2020年04月09日公開
2025年03月05日更新
ラフテーの手作りレシピ!沖縄の味を自宅で気軽に楽しめる料理も!
ラフテーのレシピを紹介します。この記事では沖縄の郷土料理であるラフテーを簡単に楽しめる本格的なな作り方や、ラフテーを使って簡単にできる人気のアレンジレシピも併せて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ラフテーのレシピを紹介!

ラフテーとは沖縄の郷土料理の一つで、豚肉の角煮のことです。ラフテーは伝統的な沖縄料理であり、古くは琉球王朝時代から食べられてきた料理です。ラフテーはそのまま食べることもできますし、アレンジを加えることで様々な楽しみ方があります。ラフテーは沖縄のおばあなら、誰でも作れる料理といえます。
一見すると作るのが難しそうなラフテーですが、実はとても簡単な方法で、自宅でも本格的なラフテーを作ることができます。ラフテーを本格的に作ることができるようになるレシピや、ラフテーを使った人気のアレンジレシピについて紹介します。
本格ラフテーの基本レシピ
本格的なラフテーの基本となるレシピを紹介します。本格的なラフテーを簡単に作るために必要な材料や手順を、細かく解説します。また、ラフテーと一緒に出てくることの多い煮卵を一緒に作る場合の調理方法も、併せて紹介します。
ラフテーの作り方
【材料】
- 豚三枚肉200~250g
 - A酒50cc
 - A醤油50cc
 - Aかつおだし汁50cc
 - A砂糖大さじ3
 
- 豚三枚肉を2度茹で、柔らかくなるまで煮ます。
 - 煮ている間に材料Aを鍋に入れて、加熱します。
 - 三枚肉が煮詰まったら、1cm大にカットして材料Aの鍋に中に入れます。
 - 弱火で煮詰め、色が変わって火が通ったら完成です。
 
このレシピでは三枚肉を2度茹でていますが、このようにすることで煮る時にアクが出ないようになり、かつホロホロとした食感のラフテーになります。また、このレシピで紹介している砂糖を黒砂糖に変えたり、酒を泡盛等の焼酎に変えて作ると、より本格的なラフテーに近づけることができます。
このレシピは材料も手順も少なく、料理を始めたばかりでも簡単に作ることができます。ぜひ参考にしてみてください。
ラフテーと一緒に煮卵を作る場合

ラフテーと一緒に煮卵を作る場合は、あらかじめゆで卵を作っておき、三枚肉と一緒に煮込みます。三枚肉を調味料が入った鍋に入れて煮立てている間にゆで卵を作っておき、殻をむいてから鍋に入れると、効率が良いでしょう。
煮卵は10分もあれば煮詰まるため、ある程度三枚肉が煮詰まってから入れることがポイントです。卵や肉の色が変わり味が染みてくれば、煮卵付きのラフテーが完成し、本格的な沖縄郷土料理へと変わるでしょう。これだけでレシピのレパートリーも増えます。
圧力鍋や炊飯器で作るラフテーの簡単レシピ
圧力鍋や炊飯器といった器具でラフテーを作る場合の簡単レシピを紹介します。このような器具を上手に使うことで、ラフテーは簡単に作ることができます。圧力鍋や炊飯器を使えば時短にもなりますし、いくつも鍋を使う必要が無い点もメリットになります。ここで紹介するレシピを確認し、ぜひ時短に役立ててみましょう。
圧力鍋を使ったラフテーの作り方
【材料】
- 豚バラブロック1kg
 - しょうが1かけら
 - 長ネギの青い部分1本分
 - A水400ml
 - A泡盛100ml
 - A顆粒だし小さじ1
 - A砂糖大さじ3
 - A醤油大さじ5
 
- 豚バラブロックを適当な大きさに切って圧力鍋に入れます。
 - 肉が浸かるくらいの水、しょうがと長ネギの青い部分を入れます。
 - 強火で高圧加熱し、圧力がかかったら弱火にして20分加熱します。
 - 豚バラブロックと鍋を流水で洗い、再び鍋に豚バラブロックを入れます。
 - 材料Aを入れ、中火で20分程度煮詰めます。
 
圧力鍋を使うことで短い時間で調理が可能になり、このレシピでは1時間程度でラフテーを作ることができます。
炊飯器を使ったラフテーの作り方
【材料】
- 豚バラブロック食べる分だけ
 - 水400cc
 - 黒糖30g
 - 醤油30cc
 - 焼酎50g
 - 米30g
 - ネギの青い部分
 
- 鍋にネギと米、豚バラブロックを入れ、肉を下茹でします。
 - 15分ほど茹でたら炊飯器に肉を移し、残りの材料を追加して、通常の炊飯と同じように炊いたら完成です。
 
