麺屋彩未は北海道で一番美味しい？待ち時間は？暖簾分けの店も気になる！

北海道にはさまざまな名物料理がありますが、その中でも3本の指に入るであろう人気料理が「ラーメン」です。その北海道を代表するご当地ラーメンと言えば「札幌のみそ」「旭川の正油」「函館の塩」の3つのラーメンでしょう。特に味噌ラーメン発祥の地である札幌市には非常に多くの人気店が軒を連ねており、高いレベルの味噌ラーメンを頂くことができます。

その札幌市において、頭一つ抜け出した人気を誇るラーメン店が麺屋彩未です。ラーメンWalker北海道にて2013年から4年連続で1位に輝いた麺屋彩未は、2017年に殿堂入りを果たすなど、名実ともに北海道を代表するラーメン店となりました。本記事ではその麺屋彩未の持つ魅力に迫ります。

まずは麺屋彩未の特徴から見ていきましょう。北海道No.1の美味さと人気を誇ると言われている麺屋彩未とは、一体どの様な特徴を持つラーメン店なのでしょうか？その成り立ちや待ち時間などをまとめてみました。

先程も軽く紹介した通り、麺屋彩未は北海道札幌市に在るラーメン店です。人気芸能人も全国から多数訪れる麺屋彩未は、北海道で現在No.1の人気を誇るラーメン店と言っても過言ではありません。元々店主は札幌を代表する人気ラーメン店「すみれ」で修行した人物であり、すみれから暖簾分けされる形でこの麺屋彩未を立ち上げました。

すみれは超人気店として全国にその名を知られるお店ですが、これまですみれから正式な暖簾分けを受けたというお店は4店舗しかありません。その最初のお店がこの麺屋彩未で、行列の絶えない人気店として今も多くの人々がこのラーメン店に脚を運び続けています。観光で札幌市を訪れた際には、万難を排してでも食べておくべき一杯です。

麺屋彩未のラーメンは大きく分けて「味噌」「塩」「醤油」の3種類になります。他にはドリンクとライスが在るのみで、ご飯ものなどのメニューは一切されておりません。また、味噌と醤油には辛口が用意されており、そちらも高い人気を誇ると言われています。

札幌市内のラーメン店に限らず、北海道のラーメン店には味噌、塩、醤油と3種類のラーメンを取り扱う店舗がとても多いです。北海道出身者が道外のラーメン店を訪れた際、種類の少なさに違和感を覚えるというのは鉄板のネタになっています。最近では専門店も増えてきましたが、それでもラーメンは3種類というのが未だ北海道の王道です。

麺屋彩未の待ち時間についてですが、待ち時間について大体コレくらいという目安はありません。日によって並ぶ人数も違えば、訪れる時間帯によっても当然待ち時間は異なるでしょう。行列の長さに制限が在るわけではないので、場合によっては待ち時間がかなり長くなる場合もあります。これは麺屋彩未に限らずどの人気飲食店でも同様です。

ただ、それでも待ち時間の平均を知りたいというのであれば、おおよその目安として最低1時間程度の待ち時間が掛かると覚えておけばよいでしょう。実際どの時間帯に行ったとしても、それ位の待ち時間が掛かるだけの人数は常に並んでいます。よって麺屋彩未でラーメンを食べる際は、この待ち時間も含めた上で予定を組むことおすすめします。

「北海道人気No.1ラーメン店の絶品味噌ラーメン」ともなれば、何が何でも食べておきたいところです。とは言ったもののやはり北海道は遠く、「じゃあラーメン食べに行こうか」と軽いノリで行ける場所ではありません。昔と比べてエアチケットも多少は安くなりました、ゴールデンウィークなどのピーク時は未だ海外よりも高い場合があります。

そういった場合はひとまずカップラーメンでお茶を濁しましょう。「マルちゃん」でお馴染みの東洋水産から、麺屋彩未の店主の監修によるカップラーメンが発売されています。本物と全く同じという訳にはいきませんが、麺屋彩未のテイストを知る程度ならこれで充分です。来る日に備え、まずはカップラーメンでイメトレに励みましょう。

