ラーメン二郎の亀戸店を徹底解説！コール・注文ルールや営業時間は？

極太濃厚ラーメンで人気のラーメン二郎の中でも、特にコアな人気を誇る店舗として知られているのが「ラーメン二郎 亀戸店」です。

そこで、本記事ではこのラーメン二郎亀戸店について徹底リサーチを行いました。ラーメン二郎といえば独特なルールやコールなどが店舗によって定められており、一見客には敷居の高いお店とも言われています。果たしてラーメン二郎亀戸店には、一体どの様なローカルルールが存在しているのでしょうか？

ラーメン二郎亀戸店についての説明を行う前に、まずはラーメン二郎がどの様なラーメン店なのかを簡単におさらいしておきましょう。「名前は聞いたことが有るけど、どんなお店なのかは知らない…」という方は、この機会にしっかりとチェックしておきましょう。

ラーメン二郎は、東京都港区三田に本店を置くラーメン店です。どの店舗も独立採算制を採用しており、価格や提供するメニューも店舗によって異なります。ラーメン二郎での修行を経験、もしくは各店舗にて修行を積んだ人物の中で、独立を許された者がラーメン二郎をOPENさせるという暖簾分けのシステムを採用しております。

ラーメン二郎の特徴といえば①ラーメン店然とした雰囲気②他に類を見ない唯一無二のラーメン③コールをはじめとした各種ルール、の3つにあります。また、ラーメン1杯が1,000円を超える時代にあって、比較的金額が手頃なのもラーメン二郎の特徴の1つです。有名な目黒店だと、今でもラーメンを1杯500円で提供しております。

一般的なラーメンとは大きく一線を画すラーメン二郎に影響を受けたものは多く、二郎をインスパイアした「二郎系」「二郎インスパイア系」と呼ばれるラーメン店も全国に多数存在します。そのムーブメントは拡大の一途を辿るばかりで、未だ衰える気配を微塵も感じさせません。

2019年時点でのラーメン二郎の店舗数は39店舗です。北は北海道から西は京都までと、割りと広い範囲に店舗を構えていますが、その殆どは東京とその近郊に集中しています。ただ、今後他の府県にも新たなるラーメン二郎の店舗が誕生する可能性は充分に有ります。果たして次の店舗は何処になるのか？その動向に注目です。

「ラーメン二郎には独自のルールがある」というのは既に知られた話です。先程も申し上げた通り、このルールがネックとなり、ラーメン二郎をスルーしているという方も少なからず存在します。ラーメンを気軽に食べたい人にとって「訳の分からん小難しいルールを気にしてまで、ラーメンを食べたくはない」というのも至極当然の話でしょう。

そして、更に厄介なのが、このルールが統一ではなく店舗によって異なる点があることです。店舗毎に定めたれたルールに反してしまうと、有無を言わずに怒られることになります。中には明らかに過剰な反応や応対をする店主や店員がいる店舗も確認されており、その場合は非常に不愉快な思いをさせられることになりかねません。

これがラーメン二郎が敬遠される1つの理由になっているのは事実です。ただ、実際のところルールと言ってもそんなハードルが高い訳ではありません。それに一部の店舗を除けば、最低限の食事マナーを身に着けている人であれば、何も問題なく食事を済ませることができるはずです。

不安を感じるというのも致し方ないところですが、得体の知れないネット情報を鵜呑みにし、問答無用でスルーしてしまうのも勿体無い話です。ルールを恐れず、一度はラーメン二郎の店舗に脚を運んでみましょう！

「ラーメン二郎のラーメンは、他店のソレとは一線を画す」と説明しました。では、具体的にどの様な部分がどの様に異なるのでしょうか？ということで、ここではその具体的な特徴について幾つか説明しておきましょう。

店舗によっても異なりますが、基本ラーメン二郎のラーメンは量が多いです。ラーメン二郎には基本的に小と大の2種類のサイズがあるのですが、スタンダードな小でも他店の大盛りもしくはソレ以上の量があると考えてください。名前の通り小さなラーメンが出てくるものだと思った日には、間違いなく痛い目に合います。

