2020年02月13日公開
2024年10月10日更新
みぞれ鍋人気・簡単レシピ集!やっぱり白だし?鶏肉・豚肉?しめは?
みぞれ鍋の人気レシピをまとめました。鶏肉、豚肉の他、魚介類で作るみぞれ鍋のレシピも紹介します。鍋の素がなくても白だしで簡単に作れるレシピも要チェックです。冬が旬の白菜と大根で、さっぱり美味しいみぞれ鍋を味わいましょう!
目次
みぞれ鍋レシピの人気具材や出汁をチェック!
みぞれ鍋 pic.twitter.com/60CPkVHnL1
— 食楽園~幸福に空腹を満たす~ (@hi_kirin) February 9, 2020
冬に美味しい野菜といえば大根と白菜です。大根と白菜が手に入ったら、温かいみぞれ鍋はいかがでしょうか?みぞれ鍋とは大根おろしが入った鍋のことで、大根おろしがみぞれに見えることからそう呼ばれています。大根おろしを雪に見立て、雪見鍋やあわ雪鍋と呼ばれることもあります。
年中手に入る大根ですが冬の大根は特に甘みが増し、美味しく食べられます。本記事では冬に食べたいみぞれ鍋のレシピを「鶏肉」「豚肉」「魚介」に分けて紹介します。白だしで作る簡単なレシピや、みぞれ鍋にぴったりなしめも参考にしてください。
みぞれ鍋の人気レシピ【鶏肉】
鍋の定番、鶏肉がメインのレシピを5選紹介します。鶏つくねや手羽元を使った鍋など、いろいろなアレンジでみぞれ鍋を楽しみましょう。
ゆず生姜みぞれ鍋
【材料】
- 大根
- 生姜
- ゆず
- 鶏むね肉
- A鶏ひき肉500g
- A生卵2個
- A小麦粉大さじ2
- A塩小さじ1
- A長ネギ(みじん切り)1本
- A青唐辛子(みじん切り)4本
- しいたけ
- 水菜
- 酒大さじ3
- みりん大さじ2
- 塩大さじ1
【作り方】
- Aの材料とみじん切りにしたしいたけの軸を入れ、こねて鶏つくねを作ります。
- 沸騰したお湯に鰹節を入れて、弱火で2〜3分経ったらザルで濾します。
- しいたけは軸を取り、半分に切ります。
- 洗ったゆずの皮を剥いて、千切りにしておきます。
- 皮をむいたゆずは半分にきり、種を取り除きます。
- 鶏むね肉は薄く、そぎ切りにします。
- 水菜は5cm長さに切ります。
- 土鍋に沸かしたかつおダシに、鶏つくねをスプーンで落としていきます。
- 酒、みりんを入れて、つくねが煮えるまで5〜6分ほど煮ます。
- あくを取りながら煮込み、しいたけを加え塩、すりおろした生姜を加えます。
- ゆずの絞り汁はタネが入らないよう気をつけて絞ります。
- 仕上げに大根おろしを加え、水菜を乗せます。
- ゆずの皮を入れて、そぎ切りにした鶏肉をしゃぶしゃぶしながら食べます。
たっぷりの大根おろしとおろし生姜が入った、さっぱり食べられるみぞれ鍋のレシピです。鶏つくねだけでなく、そぎ切りにした鶏むね肉を一緒にしゃぶしゃぶにして食べます。ゆずの皮だけでなく、絞り汁もたっぷり入っているので爽やかな風味を楽しむことができます。
鶏肉とニラのみぞれ鍋
【材料】
- 鶏肉
- 片栗粉
- だし汁
- 薄口醤油
- 塩
- ニラ
- 大根おろし
【作り方】
- 薄めにスライスした鶏肉に片栗粉をまぶします。
- だしが煮立ってきたら薄口醤油、塩を加えます。
- 沸騰したら鶏肉を加え、火が通るまで煮ます。
- 鶏肉に火が通ったらニラ、大根おろしを加え完成です。
材料は鶏肉とニラと大根おろしだけという、非常に簡単なみぞれ鍋のレシピです。薄くスライスした鶏肉に片栗粉をまぶすひと手間で、口当たりが抜群に良くなります。ニラのシャキシャキした食感と、つるんとした鶏肉の食感を楽しめる鍋です。
鶏ときのこの白だしみぞれ煮
【材料】
- ねぎ
