油を入れて170℃に熱し、3をじっくり揚げ焼きする。
5. 食べやすい大きさに切って、器に盛り付けたら出来上がり。 

続いては、お正月の定番料理である数の子をアレンジした「数の子のチーズフライ」です。クリームチーズと数の子を肉巻きにして、油でカリッとサクサクに仕上げました。ぷちぷちとした歯ざわりと、トロリととろけるチーズの味わいが楽しめます。クリームチーズがはみ出ないように、しっかりと豚肉を巻き付けましょう。

【材料】《レシピ：2〜3人分》

• 明太子…大さじ２
• サラダ油…適量

• 溶き卵…5個分
• 昆布だし…大さじ3
• みりん…大さじ１
• 砂糖…小さじ１
• 塩…1つまみ

1. ボウルにAを入れて混ぜ、ふるいにかける。
2. 卵焼きフライパンにサラダ油をひく。
3. 1/2の量の卵を流し入れて薄く広げる。
4. 少し固まってきたら明太子をのせて、くるくると巻く。
5. 残しの溶き卵を流し入れて再び巻く。
6. 巻き上がったら、巻きすで巻いて形を整える。
7. 器に盛り付けて出来上がり。

続いては、鶏卵と魚卵の2つの卵が共演する「明太子卵焼き」です。その名の通り卵焼きの上に明太子を乗せ、くるくると巻き上げた料理です。魚卵好きにとって、これぞ最高の卵焼きといっても過言では無いでしょう。作り方も簡単ですので、魚卵が好きな方はぜひこの機会に覚えておいてください。

【材料】《レシピ：1人分》

• 帆立貝…3個
• じゃがいも…適量
• グリーンピースのピュレ…適量
• グリーンピース…適量
• キャビア…適量
• 紫蘇の花…適量
• ディル…適量
• チャービル…適量

• 帆立貝の紐…3個分
• 白ワイン…300ml
• エシャロット…1個
• サフラン…1つまみ
• 生クリーム…100ml

1. エシャロットの皮を剥いて薄切りにする。
2. 帆立の貝柱を殻から外す。
3. 貝柱と紐を分けて貝柱を洗う。
4. クッキングペーパーで水気を切り、冷蔵庫に入れる。
5. 紐に塩を加えてよく揉み、水で洗ってぬめりを取る。
6. 鍋に紐とエシャロット、ワイン、サフランを加えて加熱する。
7. 沸騰したら弱火にして20分間煮込む。
8. 網で別の鍋に漉して生クリームと合わせる。
9. 濃度がつくまで煮詰める。
10. 貝柱に塩コショウを振る。
11. 熱したフライパンにオリーブオイルをひき、貝柱を強火で焼く。
12. お皿に盛りつけたら出来上がり。

続いては、魚卵の王様であるキャビアを使った料理「ホタテのポワレ」です。チョウザメの卵を塩漬けにしたキャビアは、世界三大珍味に数えられる高級食材です。この料理ではそのキャビアをたっぷりと贅沢に使用しています。記念日などの特別な日におすすめです。

【材料】《レシピ：3人分》

• 豆腐…450g
• 小松菜…1把
• たらこ…80g
• 酒…大さじ1
• 塩…小さじ1/2
• しょうゆ…小さじ1
• だし汁…300cc
• 片栗粉…大さじ1
• だし汁（水溶き片栗粉用）…大さじ2
• えごま油…少々

1. 小松菜を4等分にざく切りにする。
2. ボウルに酒とたらこを入れてペーストを作る。
3. 鍋にだし汁とペースト、豆腐を加えて蓋をする。
4. 火が通ったら塩、しょうゆ、小松菜を入れる。
5. 蓋をして小松菜がしんなりするまで温める。
6. 小松菜がしんなりしたら、だし汁で溶いた片栗粉を加える。
7. とろみがついたら器に盛り付け、えごま油を加えて出来上がり。

続いては、優しい味わいが楽しめる「豆腐と小松菜のたらこ煮」です。相性の良い豆腐とたらこに小松菜を加え 、優しくシンプルな味付けに仕上げた一品です。えごま油の香りが料理を上手くまとめあげています。コチュジャンや味噌をベースにするとまた違った味わいが楽しめるので、こちらもアレンジにおすすめです。

