2020年03月03日公開
2024年10月11日更新
タンシチューの人気レシピ!簡単・本格プロの味を炊飯器や圧力鍋で!
誰でもプロのようなタンシチューを作れるレシピを紹介します。また、炊飯器や圧力鍋で1時間以内で作れる人気レシピも紹介するので、時間がない方でも簡単に作れます。自宅にいながらも本格タンシチューを味わいましょう。
タンシチューの人気レシピを紹介!
コクのあるシチューと柔らかく煮込んだタンが美味しいタンシチューですが、家で作るのは難しいと感じている方も多いのではないでしょうか?しかし、タンシチューは家でも簡単に作ることができます。炊飯器や圧力鍋を使えば、より簡単にプロのタンシチューを作ることが可能です。
炊飯器や圧力鍋で作れるといっても、その味は本格プロの味です。この記事では、プロ顔負けのタンシチューの人気レシピやポイントを詳しく解説します。ぜひ一度作ってみてください!
タンシチューの基本レシピ【本格プロの味】
タンシチューの基本レシピを紹介します。基本のレシピですが、本格的なプロの味を再現することができます。このレシピは圧力鍋なしのレシピです。圧力鍋を使う場合は、適切な水分量で作ってください。
材料
タンシチュー...♪*゚
— ヒカリ (@8af_x) February 14, 2020
トロトロに柔らかくて
美味しかった♡ pic.twitter.com/L1W5S54fgc
【材料(4人分)】
- 牛タン…300g
- 玉ねぎ…2個(400g)
- じゃがいも…1個(150g)
- にんじん…1/2本(100g)
- ハインツデミグラスソース…1缶(290g)
- ハインツトマトケチャップ…大さじ1
- 赤ワイン…100ml
- 水…300ml(圧力鍋を使う場合は200ml)
- ローリエ…1枚
- 塩こしょう…適量
- バター…20g
- ブロッコリー…適量
牛タンの下ごしらえ方法
牛タンブロックを購入♪
— トリトン(カザミドリ・なんでやねん) (@toriton_yade) February 16, 2020
タン下をサイコロ状に切り分け
タンシチューを作ってみた!
下ごしらえで玉ねぎのすりおろしに
たっぷり漬け込んで調理したので
やわらか~♪
にんじんのグラッセと焼きポテトを添えて~
うまーベラス!でした pic.twitter.com/jTVxdfz1GI
- 牛タンを2~3cmの大きさにカットします。
- 玉ねぎを1個分すりおろして、牛タンを15分程漬けます。
- たっぷりのお湯に、玉ねぎに漬けた牛タンを表面が白くなるまでさっと茹でます。
- 牛タンに塩コショウを適量振って味を馴染ませます。
この下ごしらえが、人気のタンシチューの秘訣でもあり、美味しいタンシチューを作るためのポイントでもあります。この作業をするとしないでは、出来上がりに大きな差が出ます。面倒くさがらずに行いましょう。
作り方
ギックリ腰でやる事ないし奥さん仕事やしで
— RATA@バイクばらシスト (@chikamods) December 29, 2019
昨日の夜から下ごしらえしてたタンシチューの煮込みすたーてぃん!
#タンシチュー #ブラバは会社の駐車場 pic.twitter.com/yPzTbHzPOT
- 玉ねぎ、にんじん、ジャガイモを大きめにカットします。
- バターを溶かした鍋で、牛タンの表面を焼きます。焼けたら牛タンを別皿に移します。
- 牛タンを焼いた鍋に、野菜と牛タンを漬けていたすりおろし玉ねぎを入れて炒めます。
- 先ほど炒めた牛タンを加え、水、赤ワイン、ローリエを入れます。
- 沸騰したら弱火にして1時間30分煮込みます。その後、火を消して30分放置します。
- ハインツデミグラスソースとケチャップを加え、再度弱火で20分煮込みます。
- 茹でたブロッコリーをトッピングして完成です。
煮込んでいる間にアクが出てくるので、こまめに取るようにしましょう。また、デミグラスソースとケチャップを入れた後は、焦げ付かないように時々底の方から混ぜるようにしましょう。
特に難しい工程はありませんが、牛タンの下ごしらえやアク取りなどは欠かさず行いましょう。細かい部分にまでこだわることで、より本格的なタンシチューに仕上がります。
タンシチューレシピのポイントは?