- えのき
- しめじ
- 鶏肉
- 大根
- 水120ml
- 白だし90ml
【作り方】
- ねぎは斜め切りにし、えのきは食べやすい大きさに切りほぐします。
- 鶏肉は余分な皮や脂を取り除き、食べやすい大きさに切ります。
- 鍋に鶏肉を入れ炒め、水、白だしを加えます。
- ねぎを加え肉に火が通ったら、切っておいたえのき、しめじを加えます。
- きのこにも火が通ったら、少し水気を切った大根おろしを加えます。
- 軽くぐつぐつ煮込んだら完成です。
きのこがたっぷり入ったひとり鍋にもぴったりな、簡単に作れる鍋です。白だしの賞味期限が切れそうな時や、使い道がない時にもおすすめです。味付けはシンプルに白だしだけですが、きのこや鶏肉からも美味しい旨味が出ます。
材料3つで簡単!鶏と白菜のみぞれ鍋
白菜と大根と鶏肉だけで作る、シンプルで簡単なみぞれ鍋です。鶏がらスープの出汁に、たっぷりの白菜と大根おろしを入れてコトコト煮込みます。お好みで七味を振ったり、柚子胡椒を入れて食べてください。
鳥手羽元のみぞれ鍋
つゆにシャンタンスープの素とごま油を使った、中華風のみぞれ鍋です。鳥手羽元を使っているので非常に美味しい出汁が出て、スープも美味しく飲み干せるでしょう。出汁が美味しいのでラーメンや雑炊で、しめまでしっかり堪能してください。
みぞれ鍋の人気レシピ【豚肉】
食べ応えのある豚肉は鍋に人気の具材です。脂分の多い豚肉も、たっぷりの大根おろしでさっぱり食べることができます。いろいろなアレンジで楽しめる、豚肉を使ったみぞれ鍋のレシピを5選まとめました。
キャベツのミルフィーユ雪見鍋
【材料】
- 大根300g
- キャベツ1/2
- A酒大さじ2
- Aみりん大さじ2
- A醤油大さじ2
- A鶏がらスープの素小さじ1/2
- Aおろしニンニク小さじ1/2
- Aおろし生姜小さじ1/2
- A水600cc
- 豚バラ肉300g
- 塩こしょう少々
- 細ねぎ
【作り方】
- 大根はすりおろし、軽く水気を切ります。
- キャベツは芯を切り落とし、1枚づつ剥がします。
- ボウルにAの材料を入れ、混ぜ合わせつゆを作ります。
- まな板にキャベツを1枚並べ、豚肉を重ね塩こしょうします。
- 同様に繰り返し重ね、横4等分に切ります。
- 鍋に隙間のないよう敷き詰めます。
- つゆを加え中火で煮立たせ、アクを取り除きます。
- 蓋をし、肉に火が通るまで弱火で10分煮ます。
- 大根おろし、細ねぎを散らして完成です。
白菜で作ることが多いミルフィーユ鍋を、キャベツで作ったみぞれ鍋のレシピです。コトコト煮込むことでキャベツに豚肉の旨味が染み込みます。鍋にキャベツと豚肉を敷き詰める時は、隙間ができないようギュウギュウに並べるのがポイントです。
無水みぞれ鍋
【材料】
- ねぎ
- ミックスもやし
- 大根
- 白菜
- 小松菜
- 水菜
- 豚肉
【作り方】
- 白菜を一口サイズに切り、土鍋に敷き詰めます。
- 水菜、長ネギをざく切りにし、ミックスもやしを敷き詰めます。
- 小松菜も食べやすいサイズにカットし、土鍋に入れます。
- 野菜の上に豚肉をキレイに並べます。
- 皮をむいた大根をおろし、肉の上にまんべんなく敷き詰めます。
- 煮込んだら完成です。
たっぷりの野菜と豚肉で作る、水を一切使わない無水鍋のレシピです。このレシピは野菜の水分と大根おろしの水分のみを利用しじっくり煮込みます。そのため大根おろしは水気を切らず、そのままたっぷり豚肉の上に敷き詰めましょう。鍋自体に味付けしていないので、ポン酢や塩こしょうなどお好みの味で食べると良いでしょう。
豚肉の白味噌みぞれ鍋