もし、それほど量を食べないという方は、初回来店時は小ラーメン麺半分もしくは小ラーメン麺少なめで注文すると良いでしょう。店舗によっては小ラーメンでも一般的なラーメン店の3倍程の麺量がありますので、小ラーメンの麺半分ですら、他店の大盛りに相当する量となるのです。

麺の盛りが半端じゃないラーメン二郎ですが、更に輪をかけて麺の太さが尋常ではありません。ラーメン二郎の麺にはオーションと呼ばれる強力粉が使用されており、この精製度の低い強力粉で作った低加水率の超極太麺は、とにかく食べごたえがあって重厚です。

この麺が超絶濃厚なスープと見事に絡み合うことで、唯一無二の絶対的な美味さを持つ一杯となるわけです。小麦の香りが口の中一杯に広がるラーメン二郎の麺は、麺そのものの美味さも間違いありません。この味に魅了された人達が、いつしかジロリアンと呼ばれる存在となっていくという訳です。

基本的にはどの店舗でも「野菜」「ニンニク」「アブラ」「カラメ」の4種類のトッピングを無料でオーダーすることができます。「ヤサイ」は野菜の量で「ニンニク」は刻みにんにくを、「アブラ」は背脂で「カラメ」は醤油ダレを足します。これを各自の好みでオーダーすることができるのです。

もちろん何も足さなくてもOKで、その場合は「そのまま」と伝えればスタンダードなラーメンが提供されます。最初のうちはこのスタンダードなラーメンからチャレンジし、そこから少しずつ自分好みのカスタマイズを見つけて行くのがおすすめします。

いよいよラーメン二郎亀有店の説明を進めていきましょう。まずはラーメン二郎亀戸店の店舗情報から紹介していきます。

ラーメン二郎亀戸店は、東京都江東区亀戸に在ります。最寄り駅はJR亀戸駅で、北口から徒歩で約9〜10分程歩いたところに在ります。蔵前橋通り沿いにありますので、店舗の場所を見落とす心配はないでしょう。

また、都内のラーメン店ということで当然の様に駐車場はありませんが、近くにコインパーキングが多数ありますので、車で来店される場合も特に問題はありません。ただ、土日などは周囲のコインパーキングも満車である可能性があるので、ダメだった時の保険として幾つかのパーキングの場所を覚えておくと良いでしょう。

続いてラーメン二郎亀有店の営業時間と定休日ですが、基本は11:00～14:30と17:30～21:30の二部制での営業となっております。ただし、稀に開店時間が遅れる場合や、麺切れにより21時前に閉店となる場合もありますので注意が必要です。「せっかく訪れたのに営業していなかった…」なんてことにならない様に、くれぐれもご注意ください。

また、定休日に関してですが、本来亀戸店は火曜日を定休日としているとのことです。しかしながら、人手がいるうちは基本無休で営業を行うとのこと。ただし、臨時休業になる場合も少なからずあるので「開いているだろう」と見切り発車で来店するには些か勇気がいるかもしれません。

ラーメン二郎亀戸店は、2001年にオープンしたラーメン二郎直系の店舗です。2013年3月に先代の店長が引退した際に、現店長への代替わりを果たしました。現店長はラーメン二郎 湘南藤沢店店主の弟であり、ラーメン二郎 横浜関内店等で修業経験のある人物です。この店主が亀戸店を引き継ぐ形で、リニューアルオープンとなりました。

ラーメン二郎の中にも、代替わりが上手くいった店舗とそうでない店舗があると言われています。亀戸店の場合は土日のお昼時にもなれば、常に30〜40人待ちの行列が出来る程の人気店ですので「上手くいった側の店舗」ということになるでしょう。

続いてはラーメン二郎亀有店の独自のルールについて紹介しておきます。基本的な部分は他店のルールとそれほど大きな違いはありませんが、今後初めて訪れるという方でも安心して行けるように、大まかな概要をまとめておきました。