本格的なタンシチューのレシピには、重要なポイントが3つあります。プロの味にするためには欠かせない工程ですので、必ず行いましょう。ポイントといっても、特に難しいものではなく簡単なものばかりです。
お肉をすりおろし玉ねぎに漬ける
下ごしらえの段階で、すりおろし玉ねぎを漬けておくと説明しましたが、本格タンシチューを作るうえでこの作業は欠かせません。すりおろし玉ねぎに漬けるその理由は、お肉を柔らかくするためです。
玉ねぎには、たんぱく質分解酵素が含まれています。漬けることでたんぱく質分解酵素が働き、タンを柔らかくしてくれます。この作業をすることで、表面を焼いても固くならず、トロトロのお肉にすることができます。
バターを使ってコクを出す
普段行かないスーパーに行ったら
— なつきお姉さん (@MCnatsuki_zero) July 13, 2019
牛タンが売っていたので思わず買ってしまいました^^;
先日の牛タンシチューを思い出して煮込むことしばらく...
これは美味しすぎる!!
バターで炒めてトマトジュースで煮たのが大正解!
久しぶりに大満足のお料理です(*°∀°)=3 pic.twitter.com/mb6Xj8URBn
2つ目のポイントは、お肉や野菜を炒めるときにバターを使うということです。バターを使って炒める理由は、コクを出すためです。バターを使って炒めることで、バターの香りもふくらみ、深いコクがプラスされたタンシチューになります。
実際に食べ比べてみると分かりますが、サラダ油を使うのとでは、完成したときに大きな差が出ます。煮込んだ際に味を見て、物足りないと感じたら追加でバター入れてコクをプラスしてもいいでしょう。
弱火でじっくり煮込む
夜分に牛タンシチュー、
— jun (@musclekitchen_j) August 15, 2019
仕込んでます。
牛タン1キロを、香味野菜、トマト、ベーコン、沢山の赤ワイン、フォンドボー、タイムとローリエで2時間弱火で煮込むと柔らかく仕上がります☺️
ベーコンは香りづけに不可欠なので、スモークされた良いものを使うのがおすすめです。#マッスルキッチン pic.twitter.com/GvIksJ1CdE
美味しいタンシチューを作る最後のポイントは、弱火でじっくり煮込むということです。非常に簡単なことですが、かなり大事なポイントなので抑えておきましょう。食材に早く火を通そうと強火で煮込んでしまうと、お肉が硬くなってしまいます。また、デミグラスソースが鍋底に焦げ付く原因にもなります。
お肉は弱火で煮込むことで柔らかくなります。弱火でじっくりと最低1時間半は煮込みましょう。じっくりと時間をかけた分だけお肉も柔らかくなります。お箸やスプーンでも簡単に切れるほど柔らかくなったタンの味は格別です。
タンシチューの簡単レシピ【圧力鍋・炊飯器など】
先述したレシピは、本格的なタンシチューを作るためのレシピでした。しかし、もっと簡単にタンシチューを作れる、人気のレシピを紹介します。この簡単レシピでも、充分プロの味と呼べるレベルのタンシチューを作れます。圧力鍋・炊飯器・ダッチオーブンそれぞれの人気レシピを紹介するので、一番簡単だと思うもので挑戦してみてください。
圧力鍋でタンシチューを作る場合
【材料】
- タン(塩コショー済)…350g
- 玉ねぎ…1本
- にんじん…1本
- マッシュルーム
- 市販のルー…6皿分
- バター…30g
- 水…300cc
- 赤ワイン…200cc
【作り方】
- 野菜を少し大きめにカットします。
- ルー以外の全ての食材を鍋に入れます。
- 鍋を本体にセットし、加熱時間を25分に設定して加熱します。
- 追加熱機能を10分に設定して更に煮込んでいきます。
- 煮えてきたらルーを入れ、焦げないように混ぜながら煮込みます。