醤油味が定番人気のみぞれ鍋ですが、このレシピは白味噌と白だしでつゆを作っています。白だしがベースになっているので出汁を取る手間もかからず、白味噌を加えるだけで美味しいつゆが出来上がります。隠し味のごま油とにんにく、生姜が味のアクセントになっています。
だしうま!白だしみぞれ鍋
このレシピも味付けに白だしを使った、簡単に作れるみぞれ鍋です。味付けは白だしだけなので、スープが澄んで大根おろしもキレイに仕上がります。スープが澄んでいるので、大根おろしアート鍋にもおすすめです。
大根麺のヘルシー豚バラみぞれ鍋
大根をピーラーでむいて、麺に見立てて煮込むアイデアレシピです。麺とおろしの2種類の大根を味わえる、胃腸にも優しいみぞれ鍋に仕上がっています。たっぷり大根を食べられるので、大根の大量消費にもおすすめです。
みぞれ鍋の人気レシピ【魚介類】
濃厚な旨みが出る魚介類は、みぞれ鍋との相性が抜群です。冬が旬の魚介は脂が乗り、その美味しさは別格です。
鰤のみぞれ鍋
【材料】
- ブリ50g×8
- 白ネギ4本
- 油揚げ2枚
- 大根1本
- 水菜1束
- しめじ1パック
- ゆず1個
- 木綿豆腐1/2丁
- Aかつおダシ3000cc
- A薄口醤油250cc
- Aみりん250cc
- A酒50cc
- A砂糖45g
- A塩小さじ2
- 片栗粉適量
【作り方】
- ブリの切り身に塩をきつめにし、30分置きます。
- ねぎは焼き目をつけ、食べやすくカットします。
- しめじは小房に分け、水菜をカットします。
- 油揚げは油抜きし、食べやすく切ります。
- ゆず皮は白いワタを取り除きます。
- Aの材料を合わせ、ゆずの皮、ねぎの固い端の部分を一緒に煮ます。
- 30分経ったブリはキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
- ブリに片栗粉をたっぷりまぶし、サラダ油を熱したフライパンでこんがり焼きます。
- 鍋に全ての具材を入れ、出汁と大根おろしを加え煮込んだら完成です。
たっぷりのねぎと大きく切ったブリが美味しいみぞれ鍋です。ねぎはたっぷり4本使い、煮込む前に焼き目をつけておくのがポイントです。ブリにしっかり片栗粉をまぶす事でつるんとした食感になり、つゆがしっかり染みて美味しく仕上がります。
サーモンとキノコのみぞれ鍋
【材料】
- 大根
- 白菜
- きのこ
- 長ねぎ
- 鮭
- Aかつおダシ
- Aみりん
- A薄口醤油
- A味の素少々
【作り方】
- 白菜、しめじ、長ねぎをカットし鍋に敷き詰めます。
- 鮭も食べやすい大きさに切り、盛り付けます。
- Aの調味料を沸かし、冷ましてつゆを作っておきます。
- 大根おろしを盛り付け、火が通ったら完成です。
鮭と野菜がたっぷりの寒い冬に食べたいみぞれ鍋です。つゆは一度沸かして冷ましてから使用します。鮭のたんぱく質は消化吸収が良く、アスタキサンチンや必須脂肪酸もたっぷり含まれています。大根も消化酵素たっぷりなので、弱った胃腸にも美味しく食べられます。
牡蠣とアンコウのみぞれ鍋
冬の鍋の定番、牡蠣鍋にアンコウも入った贅沢なみぞれ鍋です。まず最初に牡蠣とアンコウを煮込み、出汁が出たところで豆腐やその他の野菜を煮込みます。たっぷりの大根おろしに魚介の旨味が溶け出す、贅沢な大人のみぞれ鍋です。
いわし缶で簡単みぞれ鍋
自宅にストックしてあることの多い、いわし缶を使ったアイデアレシピです。缶詰は味噌煮でもしょうゆ煮でも美味しく出来上がるので、お好みで選んでください。白菜やきのこの他に、春菊や水菜などもたっぷり加えます。お好みで一味唐辛子を振りかけていただいてください。
みぞれ鍋で人気があるしめは何?