「麺屋彩未のラーメンが通販できる！」という訳ではありませんが、Amazonや楽天市場で、スープと生麺、そしてメンマがセットになった麺屋彩未のラーメンセットが販売されています。カップラーメンでは物足りないという人は、こちらを利用してみるとよいでしょう。

製造者には麺屋彩未の麺を製造している森住製麺と記載されているので、クオリティは安心です。もちろんお店で提供されているラーメンと全く同じという訳にはいきませんが、本物の味わいに近い仕上がりとなっているのは間違いありません。お店よりも高く付くところが若干微妙ではありますが、値段なりの価値はあると言えそうです。

続いては麺屋彩未のおすすめメニューを紹介していきましょう。先程の軽く紹介しましたが、麺屋彩未の基本メニューは「味噌」「塩」「醤油」の3種類のラーメンと、ライスとドリンクのみ（各大盛りとチャーシューめんはあり）で、その他は一切は用意されていません。

麺屋彩未の看板メニューである味噌ラーメンです。美味しそうな香りが立ち込める濃厚なスープはたっぷりの焦がしラードで覆われており、アツアツのまま最後まで頂くことができます。この焦がしラードとスープの相性がとにかく抜群なのですが、更に真ん中に乗せられた生姜を溶くことで、より一層の風味とアクセントを加えることができます。

このスープに合わせるのは、すみれや純連の麺の製造も行っている森住製麺の中太縮れ麺です。この濃厚な黄色の麺が、スープと程良く絡み合います。

味噌ラーメンといえばかなり濃厚なイメージがありますが、麺屋彩未の味噌ラーメンは非常に優しくマイルドな味わいが特徴です。味噌ラーメンが苦手という方でも、この味噌ラーメンなら美味しく頂けるのではないでしょうか？

こちらは麺屋彩未の看板メニューである味噌らーめんをベースにした一杯で、コチュジャンや豆板醤などをブレンドした特製辛味噌ダレを加えた、絶妙な辛さが後を引く仕様のラーメンとなっております。勿論味噌ラーメンをただ辛くしただけではなく、辛味噌ならではのコクや旨味を感じられる様に仕上げられています。

辛味噌ラーメンとは言っても激辛ではなくピリ辛程度ですので、辛いものがそれほど得意では無いという方でも美味しく頂けます。コチュジャンのコクや旨味が好きという方なら、間違いなくこの辛味噌ラーメンも気に入る筈！ぜひとも一度ご賞味ください。

3種のラーメンの中で最も影が薄いと思われがちな塩ラーメンですが、麺屋彩未の塩ラーメンは充分主役を張れる一杯です。香り豊かなコクと味わいを持つ麺屋彩未自慢の豚骨清湯スープの美味しさを、最もストレートに味わうことができる仕様となっております。麺屋彩未の味の本質を知りたいのであれば、この塩ラーメンこそが最適かもしれません。

麺屋彩未の場合、どうしても味噌ラーメンがフォーカスされてしまいます。よって、なかなか他のラーメンを注文する機会は少なくなってしまうでしょう。特に観光の場合で滞在日数も限られている場合は尚更で、どうしても味噌ラーメンを優先せざるを得ないのも致し方ないところです。

ですが、もし滞在時間に余裕がある場合や、麺屋彩未にいつでも訪れることができる距離に住んでいるのであれば、ぜひとも一度この塩ラーメンを食べてみてください。これまでの塩ラーメンの概念を見事に破壊する一杯となることでしょう。

三本柱の1つである醤油ラーメンも、麺屋彩未にとって欠かせないラーメンの1つです。有機丸大豆醬油の上品な甘みと、炒め野菜の香ばしい風味が食欲をそそります。また、醤油ラーメンのみにトッピングされている岩海苔ですが、これが麺屋彩未の醤油ラーメンに絶妙なアクセントを加える仕様となっています。

また、ここでは敢えて取り上げませんでしたが、醤油にも「辛醤油ラーメン」という設定が用意されております。そちらは先程の辛味噌で紹介したコチュジャンなどの特製ダレを合わせたラーメンで、麺屋彩未の店主おすすめの一杯となっております。口コミでの評判もかなりのモノですので、機会があればぜひ一度お試しを。