- 皿に盛り、お好みで生クリームをかけて完成です。
圧力鍋で一気に煮込むことで、炒める手間と煮込む時間を短縮することができます。完成までに約50分程という短い時間で、タンシチューを作れます。ここまで手間を省いても、充分に本格的なタンシチューが完成します。3の工程では、充分な加熱状態になるまでに約10分程かかるので注意しましょう。
炊飯器でタンシチューを作る場合
【材料(4人分)】
- 牛タン…400g
- 玉ねぎ…2個(400g)
- にんじん…1本(200g)
- じゃがいも…2個(400g)
- 小麦粉…大さじ4
- バター…30g
- 水…350cc【A】
- ケチャップ…大さじ2【A】
- デミグラスソース…1パック(200g)【A】
- 塩…小さじ1【A】
- チキンコンソメ…1個【A】
【作り方】
- ビニール袋に牛タン入れ、小麦粉をまぶします。
- 熱したフライパンにバターを溶かし、牛肉に焼き目をつけます。
- にんじん、じゃがいも、玉ねぎを大きめに切ります。
- 炊飯器で【A】を混ぜ、牛タンと野菜を入れます。炊飯器の早炊き機能で炊きます。
- 炊きあがれば完成です。
圧力鍋と同様に、短時間で本格タンシチューを作るレシピです。下ごしらえをした食材を炊飯器に入れ、スイッチを押すだけで完成するので非常に簡単です。炊飯器の早炊き機能を使うことにより、調理時間が30分~40分という短時間で、本格タンシチューを作ることができます。
ダッチオーブンでタンシチューを作る場合
【材料】
- 牛タン…400g
- 玉ねぎ…1個半
- にんじん…2本
- にんにく…2片
- バター…10g
- トマト缶…1缶(400g)
- 塩・こしょう…少々
- デミグラスソース…1缶
- コンソメ…2個
- 赤ワイン…200cc
- 水…100cc~150cc
- とろけるチーズ…15g
- 生クリーム…15g
【作り方】
- 玉ねぎ、にんじんを大きめにカット、にんにくはみじん切りにします。
- 熱した鍋にバターを入れ、牛肉を炒めます。表面が焼けたら一度取り出します。
- にんにくを炒め、香りが出てきたら玉ねぎをしっかりと炒めます。
- にんじんを加え、火が通るくらいまで炒めたら、先ほど炒めた牛肉を入れて炒めます。
- トマト缶、デミグラスソース、赤ワイン、水、コンソメを入れてよくかき混ぜます。
- 蓋をして50分程煮込んみます。
- チーズ、塩、こしょうを入れ味を調え、最後に生クリームを回し入れて完成です。
ダッチオーブンでも圧力鍋や炊飯器と同様に、食材を炒めて煮るという簡単な工程だけで、本格タンシチューを作ることができます。チーズはコク出しのために入れていますが、苦手な方はバターでも代用が可能です。キャンプやBBQなどで是非、プロの味のタンシチューを作ってみてください。
タンシチューのレシピまとめ
akkoさんの「タンシチュー 圧力鍋でお肉トロトロ」#snapdish #foodstagram #instafood #food #homemade #cooking #jap… https://t.co/L01ZOt5He0 pic.twitter.com/ZWWYqVMgrA
— レシピと料理がひらめく SnapDish (@SnapDishJP) December 2, 2016
本格タンシチューの人気レシピとポイント、炊飯器や圧力鍋でも簡単に作れるレシピを紹介してきました。ポイントを抑えれば、家でも簡単にプロが作ったような、お肉がトロトロのタンシチューを作ることができます。
炊飯器や圧力鍋で作る場合でも、牛タンの下ごしらえをしっかり行えば、よりお肉が柔らかく味わい深いタンシチューになります。この人気レシピで自宅や屋外でも、プロ級のタンシチューを作ってみてください。