鍋の醍醐味といえば、旨味が凝縮されたつゆで作るしめです。どんなしめでも美味しいですが、特に大根おろしとの相性抜群なしめを3選紹介します。
みぞれ鍋のしめ①雑炊
今日も大根メニュー。練習帰りの一人用みぞれ鍋。しめはやっぱり雑炊。 pic.twitter.com/785BRjgXiO
— りくせいらん (@seiran_riku) December 14, 2018
みぞれ鍋のシメはなんでしょうか?大根がたくさんあるので、みぞれ鍋初挑戦しようと思ってます。レシピはいろいろ調べてだいたいわかったのですが、みぞれ鍋のシメってなんでしょうか?
みぞれ鍋は大根おろしがたっぷり入っているので、しめは何が合うか悩むという人も多いようです。もちろんみぞれ鍋も他の鍋同様、どんなしめでも美味しく食べることができます。シンプルに鍋の旨味を堪能するなら、定番人気の雑炊がおすすめです。
具材の旨みたっぷりのつゆで作る雑炊は絶品です。卵を加えたり、刻み葱や海苔をトッピングしたり、自分好みの食べ方で堪能してください。旨みが凝縮された大根おろしとともに、最後の最後まで残さず味わいつくしましょう。
みぞれ鍋のしめ②うどん
明日はエコー検査なので、消化の良い、レタスと豚肉料理、親鶏のみぞれ鍋。
— ぴぃ@たった今このAꓘAの子舞いたった (@pie_carp33) April 13, 2018
大根はほぼ1本だけど60円(笑)
しめは、うどんで、おなかいっぱいです。 pic.twitter.com/u0J2nNjtQ5
雑炊と人気を二分するしめといえばうどんです。うどんは大根おろしとの相性が良く、みぞれ鍋のしめにぴったりです。大根おろしのとろみがうどんに絡まるので、最後まで美味しく食べられます。味が染みるまでクタクタに煮込んだうどんも人気ですが、みぞれ鍋にはつけうどんもおすすめです。
みぞれ鍋のしめ③雑煮
冷えて来たのでみぞれ鍋 もちが入ってるので腹にもたまる。超美味い❗ pic.twitter.com/4FtFjjT5f7
— 龍之介 (@zM7dKIKl5MWTl9G) November 12, 2017
鍋の具材に餅を入れることがありますが、しめに餅を入れても美味しく食べることができます。からみ餅という料理があるくらい、大根おろしと餅は相性抜群です。餅は煮込みすぎると溶けてしまうので、煮込み過ぎないで食べるようにしましょう。
一度餅を焼くと香ばしさが加わって、さらに美味しさがアップします。みぞれ鍋のしめにお雑煮を作る場合は、つゆを多めに残しておきましょう。
みぞれ鍋のアレンジレシピで具材を変えて楽しもう!
みぞれ鍋おいしくてしあわせ pic.twitter.com/1oNNVPzV9H
— ハル (@ha________ru) February 11, 2020
みぞれ鍋は冬に旬を迎える大根をたっぷり食べられる、胃腸にも優しいメニューです。冬の大根はみずみずしく、美味しいみぞれ鍋が出来上がります。大根は上の部分が甘く、下は辛味が強く味わいも変わるので、お好みの部分で作ってください。
野菜をたっぷり食べられて、ヘルシーなみぞれ鍋は栄養バランスも抜群です。つゆの旨味を吸った大根おろしは絶品なので、お好みのしめで最後の一滴まで味わいましょう。