亀戸店での列の並び方ですが、亀戸店の場合6人が店内で待ち、その先は店外に整列して待つというのが基本ルールとなっております。ですので、既に外待ちの行列が形成されていた場合は、食券を購入せずにそのまま列の最後尾に並んでください。

やがて列が進み、店内に空きスペースができたら入店します。続いて入口直ぐ右手のところにある券売機で食券を購入しましょう。その後は前の人の後になるべく詰めて並んでください。因みに店内には待ち用の椅子は用意されていませんので、着席までは立って待つということになります。

また、自分が待ち列の先頭にいる際も、席が空いたからといって勝手に着席するのはNGです。必ず店員さんに案内されてから、指定の席に座るように心掛けましょう。

ラーメン二郎亀戸店には、張り紙で注意書きなどが告知されています。割りと大事な情報もこの張り紙に記載されていますので、必ずこの張り紙に目を通しておきましょう。

続いて食券を渡すタイミングですが、これはカウンターに案内されて着席した時になります。場合によっては並んでいる最中に食券を見せてくださいと言われる事がありますが、これはロットの準備をするためのモノですので、このタイミングでは食券は渡しません。あくまでも自分が席に着いたタイミングで食券を渡してください。

食券の渡し方はカウンターの上段に置くだけでOKで、特に難しいことは何もありません。稀に大盛りラーメンを注文すると「大丈夫？」と確認されることがありますが、食べ切れる自身があるのであれば「大丈夫です」と返答しましょう。

続いてはトッピングコールのタイミングです。トッピングコールは提供される直前に行います。店員さんから「ニンニク入れますか？」と尋ねられるので、そこでお好みのトッピングをコールしてください。慣れない人の中には並んでいる最中にコールをしたり、着席して食券をおいた際にコールをする人がいますが、これはNGとなりますので注意しましょう。

ラーメンのトッピングは提供する前に行う仕上げ作業ですので、作っている最中に聞いても忘れてしまう場合があります。故にその作業に入るタイミングでお客さんに対し確認を行っているのです。ですので、ひとまずは「ニンニク入れますか？」の問いかけがあるまでは、カウンターにて待機しておきましょう。

ラーメン二郎亀戸店では、注文したラーメンを完食することがルールとなっております。もちろん、食べ物を残すことはラーメン二郎亀有店でなくとも、人として当然のことです。麺の量やトッピングの量も自分で食べ切れる範囲で注文ができる訳ですから、本来なら残さず食べることができるはずです。

中には悪ノリで絶対に食べられない量を注文し、何食わぬ顔で残していく人もいるそうです。そういったことを予め防ぐためにも、こうしたルールは必須と言えます。ですので、亀戸店に限らずラーメン二郎に行く際は、量が多いということを前提に自分が食べられるであろう量を注文する様に心掛けてください。

続いてはラーメン二郎亀戸店でのトッピング注文時のコールのルールについてです。亀戸店も他のラーメン二郎と基本的なルールは変わらないと説明しましたが、ことトッピングのコールにおいては他店と異なる部分があります。その辺りも踏まえ、しっかりとコールのルールを確認していきましょう。

ラーメン二郎では「野菜」「ニンニク」「アブラ」「カラメ」の4種類のトッピングが用意されており、それらをオーダーする際には、通常「マシ」「マシマシ」などをプラスして伝えるのが一般的です。例えば野菜を増やすなら「野菜マシ」で、その倍量の野菜を希望する場合は「野菜マシマシ」と伝えることになります。

しかし、これが亀戸店の場合は若干異なります。亀戸店の場合はトッピング名だけ伝えれば、それが「マシ」ということになるのです。何故亀戸店だけがこのコールルールを採用しているのかは不明ですが、亀戸店ではこのコールルールに従う必要があります。店内に背筋が寒くなる様な空気を漂わせないためにも、このコールルールはしっかりと覚えておきましょう。

亀戸店でのコールの仕方は、Twitterで事前にチェックすれば分かるという情報がありました。これがどういうことかを調べてみたのですが、残念ながら何を指しているのかは不明のままでした。ただ、ラーメン二郎亀戸店の公式Twitterアカウントがあるので、そこでチェックすると分かるということなのかも知れません。