続いては麺屋彩未の店舗情報をチェックしていきましょう。札幌の中心部から程近い場所に在る麺屋彩未ですが、アクセス方法や営業時間、駐車場についての情報などをまとめてみました。

まずは麺屋彩未へのアクセス方法を紹介していきましょう。麺屋彩未が在るのは札幌市中心部からも程近い豊平区美園十条5丁目です。札幌中心部から車で来店する場合、札幌駅から創成川通→豊園通と車で進めば、15〜20分程で到着です。

札幌市外から高速道路で訪れた場合は、まず白石区の南7条・米里通まで道央自動車道を進み、札幌ICで道央自動車道を出てください。その後環状線を走らせて美園8-7交差点を右折、豊園通に入って160m先の美園8-6交差点を左折すると目的地に到着です。

地下鉄の場合は地下鉄東豊線の美園駅が最寄り駅で、ココからは歩いて350m程度となっております。北海道外から訪れた場合は地下鉄かタクシーで訪れることになるでしょうが、冬に訪れる際は寒い上に道も歩きにくい状態であることが予想されるため、なるべくならタクシーの利用がおすすめです。

麺屋彩未には駐車場が完備されています。やはり北海道ということもあり、主な移動の手段は自動車ということになりますので、駐車可能な台数もかなり多めです。第二駐車場も用意されているので、車が止められなくて困るということはそれほど多くありません。

ただ、それほど多くないというのは、稀に第二駐車場も満車になる場合があるということです。その場合は駐車場に常駐している警備員の方から満車であることを伝えられる筈ですので、その先は警備員の指示に従いましょう。

麺屋彩未の営業時間ですが、11:00～15:15と17:00～19:30の二部制での営業となっております。特にお昼が混み合いますので、もし時間をずらすことが可能であれば閉店少し前の時間に訪れることがおすすめです。その時間帯であれば、比較的他の時間帯よりも待たずに入店することができるでしょう。

また、月曜日は定休日で、その他にも月2回程不定休でお休みがあるとのことです。「せっかく楽しみにして訪れたのに、お店が休みでやっていなかった…」なんてことにならない様に、訪れる際は事前に営業日であるかどうかを確認してから訪れるようにしましょう。

最後に麺屋彩未から暖簾分けを受けたお店の情報を紹介します。麺屋彩未のDNAを受け継いだこのラーメン店は、一体どの様なお店なのでしょうか？

令和元年5月18日（土）に、札幌市西区発寒に彩未出身者が店主を務めるラーメン店がOPENしました。そのラーメン店の名前は「麺屋美椿（みつば」で、開店とともに大きな話題を呼んでいます。

麺屋美椿の主なメニューですが、看板メニューである味噌ラーメンをはじめ、醤油ラーメンと塩ラーメンが用意されております。トッピングにチャーシュー増しとネギ盛りがあり、大盛りと半麺（味噌のみ）を選ぶことができます。

その他にライスが大中小とビール、そしてジュースが3種類というのが麺屋美椿の全メニューです。ラーメンに限ったシンプルなメニュー構成という点も、また彩未同様といったところでしょう。

気になる味噌ラーメンの味ですが、彩未の味を見事に継承した王道の味噌ラーメンといった味わいに仕上げられています。彩未の味噌ラーメンが好きな方なら、間違いなくこの味噌ラーメンは気に入る筈です。

麺屋美椿の店舗情報ですが、住所は札幌市西区発寒10条4丁目6-25で、営業時間は11:00～15:00までとなっております。定休日は月曜日ですが、場合によって不定休となる日があります。訪れる際は事前に確認をしてから訪れましょう。

北海道No.1と言われる人気ラーメン店「麺屋彩未」についてまとめてみました。すみれ系の最高峰とも言われる麺屋彩未は、濃厚かつマイルドな究極の味噌ラーメンを始め、塩も醤油も絶品のラーメン店です。機会があればぜひ一度味わってみてください！