2020年02月23日公開
2024年10月11日更新
ぬたを使った簡単おすすめレシピ!和えればなんでも絶品に変身!
ぬたを使った人気のレシピについて紹介します。ぬたは酢や味噌、砂糖を和えた万能調味料で野菜や魚介類、肉などどのような食材にも合います。この記事では、ぬたを使ったおすすめの絶品レシピについて詳しくまとめました。ぜひチェックしてみてください。
ぬたを使ったレシピを紹介!
ぬたという料理を知っていますか?ぬたはなますの一種で、現代では酢味噌で和えた料理のことをいいます。ぬたは甘酸っぱく、コクのある味わいが特徴で魚貝類や野菜、肉など何にでも相性の良い万能調味料です。
ぬたには柚味噌が使用されることも多く、爽やかな香りを楽しむことが出来ます。この記事では、ぬたを使った人気レシピについて紹介します。簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
ぬたの基本レシピ
材料
酢味噌作ってます。
— 御槇のなつき@地域おこし協力隊 (@mimakinonatsuki) May 6, 2017
材料は味噌、砂糖、酢、からし!
ぬたに使ったり、キュウリにつけて食べたり、万能調味料! pic.twitter.com/RV0ACWJYYB
基本的なぬたのレシピを紹介します。材料はお酢大さじ2、味噌大さじ1、砂糖大さじ1、からし小さじ1/2です。今回は、ぬた和えの代表格であるわけぎを使ったものについて紹介します。この分量の酢味噌に対してはわけぎは4〜6本ほど使用してください。
味噌は甘みや色合いの観点から、米麹を多めに使用した白味噌がよく使われます。ただし、ぬた和えに使う味噌は家庭で使っている好みの味噌で構いません。その際は、使う味噌に合わせて味噌の分量や砂糖の量を調整するようにしましょう。材料は非常にシンプルですので、家庭でも簡単に作ることができるのが魅力的です。
作り方
11時45分からオープンです
— 手造りそば 季より (@kiyorisoba) October 10, 2019
本日お席に余裕ございます
色々な料理に使えるぬたです
作り方は… pic.twitter.com/ocJFxHyuE1
まず、わけぎは葉と茎に分けて茎は半分に切ります。それから、それぞれ5cmほどの長さに切り、沸騰したお湯の中に入れ2分ほど茹でます。茹で上がったら水気をきって、わけぎをよく冷ましましょう。続いて、酢味噌を作ります。ボウルに酢と味噌を入れ混ぜ合わせます。二つが混ざったら、砂糖と辛子を加えてさらに混ぜてください。
この時、ダマがなくなるまでしっかりと混ぜるようにしましょう。酢味噌が出来上がったら、茹でたわけぎと酢味噌を混ぜ合わせて完成です。ぬたは食べる直前に混ぜ合わせると水っぽくならずにより美味しく食べられるので、試してみてください。甘酸っぱい酢味噌がわけぎの香りを引き立てます。
ぬた和えの人気レシピ【野菜】
ねぎのぬた和え
【材料】
- ねぎ 3束
- A味噌 小さじ1
- A酢 小さじ1
- A砂糖 小さじ1
【手順】
- Aの材料を合わせて、酢味噌を作ります。
- ねぎの根を切ります。
- 沸騰したお湯でねぎを根元の部分から茹でます。茹で時間の目安はおよそ1分ほどです。
- ねぎをざるに上げて自然に冷まします。
- 1の酢味噌とよく和えたら、完成です。
シンプルなねぎのぬた和えのレシピです。甘酸っぱい酢味噌とねぎの風味が絶妙に合うと人気の一品です。ネギのトロッとした食感が非常に美味しく、おつまみとしても最適です。また、酢味噌にはお好みで辛子を入れるのもおすすめです。ねぎのみの材料で贅沢な一品になるので、品数を増やしたい時にも便利なレシピです。
葉玉ねぎのぬた和え
春が旬の葉玉ねぎを使ったぬた和えのレシピです。調理の際は、葉玉ねぎの根の方から茹でるようにしましょう。根が柔らかくなってきたら、葉の部分をさっと茹でることで茹で方が均一になります。
また、茹で終わったら水にさらさずそのまま冷ますようにすると水っぽくならずに食べられるので、おすすめです。葉玉ねぎの甘みが非常に美味しい一品です。春ならではのみずみずしい味わいをぜひ試してみてください。
うどのぬた和え
【材料】
- うど 1本
- A味噌 大さじ2
- A砂糖 大さじ1
- A酢 大さじ1
- ゴマ 小さじ1
- 酢 大さじ1(アク取り用)
【手順】
- うどは皮を厚めにむいて食べやすい大きさに切ります。