また、SNSに限らず、ネットにはコールの方法やルールについて、詳しく解説を行っているブログや記事が数多く存在しています。それらをチェックすることで未訪問でもある程度の知識とやり方を身につけることは可能です。無知識で訪れるよりは、それらのサイトをチェックした方が間違いなく失敗せずに済むはずです。

他店では「マシマシ」とコールするところを、亀戸店では「ダブル」とコールする必要があります。例えば野菜をマシマシでその他全てをマシで注文する場合、亀戸店では「野菜ダブルニンニクアブラカラメ」というコールとなるというわけです。普段別の二郎に通っている人だと、ここが最も間違いやすいポイントになるかもしれません。

とは言っても、コールを間違えたからと言って怒鳴られたり、追い出されたりする訳ではありませんのでご安心ください。ただ、颯爽とコールしたものの「ルールと違うので」なんて言われた日には、割りと恥ずかしい思いをするのは必須です。故に亀戸店でトッピングコールを行う際には、ゆっくり落ち着いて確認しながらコールする様心掛けましょう。

実際にラーメン二郎亀戸店を利用した人達からの口コミをチェックしてみましょう。さすがの人気店だけに、相当な数の人々がこのラーメン二郎亀戸店を利用しています。そして相当数の感想や口コミ、評判などがUPされていました。そうした声を見ても、ラーメン二郎亀戸店はかなり評判の良い店舗であるのは間違いないでしょう。

もちろん中には「マズい」「最低」「もう二度とこない」などの声や、SNSにありがちな誹謗中傷を撒き散らしているアカウントも見受けられますが、そうしたツイートよりも圧倒的に亀戸店を評価する声の方が目につきます。客観的に考えても、美味しいと感じる人がそれだけ多いということは、それが答えと考えるのが妥当であると考えられます。

もちろん、人によって口に合わない場合もあるでしょうが、それはあくまでも個人的な味覚の嗜好です。自分の口に合わないものが全てに人にとって不味いモノではありません。ですので、単純に比率で考えて高評価が高いということであれば、美味しいラーメン店であると考えて間違いないでしょう。

また、味とは別に麺量の多さに圧巻されると言ったツイートが多数UPされています。これから初来店を済ませようと考えている方は、前情報としてこういったツイートもチェックしておくと良いでしょう。

最後はラーメン二郎亀戸店の夏季限定メニュー「つけ麺」について紹介しておきます。ラーメン二郎亀戸店では、期間限定でつけ麺の提供をおこなっております。このつけ麺の販売期間や価格、そして特徴などについて、さまざまな情報をまとめてみました。

ラーメン二郎亀戸店のつけ麺は、夏季期間である7〜8月限定での提供となります。値段は830円。トッピングも通常のラーメンと同じく注文することができます。

麺はおそらく通常のラーメンとして提供されている麺と同じ麺が使用されています。もともと、二郎で使用する極太麺であれば、そのままつけ麺に流用しても充分美味しく味わうことができるはずです。これを茹で上げた後に水で〆ることにより、つけ麺ならではののどごしを楽しむことができます。暑い夏場にはこのツルツル感が堪りません。

つけ麺のつけ汁ですが、普段から食べ慣れている二郎のスープをしっかりと踏襲しており、何の抵抗もなく頂くことができます。カエシが強めなので、より濃厚さを感じることができるでしょう。

亀戸店と言えば、玉キムトッピングで人気のお店なので、できればこちらはオーダーしておきたいところです。あとは、つけ麺にバッチリな生卵のトッピングもおすすめです。つけ汁に絡ませた麺を卵にダイブさせることで、また違った味わいを楽しむことができます。

ラーメン二郎亀戸店についてまとめてきました。都内にあるラーメン二郎の中でも高い人気を誇る亀戸店は、絶品のラーメンを提供する都内屈指のラーメン店です。ルールやコールなど、来店する為に覚えなければいけないことも多々ありますが、だからと言ってそれほど構える必要もありません。この機会にぜひ極上ラーメンを味わいに出掛けましょう！