【材料】《レシピ：1人分》

• 数の子…3本位
• にんじん…適量
• 鷹の爪…1本
• 乾燥刻み昆布…適量
• 乾燥スルメイカ…適量

• めんつゆ…大さじ1
• 日本酒…大さじ1
• みりん…大さじ1
• 水…120CC

1. 数の子を洗って膜を掃除し、手で適当な大きさに切る。
2. Aを鍋に入れて一煮立ちさせ、保存容器に移す。
3. 冷めたらスルメイカ→昆布→鷹の爪の順に漬け込む。
4. 塩抜きした数の子とにんじんを加える。
5. 全体をしっかりと混ぜ合わせ、冷蔵庫で一晩寝かせておく。
6. 器に盛り付けたら出来上がり。

魚卵を使ったおつまみの中でも、松前漬けは定番の一品です。お正月の恒例料理ですが、東北や北海道では普段から食している人も多く、おつまみとしても高い人気を誇ります。作り方は割と簡単ですので、料理初心者でも無理なくチャレンジすることができるでしょう。

【材料】《レシピ：2人分》

• 生筋子…1腹
• 酒…50ml
• みりん…50ml
• 醤油…50ml
• 砂糖…小さじ2

1. 鍋に酒とみりんを入れて中火にかける。
2. アルコールを飛ばしたら火を消し、醤油と砂糖を混ぜて砂糖を溶かす。
3. 清潔な容器に写し、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れておく。
4. 70～75℃のお湯とボウルを用意する。
5. 筋子を縦に長く持ち、割って粒をほぐす。
6. ボウルに入れて皮を取り除く。
7. ひとつまみの塩を入れてお湯を注ぎ、菜箸でグルグルと混ぜる。
8. ザルにあげてから再びボウルに戻し、水を注いで再度皮を取り除く。
9. 5～10回ほど繰り返しながら、小さな膜をしっかりと取り除く。
10. ザルにあげて5～10分ほど置いて水気を切る。
11. つけダレに入れて蓋をし、冷蔵庫で半日から1日漬けて出来上がり。

続いては、いくらを特製の醤油ダレに漬け込んだ「いくらの醤油漬け」です。北海道ではお馴染みの一品で、それぞれの家庭ごとに違ったレシピが存在します。作り方は簡単ですが、手間と時間が掛かるのは覚悟しておきましょう。

【材料】《レシピ：2人分》

• 油揚げ…1枚
• マヨネーズ…大さじ1
• 明太子…大さじ1/2
• スライスチーズ（とろけるタイプ）…1枚
• 粉チーズ…適量
• コショウ…適量
• あさつき…適量

1. 油揚げの長辺の片側をはさみで切る。
2. マヨネーズと明太子を混ぜあわせ、半量を油揚げの内側に塗る。
3. スライスチーズを半分に切り、油揚げの中に入れる。
4. 2の残りを油揚げの表面に塗り、粉チーズをかける。
5. オーブントースターで5分ほど焼く。
6. 4等分に切り、あさつきを散らしたら出来上がり。

続いては、明太マヨネースとチーズの組み合わせが堪らない「明太マヨの油揚げクリスプ」です。サクサク食感と濃厚な味わいが楽しめる、おつまみとしても文句なしの一品です。

最後は、北海道の郷土料理「つきこんにゃくの子和え」です。生たらことつきこんにゃくを和えただけのシンプルな料理ですが、その味わいは抜群です。おつまみとしては勿論、ごはんのお供としても大変人気があります。作り方も簡単ですので、ぜひともこの機会に挑戦してみましょう！

比較的手に入りやすい魚卵と言えば、いくら、たらこ、数の子等が挙げられます。これらの魚卵なら日本全国どの都道府県でも手に入れることができるでしょう。

一口に珍しい魚卵と言ってもさまざまですが、タコの卵である「たこまんま」等は割と珍しい魚卵であるといえそうです。

魚卵の中でも群を抜く高級品はキャビアですが、からすみもまた高価な魚卵として有名です。ただし、正確に言うとからすみは卵巣なので、これを魚卵とするのには些か微妙な部分もあります。

その他にもさわらにメジナ、グチにスズキなど、さまざまな種類の魚卵があります。気になる方は「魚卵 種類」で検索してみると良いでしょう。今まで聞いたことも無いような魚卵と、それらを使った料理に巡り合うことができるかも知れません。

魚卵を使った簡単人気料理を紹介してきました。どの料理も手軽で美味しいモノばかりですので、ぜひこの機会にレシピをマスターし、魚卵料理のレパートリーに加えてください！