- お湯を沸かしてお酢を加え、うどを入れて茹でます。
- 半透明になったらザルにあげてそのまま冷ます。
- ボウルにAを入れて混ぜ合わせ、2を加えて和えたら完成です。
うどは山菜の一種で、春から初夏にかけて旬を迎えます。独特の香りがあり、春らしい味わいが特徴です。特に、白うどは柔らかく食べやすいので、ぬた和えにするのにぴったりの食材です。
酢味噌と和えることで、うどの良い香りが際立ち非常に美味しいと人気のレシピです。ただし、うどの皮は硬いので、厚めに切るようにしましょう。切り落とした皮はきんぴらにするのもおすすめです。
長芋とわかめのぬた和え
長芋とわかめを使ったさっぱりと食べられるぬた和えのレシピです。長芋のシャキシャキした食感とわかめの歯ごたえが非常に合います。
また、酢味噌のまったりとした味わいが淡白な長芋にぴったりと評判です。乾燥わかめでも美味しいですが、生わかめを使うとより食べ応えがある一品になります。ただし、どちらの場合もわかめはしっかりと水気を切るようにしましょう。さっぱりと食べられるので、箸休めとしても人気のレシピです。
レンジでネギのぬた和え
【材料】
- 白ねぎ短め 1本
- 塩 少々
- 料理酒 大さじ2
- A味噌 大さじ1
- A砂糖 大さじ1/2
- A酢 大さじ1/2
- Aみりん 大さじ1
【手順】
- 白ネギを5センチ幅に切り、耐熱皿に入れて塩を少々と料理酒を振りかけます。
- ふんわりラップをしてレンジで2~3分加熱します。
- Aの調味料を合わせてぬたを作ります。
- ねぎを器に盛り、2のぬたを和えて完成です。
シンプルなネギのぬた和えをレンジで作れるレシピです。材料もシンプルですので、自宅でも簡単に作ることができます。また、レンジのみで作れるので、洗い物も少なくて済むのが魅力のレシピです。お酒にも合うので、晩酌のおつまみにもぴったりです。
ぬた和えの人気レシピ【魚介】
まぐろのぬた和え
【材料】
- A酢 大さじ2
- A砂糖 大さじ1
- A味噌 大さじ1
- Aみりん 大さじ1
- 辛子 少々
- ネギ 1束
- マグロのぶつ切り 適量
【手順】
- 鍋にAの材料を加えぬたを作ります。
- グツグツと煮詰まり元の1/3ほどの量になったら粗熱をとります。
- 1で作ったぬたに辛子を加え混ぜます。
- ネギを2〜3cmの長さに切ります。
- 湯量の1%ほどの塩を溶かした沸騰したお湯に、切ったネギを入れます。
- ネギの白い部分が柔らかくなるまで茹でます。
- ネギが柔らかくなったらざるに取り、水を使って冷やします。
- キッチンペーパーでネギの水気を拭き取ります。
- ボールにマグロのぶつ切りとネギを入れます。
- ぬたを入れて混ぜ合わせれば、完成です。
まぐろを使った豪華なぬた和えのレシピを紹介します。まぐろのぬた和えは、まぐろのさっぱりとした味わいとぬたの甘酸っぱさが絶妙に合う一品となっています。また、ねぎの香りも加わることでさらに美味しく仕上がっています。
この料理は短時間でできて見栄えがよいので、来客が来た際にもぴったりのレシピです。まぐろの刺身が手に入った時に、ぜひ作ってみてください。
わけぎといかのぬた和え
わけぎといかを合わせたぬた和えのレシピです。いかの旨味とわけぎの風味が酢味噌と非常によく合います。さらに、わけぎ独特のぬめりを取るとより味わい深い一品になります。方法としては、冷めたわけぎをまな板に起き小指の側面あたりで根元から先に向かって軽くしごくことでぬめりを取ることができます。
この一手間で格段に美味しくなるので、ぜひ試してください。いかを一緒に和えると豪華さが増すため、おもてなし料理としてもおすすめのレシピです。わけぎは青ねぎでも代用可能ですので、ぜひ一度味わってみてください。
ホタルイカのぬた和え
【材料】
- わけぎ 1束
- ホタルイカ 1パック
- A白味噌 大さじ3
- A砂糖 大さじ2
- A酢 大さじ2
- Aみりん 大さじ1
【手順】
- わけぎを5cmほどの幅に切ります。
- Aを混ぜて、ぬたを作ります。
- ホタルイカの下処理をします。ホタルイカの目と口をとります。
- わけぎを鍋に入れ、水50ccを加え中火にかけます。蓋をして、蒸気が上がるまで待ちます。
- 1分ほど加熱したらボウルの上に敷いたざるに取り、マッシャーを使って水気を絞ります。
- わけぎとホタルイカを混ぜ合わせて、ぬたを和えたら完成です。