このレシピでは米やネギを使っているため、締めのご飯も作ることができます。このレシピでは黒糖を使っています。そのため、砂糖よりも本格的なラフテーを作ることができます。ぜひ参考にしてみてください。
ラフテーの人気アレンジレシピ
ラフテーの人気アレンジレシピを、5つ紹介します。ラフテーはそのままでもおいしく食べられますが、ちょっとしたアレンジを加えると、さらにおいしく食べることができます。様々なアレンジレシピがあるため、紹介するレシピを確認して、アレンジの参考にしてみてください。
沖縄そば
【材料】
- そばの茹で麺…2袋
 - かまぼこ…適量
 - ねぎ…適量
 - 豚三枚肉…200~250g
 - A醤油…50cc
 - A酒…50cc
 - Aかつおだし汁…50cc
 - A砂糖…大さじ3
 - B塩…大さじ1
 - Bだしの素…大さじ1/2
 - B醤油…おおさし1
 - Bかつおだし汁…3カップ
 
- 豚三枚肉を2度下茹でして、食べやすい大きさに切ります。
 - 材料Aを鍋に入れて1度熱し、その中に豚三枚肉を投入して煮込みます。
 - 肉を煮込んでいる間にネギやかまぼこを切っておきます。
 - 材料Bと三枚肉の茹で汁を7カップ分を入れて加熱します。
 - そばを湯通ししておき、スープに火を通します。
 - それぞれを盛り合せ、かまぼことねぎを散らしたら完成です。
 
アレンジレシピサイトでも1位になるほどの人気レシピです。このレシピのポイントは、豚三枚肉を茹でた茹で汁を使っていることです。より強く肉の味を感じることができるため、しっかりとした味付けにすることができます。沖縄そばの具材としての人気の高いラフテーを使ったレシピですので、ぜひ一緒に作ってみてください。
豚角煮丼
ラフテーを使った豚角煮丼は人気のアレンジレシピです。作りすぎて余ってしまったラフテーは翌日に保存しておくこともできます。日によってラフテーをそのまま食べたり、角煮丼としてご飯と一緒にしたりとバリエーションも豊富なのがメリットです。少し手間をかけて、煮卵を作って添えるというアレンジもあります。
沖縄カルボナーラ
このレシピは、ラフテーとカルボナーラを組み合わせたラフテー入りカルボナーラです。冷蔵庫に余ったラフテーを再利用できる点がポイントとなります。スパゲッティをそばにすればラフテー入り沖縄そばができますし、応用が利く人気レシピです。
また、ラフテーを食べやすい形に切ることでラフテーの量を調節できます。食べる人に合わせて提供できる点も人気のレシピとなっています。
みそラフテー
【材料】
- 三枚肉1kg
 - A泡盛100cc
 - A黒糖25g
 - A上白糖25g
 - Aかつおだし1000cc
 - 赤味噌170g
 - みりん100cc
 - Aしょうが3片
 
- 三枚肉を大きめのサイズで切ります
 - 三枚肉と材料A投入し、10分間煮込みます。
 - 味噌100gを投入し、10分ほど煮込んだら一度冷まします。
 - みりんと味噌70gを投入し、弱火で煮込んだら完成です。
 
みそラフテーのレシピでは、泡盛や黒糖を使うことで、より本格的なラフテーに仕上げています。味噌を使うことで豚肉の臭さもとることができます。豚肉が苦手な人でも食べることができるアレンジレシピとなっています。
また、一度冷ますことで味が凝縮され、より旨味が増します。醤油を使って煮込むラフテーとは、また違ったラフテーを体験できるレシピになっています。
ラフテー入りゴーヤチャンプル
【材料】
- ゴーヤー80g
 - 玉ねぎ40g
 - 豆腐50g
 - ラフテー食べる分だけ
 - ラフテーの煮汁適量
 - 卵1個
 - だし汁少々
 - 塩少々
 
- ゴーヤの種を抜き、カットします
 - ラフテーと豆腐をカットします。
 - ゴーヤとラフテー、豆腐と玉ねぎを強火で炒めます。
 - 塩とラフテーの煮汁を投入します。
 - 卵を溶いて投入し、ふたをして20秒ほど待ったら完成です。
 
沖縄の伝統料理の一つであるゴーヤチャンプルーとラフテーを組み合わせたレシピです。このレシピではラフテーの煮汁を使うため、ラフテーと一緒に煮汁も保存しておきます。
ラフテーのレシピまとめ

沖縄の郷土料理であるラフテーは簡単に作ることができ、アレンジレシピも多彩です。他の沖縄の郷土料理とも合わせることができます。圧力鍋や炊飯器を使うことで煮込む時間を短縮することができるため、より家庭でも作りやすくなります。ラフテーを作ることができれば沖縄の味を家庭で味わうことができます。ぜひ作ってみてください。
                      