ホタルイカとわけぎのぬた和えのレシピを紹介します。ホタルイカの旬である春ころしか食べられない季節限定のレシピです。わけぎを少量の水のみで蒸すことで、風味よく仕上げることができます。ホタルイカの濃厚さとぬたのすっきりとした味わいが絶妙に合う一品です。ホタルイカを見かけたら、ぜひ作ってみてください。
青柳のぬた和え
青柳のぬた和えは、ぬた和えのレシピの中でも人気の一品です。青柳とはバカ貝の剥き身のことで、すし屋などでは高級食材として流通しています。青柳は通年獲れますが、旬は春先から初夏ごろとなっています。また、わけぎの旬も春であるため、青柳と合わせると非常に美味しいといわれています。
青柳のぬた和えは、プリプリとした食感が非常に美味しい青柳とぬたの爽やかな味わいが絶妙な一品です。手のこんだ料理に見えますが、実は10分程度で出来上がる非常に簡単な料理となっています。また、下ごしらえした食材は水っぽくならないように食べる直前に混ぜるようにしましょう。
あさりとわけぎのぬた和え
【材料】
- あさり 10個
- A酒 小さじ1強
- A水 大さじ1
- わけぎ 80g
- B白味噌 小さじ2
- B酢 小さじ1
- B砂糖 小さじ2/3
- B練り辛子 適宜
- 紅たで 少々
【手順】
- 鍋にあさりとAを入れ、火にかけてふたをします。
- あさりの口が開いたら火から下ろして、身を取り出します。
- わけぎは熱湯で色よくゆで、ザルに上げて冷まします。
- 青い部分の先を切り、包丁の背でしごくようにぬめりを取って4cmの長さに切ります。
- Bを混ぜ合わせ、ぬたを作ります。
- 器に1、2を盛りつけ、Bのぬたをかけ、紅たでをのせたら完成です。
あさりとわけぎを使ったぬた和えのレシピを紹介します。あさりの旨味がぬたの風味をより引き立てて、非常に美味しいと人気のレシピです。わけぎとあさりが出回る春に食べたい一品です。また、このレシピではあさりを蒸し焼きにするので、食感よく仕上がります。
ただし、あさりを使用する際は購入後に砂抜きをするようにしましょう。あさりはスーパーなどで手に入れることができるので、ぜひ試してほしいレシピです。
うなぎとニラのかぼす風味のぬた和え
【材料】
- うなぎかば焼 80g
- にら 1束
- かぼす 1/4個
- A白味噌 大さじ1
- A醤油 小さじ1/3
- Aかぼす果汁 小さじ2
【手順】
- うなぎは縦半分にして1cm幅に切ります。
- にらは熱湯で色よく茹で、冷水に落として水けをしっかりと絞り3cm長さに切ります。
- かぼすはいちょう切りにします。
- ボウルにAを混ぜ合わせ、1、2、3を加えて和えたら完成です。
うなぎを使ったぬた和えのレシピです。うなぎのかば焼きを使っているので、非常に贅沢な一品となっています。さらに、ぬたに酢ではなくかぼすで作っているため、フルーティーな酸味が食欲を掻き立てます。
また、うなぎの濃厚な味わいとニラの香り、かぼすの爽やかな酸味の意外な組み合わせが絶妙なハーモニーを生み出しています。来客が会った時のおもてなし料理にもおすすめのレシピです。
ぬた和えの人気レシピ【肉】
ササミときゅうりのぬた和え
肉を使ったぬた和えのレシピを紹介します。ササミときゅうりのぬた和えはさっぱりとした味わいで、非常に食べやすい一品です。淡白な味わいのササミときゅうりをぬたで和えることで、コクが加わり食べ応えが増します。
また、ササミを茹でる際に湯に酒を加え、火を止めることでしっとりとした仕上がりになります。さらに、全ての材料を和えた後に少し時間を置くことで味が馴染み、より美味しくなります。
さっぱりとして淡白なササミに味噌のコクがマッチしますよ!もちろん鶏もも肉やサラダチキンを使っても、おいしく食べられます。
豚肉と細ねぎのぬた和え
豚肉のぬた和えも非常に美味しいと人気です。豚肉とぬたを和えることで、満足感のある一品となります。ご飯にも合うレシピですので、ぜひ試してみてください。
また、豚肉を茹ですぎると固くなってしまうので、肉が白くなる程度にとどめるようにしましょう。さらに、出汁入りの味噌を使うことで、ぬたによりコクが出ます。メイン料理やおつまみにもなるこのレシピをぜひ試してみてください。
ぬたを使ったレシピまとめ
ぬたを使ったレシピについて紹介しました。ぬたは野菜や魚介類、肉にも使える万能調味料であることがわかりました。爽やかな酸味が非常に美味しいので、様々な食材と合います。今回紹介したぬた和えの人気レシピをぜひ試してみてください。